アボカドの種の水耕栽培!育て方のポイントや準備するものをご紹介
アボカドの種の育て方を紹介します。アボカドの種は水耕栽培ができ、方法も簡単です。しかし育て方のポイントや準備するものがあるので、しっかりと水耕栽培に必要なものを揃えてアボカドの種を育ててみましょう!観葉植物として育て、5~10年すれば実もつきますよ。
目次
アボカドの種は捨てずに育てよう!
アボカドの種は水耕栽培で発芽するよ。発芽したら植木鉢に移せば観葉植物になるのでおすすめ
— さらさどうだん (@sarasa_2nd) October 24, 2017
アボカドの種って多くの人が捨ててしまうと思いますが、それは捨てずに取っておいて!と声に大に出していいたいです。実はアボカドの種って水耕栽培が可能で、発芽させて植木鉢に移せば観葉植物としても飾ることができるほど活用することができるんです。
アボカドもお店で買うとそれなりにしますよね。小さいものなら100円程度で購入できますが、節約できるなら節約したいと思うのが節約家。家にあるものとアボカドの種だけで水耕栽培が可能なので、これを機にアボカドを育ててみましょう!
水耕栽培は目に見えて成長が分かるので、育てている楽しみが味わえます。簡単に捨てられる種ですが、育てることで次のアボカドを作ってくれます。自分で作ったアボカドを食べるためにも、今日にでもアボカドを買って種を用意しましょう!

アボカドの種の水耕栽培【準備編】
アボカドの種の水耕栽培を始めるためにも、まずは準備が大切です。用意するものは①アボカドの種②空き瓶③つまようじです。これだけで水耕栽培が始められます。空き瓶もなければ小さなコップなどで代用可能です。
アボカドの種は綺麗に洗っておく
アボカドの種についている果肉や油分は綺麗に洗って取っておきます。アボカドの種が傷ついていても発芽は可能なので捨てずに取っておきましょう。種が乾燥しないように、食べたその日に水耕栽培を始めましょう。
アボカドの種は常温で
アボカドを買ってきてから冷蔵庫で保管する人も少なくないでしょう。しかし一度冷やしてしまったアボカドの種は、発芽能力が低下します。そのため常温の種が一番望ましく、購入した日のうちに食べて水耕栽培を始めた方が発芽する確率が高いです。
果肉付きは発芽を遅らせる
種を綺麗に洗わないと発芽機能が低下します。果肉には発芽抑制成分が含まれているといわれているので、きちんと綺麗に洗っておくようにしましょう。また洗った後は乾燥しないように水に浸けておきましょう。
アボカドの種の水耕栽培【育て方】
アボカドの種をさっそく育てていきましょう!育て方のポイントは後で紹介するので、ここではざっと育て方を流れに沿って紹介します。大きくなると鉢植えへの植え替えが必要になりますが、水耕栽培は簡単にできるのでやってみましょう!
綺麗に洗った種につまようじを挿す
アボカドの種の水耕栽培では種が水に2/1~3/1浸かるようにするためにつまようじを種に3本程度挿します。一か所に挿すのではなく、数か所に分けて、容器の縁に引っ掛かるようにつまようじを挿しましょう。
綺麗に洗った容器に水を溜めて種を乗せる
水耕栽培には綺麗な水が欠かせません。そのため綺麗に洗った容器に綺麗な水を溜めて、つまようじを挿した種をフチに引っ掛けるように乗せましょう。種の半分以上が水に浸かってしまう場合にはつまようじの位置を調節し、水に浸かり過ぎないようにしましょう。
水を毎日交換する
水は毎日交換するようにしましょう。きちんと毎日交換して管理してあげると1か月ほどで種から根っこが出てきます。さらに成長すると根も伸び、上に向かって芽も出てきます。種が日光に当たるように窓辺で育ててみましょう。
芽が15㎝以上に伸びたら植え替えを
水耕栽培を続けていくと芽がどんどん伸びていきます。しかし、伸びるにつれて芽を支えきれなくなり、倒れてしまうので、ある程度成長したら鉢植えに植え替えてあげましょう。また実をつけるまで大きくしたいなら、土植えにして木にするのが一番です。

アボカドの種の育て方のポイント!
ではアボカドの種を育てるときのポイントを紹介します。アボカドの種の育て方では水以外にも重要視しなければいけないポイントがあります。せっかく育てたアボカドの種がダメにならないように管理して育ててあげましょう。
日光を当てること
いくらアボカドの種が室内でも育つといっても、日光がないと成長の速度が落ちてしまいます。そのため明るい室内ではない場合、日光が当たるように窓辺に置いて育てましょう。日光が当たらない部屋の場合には部屋を明るくしてあげましょう。
室温は高い方が良い
アボカドを育てるのに適しているのは、気温が20度以上になる春から夏にかけてです。水耕栽培をするなら春・夏に種をまいて育てるようにしましょう。また秋でも日光の下に置いて温度が高ければ1か月くらいで発芽します。
アボカドの種が大きく育ったら鉢植えへ
アボカドの種がある程度芽を伸ばしたら、鉢植えに移し替えてあげましょう。アボカドは本来樹高がある木なので土に植え替えた方がよく育ちます。水耕栽培で大きくすることも可能ですが、室内には向いていません。
鉢植えにした方がさらに栄養を摂り込み大きく育ちます。観葉植物以上に、実乗らせたいと願うなら余計土植えに変更した方が良いでしょう。アボカドが実るまでは5年~10年はかかるといわれています。そのため観葉植物として育てた方が良いでしょう。
植え替え時期は水耕栽培を始めてから約半年ほどです。根が容器一杯になったら植え替えてあげた方が、アボカドも喜びますよ。また伸びが悪くなってきたと感じたら植え替えるのも良いですね。伸びすぎると倒れてしまうので気をつけましょう。
アボカドの種の水耕栽培【注意点】
アボカドの種の育て方で注意すべきことをまとめます。一見簡単そうに見えるアボカドの種の育て方ですが、日光不足や水不足になると種が腐ってしまい台無しになります。せっかく育てた種が台無しにならないように、簡単な育て方でも気をつけるようにしましょう。
つまようじは斜めに挿す
つまようじを挿すときは水平に挿すのではなく、少し斜め下を向くように挿しましょう。水平に挿すと容器によっては満杯まで水をいれなきゃ浸からない状態になります。水もこぼれて机や窓際を濡らしてしまう恐れがあるので、つまようじを挿すときは斜め下を向くように挿しましょう。
種の向きに注意
アボカドの種にも上下があるから上を水に浸けちゃうと芽は出てこないんですよね
— ギンコ (@gmiznskko) October 8, 2017
アボカドの種には実は上と下があるんです。少し尖っているように見える方が上で、丸みを帯びている方が下です。上が日光を向くように、下は水に浸かるように向きを確認してつまようじを挿しましょう。
水は必ず毎日変えること
水が汚れると種や根っこが腐ってしまい、せっかく育てた種が台無しになるので水は必ず毎日変えるようにしましょう。数日なら大丈夫という考えは種を腐らせます。植物は水が命ですから、毎日変えて綺麗な水を飲ませてあげましょう。
根っこが生えるまではよく観察を
基本的に1か月程度で芽が出てきます。しかし管理が悪かったり、温度や水・日光といった要素が不十分だとなかなか根や芽を出しません。ひとまず根が出てくれば安心といえるので、根っこが生えるまでは毎日よく観察して異常がないか確認しましょう。
アボカドの種以外にも水耕栽培を楽しもう
水耕栽培できる食べ物はアボカドだけでなく、手軽なものとして豆苗やカイワレ大根、ミント、パセリなども育ててみましょう。アボカドが育つには時間がかかりますが、手軽な豆苗やカイワレ大根なら育てて食べることも可能です。
水耕栽培ではとにかく水が重要になります。綺麗な水を毎日あげることで植物も良く育ちます。ほっといても育つとはよく言うものの、きちんと管理をしてあげなければいつの間にか腐ってしまい台無しとなりまたやり直しになります。
どんな植物を育てるにしても、愛情をもって育ててあげましょう。植物も育て方によっては育ち方も見た目も変わります。植物が好む水や日光が不足しないように、明るいところで育ててあげましょう。

アボカドの種は観葉植物として育ててみよう
他の植物・食べ物と違ってアボカドの種が実をつけるまでに大きくなるには約5年~10年以上はかかるといわれています。そのため食べるつもりで育てるとかなりの根気がいります。なので最初は観葉植物として育ててみましょう。
そして実は「できたらいいな」くらいに考えておくとまだかまだかと気負わずに済みます。アボカドの種も大きく育つと観葉植物として部屋を彩ってくれます。種から育てると、愛着も湧くので1から育ててみると楽しいですよ。
アボカドの種は捨てずに育てることを楽しもう!
アボカドの種は捨てずに育ててみると、意外と楽しく他の植物も育てたくなります。水耕栽培を成功させることでコツやポイントも分かり、他の植物も育てられるようになります。普段は捨てるものですが、育てることも可能なのでまずは挑戦してみましょう!