メリノウールとは?靴下・インナーの速乾・保温力は夏も冬も女性におすすめ!

メリノウールをご存知ですか?靴下やインナーやセーターなどメリノウールを使った製品がありますが、冬は温かく夏は涼しく過ごすことができるオールマイティな素材なんです。特に冷え性の女性におすすめしたい、メリノウールについて詳しくご紹介します!

目次

  1. メリノウールとは
  2. メリノウールとウールの違いって?
  3. メリノウールの特徴①冬の寒さを感じさせない温かさ!
  4. メリノウールの特徴②柔らかな肌触り!
  5. メリノウールの特徴③嫌なニオイが発生しない!
  6. メリノウールは冬だけじゃなく夏でも快適!
  7. メリノウールのデメリットって?
  8. メリノウールは家で洗濯できる?
  9. オールシーズン活躍するメリノウールを揃えよう!

メリノウールとは

メリノウールをご存知でしょうか。メリノウールはメリノ種の羊の毛から作られた繊維で、非常に高品質でキングオフウールです。メリノウールはその特性から極寒の雪山を登る登山家にとって必需品となっています。登山家たちの間で人気なのがモンベルというメーカーですが、モンベルからもタイツや靴下、長袖インナー、半袖インナーなどが販売されています。

モンベルのメリノウール、スーパーメリノウールシリーズは、素材の厚みが3種類あり、厚みによって温かさも違うので、日常使いできるものから雪山登山やナイタースキーなど厳しい寒さの中で使うものなど、種類が豊富です。モンベル以外にも登山用品を扱っているメーカーからメリノウールは出ていますが、最近ではユニクロからもメリノウールの製品が登場しています。

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メリノウールとウールの違いって?

最高品質のウールであるメリノウールと一般的なウールの違いをご説明します。一般的なウールは、羊の毛から作られる繊維です。そのウールを使ってさまざまな衣類が作られます。ウールと表示されることもありますが、羊毛と表示されることもあります。ウール製品は保温性や保湿性が高く、寒い冬でも暖かく過ごせるのが特徴です。伸縮性があるのでシワや型崩れしにくいです。

メリノウールは羊の中のメリノ種という品種のものの羊毛で作った繊維です。基本的にはメリノウールもウールの一種です。そのため、保温性や保湿性も高く、シワや型崩れもしにくいんです。メリノウールとウールの違いとしては、その肌触りの良さです。メリノウールは非常に柔らかく肌触りが一般的なウールとは比較にならないほど良いんです。

メリノウールの特徴①冬の寒さを感じさせない温かさ!

メリノウールの特徴の1つ目は、冬の寒さをものともしない温かさです。ウールは保温性や保湿性が高いので、寒い冬にはもってこいの繊維ですが、メリノウールは一般的なウールよりもさらに温かいんです。メリノウールは湿気を吸着すると熱を発生させます。その温かさはずっと続くので、冷えることなくその温かさがキープされるんです。

色々なメーカーから冬用の発熱インナーといったインナーが出ていますが、それらも汗などの湿気を吸着して熱を発生させるのは同じですが、メリノウールと違うところはそれが一時的であるということです。汗をかいても冷えずに、1日中ずっと温かいままなので、冬のインナーとしてもってこいの素材なんです。

温かさをキープしてくれるので雪山に上る登山家の必需品となるのも頷けますね。登山家の愛用者が多いモンベルでもメリノウールのインナーは人気です。

メリノウールの特徴②柔らかな肌触り!

ウールの特徴は伸縮性や弾性が高いことが挙げられますが、メリノウールの柔らかさは一般的なウールと比較になりません。非常に柔らかいので肌触りが良いんです。ウール製品を着ると「チクチクする」と不快感を感じたことはありませんか?お肌がチクチク刺激を感じると不快ですし、かゆみなどで落ち着かなくなってしまいますよね。チクチクが嫌でウールを避けている方もいるでしょう。

ところが同じウールでもメリノウールはチクチクしないんです。お肌がチクチクすると感じるのは30ミクロンの繊維が5%以上含まれていると感じるといわれています。メリノウールは13ミクロン~19ミクロンほどの細く柔らかいのが特徴の繊維なので、お肌をチクチクさせません。もちろんメリノウール以外でも細い繊維のものを選べばチクチクはしにくいですよ。

メリノウールの特徴③嫌なニオイが発生しない!

衣類のニオイが気になるのは汗をたくさんかく夏だけではありません。汗をかきにくいイメージの冬もエアコンの暖房や衣類の厚着によって意外と多くの汗をかいてしまいます。汗をかくとどうしてもニオイが気になりますよね。メリノウールの3つ目の特徴が、嫌なニオイを発生させないことにあります。

メリノウールとはウールでありながら一般的なウールとは違います。メリノウールは雑菌の増殖を抑える効果があります。ニオイはかいた汗によって雑菌が繁殖することによって発生してしまうので、雑菌の繁殖が抑えられれば当然ニオイも抑えられます。そのため雪山登山などでマメに着替えができないシーンでもウインタースポーツでたっぷり汗をかいてもニオイの心配がいりません。

そのため、汗をかいて嫌なニオイがしやすい靴下もインナーもニオイが抑えられ、着替えるときまで快適な状態を保ってくれるんです。登山やウインタースポーツをする方はもちろんですが、嫌なニオイを抑えるため、日常生活でオールシーズン着用している方も多いんですよ。確かに靴下のニオイが抑えられるのは助かりますよね。

メリノウールは冬だけじゃなく夏でも快適!

メリノウールとは、温かく、肌触りが良く、嫌なニオイを抑えてくれる高品質のウールです。登山家に人気のモンベルでも取り扱いが多いです。ウールといえばやはり寒い冬場にだけ活躍するイメージがありますが、メリノウールは冬だけでなく夏も快適に過ごさせてくれるんですよ。だから1枚持っておけばオールシーズン活躍してくれるんです。

メリノウールだけに限らず、ウールは吸湿性と除湿性という相反する性質を持っています。湿気は吸収しますが、水ははじくというのがこの性質です。汗を気体にして外に出すのですが、このときに体の熱を奪って冷やす働きをメリノウールがしてくれるので、夏場に着ていると非常に涼しく爽やかに過ごすことができるんです。

メリノウールのデメリットって?

メリノウールとはウールの中でも高品質なのでメリットばかりが目につきますが、もちろんデメリットも存在します。メリノウールのデメリットは大きく3つです。まず1つ目は虫に食われやすいということです。衣替えのときに見つけてしまうとショックを受ける虫食い。洋服に付く虫は品質の良いものが大好きなんです。だからメリノウールも虫に狙われやすいんです。

メリノウールを虫食いから守るためには、防虫剤などを使ったり、衣替えの前には洗濯で汚れをしっかり落としておくことが大切ですよ。そして2つ目のデメリットは毛玉になりやすいということです。一般的なウールと同じで、メリノウールも毛玉ができやすいです。靴下は特に指先部分が毛玉になりやすいです。毛玉は予防しにくいので毛玉取り器などを使って取り除きましょう。

そしてメリノウールのデメリットの3つ目は、水い弱いということです。洗濯するときには長時間水に浸けてしまうと、繊維が縮み固くなり、柔らかく肌触りの良さが特徴のメリノウールがまるでフェルトのようになってしまうことがあります。洗濯の際は注意してくださいね。モンベルには縮まない加工がされたものも取り扱いがあります。そういった加工されたものを選ぶと安心です。

メリノウールは家で洗濯できる?

メリノウールの衣類はいろいろありますが、インナーや靴下なんかはいちいちクリーニングに出していられませんよね。メリノウールとは自宅で洗濯できるので安心してください。手洗いでも洗濯機でも洗濯することができますが、洗濯機の場合はネットが必要です。ウールを洗濯するときによくある失敗が、衣類が縮んだり色落ちしてしまうことですよね。

もちろんメリノウールもウールなので洗濯に失敗すると縮んだり色落ちしたりします。失敗しないためのポイントは、「30度以下の水を使うこと」「洗い・すすぎの最中に水の温度を変えないこと」「短時間で洗うこと」の3つを意識すれば失敗することはまずありません。まずは洗濯タグを確認して自宅で洗濯できるかどうかをチェックしてから洗濯してくださいね。

オールシーズン活躍するメリノウールを揃えよう!

メリノウールとは高品質のウールでありながら、自宅でも洗濯できるなどお手入れが簡単で、オールシーズン活躍すしてくれるものです。冬の寒さからも夏の暑さからも守って快適に過ごさせてくれますよ。高品質なメリノウールをインナーからいろいろ揃えてみましょう。

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