スニーカーサイズの選び方や調整は?大きめ・小さめの方にもフィット感を!

スニーカーを購入する際、サイズ選びはどのようにしていますか?革靴やパンプスなどと違って、多少の誤差があっても平気だと思えるのがスニーカーです。しかししっかりとサイズを選び、調整もすると履き心地がかなり良くなります。今回はサイズの選び方と調整方法をご紹介します。

目次

  1. スニーカーサイズと他の靴のサイズは違う?
  2. スニーカーサイズの基本的な選び方
  3. スニーカーサイズの選び方【足が大きめの人】
  4. スニーカーサイズの選び方【足が小さめの人】
  5. サイズ感の特徴【メーカー別】
  6. サイズ選びに失敗しない方法
  7. スニーカーをフィットさせる調整方法【足が大きめの人】
  8. スニーカーをフィットさせる調整方法【足が小さめの人】
  9. スニーカーを履きこなそう!

スニーカーサイズと他の靴のサイズは違う?

スニーカーサイズは大きめでいいと思いがち

スニーカーを選ぶとき、サイズ感は気にしていますか?「シューレース(靴ヒモ)があるから少し大きめを選ぶ」という人が多いのではないでしょうか。その通りで、スニーカーは多少大きくてもきちんと履けるので問題ありません。しかし大きすぎるサイズで購入してブカブカに履いている人は、本当の履き心地を体験できていません。

革靴はピッタリサイズが望ましい

スニーカーとは反対に、革靴やパンプスなどのオシャレな靴はピッタリサイズを選ぶのが望ましいです。靴は基本的に足の形にピッタリと合うものを選ぶ必要があります。靴が大きすぎれば、靴と足の間に隙間ができてしまいます。この隙間によって、歩くたびに摩擦が生じて靴擦れなどのトラブルを招いてしまいます。

もちろん小さすぎる靴を履いていれば親指や小指の側面が圧迫されて、ヒリヒリと痛くなります。また、外反母趾や内反小趾の原因にもなってしまいます。外反母趾や内反小趾は、オシャレを頑張りすぎた成人女性特有のものとされていました。しかし最近では男性や、小学生の女子でもこの症状が見られます。

スニーカーでもサイズが大きすぎたり、シューレースを緩く結んでいたりすると、靴擦れの原因になります。革靴にしてもスニーカーにしても、なるべくピッタリのサイズを選ぶことで履き心地がかなり良くなりますよ。

スニーカーサイズの基本的な選び方

午前中と夕方で試し履きする

時間的に余裕があれば、午前中と夕方の2回、お店に行って試し履きをしましょう。人間はどうしても夕方にはむくんでしまいます。朝ピッタリサイズでも、夕方はキツイなんてこともよくあります。逆に、夕方試し履きをしたときはピッタリだったのに、朝履いたらブカブカということもあります。

2回試し履きをすることをおすすめしていますが、忙しくて行けないこともあるでしょう。そんな時は、夕方以降お店に行きましょう。スニーカーは多少サイズが大きくてもシューレースで調整できるので、むくんでいるサイズに合わせて購入します。

かかとで合わせる

靴を選ぶときは、基本的にはかかとで合わせます。靴に足を入れたら、かかとは地面に着けたまま、つま先だけ空中に浮かせます。そしてトントン、と2回かかとを地面に軽く打ちつけます。そうすると靴とかかとがより密着して、かかとに合わせたサイズ選びをしやすくなります。

シューレースはしっかりと結ぶ

かかとにスニーカーを合わせたら、次はつま先をまだ地面に下さずにシューレースを結びます。つま先を天井に向けたまま結ぶことによって、スニーカーからかかとが離れてしまうのを防ぎます。シューレースを結ぶときは、気持ち強めに結びましょう。ほとんどの人は余裕がある結び方をしてしまっています。

シューレースに余裕をもたせてしまうと、結局歩いているうちにかかとがスニーカーから浮いてしまいます。それが靴擦れの原因になったり、歩きにくいため足が疲れやすくなったりします。結び終わった後、蝶々結びの結び目部分を上に引っ張ってみてください。ここで引っ張り出せなければ、しっかり結べている証拠です。

つま先は指1本分余裕をもたせる

シューレースをしっかり結んだあとは、つま先のゆとりを確認します。スニーカーのつま先は、指の太さ1本分くらい余裕があるものがちょうどいいです。スニーカーの形や、好みによっては指2本分までは許容範囲内です。しかしあまり余裕がありすぎると、つまずきやすくなってしまいます。

スニーカーサイズの選び方【足が大きめの人】

日本のメーカーのスニーカーを選ぶ

足のサイズが大きめの人は、もしまだお目当てのスニーカーがなければ、日本のメーカーのスニーカーを見てみてください。日本のメーカーということで日本人の足の形に合わせたスニーカーが多いです。日本のメーカーにするだけでサイズの選び方がすごく楽になりますよ。

大きめのサイズのスニーカーを選ぶ

すでにお目当てのスニーカーがある場合、そしてそのスニーカーが小さめに作られている場合、まだあきらめないでください。足が大きめの人でも選び方を工夫すれば、快適にそのスニーカーを履けます。当然ではありますが、大きめのサイズを選びましょう。普段のサイズよりも1cmから1.5cm上のサイズで試します。

しかし注意点もあります。足の幅が広めの人は、スニーカーの形が合わないことが多いです。この場合、柔らかいメッシュなどの素材であれば、大きめのサイズを選ぶことで快適に履けます。しかし素材がしっかりしたものだと最初は窮屈な思いをして履くことになります。

小さめで、しっかりとした素材のスニーカーの選び方は、自分の足幅の一番広いところと、スニーカーの一番幅が広くなっているところをなるべく一致させることです。最初だけ窮屈に感じてしまうのを完全には避けられませんが、それでも少しは不快感を取り除けます。

スニーカーサイズの選び方【足が小さめの人】

外国のメーカーのスニーカーを選ぶ

足が小さめの人は、外国のメーカーのスニーカーを選ぶとちょうどいい場合が多いです。欧米の人の足は幅が細く、厚みもあまりないので、フィットしやすくなります。人気のスニーカーは欧米発祥のブランドも多数あるので、スニーカー選びも楽しめますね。

ピッタリに近いサイズのスニーカーを選ぶ

足が小さめの人は、普段のサイズから試し履きをしましょう。かかとと足幅に隙間がなく、つま先が指1本程の余裕をもっていればピッタリサイズです。つま先に余裕がなかったら0.5cm大きいサイズを試してみてください。

もし大きめに作られたスニーカーを購入したい場合は、シューレースをしっかり結びましょう。それでもブカブカに感じたら、0.5cmサイズを下げます。つま先部分のゆとりは指1本分ほど確保したいところですが、かかとと足幅がピッタリと合っていることを優先させます。

サイズ感の特徴【メーカー別】

ナイキ

アメリカのブランドで、幅が狭いのが特徴です。そのため足が小さめの人でも0.5cm上のサイズから試し履きをすることをオススメします。

ニューバランス

こちらもアメリカのブランドですが、日本では幅が狭くないものも多く流通しています。そのため普段のサイズで履けることもあります。

アシックス

日本発祥のブランドであるため、足幅が日本人に合っています。また、足の形も研究して作られているので、日本人に最適な形状のスニーカーを販売しています。普段のサイズからお試しすることをオススメします。

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サイズ選びに失敗しない方法

意外と多いサイズ選びの失敗

サイズ選びに失敗している人は意外と多いです。街を歩いていると、歩くたびにスニーカーからかかとが浮いている人を見かけませんか?ゆとりをもたせて大きめのサイズを購入したのかもしれませんが、それだと足は疲れやすくなってしまい、スニーカーの機能が生かしきれていません。

購入後もう一度試し履きをする

購入後、タグを切らずに家の中でもう一度試し履きをしてみましょう。タグがついていて、外出していない試し履きであれば、お店でサイズ交換してくれるかもしれません。レシートも捨てないでおきましょう。ただし、購入時期などによってはサイズ交換できないお店もあるので、あらかじめお店の人に確認してくださいね。

スニーカーをフィットさせる調整方法【足が大きめの人】

シューレースを最後まで通さない

シューホール(靴ヒモを通す穴)を最後まで使っていますか?足が大きめで、足の甲に厚みがあるタイプの人は最後まで通さずに履きましょう。足の甲に厚みがある人は特に、最後までシューホールを使うと窮屈に感じてしまい、せっかくの履き心地を台無しにしてしまいます。

インソールを薄いものに変える

スニーカーが少し大きく感じたら、インソール(中敷き)を使うのも一つの手です。インソールもお試しできるお店があるので、できれば試してから購入しましょう。インソールを薄いものに変えてサイズを調整します。スニーカーのインソールは接着剤でくっついているものもありますが、もし窮屈に感じたらベリッと剥がして、新しく薄いインソールを入れます。

スニーカーをフィットさせる調整方法【足が小さめの人】

シューレースを最後まで通す

シューホールを最後まで利用しましょう。シューレースがしっかりと足を固定してくれることで、スニーカーが足によりフィットします。足の甲が薄いタイプの人は、靴の中で足が動いてしまうことが多く、足が疲れてしまう原因の1つになっています。

インソールを厚いものに変える

スニーカーが少し大きく感じたら、インソール(中敷き)を使うのも一つの手です。インソールもお試しできるお店があるので、できれば試してから購入しましょう。足が小さめの人は、新しく厚めのインソールを入れて調節します。

スニーカーを履きこなそう!

スニーカーのサイズ調整は簡単そうですが、実は奥が深いです。自分にピッタリのサイズでスニーカーを履きこなして、良い履き心地を実感してくださいね。

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