インコの飼い方まとめ!初めて飼う人はどの種類がおすすめ?

人間にとって最も身近なペットの1種として人気のインコ。飼うことができればとても可愛い仕草で毎日私たちを癒してくれます。今回は基本的なインコの飼い方や寿命と、初めて飼う人におすすめのインコやその種類にあった飼い方をご紹介していきます。

目次

  1. インコってどんな動物?
  2. インコとオウムの違いは?
  3. インコの大きさはどのくらい?
  4. インコはどのくらいの価格?
  5. インコを飼うための心がけ
  6. インコを飼うための準備
  7. インコはどこでお迎えするの?
  8. インコの基本的な飼い方
  9. 小型インコの飼い方と性格
  10. 中型インコの基本的な飼い方
  11. 中型インコの種類別の飼い方と性格
  12. 大型インコの基本的な飼い方
  13. 大型インコの種類別の飼い方
  14. 珍しいインコをご紹介!
  15. 初心者向きのインコの種類
  16. インコは責任をもって飼おう!
  17. インコも大切な家族!

インコってどんな動物?

インコは、非常に人間にとって身近な動物です。犬、猫や他の小動物と並んで、ペットとして大変な人気を誇っています。しかし、インコには他のペットとは大きく異なる魅力があります。今回はインコの魅力と、インコを初めて飼う!という方に向けて、飼い方や寿命の長さ、おすすめのインコの種類をご紹介していきます。

インコの魅力

インコは、大変色鮮やかで、懐けばとてもフレンドリーな鳥です。種類によっては言葉を覚えられ、ずっと喋っている様子もよく見られます。この点が、犬や猫との最も大きな違いでしょう。そして、寿命が大変長い種類のインコもいるので、一度飼ったら人生を添い遂げるつもりでいるのがよいでしょう。

インコとオウムの違いは?

インコとよく似た鳥に「オウム」がいます。見た目ではほとんど違いがないので、どっちがどっち?という声も聞かれます。大雑把に見た目で判断できるポイントとしては、「大きさ」と「冠羽の有無」です。オウムは体が大きく、冠羽(頭にある羽)があります。大きさに関しては、インコも大型種がいるので一概には言えませんが、以上の2点が見分けるポイントです。

インコの大きさはどのくらい?

インコが初めての方がまず気になるのは、インコはどのくらいの大きさの種類がいるのか?ということではないでしょうか。この項目では、小型、中型、大型に分類をして、それぞれの大まかなサイズを見ていきましょう。

小型インコの大きさ

小型インコはセキセイインコのことを指します。体長は長い尾羽まで含めおよそ20cmです。諸説ありますが、コザクラインコやマメルリハの大きさは小さいものの、分類上は中型になります。

中型インコの大きさ

中型インコは種類により大きさはまちまちですが、おおよそ30cm前後になります。飼うときは少し大きめのケージを用意することをおすすめします。

大型インコの大きさ

大型インコは、30cmくらいの種類もいますが、大きい種類だと90cmほどにまで大きくなります。鳴き声の大きさや噛む力は当然身体の大きさに比例して強くなり、寿命も長ければ80年になりますので、飼うときは一生…下手をしたら次の世代まで面倒を見るくらいの心意気が必要でしょう。

インコはどのくらいの価格?

これから初めてインコを飼おうとしている方は、価格についても気になるでしょう。インコは非常に価格の幅が広く、種類によって、または色合いや性別によっても変動します。ここでは、大きさによっての大まかな価格をご紹介していきます。

小型インコの価格

小型のインコであるセキセイインコの価格は概ね1羽3000円程度です。初めての方でも飼いやすい金額ですね!分類は中型ですが、同じくらいの大きさのコザクラインコやボタンインコはセキセイインコに比べると少し高めくらいの価格です。

中型インコの価格

オカメインコやウロコインコなどの中型種から、価格の振り幅がとても大きくなります。オカメインコは2万円前後、ウロコインコは8万円前後、さらに珍しいシロハラインコは20万円以上の価格がつきます。

大型インコの価格

ヨウムやボウシインコなどの大型種は、最低でも30万円以上の価格が一般的です。大型の中では輸入が禁じられたために、数百万円の価値がつけられる種類のインコも存在します。

インコを飼うための心がけ

インコの飼い方を知るうえで、必ず押さえておきたいポイントがいくつかありますのでご紹介していきます。インコを初めて飼う人、飼い方がよく分からない人は必見です!

絶対に逃さないこと!

インコを飼う上で一番気をつけたいことは、逃してしまわないようにすることです。昨今、Twitterには多くの「迷子の情報提供を求む!」という声が溢れています。部屋でインコを遊ばせていて、ふとした拍子に窓から飛び去ってしまう、ということにならないよう、部屋で放鳥するときは窓を開けないよう最大限の注意をしましょう。

定期的に遊んであげよう!

インコも人間と同じで、一日中鳥かごの中に入れられ、遊ばないとストレスが溜まってしまいます。それが行き過ぎると自分の毛を引き抜く「毛引き」という行為をしてしまいます。1日のうち少しでも鳥かごから放鳥し、インコとおもちゃで遊んで触れ合ってあげましょう。その時間は、飼い主にとっても最高の癒しの時間となるはずです…

放鳥の際の注意!

ここまで、インコを飼うための心がけを見てきましたが、最後に放鳥の際に必ず気をつけてほしいポイントをお伝えします。窓を開けないということはもちろんですが、部屋にある「観葉植物」にも注意しましょう。一部の観葉植物(ポインセチア、シクラメン等)はインコにとって有毒なので、事前に調べておき、その植物は部屋に置かないか部屋から出しておきましょう。

また、インコは色々なものをかじって遊びます。特に漫画や雑誌などの本、紙を噛みちぎるのはお手の物です。大事な本や資料、紙幣などはインコの手、もといくちばしの届かない場所へ密閉しておきましょう。本棚にカーテンをかける程度ではくぐり抜けられ、本棚に立てこもってやりたい放題されることも珍しくありません。

インコを飼うための準備

インコを飼う際に注意したいことを見てきましたが、この項目では初めてインコを飼うためにどんな準備をしたら良いのかわからない!という方に向けて、どのように、何を準備をしたら良いのかをご紹介していきます。

鳥かごの用意

まずは、インコのお家である鳥かごの用意をしましょう。大きさの目安は、飼いたいインコの大きさよりも、かなり余裕を持たせて買うことをおすすめします。少ししか余裕のないカゴの中で飛び回ると、インコが怪我をする可能性があるためです。また、止まり木やおもちゃなども用意しておくとよいでしょう。

餌の用意

続いては、インコの餌を用意しましょう。前の項目でも書いたように、インコの身体を考えてあげた餌を用意するのが理想ですが、バランスを考えるのは飼い始めてからでも遅くはないので、まずは一般的に好まれているシードタイプ(殻付きの餌)の餌を用意するのがよいでしょう。

餌の種類:シード

インコの餌として、ポピュラーなものは「シード」と呼ばれる餌です。シードは粟やヒエなどの植物の種で、野生のインコも同じようなものを食べているので大変好まれます。くちばしで器用に殻を剥いて食べるのがインコにとってのストレス解消にもなります。

餌の種類:ペレット

続いては、「ペレット」という餌です。こちらは完全栄養食で、シードに比べると好まれない餌です。ずっとシードを与えてきた場合、ペレットを食べないこともあるそうです。栄養を重視した餌なので、これを与えておけば栄養に偏りは出ませんが、食べたがらない場合は無理に食べさせずにシードを与えましょう。

餌の種類:好まれる副食

インコの副食(シード、ペレット以外の餌)で好まれるのは、小松菜や春菊などの青菜類です。ビタミンを補給するために与えますが、与える前によく洗い、食べ残しがあればきちんと腐る前に片付ける、という心がけが必要になります。

飼いたい種類のインコのことを「知る」

最後に準備しておきたいのが、自分が飼いたいと思ったインコのことを書籍やネットで「知る」ということです。インコも種類によって性格や、好きな遊びが変わってくるので、そのインコの飼い方を事前に調べておくことをおすすめします。その結果、よく懐いてくれて、素敵なインコライフを送ることができるようになります。

インコはどこでお迎えするの?

さて、インコを飼うための準備が整ったところで、次はどこで購入することができるのか、というところを見ていきましょう。インコは、ペットショップの小動物コーナーや、鳥類専用の部屋で販売されているのが一般的です。ただし、大体のペットショップにはセキセイインコやオカメインコなどポピュラーな種類しか販売されていません。

では、珍しい種類のインコをお迎えしたい場合はどこに行けばよいのでしょうか?ペットショップよりも店舗数は少ないですが、インコ専門のショップがあります。また、ブリーダーや他の飼い主のところで生まれたインコをお迎えする、という方法もあります。それらの宣伝にはSNSがよく使われていますので、アンテナを張っておくと、お気に入りの子が見つかるかもしれませんね!

インコの基本的な飼い方

インコのお迎え方法を見たところで、いよいよどのようにお世話をすればいいのか、インコの飼い方を種類別で見ていきましょう。なお、インコにも性格や好き嫌いに個体差があるので、一概にこれをこうすれば喜ぶ…という方法はありません。基本的なことと、特に注意したいことを中心に書いていきます。

飼う時はヒナから?

インコは、懐けば手乗りになることが多いです。しかし、すでに大人のインコを飼うと警戒心が強く、下手をすると触らせてもらえない…ということもありえます。もちろん、愛情を持ってお世話すれば懐きますが、時間がかかるでしょう。一番懐く方法は、ヒナから育てることです。餌やその回数と環境に細心の注意を払い、2、3ヶ月育てれば、ベタ慣れのインコに育ちます。

餌の頻度は?

基本的に、餌入れにシード、もしくはペレットを入れておき1日に1回交換をします。インコは自分の判断で餌を食べます。シードの場合は剥いた殻だけを定期的に取り除いてあげる必要があります。餌入れに息を吹きかけると殻だけを取り除くことができます。普通の餌に加えて、副食も適度に与えることも忘れずに!

絶対に与えてはいけない食べ物

人間にとって健康にいい食べ物でも、インコにとっては命の危険に晒される食べ物がいくつかあります。玉ねぎ、青ネギやキャベツ、ほうれん草はインコにとって猛毒なので絶対に与えてはいけません。

いざという時のために病院を見つけておく

インコが病気になった時には病院に連れていかなければなりません。その時のために、事前にインコを診てくれる動物病院を見つけておきましょう。なるべく、満遍なく診れるよりは鳥類に強いお医者さんをおすすめします。インコの仕草やフンから、健康状態をある程度把握できる知識も身につけておけば、初めてでも焦らずに対応ができるでしょう。

小型インコの飼い方と性格

前の項目は、基本的なことをお伝えしました。ここからは、インコの種類による飼い方の違いを見ていきましょう。種類や個体によって性格がかなり違うので、インコについて触れるのが初めての人は驚くかもしれませんね!

セキセイインコの飼い方

セキセイインコの特徴は、飼い主が語りかけたり、喋ってたりするのを勝手に覚えて、それを真似することができるというところです。この行動はオスの割合が高いので、おしゃべりを覚えさせたい場合は、オスを選びましょう。確実ではありませんが、成長するにつれ、鼻が青くなってきたらオス、ピンク色だとメスと判別することができます。

性格は人懐こい?

セキセイインコは非常に人懐こい性格をしており、好奇心が強く気まぐれでもあるのでお世話にあまり手間がかかりません。気づくと一人で勝手に遊んでいたり…ということもよくあります。なので、基本的なお世話をしていれば、問題なく生活していくことができるでしょう。ゆえに、初めての方におすすめできる種類になります。寿命も5年以上と長生きをします。

中型インコの基本的な飼い方

次は中型インコについて見ていきましょう。中型についても基本的なお世話を軸にして、種類別の対応をしていきます。小型と異なる点については、少し大きめのケージを用意することと、鳴き声も少し大きめになるので、簡単な防音対策をしておきたい、という点でしょう。

中型インコの種類別の飼い方と性格

コザクラインコの飼い方

ラブバードと呼ばれていることから、非常に一途で愛情深い性格です。1羽だけ飼えば飼い主にべったりですが、裏を返せば嫉妬深い性格とも言えます。つがいで飼った場合、飼い主に懐かないどころか相手にされない可能性もありますので、1羽とじっくり遊ぶ時間が取れる方におすすめのインコです。寿命は平均10年と長生きします。

ボタンインコの飼い方

コザクラインコ同様、愛情深くも嫉妬深い性格で、神経質な一面を持っています。アフリカ原産ということもあり寒さに弱いので、きちんと温度管理もしてあげる必要があります。ヒナから育てれば、神経質な面は緩和されて、手乗りも抵抗が無くなります。初めてヒナから育ててみたい!という方にはおすすめです。寿命はこちらも10年と長生きをします。

マメルリハの飼い方

マメルリハはセキセイインコよりも一回り小さいですが、可愛らしさと裏腹に攻撃性が強めのインコです。気温にはある程度対応ができるので、極端でなければ気にしなくても大丈夫です。同じケージに別の種類のインコがいると攻撃してしまうため、別々のケージに入れるようにしましょう。きちんと飼育すれば寿命は20年にもなります。

オカメインコの飼い方

オカメインコは、性格が穏やかで飼い主に甘えてくることも多いので、初めての方におすすめの種類です。ただし臆病な性格なので、突然の大きい音や地震などでパニックを起こしてしまうことも珍しくありません。ケージが小さいと、その時に飛び回って怪我をしてしまう可能性があるので、大きめのケージが必要です。寿命は15年以上と、他のインコに比べると長生きをします。

シロハラインコの飼い方

あまり見かけないインコですが、とても人懐っこく遊び好きなので、初期費用や環境が用意できるならば、初めての方でもおすすめしたいインコです。頭が黒い「ズグロシロハラインコ」という種類もいます。頭が良く、簡単な芸を覚えさせることも可能です。スキンシップを求めるので、しっかり遊んであげられる時間が取れることが絶対条件になります。

インコ界の犬とも言われるほど人懐っこく、一人遊びでぴょんぴょん飛び跳ねたり、足をペタペタと音を立てて歩くなど、見ていて飽きません。寿命は20年以上、長ければ30年以上と大変長寿です。

大型インコの基本的な飼い方

最後に、大型インコの飼い方を見ていきましょう。大型インコを飼う時は、必ず防音対策をしましょう。鳴き声の大きさが小型中型とは比にならないほど大きいです。またケージも、中型よりもさらに大きいものを用意しましょう。ケージとは別で部屋に止まり木を用意しておくのもおすすめです。

大型インコの種類別の飼い方

ヨウムの飼い方

大型インコの中でも特に人気なのが、このヨウムです。5歳児程度の知能を持っており、訓練すれば簡単な会話ができるほどです。性格は温厚で大人しいですが、神経質な一面も持っています。そして、寿命は平均して50年と、他のインコと比べても群を抜いて長生きをするインコでもあります。

ヨウムは大変頭がいいので、飼い主の行動を見て学習をします。人間の子供のように時間をかけて性格が形成されていくので、金銭面や育成において自分の子供のように接することができないと、飼うのは難しいでしょう。それを差し置いても、部屋でおしゃべりしたり、歌っていたりする姿はとても愛くるしいので、それが人気の秘訣でしょう。

ボウシインコの飼い方

ボウシインコはフレンドリーでおしゃべり好きですが、気分屋という一面も持っています。そして、一番気をつけたいのが、絶叫とも取れるその鳴き声です。しっかりと防音対策をした部屋で飼うようにしましょう。寿命は20年以上、長ければ40年も生きることができます。

珍しいインコをご紹介!

スミインコ

インコは色鮮やかなイメージですが、この種類のインコは名前の通り墨のように真っ黒です。一般のペットショップではまずお目にかかれない個体です。

スミレコンゴウインコ

最後にご紹介するのは、ペットとして飼われる鳥類の中で世界一高価なインコです。スミレコンゴウインコ、別名ヒヤシンスマコウと呼ばれ、青い身体と、目の周りの黄色いラインが特徴の大型インコです。絶滅が危惧されているので、国内では2016年をもって輸入が停止されました。価格はつがいで合わせると「高級外車が余裕で買えるほど」です。

初心者向きのインコの種類

ここまで、インコの種類別の飼い方をご紹介してきました。その中で、初めてインコを飼うのにおすすめなのは、やはりセキセイインコです。インコのお世話の基本を学べるうえに、とても人懐っこく愛嬌もあるので、飼い主にとっても癒しの存在となるでしょう。

インコは責任をもって飼おう!

インコを飼うのが初めての方に向けて心がけやインコの種類別の性格を見てきました。インコを飼う上で一番大事なことは「責任をもって最期まで飼うこと」です。インコの寿命は大変長いので、寿命がきてしまうその日まできっちりとお世話をしましょう。間違っても、外に逃がすということは厳禁です!生態系にも悪影響なので絶対にやめましょう。

インコも大切な家族!

最後になりましたが、インコも身体は小さくとも犬や猫と同じ立派な家族です。厳しいこともいくつか書いてきましたが、きちんと愛情を持って接すれば、インコは必ずそれ以上のお返しをしてくれます。飼うか迷っている方は、慎重に考えてみて検討してみてはいかがでしょうか?

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