ビーフシチューが美味しくなる!赤ワインを使うタイミングとおすすめの合うワイン!
大人から子どもまでみんな大好きなビーフシチュー。実は調理中のあるタイミングで赤ワインを使うとグッと美味しさが増すことをご存知でしたか?今回は赤ワインを使うタイミングやおすすめのレシピ、ビーフシチューに合う赤ワインの種類などをご紹介していきます。
目次
ビーフシチューには赤ワインがぴったり!

ほくほくのじゃがいも、食べ応えのあるジューシーな牛肉、コクのあるどろりとしたソース……。ビーフシチューと言えば、大人から子どもまで美味しく食べられる人気の料理ですよね!しかし家でビーフシチューを作ったことがある方だと、「お店の味が再現できない…」とがっかりした経験もあるのではないでしょうか。
本日の晩御飯はビーフシチュー。
— wisteria-k-r3 (@wisteria_k_r3) November 17, 2017
赤ワインとバター入れると美味しいですよね! pic.twitter.com/64OZt5SfL4
しかし実は、ある材料を使うだけで自宅で簡単にお店のビーフシチューを再現できるとご存知でしたか?その材料とは、赤ワイン!市販のルーを使ってビーフシチューを作るときにも、赤ワインがあれば簡単に美味しさをアップさせることができるんですよ。今回は赤ワインを使ってビーフシチューを美味しくさせる方法や、おすすめの赤ワインの種類などをご紹介していきます。
なぜ赤ワインがビーフシチューを美味しくするのか?

ビーフシチューが美味しくならない原因に、肉の臭みが消えていない、ビーフシチュー独特のコクがない、などが挙げられます。そうした問題点を解決してくれるのが、赤ワインに含まれる「タンニン」という成分なんです。タンニンは肉の臭みを消して風味を増してくれる効果があるので、ビーフシチューを作る際には必ず用意しておきましょう。
昼飯で作ったビーフシチュー。赤ワイン使ったからコクがでてて美味い! pic.twitter.com/IKrDfrVPi1
— kawosuke (@kawo28sp) November 5, 2017
しかし赤ワインは万能な調味料ではありません。肉の臭みを消して風味を増してくれることはできても、肉を柔らかくする効果はあまり期待できませんので心に留めておいてくださいね。しかし赤ワインと他の食材を組み合わせることで肉の柔らかさを増し、安いお肉なのに口の中でとろけるような食感を生み出すこともできるんです。

その食材とは、ヨーグルトや酢、玉ねぎ、キウイなどです。いずれも酵素の力で食べ物を柔らかくする効果を持つものばかりですので、赤ワインと一緒に使うことで肉を柔らかく、美味しくする働きをしてくれますよ。どの種類の赤ワインが最適なのか、どのように赤ワインを使うかは後ほどご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ビーフシチューに赤ワインを入れるタイミング:調理前
ビーフシチュー、ちゃんと深い味に仕上がった。久々。忘れてた。赤ワインに牛肉の固いの、セロリ、人参、たまねぎの刻んだのを漬ける。一晩。牛肉はフライパンで焼く。野菜は炒める。漬けた赤ワインで煮込む。スロークッカーで8時間。肉を抜いて、スティックミキサー。バーミックスの有り難みを知る。
— 畦倉充隆 (@peachful) September 30, 2013
では早速、赤ワインを使ってビーフシチューを美味しくするおすすめの方法をご紹介していきます。ビーフシチューの調理で赤ワインを使うタイミングは2回。調理前と調理後です。まず調理前は、一口大に切った肉を赤ワインに漬け込むところからスタートします。
ツレのリクエストで夕飯はビーフシチュー。
— vetiver (@black_vetiver) June 25, 2017
モモ肉を赤ワインに一時間程漬ける。
甘口だけどこれでいっか😁
というわけでカンパーイ🍷 pic.twitter.com/uLw5uoFSj4
一口大に切った肉をポリ袋などに入れ、そこに赤ワイン100ミリ程度を入れましょう。肉の臭みを消すだけならそれで終わりですが、口に入れた瞬間にとろけるようなやわらかい肉にするならもうひと手間必要です。ポリ袋にヨーグルト、キウイ、すり下ろした玉ねぎ、お酢を入れて1~2時間置いておきましょう。

調理開始までしばらくかかるようであれば冷蔵庫内に保存しておきましょう。肉は焼く瞬間に常温の方が柔らかくなりますので、調理する30分前には冷蔵庫から出して常温に戻しておいてくださいね。また、お値引き品になっているような安いお肉を使う場合は、肉を一口大に切った後にフォークでプスプスと穴を開けておくと柔らかさが増しますよ。
ビーフシチューに赤ワインを入れるタイミング:調理中
ちょー遅めの晩御飯🍚
— haaaru (@ryuhi_haru14) November 16, 2017
赤ワイン煮込みのビーフシチュー
もやしのペペロンチーノ
ビーフシチューはブラウンルーから作ったから超濃厚🙌🙌🙌
お肉もホロホロ🙆♂️
いただきますっ!#料理#晩御飯#オカマ飯 pic.twitter.com/qfpn4dEOAy
では次に、ビーフシチューを調理する際に赤ワインを使うタイミングについてご紹介していきます。赤ワインを使うタイミングは、牛肉を焼いた後です。牛肉を圧力鍋などで焼いたあと、赤ワイン1カップをゆっくり注いでいきましょう。そのあとに牛肉がひたひたになるまで水を入れたらしばらく煮込んでいきます。
赤ワインで煮込んでいく際に、ローリエなどのハーブがあるとさらに肉の臭みが消えて風味がアップしますよ!また、ビーフシチューを作る際に赤ワインをかなり消費するので、なるべく高級なワインよりはコンビニやスーパーで売っているワンコインの赤ワインなどを選ぶことをおすすめします。
おすすめビーフシチューレシピ

続いて、赤ワインを使ったビーフシチューのおすすめレシピをご紹介していきます。まずは下準備として、一口大に切ってフォークで穴を開けた牛肉を赤ワイン、玉ねぎ、ヨーグルト、お酢、キウイと一緒に1~2時間漬けるのがおすすめです。その間に玉ねぎを飴色になるまで炒めておき、にんじんを下茹でしておきましょう。

1~2時間漬ける作業が終われば、牛肉を圧力鍋でじっくり焼いていきます。表面に火が通ったら、赤ワイン1カップを入れ、肉がひたひたになるまで水を追加で入れていきましょう。続いてローリエなどのハーブを投入し、一度沸騰させます。沸騰したらにんじんとブイヨンを入れ、圧力鍋でじっくり煮込んでいきます。

最後の仕上げに細かく刻んだ市販のシチュールウ、ウスターソース、ケチャップ、バター、はちみつを加え、30分ほどじっくり煮込んでいきましょう。そうすれば、自宅で作っているのにお店のようにコクがあって美味しいビーフシチューが完成しますよ!ビーフシチューのどろりとした感じを楽しみたいという方は、煮込み時間を少し長めに設定しておくといいでしょう。
ビーフシチューはダイエット中にもおすすめ

ダイエットをしている方の中には「ビーフシチューを食べたくても食べられない…」という方もいらっしゃいますよね。洋食というとカロリーが高そうなイメージがありますが、実はビーフシチューは糖質控えめでダイエットに最適なんです!100gあたりに含まれる糖質は約3.92g。100gあたりに含まれる糖質が5g以下なら低糖質になるので、まさに糖質オフの料理と言えるでしょう。
【ダイエット生活 14日目】
— まつり(仮) (@matsuri___000) August 3, 2017
MIXナッツ、干し梅、ビーフシチュー、ビザトースト、水餃子スープ、和風パスタ、タピオカココア、カルピスソーダ
摂取カロリー:1286kcal
貯金のこり:1844kcal
ミックスナッツはやっぱり思ったよりcalがたかい。
さらにビーフシチューは炭水化物抜きダイエットにもぴったり!スープは腹持ちを良くしてくれる効果がありますから、ご飯を食べなくても十分満腹感を得られるでしょう。また、ブロッコリーなどの食材を入れることによってさらにダイエットにもいい影響を与えられます。もちろん摂取しすぎると余分なカロリーが蓄えられるので、食べすぎには注意してくださいね。
ビーフシチューに合う赤ワイン:カベルネ
火曜日の赤ワイン「ベンチマーク・カベルネ・ソーヴィニヨン 2010」。エノテカ2月定期セットで届いたワイン。さすがに美味しい。 [楽天] http://t.co/YcOfGx55 #RakutenIchiba pic.twitter.com/RVlkX66S
— ペコポロン (@pecoporon) February 29, 2012
牛肉を漬ける赤ワインってどんなものがいいのかわからない…という方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな方のために、牛肉を漬けるのにおすすめの赤ワインの種類をご紹介していきます。まず最初にご紹介する赤ワインは、ベンチマーク・カベルネ・ソーヴィニヨンという種類です。
未開栓★箱入り ウルメネタ カベルネ ソーヴィニヨン ワイン 3000ml チリ 13% https://t.co/WaMqBoAJEk pic.twitter.com/Qiv62yTpMv
— お酒の通販情報 (@open_dori) November 3, 2017
オージービーフで有名なオーストラリア産の赤ワインだけあって、お肉との相性はばっちりです!雑味の少ないすっきりとした口当たりの赤ワインなので、牛肉を漬ける際にもぴったり。ぜひ一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。安い物であれば1000円以下で手に入りますから、赤ワインを大量に消費するビーフシチュー作りでも安心ですよ。

ビーフシチューに合う赤ワイン:ムートン
ムートン・カデ・レゼルヴ・ボルドー・ルージュ pic.twitter.com/wNT2920Vcd
— とまおじ⚓︎ (@snw_tohma) August 8, 2016
次にご紹介する牛肉を漬けるのにぴったりの赤ワインは、「ムートン・カデ・レゼルヴ・ボルドー・ルージュ」という種類です。赤ワインというと渋みが苦手な方も多いかもしれませんが、ムートンの赤ワインはバニラのような芳醇な香りが特徴的。牛肉を漬けるのにもぴったりの赤ワインなので、一度試してみて損はありませんよ。
赤ワインで美味しいビーフシチューを作ろう!

自宅で美味しいビーフシチューを作るのは難しいと思ってしまいがちですが、工夫次第でお店のようなビーフシチューを作ることができますよ!牛肉を赤ワインやヨーグルト、玉ねぎなどと一緒に漬けること、赤ワインは雑味の少ない風味豊かな種類を選ぶことなどに気を付ければ、本格的で美味しいお店の味を再現することができます!

大人から子どもまで美味しく食べられるだけでなく、糖質オフでダイエット中の方にもぴったりの赤ワインを使ったビーフシチュー。普段の夕食から特別な日のおもてなし料理まで、幅広く応用できるのも魅力の料理ですよね。赤ワインを使ってビーフシチューを美味しくするアレンジをぜひ一度、自宅で試してみてはいかがでしょうか?