パキラの水やりのタイミングは?夏と冬で頻度を変える必要あり?

観葉植物の中でも人気が高いパキラ。パキラは育てやすく、観葉植物初心者さんにもおすすめです。パキラを長く楽しむために重要なのが水やりです。パキラの水やりはタイミングや季節によって頻度が違っています。枯らさないためにもしっかり水やりをマスターしましょう!

目次

  1. パキラの水やりのタイミングが知りたい!
  2. そもそもパキラとは
  3. パキラの水やりのタイミング
  4. パキラの水やりの頻度は季節で変えよう!
  5. パキラをハイドロカルチャーで育てているときの水やり
  6. パキラに水やりしすぎるとどうなるの?
  7. パキラの葉水のやり方
  8. パキラの水やりを失敗させないためには?
  9. パキラの水やりのコツを掴んで大切に長く楽しもう!

パキラの水やりのタイミングが知りたい!

観葉植物の中でも人気が高いパキラ。パキラの人気の理由はいろいろありますが、第一に管理に手間がかからず、育てやすいという点が挙げられます。管理に手間がかかってしまうと、それだけ愛情はわきますが、忙しい人だとどうしても枯らしやすくなってしまいますよね。そんな人気のパキラですが、育てやすいといいつつもやはり、大切なのが水やりのタイミングや頻度です。

パキラの水やりのタイミングや頻度を間違えてしまうと、せっかくのパキラの元気がなくなったり、最悪の場合枯れてしまい再生させることができなくなってしまいます。タイミングや頻度は全然難しくなく、むしろとっても簡単で1度覚えると忘れることはありません。そんなパキラを長く楽しむための水やりのタイミングや、季節による水やりの頻度をご紹介します。

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そもそもパキラとは

人気の観葉植物パキラ。そもそもパキラはどんな植物かご存知でしょうか。パキラは中南米が原産のパンヤ科パキラ属に属する植物で、7m~15mほどにも成長します。家庭でインテリアとして置くパキラはまだまだ小さいものですよね。パキラは葉っぱの形も可愛く、まるで可愛い傘がたくさん開いたような外見から多くの方に愛されています。

パキラは風水的にも、仕事運や金運、家庭運をアップさせてくれるといわれています。非常に縁起が良いとされている観葉植物なので、お店のインテリアとしても利用されることが多いんです。仕事運をアップしたい方は仕事部屋や机に、金運や家庭運をアップしたい方はリビングに置くと良いそうですよ。小さなものから大人の背丈ほどあるものまでサイズはさまざまで楽しめます。

パキラの水やりのタイミング

パキラの水やりのタイミングは「土が乾いたら」です。土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。土が乾いたらというのがわかりにくかったりもしますよね。特に観葉植物や植物自体を育てたことがない方らな尚更です。土が乾くと、表面が白っぽくなってきて、軽く土を押したときにも弾力が感じられません。これが土が乾いたというタイミングです。

パキラは土が乾いたタイミングで水やりをしますが、その量は「たっぷり」です。たっぷりの量は鉢の大きさで変わります。ここでいうたっぷりとは、鉢の下から水やりした水が流れ出てくるくらいです。鉢の下に受け皿を敷いている場合は、受け皿に水がたまるくらいのことをいいます。外で育てていて受け皿を使っていない場合は、鉢の底から水が流れ出てくるくらいです。

パキラの水やりの頻度は季節で変えよう!

パキラの水やりのタイミングは、土が乾いたらですが、季節によっても水やりの頻度が変わってきます。少し肌寒い気候からだんだん温かくなる春は、1週間に1回の頻度で水やりしましょう。気温が上昇する夏は土も乾きやすくなるので、1週間に2回~3回の頻度で水やりしましょう。

肌寒くなりだんだんと冬に向かう秋から冬にかけては5日に1回の頻度、真冬はほとんど水を必要としないので1週間~10日に1回の頻度で水やりしましょう。冬に水やりを控えると、寒さに対しての抵抗力が付きますよ。パキラを置いている環境によって水やりの頻度は若干変わります。この頻度にこだわる必要はありません。あくまで目安と考え、環境に合った頻度を見つけましょう。

パキラをハイドロカルチャーで育てているときの水やり

最近ではハイドロカルチャーをでパキラを育てている方も多いですね。ハイドロカルチャーは虫なども発生しにくく、見た目も可愛いとあって人気です。ハイドロカルチャーで育てているパキラの場合、普通の鉢で育てているパキラと水やりの仕方が変わってきますが簡単です。水やりのタイミングは容器の水がなくなってから水やりをします。水の量は容器のだいたい1/4ほどです。

容器の中に常時水が入っていると、パキラの根っこが腐る原因になるだけでなく、カビも繁殖しやすくなります。1度水やりをしたら、しっかり水がなくなるのを待ってから水やりをするのがポイントですよ。

パキラに水やりしすぎるとどうなるの?

パキラの水やりのタイミングが掴めず、水やりしてしまうとパキラはどうなってしまうのでしょうか。水やりしすぎると、根腐れを起こしてしまいます。常に水があることで根っこが腐ってしまうんです。パキラの元気がなくなってきたと感じる場合は、水やりのしすぎがひとつとして考えられます。パキラの根には空気が必要です。水やりで古い空気を押し出し、土が乾くことで新しい空気を取り込みます。水やりしすぎると新しい空気を取り込めなくなるので、弱ってしまうんです。

根腐れを起こしてしまったパキラは非常に弱っています。肥料を与えれば回復するのでは?と思われがちですが、根腐れしているパキラに肥料は逆効果です。風通しの良いところに移動させたり、株を抜いて傷んだところを取って水はけの良い土に植え替えしましょう。根腐れが進行してしまうと、残念ですがパキラを元気な状態に復活させることはできなくなります。

パキラの葉水のやり方

パキラの水やりのタイミングは、土が乾いたらたっぷりというのが基本です。ただ、土に水やりをしているだけでは実は不十分です。観葉植物に霧吹きで水やりをしているシーンを見かけたことがある方も多いと思いますが、土とは別にパキラの葉にも水やりが必要になるんです。葉に直接霧吹きで水やりをすることを「葉水」といいます。葉水にはパキラにとって良い効果があります。

パキラの葉に霧吹きで水やりすると、葉が元気になります。パキラの魅力は何といっても可愛らしく元気な葉にありますよね。葉水には病害虫を防ぐ効果もあります。パキラはハダニやカイガラムシといった病害虫が発生することがあり、パキラを枯らす原因になります。また害虫が発生することで、害虫の排せつ物を栄養素にして、すす病にかかってしまうことがあります。

パキラは病害虫が発生しても早いうちなら、元気に復活させることができます。葉水を与えることによって、病害虫を防げます。パキラの葉水のやり方は簡単です。霧吹きを使って葉にまんべんなく水を与える明けです。パキラの葉水の頻度は簡単で時間もかかりません。できる限り毎日行いましょう。うっかり忘れていたり、忙しくてできない日が合っても3日以上あけないでください。

パキラの水やりを失敗させないためには?

パキラの水やりのタイミングは慣れると簡単ですが、なかなか掴めないのは、初心者さんにはよくあることです。最初のうちは「土が乾いた」という感覚をうまくつかめず、土の表面だけが乾いた状態で水やりをしてしまい、パキラが根腐れしてしまう失敗も珍しくありません。水やりのタイミングがなかなかつかめない方におすすめの方法をご紹介します。

土の表面が乾いていても土の中がまだまだ水分が残っている状態は、見ただけで見極めるのは難しいです。慣れてくればだんだんわかるようになりますから心配はいりません。慣れないうちは割りばしや竹串を使って土の状態を確認するのがおすすめですよ。

土が乾いてそろそろ水やりのタイミングかな?と思ったら、割りばしや竹串を挿してみてください。中が湿っていれば割りばしや竹串も水分を少し吸って湿るので、目で見えない土の中の状態を知ることができますよ。

また水やりをしてもなかなか水が吸収されない場合は、根が鉢全体に張ってしまっていることが考えられます。この場合は、今使っている鉢では小さいということなので、一回り大きいサイズの鉢に受け返しましょう。

パキラの水やりのコツを掴んで大切に長く楽しもう!

パキラの水やりのタイミングや頻度は1度覚えてしまえばとても簡単なものです。パキラは暖かく乾燥したところを好みますから、水やりのし過ぎには注意しましょう。簡単な水やりのコツを掴んで、縁起の良い可愛いパキラを長く楽しみましょう。

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