ピーマンのカロリーはどのくらい?ダイエットや美容効果ありで栄養満載!
ピーマンは食べた時に苦みを感じるので苦手な方が多い印象を受ける野菜ですが、どんな栄養が摂取できるのか、カロリーはどれくらいあるのかはあまり知られていません。野菜を食べることは美容や健康に効果があるのでピーマンの持つ栄養素やカロリーを学んでいきましょう。
目次
ピーマンという野菜
スーパーなどに買い物に行くと目にすることが多い緑黄色野菜であるピーマンですが、その苦みから嫌いな子供も多く大人になってもあまり積極的には食べられていない野菜です。緑色の印象が強いですが赤い色もあり味も様変わりします。ここではピーマンの栄養価やカロリーなど私達の体のためになる情報を一緒に勉強していきましょう。
ピーマンの種類
ピーマンは甘味種の唐辛子の仲間で、私達がよく知る緑色のものはシシ型とよばれ食べると苦みを感じることが多い品種です。このピーマンが熟すと赤い色に変化し味もマイルドになり皮も柔らかく食べやすくなります。その他にパプリカとは違う品種で赤ピーマンと黄ピーマンがあります。
とんがりピーマンとよばれる細長い品種もあります。苦みが少なくパプリカのように肉厚なので普通のピーマンが苦手な方にも食べやすくなっています。
バナナピーマンという黄色い見た目の品種があり、熟すごとに色が変化し最終的には赤くなります。この種類は甘みが強くサラダなどにして楽しめるようです。
ピーマンとパプリカの違い
パプリカはピーマンの一種で見た目も違います。普通のピーマンよりもフォルムが丸く最初から皮が柔らかいので生でも食べることができます。色も黄色やオレンジに赤など鮮やかでただ置いているだけでもインテリアとして綺麗に飾れますが、あくまで生の野菜なので注意が必要です。
ピーマンのカロリーはどのくらい?
緑色のピーマンのカロリーは1個あたり6kcalほどです。大きさによって多少の変化はありますが100gでも22kcalなのでとても低カロリーな野菜であることが分かります。
ピーマンは色でカロリーが違うの?
ピーマンには緑と赤と黄色があり、赤と黄色は若干カロリーが上がるので大きさだけでなく色によってもカロリーは変化するようです。
他の野菜のカロリーと比べると
ピーマンよりカロリーが高い野菜は沢山あり、同じ100gでもとうもろこしやカボチャは90kcalを超えます。仲間のひとつである唐辛子も96kcalほどと高いのでピーマンが低カロリーだということが分かりますね。
カロリーだけでなく糖質も低い
ピーマンの糖質は100g当たり2.8gほどです。野菜は全体的に糖質が低いのですがピーマンはさらにカロリーも低いので糖質制限などをしている方にはピッタリな食材になります。
ピーマンは栄養たっぷり
ピーマンにはビタミンAとビタミンEが含まれていますが、他の野菜と比べて多いのがビタミンCの量です。意外にもレモンの2倍のビタミンCが入っていて加熱調理しても栄養成分が消えにくくなるのでピーマンの苦みが苦手でも料理して食べることで吸収量がアップし美容に効果があります。さらにカロテンなども摂ることができるおすすめの食材です。
さらに効果を高めるには
緑色のピーマンをそのまま調理しても美味しく食べることができますが、熟して赤く変化したものを使うことでさらに栄養効果が高まります。ピーマンは時間の変化とともにビタミンの量が増し完熟したものは通常よりも栄養が2~3倍にもなるのです。
生活習慣病など様々な体の不調に効く
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ピーマンに含まれるピラジンという成分には血液をサラサラにしてくれる効果があります。さらに唐辛子の仲間であることからカプサイシンと同じ効果のあるカプシエイトという成分が入っていて、これは体を中から温めてくれるので冷え性予防にもなるので辛い物が苦手な方はピーマンを食べるといいでしょう。
ピーマンの種は食べてもいい?
ピーマンを買ってきて調理しようと思った時、取り出した種はどうしていますか?すぐに捨ててしまうという方がほとんどだと思われますが、実はこの種にも栄養があるということが分かってきたのです。血液をサラサラにしてくれるピラジンという成分は種とワタの部分にのみ存在するのでこれからは捨てずに調理して食べてみることをおすすめします。
種にもカロリーはあるの?
ピーマンは元々カロリーがとても低い野菜です。ピラジンを摂るためにはピーマンを丸ごと調理して食べるのがおすすめですが種の部分を一緒に食べてもカロリーの変化は少ないのでダイエットの為には丸ごと食べるのをおすすめします。
ピーマンの美容効果
ピーマンには抗酸化作用のあるビタミンPが含まれ、この成分はビタミンCの働きを助けてくれるのでコラーゲンの生成にも力を発揮します。さらにカロテンなどと合わさることで体の中に発生する活性酸素を抑えアンチエイジングの効果があります。
ピーマンを食べてダイエット
【ダイエット効果がある5つの夏野菜】
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・赤ピーマン
・トマト
・オクラ
・ゴーヤ
・レタス
旬の野菜をたくさん食べてダイエット♪
サラダだけは手作りしましょう!
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ピーマンはビタミンなどの栄養がたっぷり入っているのにカロリーや糖質が低いのでダイエット中に食べるのに向いている野菜です。緑黄色野菜の中のひとつなので日頃の野菜不足解消の為にも毎日の食事に積極的に取り入れてカロリー制限をしつつ体重の減少を目指せます。
低カロリーな食べ方
シーフードと一緒に食べることでカロリーの吸収を抑えることができます。アサリなどに含まれるクロムという成分が血糖値が上がるのを抑制し脂肪になりにくくしてくれるのでダイエットに効果的です。
カロリーが低いからって食べ過ぎには注意しよう
ピーマンの調理法として炒めたり揚げたりなど油を使うレシピが多いです。この方法は簡単ですがダイエット中に油をよく使ってしまうと1日の摂取カロリーも上がり逆効果になってしまいます。油分が多いと肌荒れなども引き起こしてしまうので、美容のためにもカロリーを抑えたい場合は温野菜などにして食べるのがいいでしょう。
ピーマンを美味しくするレシピ
ダイエット以外でも美容のためにピーマンを食べたいと思ってもいざ調理するとなると美味しい食べ方が分からず苦みをどうすればいいのか悩んでしまいますね。ここではそんなピーマンを美味しく食べきることができるレシピを紹介します。
ピーマンのレシピでよく見るのは肉詰めですがこれはシンプルに焼くだけなのでピーマンの苦みが得意ではない方には少々食べづらい面もあり、お肉が沢山入っているのでカロリーも高くなる傾向にあります。
ピーマンの中に肉を詰めるのではなく、皮の外側に巻き付けて焼くレシピもあります。全体的に油がのってソースもよく絡むので苦みが中和され美味しく食べることができます。
ピーマンを使うレシピで馴染みのあるのはチンジャオロースです。細く切った肉と混ぜて作りますが野菜の量を多くすれば多少カロリーを抑えることができますね。
茄子を加えて作る麻婆茄子に入れてもとろみのあるソースと混ざり合いご飯によく合う一品が出来上がります。カロリーが高くなってしまうので白米の食べ過ぎには注意しましょう。
ツナ缶と一緒にめんつであえるとさっぱりしておつまみにもなるのでおすすめです。ゴマと共に食べると美容にもいいですね。
ピザトーストなどを作る時に上に乗せるだけでもまろやかなチーズの中に苦みを感じ食感もいいアクセントになるので作ってみてはどうでしょうか。沢山乗せすぎると味が強調されすぎてしまうのでほどほどにしましょう。
ピーマンの簡単アレンジレシピ
ピーマンはそのまま食べるイメージが多いですが、ミキサーなどですり潰してスープにすることもできます。大量に消費できてジャガイモなども一緒に混ぜれば甘みが加わり子供でも美味しく食べられます。冷やして夏に食べるのもビタミンCがたっぷり補給できるのでおすすめです。
ピーマンの皮に詰めていいのはお肉だけではありません。残ってしまった食材を使ってさらに美味しい料理に変えてみましょう。豆腐を使ってもヘルシーなレシピになります。
グラタンソースを詰めて上にチーズをのせてからオーブンで焼くと皮も美味しく食べられます。子供にも食べやすくなるので家族みんなで楽しめます。
ピーマンを食べて健康な毎日を過ごそう
ピーマンはビタミンが豊富でカロリーも低く女性にも食べやすい野菜です。美容のためだけでなく体重が気になる中高年の方にもおすすめで、血液がサラサラになる効果も期待できることから上手に食事に取り入れてカロリーダウンをしつつ毎日の健康に役立てていきたいですね。