ピーマンの持つ栄養で子供の体も健康に!その驚きの効果は?

さまざまな料理に使われるピーマンですが、独特の味や匂いのせいで苦手という人も多いですよね。そんなピーマンは意外にもたくさんの栄養価があるってご存知でしたか?子供にも嬉しい栄養が盛りだくさんなので、今回はそんなピーマンについてご紹介します!

目次

  1. ピーマンについて
  2. ピーマンの種類
  3. 緑ピーマンの栄養について
  4. 赤ピーマンの栄養について
  5. ピーマンの栄養で得られる効果
  6. 栄養いっぱいのピーマンレシピ:オムレツ
  7. 栄養いっぱいのピーマンレシピ:キーマカレー
  8. 栄養いっぱいのピーマンレシピ:チキンライス
  9. 栄養価の高いピーマンで健康な体作り

ピーマンについて

まずはピーマンのことからご紹介します。ピーマンはナス科トウガラシ属の仲間です。唐辛子!?と驚くかもしれませんが、あの唐辛子です。ですが辛味がなくなるように海外で品種改良されたものなので、唐辛子のようには辛くありません。日本で普及しはじめたのは戦後ぐらいだそうです。

ピーマンは花が咲いてから二週間程たった未熟の状態で収穫されます。未熟の状態で収穫せずにさらに数週間放置することで熟れて赤いピーマンになります。ピーマンとパプリカは似ているようで別の品種なので間違える人も多いですが、赤いからといってパプリカではないので要注意です!

ピーマンの種類

スーパーなどでよく見かけるピーマンは緑色で青々としています。しかしピーマンにはさまざまな種類が存在します。そんなピーマンの種類についてご説明します。

緑ピーマン

まずは王道の一般的な緑ピーマン。緑ピーマンはご紹介するまでもなく、みなさんがスーパーでよく見かけるピーマンのことです。

赤ピーマン

パプリカ?と思われがちですが、赤ピーマンはパプリカとは別物です。見た目は赤色のパプリカに似ていますが、緑ピーマンが熟したものが赤ピーマンになります。

こどもピーマン

名前が可愛らしいですが、ハラペノというとっても辛い青唐辛子を品種改良して作られたピーマンです。ピーマンのあの独特な苦みがなく糖度が高いため、子供でも食べられるピーマンだから「こどもピーマン」と名付けられました。ビタミンCがなんと一般的な緑ピーマンの約1.5倍なので、ぜひ子供に食べさせたいピーマンの品種です。

カラーピーマン

パプリカのように彩が鮮やかなのがカラーピーマンです。カラーピーマンはパプリカよりも小さく肉厚が薄いもの、パプリカはカラーピーマンよりも大ぶりで肉厚のものというように分けられスーパーなどでは販売されています。なので大まかなくくりとしてパプリカ=カラーピーマンといっても間違いではないです。

フルーツピーマン

あまり馴染みがないですが、フルーツのように甘く、苦みのないフルーツピーマンという品種もあります。甘味が強いのでそのまま生で食べるのがおすすめです。なのでサラダなんかに向いている品種といえます。

バナナピーマン

こちらもあまり馴染みがないバナナピーマン。あまり市場に出回ることのないピーマンなのでスーパーなどではあまり見かけたことがないと思います。しかしバナナピーマンは苦みが少なく、甘味があるため子供でも比較的美味しく食べられる品種といえます。

ピーマンの種類はさまざまですが、どの種類にも体の健康にはかかせない栄養素がたくさん含まれているので、絶対に子供に食べさせたい野菜といえますね!

緑ピーマンの栄養について

家庭で食べられている一般的な緑ピーマンの栄養素はどれほどのものなのでしょうか。それを今からご説明します!

主な栄養成分はカリウム、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維です。特に優れているのがβカロテンとビタミンCです。健康や美容、ダイエットにもってこいの野菜で有名なトマト。そのトマトの5倍近くのβカロテンの量が含まれているのが緑ピーマンなんです!

そして驚きなのが、ビタミンCはあのレモンの2倍近い量が含まれているんです!レモンは丸ごと食べるのが難しいので、ビタミンCを摂取しようとしてもなかなか調理法に困りますよね…しかしピーマンはさまざまな料理に使えることもあり、気軽に摂取できるのが嬉しい点ですね。他にもさまざまな栄養価を含む緑ピーマンは健康に良い優秀な野菜なんです!

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赤ピーマンの栄養について

なぜ赤ピーマンの栄養価をご紹介するのかと思うかもしれませんが、緑ピーマンに比べ赤ピーマンは栄養価が高い!という事実があるからなんです。どれぐらいの栄養価の差があるのかご紹介します!

主に含まれている栄養成分は緑ピーマンとほぼ同じです。なので体の健康にかかせないβカロテン、ビタミンC、ビタミンEを比較してみましょう。まずはβカロテンは緑ピーマンの約2.5倍~3倍!ビタミンCは1.8倍!ビタミンEは約5倍!断然赤ピーマンのほうが栄養価が高いんです!

赤ピーマンのほうが栄養価が高いんだから、緑ピーマンを食べる意味がないと思うかもしれませんが、赤ピーマンはあまり市場に出回りません。それはなぜか、収穫するスピードが緑ピーマンに比べて長くかかってしまうからなんです。

緑ピーマンは花の開花後、約15日~20日後に収穫ができます。緑ピーマンは未熟のまま収穫するので比較的早く収穫できるのが特徴です。しかし赤ピーマンは緑ピーマンの時に収穫せずに約60日ほど放置することで熟し、赤色になるので約4倍もの時間がかかってしまいます。

個人の趣味で育てるのは別として、赤ピーマンを作るというのは時間や労力がかかるため、農家の方もあまり作りません。なので市場に出回らないというのがデメリットなんです。だからこそ緑ピーマンが一般的に販売され、気軽に栄養を摂取できる野菜として親しまれているんです!

ピーマンの栄養で得られる効果

栄養価が高いピーマンは体にどんな良い効果をもたらしてくれるのか気になりますよね。栄養の成分の名前だけ挙げても分かりづらいと思うので、ピーマンに含まれている栄養成分が体にどんな健康効果をもたらしてくれるのかご紹介します!

美容に良いとされるビタミン。そんなビタミンが豊富なのは女性にとってとっても嬉しい効果があります!美肌やアンチエイジングに効果的なのでぜひ取り入れたいところですよね。そしてビタミンCは子供にも摂取してもらいたい栄養成分でもあります。

子供は幼稚園や学校などで風邪をもらってくることもしばしば。そんな風邪、インフルエンザ予防に効果があるとされるビタミンCがピーマンには多く含まれているので、子供に食べさせたい野菜といえます!

疲労回復効果が高いのも特徴です。大人は子供の頃に比べると疲労回復速度が遅くなるので、サプリで補っているという人も多いはず。ですがわざわざサプリ等を購入しなくても、ピーマンを食べることで疲労回復効果が期待できるので、無駄な出費をしなくてもすみます!

そして燃焼成分として知られる「カプサイシン」と同じような成分がピーマンには含まれています。なので肥満予防にも最適ともいえます。そして血行を促進してくれる効果があるので、女性特有の冷え対策にもうってつけ!女性にとっては嬉しいことだらけの効果が期待できます!

他にも動脈硬化を予防したり、血液をサラサラにしてくれたり、食欲増進などさまざまな効果が期待できます。なので今まで薬やサプリで栄養を補っていたという人には、とてもおすすめしたい野菜の中の一つです。しかしピーマン嫌いの人は大人、子供関係なく多いのが現状です。なので次はピーマン嫌いの人でも食べられるレシピをご紹介します!

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栄養いっぱいのピーマンレシピ:オムレツ

子供が大好きな料理といえばオムレツ!オムレツは意外と余った野菜をたくさん消費できたりもするので、主婦の味方ともいえるレシピです。そんなオムレツにピーマンを使ってみましょう!

ピーマンや他の野菜はみじん切りにしましょう。やはり大きく切ったピーマンを目で見てしまうと、ピーマンの苦さが頭をよぎってしまうので子供は絶対に食べてくれません。なので細かく切り、他の野菜と混ぜ合わせることで苦みも軽減され食べやすくなります。

栄養いっぱいのピーマンレシピ:キーマカレー

キーマカレーは家ごとに色々な野菜が入っているのが特徴ですよね!なので冷蔵庫の整理もできる優秀な料理です!そして子供からの人気が高いので、ピーマン嫌いな子供に作りたい料理ともいえます。

煮込む料理ともいえるので、他の野菜や肉の旨味が出て甘味が増すので、子供でも美味しく食べられる味付けになります。キーマカレー自体の味が濃いので、ピーマンの苦さが気にならないのでとってもおすすめな食べ方です!

栄養いっぱいのピーマンレシピ:チキンライス

手軽に作れる料理で子供から人気なのがチキンライス!みじん切りにしたピーマンを入れるので、ピーマン独特の苦みが抑えられ、ピーマン嫌いの子供でも食べやすくなります。

濃いめの味の調味料を使ったり、子供が好きな味付けにしてあげることで、ピーマンの味が薄れるので食べてくれるようになります。ピーマンに含まれているビタミンCは熱に強いのが特徴です。加熱すると色々な栄養成分が薄れてしまったりもしますが、ピーマンに含まれるビタミンCは加熱してもあまり減少しないので、生で食べなくても十分栄養効果が期待できる優秀な野菜なんです!

栄養価の高いピーマンで健康な体作り

栄養価の高いピーマンは子供だけでなく、大人もぜひ取り入れたい成分がたくさん含まれています。ピーマンが苦手という人でも食べやすいレシピがたくさんあるので、ピーマンをたくさん食べて、健康な体を目指しましょう!

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