スパゲッティの種類やレシピまとめ!麺の太さや選び方・合うソースも
スパゲッティは麺の種類も沢山あり使うソースで味も食感も変わる食べ物です。好みが違っても家族みんなで美味しく食べることができますし、麺によって最適なソースも様々な種類があり何を組み合わせるかで変化するスパゲッティをアレンジして楽しみましょう!
目次
スパゲッティとは
スパゲッティは日本に昔からある大人も子供も一緒に楽しめる料理です。材料はデュラム小麦をひいて作られたセモリナ粉を主に使用し、水や卵などを加えて作られています。麺の種類も豊富でサイズによって合うソースなどが変わるので選ぶのが楽しくなる料理です。形状によって変わる麺の名前や適している調理法やソースなどを調べてみたので、ぜひご家庭で試してみてくださいね。
スパゲッティとパスタの違い
普段私達が食べる機会が多いパスタですが、スパゲッティとパスタに明確な違いは存在するのでしょうか?それぞれの特徴を見ていきましょう。
スパゲッティはパスタの中の種類のひとつだった?
イタリアにはパスタの種類が数えきれないほど存在します。小麦粉を練って作られたものを総称してパスタと言いロングパスタと呼ばれているのがスパゲッティなのです。他にはマカロニをショートパスタ、ラザニアに使われるものやニョッキなどはその他に分類され、このようにスパゲッティとパスタに違いはなく同じものであることが分かります。
スパゲッティの栄養価は?
糖質制限中でも食べられる?完全栄養パスタこそベースパスタとは?? https://t.co/qKpFjBZcwK pic.twitter.com/wkJLSCsMjo
— 翔@MEC食挑戦中 (@diet_fighter03) November 18, 2017
スパゲッティの主な栄養成分は糖質です。70%以上というとても高い数値が含まれているので糖質制限などを行っている方には気になってしまいますよね。ですがスパゲッティを食べた時の糖の吸収スピードはとても緩やかで血糖値の急激な上昇を抑えることで糖尿病などの血糖値のコントロールにも効果的だといわれています。スパゲッティは健康にいい部分も持っているのです。
食物繊維が多い
実はスパゲッティは麺類の中では食物繊維がとても多く含まれています。パスタが好きな女性が多い印象ですが、便秘に悩む方が多いのも事実でスパゲッティを食べることでも食物繊維を多く体の中に取り入れることができます。さらにほうれん草などが練り込まれている種類もあるので、スパゲッティを食べる時はこのような種類の選び方がおすすめです。
カルシウムや鉄分豊富
スパゲッティに含まれているのは糖質や食物繊維だけでなくビタミンやナイアシン、カルシウムや鉄分が沢山入っています。これは白米と比較しても3倍もの違いがありソースなども気を配ればスパゲッティは健康にいい食品なのです。
スパゲッティの麺の種類や太さの違い
スパゲッティはパスタの中の種類なので麺の形状にも沢山のものがあります。主にロングとショートに分けられますがその長さも横幅にもそれぞれ対応した名前があるので調べていくととても興味深いですね。
ロングパスタと呼ばれている種類
ロングパスタとは麺の長さが25cm前後でまっすぐ伸びている棒状の麺のことをいいます。直径は1.4mmから1.9mmくらいまであり使い勝手のいい標準的なものです。フィットチーネとよばれる横に広い麺もこのロングパスタに分類されていて5mm~10mmと太いものもあります。
ショートパスタに入る種類は?
それ以外のよく目にするマカロニやペンネなどはショートパスタになります。ツイストやカールといった太さに目が行きますが短く切られている物で、ねじったような形が特徴的な種類もあります。
スパゲッティの麺の種類が沢山あって迷う
実際にお店に行ってスパゲッティの麺を買おうと思っても太さの違いがあったりと種類が豊富で迷ってしまいますよね。ここでは使いやすいサイズや作りたいメニューでの麺の選び方などを教えます。
使い勝手がいいのは1.7mm
よく家庭などで使われているスパゲッティは1.7mmのサイズが多いようです。食べた時の食感やどんなソースで味付けしても絡みやすく使い道の幅が広いのが特徴的でスパゲッティをただ茹でて食べるだけならこのサイズが1番のおすすめです。
冷製パスタや濃いソースには別のサイズを使おう
トマトを使った冷製パスタなどは普通の1.7mmを使うよりも細いもので作った方がさらに美味しく出来上がります。1.4mm以下の細いそうめんのような麺を使用するのが適しています。逆にカルボナーラなどのソースの味が濃いものには1.9mm以上の麺を使うとソースがよく絡んでとても美味しく仕上がります。
麺に合うソースも沢山の種類がある
スパゲッティを食べる時に使うソースには沢山の種類があり、選び方も様々です。定番のミートソースやナポリタンは大人から子供まで家族一緒に楽しめる味です。クリーミーな味が好きならカルボナーラを麺にかけても美味しいですし、たらこスパゲッティにすれば粒々の食感も味わえてお得です。ニンニクとオリーブオイルを使った少しピリ辛のペペロンチーノも大人のお酒の席で合う一品です。
トマトソースをベースにしたメニューの種類は多いです。魚介類を入れてペスカトーレにしたり赤唐辛子を加えるとアラビアータという名前に変化します。どんな魚介類を入れるかで味の種類が変わりトマトベースでも違った味になるのが面白い一品です。
バジルペーストを麺に混ぜるとジェノベーゼという種類の見た目にもインパクトのある緑色のスパゲッティが出来上がります。
変わった物ではお茶漬けの素やお吸い物の粉を茹でたスパゲッティにかけるだけでも出汁の効いた和風パスタが楽しめるので抵抗がない方はチャレンジしてみましょう。
組み合わせのいい種類はあるの?
スパゲッティの麺には太さの違うものが沢山販売されていて選び方が分からない方も多いです。さらにソースも合わせると組み合わせは無限大に広がり、色々な種類を用意しておけば味や食感を変えて楽しむことができるので自分に合うスパゲッティの麺とソースの組み合わせを探してみるのも楽しいですね。
ロングパスタである1.7mmはスパゲッティーニと呼ばれ、ほとんどのソースによく合います。選ぶのが大変で迷ってしまうという方はこの種類の太さの麺を購入しておけば間違いはありません。よく食べられている種類のスパゲッティはこのサイズを使用しています。
冷製パスタにする時に使うのは0、8mm~1mmくらいの太さのものを使い、この麺はカッペリーニと呼ばれています。
スパゲッティナポリタンを作る時は1.7mmでも美味しいのですが、少し太さのある1.8mm~1.9mmを使うと濃い目のソースによく合いさらに完成度が高まります。
カルボナーラはどんな種類の麺にも合う万能ソースです。マカロニに混ぜてもいいですし太さのあるフィットチーネなどにもよく絡むしスパゲッティだけでなくサイズを種類の料理にも使用できます。
スパゲッティの麺は自分で作れる
麺の選び方が分からない時やいつもとは違う種類を食べたい時などは自分で作ってみてはどうでしょうか。レストランなど外で食べる色々な種類のスパゲッティは麺がモチモチとしていて小麦の風味も感じることができて美味しいですね。そんな生パスタを自宅でも作ることができます。
材料は強力粉と薄力粉をそれぞれ250グラムと卵1個に塩5グラムに水を使います。打ち粉用として片栗粉などども用意します。容器に卵と塩を入れて重さが235グラムになるように水を加え混ぜ合わせます。
次に強力粉と薄力粉を混ぜ、ザルでこして粉にダマが残らないようにします。そこに卵などを混ぜた液を8割ほど加え混ぜ合わせていきます。
まとまったら固さをチェックします。硬すぎないのが理想ですが水分が足りないなら卵をといた液を再び加え、丸く形を整えます。大きめのビニール袋の中に生地を入れ踏んで広げて数回同じ行動を繰り返し、生地のボソボソ感がなくなったらラップをかけて数時間休ませましょう。ここでの作業がスパゲッティを美味しくする大事なポイントです。
塊に打ち粉をして麺棒などで伸ばします。1度伸ばし生地を折りたたみ再び麺棒を使って伸ばすのを何度か繰り返し、モチッとしてきたら包丁で好きな幅に切り分けます。行動する度に打ち粉をまぶすのを忘れないようにしましょう。たっぷり沸かしたお湯に塩を入れ茹でたらスパゲッティの完成です。
スパゲッティを使ったアレンジレシピ
スパゲッティの麺はパスタとして食べる以外にも美味しく食べる方法があります。焼きそばの麺にスパゲッティを使うといつもよりモチモチした食感とソースがよく絡んで絶品です。
ガレットの材料にスパゲッティを使うこともできます。麺を多く使えるのでスパゲッティを茹ですぎてしまった時の消費におすすめのレシピです。
スパゲッティをラーメンの麺のようにする方法もあります。茹でる時に重曹を加え記載されている茹で時間にプラス2分長く茹でるだけで、まるでラーメンのような食感になるのです。スパゲッティを使ったとは思えないほど見た目が変化するので試してみると楽しいですよ。
色々な種類を試してスパゲッティを楽しもう!
スパゲッティは麺を始めソースの種類も多くどんな料理にするかで選び方が分かれます。ただ茹でて食べるだけでも美味しいスパゲッティですが麺の太さや食感でこだわってみたり、ソースを手作りしてみたりと出来ることも多いです。家族みんなで楽しめるように様々な種類を用意しておくとそれぞれの好みに対応できて便利ですね。