水彩絵の具おすすめ9選!塗りやすい初心者向きはコレでしょう!

水彩絵の具を使ってイラストを描いてみませんか?画材は高価なイメージがあり、趣味としては敷居が高いと感じる方もいるでしょう。水彩絵の具には高価ものから、初心者向きの安価なものまで幅広く扱われています。今回は手軽に購入できるおすすめの水彩絵の具9選をご紹介します。

目次

  1. 水彩絵の具を使おう!
  2. 水彩絵の具にも種類がある!
  3. 水彩絵の具にはチューブと固形がある
  4. 水彩絵の具の選び方
  5. 水彩絵の具は用紙で発色が変わる!
  6. 水彩絵の具用の筆を選ぼう!
  7. 100均もうまく活用しよう!
  8. おすすめの水彩絵の具①Winsor&Newton水彩絵具
  9. おすすめの水彩絵の具②クサカベ透明水彩絵具
  10. おすすめの水彩絵の具③呉竹フィス
  11. おすすめの水彩絵の具④月光荘
  12. おすすめの水彩絵の具⑤サクラマット水彩
  13. おすすめの水彩絵の具⑥シュミンケホラダム透明水彩
  14. おすすめの水彩絵の具⑦ターナー専門家用透明水彩絵具
  15. おすすめの水彩絵の具⑧ぺんてるエフ水彩
  16. おすすめの水彩絵の具⑨ホルベイン透明水彩
  17. 手軽に水彩絵の具を楽しもう!

水彩絵の具を使おう!

最近はハンドメイドがはやっているため、絵ハガキを自分で作って送ったり、可愛らしいイラストを描いてブックマークを作る方も増えてきていますよね。そのイラストを水彩絵の具で描いてみませんか?水彩絵の具と聞くと風景などの淡いイラストを思い浮かべるかもしれませんが、絵の具によってはとても幅広い使い方ができます。

透明感あふれる色味が魅力的な水彩絵の具ですが、種類によってはマットに塗れるタイプもあります。そのため、水彩絵の具はキャラクターイラストを描くときにも活躍します。今回はそんな水彩絵の具の魅力を解説していきます。初心者の方でも購入しやすい価格の水彩絵の具を中心に、扱い方やおすすめなどをご紹介していきますね。

水彩絵の具にも種類がある!

ひと言で水彩絵の具といっても種類があることをご存知でしょうか。おおまかには「透明水彩絵の具」と「不透明水彩絵の具」の2種類です。同じメーカーの水彩絵の具でも、透明水彩か不透明水彩かでは仕上がりが大きく変わってしまいます。どんな雰囲気のイラストを描きたいか想像しながら、自分に合いそうな水彩絵の具を選ぶようにしてくださいね。

透明水彩絵の具

「透明水彩絵の具」は別表記として「ウォーターカラー」と表記されている場合があります。重ね塗りをすると下の色が透けて見えるのが特徴です。いわゆる風景などの水彩画といわれるイラストは、透明水彩絵の具で描かれています。透明感を活かすため水で絵の具を薄く溶かし、淡い色合いでイラストを描くことが多いです。

不透明水彩絵の具

「不透明水彩絵の具」は「ガッシュ」と表記されていることがあります。ガッシュとは不透明という意味です。ポスターカラーやガッシュカラーといったものは、重ね塗りをしても色が紙の上で混ざることがなく、塗ったときのムラが少ない絵の具です。透明水彩のような繊細な淡さとは反対に、重厚で力強く、はっきりとしたイラストを描きたいときに向いている絵の具です。

水彩絵の具にはチューブと固形がある

水彩絵の具と聞くと、子どもの頃に学校の授業などで使っていたチューブになっているタイプを想像する方が多いのではないでしょうか。ですが、水彩絵の具にはチューブだけではなく、固形になっているタイプも販売されています。形状によってそれぞれ特徴も使用方法も異なるため、用途によって使い分ける必要があります。

チューブタイプ

チューブタイプの水彩絵の具は、小学校の授業でもよく使われています。絵の具が液状のままチューブに入れられていて、水で溶きやすいのが特徴です。自ら色を作る必要がないくらいカラーバリエーションが豊富で、初心者の方でも扱いやすいのではないでしょうか。水彩絵の具の種類にもよりますが専門店でなくても、文具店やスーパーなどで手軽に購入できるのも魅力のひとつです。

固形タイプ

固形タイプは水彩絵の具を半乾きにしたパンタイプと、乾かして粉にしたものを固めたケーキタイプがあります。固形タイプは出先でスケッチするときに携帯しやすいため、重宝します。チューブタイプよりも発色がよく、筆に含ませた水の量で濃淡を好きなように調整できるのが特徴です。また、ケーキタイプは透明水彩と不透明水彩とあるため、用途によって使い分けが可能です。

水彩絵の具の選び方

水彩絵の具を選ぶときはメーカーごとの比較もですが、まずはチューブタイプか固形タイプにするかを考える必要があります。どのメーカーも、カラーバリエーションは多少異なりますが、チューブと固形の両方を取り扱っていることが多いです。イラストの描き方によって上手に使い分けるようにしましょう。

家でのんびりイラストを描く場合

時間を気にせずゆったりとしながらイラストを描きたい場合や、大きな紙や太い筆でイラストを描く場合はチューブタイプの水彩絵の具がおすすめです。カラーバリエーションが多いため色を混ぜ合わせる必要がなく、好きな色をチューブから取り出すだけで手軽に使えます。また、チューブタイプは絵の具の量を調節しやすいので、広い面も小さな面も塗りやすいです。

外でスケッチを楽しみたい場合

絵ハガキなど小さなイラストを描きたい場合や、外でスケッチを楽しみたい場合には固形タイプの水彩絵の具がおすすめです。水入れも水筆があれば必要ありません。パレットに絵の具がはめ込まれているため、持ち運びや片づけの手軽さは大きな魅力でしょう。色の濃淡も安定して初心者の方でも使いやすいです。ただ、太い筆で大胆に色を塗りたい場合には固形タイプは不向きです。

水彩絵の具は用紙で発色が変わる!

透明水彩絵の具でイラストを描く場合、同じメーカーの水彩絵の具を使っていても、用紙によって発色がかなり変わってきます。イラストの仕上を大きく左右するため、用紙にもこだわってくださいね。水彩画専用に作られた水彩紙がありますが、こちらにも目の粗さや用紙の厚み、素材の違いなど様々な種類があります。いろいろな水彩紙を試して、好みの用紙を探していきましょう。

水彩絵の具用の筆を選ぼう!

筆は価格もピンキリで、実際に使ってみないと分からないことが多いです。まずは予算に合う、お手軽で安い価格の筆を1本用意しましょう。筆の大きさも様々ありますが、まずは描きたいイラストのサイズや、好みのサイズで選んでも問題ありません。筆の質は価格と比例していますが、違いは体感してみないと判断できない場合が多いため、実際に手に取って選んでくださいね。

100均もうまく活用しよう!

新しい趣味を始めるときはどうしても初期費用がかかってしまいますよね。そんなときは安い価格でおなじみの100円均一ショップを頼りましょう。水彩絵の具や用紙はイラストの仕上がりに左右されてしまうのでこだわってほしいですが、そうではない道具はできるだけ手ごろな価格ですませたいですよね。100円均一ショップを上手に活用して、初期費用を少しでも抑えましょう。

水入れ

チューブタイプの水彩絵の具を使う際は、水入れは必須です。水入れは特にこだわる必要がないため、安い価格で購入できる100均で用意しましょう。持ち運ぶことを考えない場合や、家でしかイラストを描かない場合は不要なコップや、空き瓶でもかまいません。固形タイプの水彩絵の具を使いたい場合は、水入れをよりも水筆を用意した方が便利ですよ。

パレット

チューブタイプの水彩絵の具を使う方は、パレットも100均で用意しましょう。汚れの落ちやすさでいえば、画材店で用意されているスチール製のパレットがおすすめです。ですが、水彩絵の具は乾いても水で溶かせば何度も使うことができるため、基本的にパレットを洗いません。お手入れの必要があまりないため、パレットは安いものでも十分な役割を果たしてくれます。

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おすすめの水彩絵の具①Winsor&Newton水彩絵具

イラストを描くために必要な小物がそろったら、次は主役の絵の具を選んでいきましょう。まずは「Winsor&Newton(ウィンザー&ニュートン)」をおすすめします。W&Nの水彩絵の具は、世界中の画家から愛されています。普及用の「コットマン」は安いため手軽に購入できますが、専門家用の「プロフェッショナル」の方が品質もよくグレードも最高級です。

特に青系のプロフェッショナルは紙に色がよくなじみ、鮮やかにイラストを輝かせるためおすすめです。水彩絵の具でイラストを描いていくうちに、好みの色を見つけられるはずです。好みの色が見つかったら、プロフェッショナルの水彩絵の具を単色で購入して試してみてくださいね。

おすすめの水彩絵の具②クサカベ透明水彩絵具

クサカベの「透明水彩絵具」も18色セットであれば、4000円前後と手軽に購入できるためおすすめです。渋めの色が多いですが、イラストの仕上がりは重たくなりすぎません。透明水彩絵の具という特性を活かし、重ね塗りをしてもイラストは軽く透明感のある仕上がりになります。色は渋めの緑色や茶色が充実しているため、風景のイラストや日本画を描きたい場合におすすめです。

また別シリーズの「和彩」という水彩絵の具は淡く優しい色合いのものが多く、ひと味違った表現を楽しむことができます。ただ、注意点としてクサカベの水彩絵の具は、乾くとパレットからはがれてしまうことです。使い終わるごとにパレットを洗う方は問題ないですが、そのままにしておく方は花形のパレットを使うなど工夫する必要があります。

おすすめの水彩絵の具③呉竹フィス

書道メーカーで有名な呉竹(くれたけ)の「フィス」も初心者の方におすすめできる水彩絵の具です。渋めの色が多いため描きたいイラストによっては好みが分かれますが、価格が12色セットで1000円前後と安いため試してみる価値はあるのではないでしょうか。特に「宝石箱」のセットはキラキラと光るパール顔料が入っているため、イラストのアクセントとしても使用できます。

「透明水彩セット」も取り扱いがあり、こちらは持ち運びに必要なセットがコンパクトサイズで収納されていて、とても便利です。固形タイプの水彩絵の具が14色と、水筆もペンも付属していて価格が3000円と、とても安いです。そのため外でスケッチを楽しみたいという初心者の方に向いています。水筆は少し硬めですがその分、しっかりしていて丈夫なため長く使うことが可能です。

おすすめの水彩絵の具④月光荘

東京銀座に店舗をかまえる「月光荘(げっこうそう)」の透明水彩絵の具も初心者の方におすすめです。透明度が高く、発色は柔らかくて落ち着いた色合いでイラストを表現できます。値段も色によって違いはありますが、500円前後と比較的安いため手軽に購入しやすいのではないでしょうか。月光荘にはホルンのトレードマークがついていて、可愛らしい見た目も特徴です。

水彩絵の具は基本的に月光荘に出向くか、専用のオンラインショップでの購入する必要があります。遠方の方は通販でしか購入できないため、すぐに手元に欲しいときなど手軽さの面では不便に感じることもあるでしょう。ですが月光荘の水彩絵の具独特の色の広がりや、ふわっとイラストが可愛く彩られていく楽しさはクセになりますよ。

おすすめの水彩絵の具⑤サクラマット水彩

学童用の水彩絵の具によく推奨されているサクラクレパスの「サクラマット水彩」も、とても使いやすいです。水の量を調整することで不透明水彩のようにも、透明水彩のようにも使える半透明水彩絵の具です。ポスターや風景画など、幅広いタイプのイラストを授業で扱う小学生にはうってつけの絵の具ですよね。水彩絵の具の値段も安いため、手軽に購入や補充もできます。

よく使われる定番色がセットになっていますが、マット水彩は混色も楽しめます。色を混ぜ合わせても美しく発色してくれます。自分で新しい色を作っていくのも水彩絵の具の魅力のひとつです。できるだけ予算を抑えたい方や、とりあえず水彩絵の具を使ってみたいという初心者の方に、サクラクレパスのマット水彩はおすすめです。

おすすめの水彩絵の具⑥シュミンケホラダム透明水彩

こちらのシュミンケの「ホラダム」という透明水彩絵の具は、おすすめというよりもぜひ知ってほしい商品です。ホラダムは水彩絵の具を使ってイラストを描いている方には、憧れともいえるでしょう。色にもよりますが1本1000円前後と、とても安いとはいえない水彩絵の具です。値段に見劣りしない発色の良さや色の伸びはとても美しく、華やかで存在感があります。

ホラダムの水彩絵の具はパレットを作る段階から発色がよく、ほかの水彩絵の具とはひと味違うことが初心者の方でもわかります。イラストに描きなれてきたら1本だけ、お気に入りの色を購入するという方も少なくありません。手軽に何色も購入できる価格ではありませんが、画材店に出向いた際は、ぜひ色見本を手に取って見てほしい水彩絵の具のひとつです。

おすすめの水彩絵の具⑦ターナー専門家用透明水彩絵具

ターナーの「専門家用透明水彩絵具」はにごりが少なく、色鮮やかな発色が特徴的な水彩絵の具です。定番といえるビリジアンなどは入っていませんが、透明感を追求した独自のカラーが入っています。取り扱っている店舗が少なく、通販での購入が手軽です。通販では実際のカラーチャートを見ることはできませんが、価格も比較的安いのでおすすめですよ。

ターナーの水彩絵の具は重ね塗りをしていくと、独特の深みが出ます。発色が豊かで陰影も奥深い仕上がりになるため、風景だけではなくキャラクターイラストを描くことにも向いています。絵の具の伸びもよく塗りやすいため、初心者の方にも扱いやすいです。光に強い顔料を使用しているため、イラストの劣化もしにくく長期保存も可能です。

おすすめの水彩絵の具⑧ぺんてるエフ水彩

文具メーカーでおなじみのぺんてるの「エフ水彩」も初心者の方におすすめの水彩絵の具です。セット売りでもお手軽な価格で購入することができるため、思いきって24色のセットを選んでも問題ないでしょう。色の伸びもよく滑らかに塗れるため、価格の割りにはとても質がいい水彩絵の具です。

エフ水彩はポリチューブとラミネートチューブのふたつのタイプがあります。ポリチューブはワンタッチでふたの開閉がしやすい作りです。一方、ラミネートチューブはねじ式のキャップですが、絵の具をしぼりやすく最後の一滴までしっかりと使いきることが可能です。水彩絵の具の質やセットになっている色の組み合わせは同じですので、使いやすそうなチューブを選んでくださいね。

おすすめの水彩絵の具⑨ホルベイン透明水彩

「ホルベイン」の透明水彩絵の具も初心者の方にはおすすめです。18色や24色のセット売りでも比較的安い価格で購入できます。安い割りには品質も良く、愛用者も多いです。水彩画の練習本などでも、ホルベインがよく使われています。どこの画材店でも取り扱っていることが多いため、手軽に買い足しができるのも魅力のひとつでしょう。

チューブタイプは色の種類が108色とても多いのも魅力です。混色の必要が必要ないため、混色を難しく感じる方が多い初心者向きともいえます。最初は18色などのセットを購入して、必要に応じて単色で買い足していきましょう。ホルベインの赤系は発色がとても綺麗で、イラストをパッと華やかに彩ってくれるためとてもおすすめですよ。

手軽に水彩絵の具を楽しもう!

価格こそ幅がありますが、水彩絵の具は誰にでも手軽に楽しめる趣味です。今回おすすめした水彩絵の具は、初心者向きで扱いやすい絵の具ばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。画材店で店員さんと相談すれば、予算に合わせて色のセットを組み合わせてくれるところもあります。手軽に購入できる安い水彩絵の具もありますので、新しい趣味として楽しんでくださいね。

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