ピーマンは切り方で味が変化する!子供が喜ぶ苦味の少ない下ごしらえ!
ピーマンってあの苦味が魅力な食べ物ですが、それを子供は嫌がるんですよね。そんなピーマンの苦くない切り方を紹介します。ピーマンは切り方を変えるだけで味も食感も変化する!下ごしらえできちんと処理すれば、子供もピーマンを嫌がることなく食べてくれますよ。
目次
ピーマンの苦味は切り方で変化する!
子供がいう
— ゆかり〔Ship3〕 (@As_Fastest_Dies) September 13, 2017
ピーマン嫌い=苦いから
は想像できるんだけど
人参嫌いな子っていうのは何が気に入らないのだろう?
大人にとってピーマンの苦味はおいしい対象ですが、子供にとっては嫌な味でしかありません。そのためピーマンは苦いから嫌だと子供が食べてくれなくて大変…と野菜嫌いで悩んでいるママは大勢います。また苦味よりも食感が嫌いという子もいますね。
しかしそんなピーマンも、切り方をちょっと変えるだけで苦味が変化するとしたらどうでしょうか?とっても簡単な方法でピーマンの苦味を変えることができるので、是非ピーマン嫌いな子供を持つママは今日からでも試してみましょう!難しい方法ではないので、誰でもできますよ!
また切り方以外にも味つけを工夫するだけで子供も食べられるピーマン料理に変化します。嫌いだから仕方ない…と諦めるよりも、ビタミン豊富なピーマンをおいしく食べられるように工夫してみましょう!たったこれだけ?!っていう方法でも苦味が変わりますよ!

ピーマン嫌いな子供には切り方を工夫してみよう
ピーマンって苦味や味が嫌いっていう人多いですよね。しかしそんなピーマンも切り方を変えれば苦味はどこへやら…と変化します。普通ピーマンをどう切っているかを意識すれば、ピーマンって味も食感も変わるんですよね。
これはピーマンの細胞がどう並んでいるかが関係しています。細胞の流れの通りに切ると、苦みや香りを抑えることができます。反対に細胞の流れを切るような切り方にすると苦みも香りも強くなってしまい、子供も嫌がるあの苦さが強調されてしまうのです。
ピーマンの苦味を変化させる切り方!
ピーマンのあの嫌~な苦味を消すための切り方は、ずばり「縦に切る」ことです。横切りに比べて縦に切ることで、線維や細胞を破壊せずに切ることができます。そのため苦味を抑えたいなら縦に切るのが一番です。ただし縦に切っている時に横に反れてしまうと細胞を破壊するので注意しましょう。
見栄えを気にしたり、ピザに乗せるときってどうしても横切りで切ってしまいますよね。しかしこの切り方は繊維や細胞を破壊してしまうので、余計苦味や香りを強めてしまいます。そのため子供用として切るのであれば縦切りがおすすめです。
逆に苦味や香りを楽しみたい大人には横切りで下ごしらえしてあげることによってそれを強調させることができます。大人用と子供用の両方を準備するのは大変ですが、苦味こそピーマン!と感じているママやパパには別に切り方を変えて下ごしらえしておきましょう。
切り方を変えるとピーマンの食感も変化する!
切り方を変えると変化するのは味だけではありません!なんと食感までも変わるって知っていましたか?縦に切ると細胞を破壊しないので、シャキシャキとした食感を楽しむことができます。反対に、柔らかく仕上げたいときには横に切ればいいのです。切り方一つでさまざまな楽しみ方ができます。
ピーマンのシャキシャキ感も子供が嫌がる理由の一つです。なので尚更横向きに切ってあげることで、食感も味も柔らかくしてあげることができます。レシピによって切り方を使い分けるようにするとさらに味や食感のバリエーションが広がりますよ。
よく火を通す青椒肉絲などは縦切りにすることで炒めてもシャキシャキ感を残すことができますし、さっと火を通すだけなら横切りの方が柔らかく仕上がります。レシピによって切り方を使い分けることで子供でも食べれるようになるので試してみましょう!
ピーマンの苦味を変化させる下ごしらえの仕方!
切り方のほかにもひと手間加えた下ごしらえをすることでピーマンの苦味を変化させることができます。ちょっとめんどくさい方法もありますが、子供のためと思って下ごしらえしてあげましょう!またちょっと見方を変えるのも大切ですよ。
油通しする
切り方による細胞の破壊以外に、ピーマンの苦味は「クエルシトリン」と呼ばれるポリフェノールの一種が原因です。このクエルシトリンは油に溶けるので、切ったあとに油通し(油にさっとくぐらせる)することで苦味が油に溶けて少なくなりますよ。
赤ピーマンやパプリカに変えてみる
極論ですが、ピーマンは未成熟なため苦味があります。なら成熟しきっている赤ピーマンやパプリカに変えることで甘味のあるピーマンが楽しめます。ただ高価なのでパプリカ1個でピーマン1袋買えてしまうことがあるので、下ごしらえがめんどくさい時なんかに赤ピーマンやパプリカに変えてみましょう。
ピーマンの切り方だけでなく赤やパプリカがおすすめ
ピーマンの切り方が縦でも、苦味ってある程度は残っていますよね。そのわずかな苦味さえも嫌いな子供には、少し高いですが赤ピーマンやパプリカに変えて食べさせるのも一つの方法です。青ピーマンよりも成熟しきっている彼らなら、きっと苦味が苦手な子供でも食べられるでしょう。
青ピーマンと赤ピーマンの違い
青(緑)ピーマンと赤ピーマンの違いは成熟しているかしていないかの違いです。品種としては同じですが、成熟しきる前に収穫するのがおなじみの緑みどりしい青ピーマン、成熟してから収穫するのが赤ピーマンです。赤ピーマンの方が甘さがありますが、食感が悪いのでシャキシャキ感を味わいたい大人には向きません。
ピーマンとパプリカの違い
ピーマン嫌い。パプリカは好き。だって甘いから。苦いの嫌い!
— はやせこういち (@syota_hayasebot) November 22, 2017
ピーマンとパプリカは同じピーマンです。ただし品種が違います。また色も緑に近いものは未成熟で、赤や黄色、オレンジになっていると成熟している証です。パプリカも甘味があるので、比較的子供でも好きという子が多いです。パプリカは1つ1つが大きいので1個買うだけでもそれなりの量になりますよ。
色んな切り方のピーマンでおいしいレシピ!
ピーマンをおいしく食べよう!ということで簡単レシピを紹介します。お弁当のおかずにも、夕飯のメニューにも活躍できる簡単なレシピなので、今日の夕飯にも取り入れてみましょう!苦味を抑えたい人は縦に切ることを忘れないように!また油を使うことで苦味が和らぎますよ!
ピーマンのきんぴら
【材料】ピーマン2個、水40ml、醤油・みりん・砂糖各小さじ1杯、塩1つまみ、お好みで白ごま【作り方】ピーマンは細く切っておきます。フライパンに切ったピーマンと水、各調味料を入れて中火でコトコト。煮汁が無くなるまで煮たら、ごまを振りかけて完成です!
ピーマンの焼き浸し
【材料】ピーマン8個、油適量、ポン酢適量、お好みで生姜などの薬味【作り方】ピーマンは縦に3等分くらいの大きさに切っておく。油を温め、熱した油の中にピーマンを入れて焼いて(揚げて)いきます。火が通ったら取り出し、ポン酢またはめんつゆなどをかけてお好きな薬味を乗せて召し上がれ!
ピーマンのポテサラ詰め
【材料】ピーマン2個、余っているポテトサラダ適量、チーズ適量【作り方】ピーマンは半分に切って耐熱皿に乗せ、塩をふりかけラップをしてレンジで2分。取り出したピーマンに余っているポテサラを詰め詰めしてチーズをのせて焼くだけです。とっても簡単。あまりがちなポテサラの消費レシピとしても活躍します。
切り方以外にも苦味を抑える工夫をしてみよう
切り方以外にも、味付けを子供向けに変える工夫をしてみましょう。特に大人と同じような味付けでは、苦味を強調してしまうことがあるので、最初は切り方を変えたうえで子供だけ特別メニューを作ってあげるといいですね。
下ごしらえから調理とママは大忙しですが、ケチャップや砂糖を使って子供でも好きな味付けに変えてあげるだけでもペロリと食べられることができます。ピーマンは細かく切っても味が強調されてしまう食べ物なので、切り方がダメなら味付けを変えてみましょう。
餃子の皮にケチャップ塗ってチーズのせてウィンナーとかピーマンとかのせるととても美味しい!!
— 栗花落 (@tuyuri_yume) November 15, 2017
またピザ風にするのもいいですね。子供はピザなどトマトソース類が特に好きな子が多いです。縦に切って、油を使った料理で、ケチャップで味付けをしてみましょう。たったこれだけでもペロリと食べてくれるかもしれませんよ。切り方でダメならケチャップで試してみましょう!

苦味を抑えてピーマンをおいしく食べさせてあげよう!
ピーマンは切り方を変えても少なからず苦味が残ります。しかし下ごしらえでしっかりと準備して、子供が好きな味付けにしてあげれば、今までピーマンが嫌いな子供でもペロリと食べられるようになります。まずは切り方を変えて少量から始めて、だんだんとピーマンに慣れさせていきましょう!