女性の厄年は何歳?過ごし方や厄払い・前厄・後厄について解説
人生の中で何回かやって来る厄年ですが、女性の厄年は何歳の時なのでしょうか?今回は厄年についての考え方や、厄払いについて、女性の厄年の過ごし方、前厄・後厄ついて等ご紹介していきます。何となく厄が怖いと思っている女性は、これを読んで安心して厄年を迎えましょう!
目次
厄年ってなに?
【悲報】
— なんとなく気になる (@kuukyo_bot) November 13, 2017
1996年生まれ女子のみなさん
今年厄年です pic.twitter.com/zhDr0msnoY
女性は10代の時に一番最初の厄年がやってきます。神社から厄払いのお知らせハガキが届いたり、両親や年配の方に厄払いを勧められて何となくお参りに行ってきたという女性は多いのではないでしょうか?ではその厄年というものが一体何なのか、まずはご紹介していきます。
厄年とは、厄災が多く降りかかるとされる年齢の事で、平安時代には既に存在していたと言われる日本の風習です。厄年の年齢は、人生の中で肉体的・精神的に変化が起こりやすい年齢とされていて厄災が起こりやすい為、多方面で注意を配るべき年齢とされています。一般的に「厄」と聞けば悪いものとして考えられていますが、本来は「おめでたい年齢」という考えもあります。
「おめでたい年齢」と聞くと厄年のイメージも明るいものに感じます。例えば、男性の場合、厄年は大切な「役」を任される年齢とも言われており、仕事での「昇進」や「異動」が多い年であるという事から、今一度自分を見つめ直し、言動を慎み、心身を清める必要がある時期なのだそうです。人生の新たなスタート地点で祈願を行うという考え方ですね!
女性の厄年は何歳?
では女性の厄年は具体的に何歳なのでしょうか?「厄年」と言われるのは「本厄」の年の事であり、女性は19歳、33歳、37歳、61歳の4回というのが一般的です。また、厄年を「数え」or「満年齢」どちらで考えるのかで何歳の時に該当するかが変わりますが、今は「数え」の方が主流となっています。「数え」年齢は満年齢+1歳の年齢の事を指します。
女性って30代の半分以上が厄年なの? pic.twitter.com/Irs9xwdNB7
— 花汁子 (@hanasiruko) November 11, 2017
女性の厄年は何歳の時か確認をすると、30代に2回訪れる事がわかります。やはり、女性にとって30代は仕事においてもプライベートにおいても変化が多く、人生の節目となる出来事を経験する年齢です。昔からの風習といっても現代にも通じるものがありますよね!ではそんな大切な女性の節目を「厄災」から守るための「厄払い」とはどのようなものなのでしょうか?
女性の厄年・お祓いはどこで?
そんなこんなで近況です。先週末に川崎大師に厄払いに行って来ました。どこで厄払いしようか考えてたんですが、近場にすごいところがあったの忘れてました。和太鼓とお経がビートを刻むアツイご祈祷でした。これで今年は安泰です。 pic.twitter.com/qZZe2jk8V6
— まくた|BOOTHはじめました (@twimactta) April 2, 2017
厄年のお祓いを行っているのは日本全国の神社・お寺になります。厄払いで有名な所へ行くのも良いですし、地元や近隣の神社やお寺を訪れるのも良いですね。大切なのはどれだけ有名な所で祈祷してもらったかではなく、自分の気持ちの持ちようですので、しっかりと思いを込めて厄払いに臨みましょう。
お正月の初詣と一緒に祈祷を受けようと考えている方で、厄除けで有名な神社・お寺を検討している方は、大変な混雑と長い待ち時間が予想されます。神社・お寺までの移動手段は事前に調べ、時間に余裕を持って向かいましょう。気温が低い時期になりますので、特に女性は、防寒対策を入念に行い、体調を崩さない様に気をつけましょう。
女性の厄年・お祓いでは何をやる?
晴明神社。
— にこにこマン (@niko_channel) October 31, 2017
来年から厄年に突入するわたしは晴明神社で厄払いしていただきます。
#厄払い#厄年#晴明神社 pic.twitter.com/0zfumYpVOr
厄払いは基本的に本殿や本堂にて、神社では宮司や神職の方が、お寺ではお坊さんが祈祷を行ってくれます。祈祷を行う場所に入ってからは行うべき動作など、細かく教えてくれますので、初めての方でも滞りなく祈祷を受ける事が可能です。私語を慎んだり、携帯電話の着信音を消しておくなど最低限のマナーは守りましょう。
厄払い当日の大まかな流れは、まず社務所などで受付を済ませ、祈祷料を納めます。受付時に祈祷を受ける本人の氏名・生年月日・住所を用紙に記入する場合もあります。受付が済むと、指定された待合所で待機をし、順番が来たら祈祷を行う場所へ移動するという流れになります。祈祷が終了すると、厄払いの為の御守や御札を受け取り終了となります。
祈祷の開始時間ですが、ある程度人数がまとまり次第随時開始としている所もあれば、時間で決めている所もありますので、希望する神社・お寺が決まったら、事前にインターネットや電話で確認をするとスムーズに厄払いを受ける事ができます。今は、ホームページを作っている所が多いので便利ですね!
女性の厄年・お祓いの祈祷料は?予約は必要?
広島は、厳島神社。
— エバラ@調理師 =i= (@romio_351) March 10, 2017
祈祷料 多めに包んで、厄払いの祈祷してもらいました。
心が綺麗になれるような、「経験」を授かれば本望なんですが。。。 pic.twitter.com/h8xrvxC1hf
厄払いの祈祷料は、3,000円~、5,000円~、7,000円~となっている所が多いようです。全国的な平均をとると、5,000円~という金額が一般的です。祈祷料はあくまで「気持ち」ですので、提示された金額の中から自分の思う額にしておきましょう。納める金額によって、受けられる祈祷の内容は変わりませんが、最後に受け取る授与物の内容が変わる場合があります。
祈祷料の納め方ですが、厄払いの場合はのし袋・白封筒を使用しても、現金をそのまま出しても問題ないという所が多いようです。のし袋使用の場合は、紅白の蝶結び・水引の物を使用しましょう。表書きは神社の場合「御初穂料」、お寺の場合は「お布施」と書き、下に祈祷を受ける人の名前を書きましょう。裏面下部に「金○○円」の記入も忘れずに。
厄払いの予約については「必要ない」所が多いです!ただこれは神社・お寺によって変わってきます。大きい所は予約を行っておらず、当日の受付順でというパターンが多いようですし、小さな所は予約をした方が確実という事もあるようです。まずは行きたい神社・お寺に問い合わせてみましょう。
女性の厄年に結婚・出産はしてもいいの?
気になる厄年での出産 厄払いになるって本当? http://t.co/uZtofExVkF pic.twitter.com/hr05rBY0Bq
— 読んでトクする情報 (@info_benefit) July 16, 2015
女性の人生において代表的な2つの節目が「結婚」と「出産」です。厄年にこの節目を迎えて大丈夫なの?と不安になりますが、結婚・出産というおめでたい出来事は「厄落とし」になると言われる事もあります。女性にとって大きな人生のイベントを迎える事で、今までの厄を落として、新たなスタートを迎えるという明るい考え方がいいですね!
一番良くない事は、「厄年を気にし過ぎる事」です。厄年があるから結婚・出産は何歳にしようか・・・と思い悩む必要はありません。どうしても不安な女性は、厄払いに行って祈祷を受けると安心ですね!妊娠中に厄払いに行く女性は、くれぐれも足元に気を付けましょう。
女性の前厄・後厄ってなに?
あぁ~(;つД`)
— 菅野 佳央理 (@KaoriKanno) October 9, 2017
来年は前厄か~(;つД`)
一年は早く流れるのに、前厄→本厄→後厄って考えると長く感じてしまう(((・・;) pic.twitter.com/uYMWQOA5xL
厄年というのは本厄を指しますが、厄年早見表などを見ると本厄の前後1年に「前厄」と「後厄」というものが付いているのが気になります。「厄」と名前に入っている以上、前厄~後厄までの3年間厄払いに行く必要があるのかどうか不安になりますが、それは個人の考え方によるようです。心配な方は3年間厄払いを受けると良いですね。
「前厄」とは本厄の次に慎むべき年と言われていて、これから本厄へ少しずつ入って行く年という意味があります。一方、「後厄」は、厄が徐々に薄れていき、終息する年という意味があります。前厄~後厄まで3年間の期間になりますが、自分の健康面に注意し、厄を心に留めて気を付けていこうという姿勢で過ごせば大丈夫ですよ。
女性の厄年の過ごし方とは?
風水的な解釈として、厄年は自分の“気”が弱まるとき。少しでも“気”の弱まりを少なくするには、住まいの環境を整えたり、運気に合った過ごし方をしたり、吉方の神社へお参りするなどの風水生活を送り、運気の貯金をしておくことが大切。#風水 pic.twitter.com/slF2DpmcvR
— 直居由美里 (@naoi_yumily) August 11, 2016
女性の厄年の過ごし方、それは「厄を気にし過ぎず、注意をして過ごす」という事です。厄払いに行って、受け取った御守を持ち歩いたり、節分に豆まきをしたり、自分なりに出来る事を行ったうえで、いつもより少し気を引き締めて注意をして生活をする事が大切と言えます。
厄年が2回やって来る、女性の30代は健康面で気になる事が出て来る時期でもあります。厄年である事をきっかけに、女性特有の検診を受けておく事で自分の身体をしっかり見直す時期とするのも良い過ごし方と言えるでしょう。
明るい気持ちで女性の厄年を乗り切ろう!
ここまで女性の厄年についてご紹介をしてきました。「厄」に対する考え方は昔からある風習で、経験を元に設定されている「先人の知恵」と言う事ができます。昔の人が生きていく上で「気をつける時期」を決めてくれたと考え、自分の生活を見直す良い期間とすると良いですね。
女性の厄年には変化が起こりやすいですが、変化が起こると同時に家族や友人、同僚などと関わる機会も増える筈です。自分に関わってくれる周囲の人達に感謝の気持ちを改めて持ち、新しいスタートをみんなで気持ち良くきれる様に心がける事が大切です。楽しく、前向きな気持ちで女性の「厄」を乗り切りましょう!