卵と玉子の違いや使い分けについて!日本語の成り立ちもご紹介

卵と玉子の違いや使い分けはしっかりできていますか?同じ「たまご」なのにどうして違いがあるのか、使い分けはなんとなく知っていてもなぜ使い分けるのか、疑問は残りますよね。今回は卵と玉子の使い分けについて、由来や漢字の成り立ちなども交えてまとめてみました。

目次

  1. 卵と玉子の違いを気にしたことはある?
  2. 卵と玉子にはしっかりとした違いがある!
  3. 卵と玉子は漢字の成り立ちにも違いがある
  4. 玉子という日本語は鳥類のみに使われる
  5. 卵と玉子の違いが中には曖昧なことも!?
  6. 他の漢字圏の国では玉子は通じるの?
  7. では英語だとどうなるの?
  8. 玉子は日本特有の言葉?
  9. 卵と玉子の違いや使い方のまとめ

卵と玉子の違いを気にしたことはある?

卵と玉子。読み方も同じ「たまご」なのに一体なぜ違いがあるの?という疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。ただの漢字の違いなのか全く異なる意味を持つものなのか、日本語なのにとっても疑問が多い卵と玉子。普段はあまり気にせず使っていますよね。話す時声に出すとどちらも「たまご」ですよね。漢字で書くと違いが出てしまう卵と玉子はなぜ違いがあるのでしょう。

日本人には漢字はとても馴染みのあるものですよね。なのに卵と玉子はなぜ違うのかわからない、もしくはなんとなく知っている方でも、なぜこのように使い分けをするようになったのか、気になりませんか?答えはあるのでしょうか?それすらも謎なのですが、今回は卵と玉子はどのような違いがあるのかを、いろんな角度からみていきましょう!疑問を解きたいですね!

卵と玉子にはしっかりとした違いがある!

調理前と調理後で変わる

これはもしかしたらなんとなく知っていたという方も、いらっしゃるのではないでしょうか?卵は調理前の生まれたままの姿をしているものが卵であり、玉子は卵を加熱などして調理した、生まれたままの姿ではなくなってしまったものを、玉子というように分けられています。なので「生たまご」は「卵」、「厚焼きたまご」は「玉子」になるということですね!

日本語なのにちゃんと意味の知らない単語は他にもあるかもしれませんが、この卵と玉子は日本語の中でも特に疑問が残っているとされている、使い分けや成り立ちが専門家でもまだ疑問点がある部分が残っている日本語だそうです。知っているようで知らない、使い分けをしっかりできなくても仕方がない気がしますが、調理前と調理後の違いだけは覚えておけそうですね!

生物学的には「たまご」は「卵」と書きます。なので育つことを前提としたものは卵といい、ひよこが孵化した後のからも、ひよこの卵の殻ということになるのですね。

玉子

食用を目的としている「たまご」は「玉子」になるようですね。「卵」となると様々な生き物の「卵」になりますよね。「玉子」は鳥類の卵を調理したものを「玉子」と呼ばれるようです。

Thumbフライパンで卵焼きをきれいに焼くコツは?丸型でもふっくらする作り方![ジェリー]

卵と玉子は漢字の成り立ちにも違いがある

卵の由来

「卵」の成り立ち由来は「たまご」は昔「殻の子(かひのこ)」と呼ばれていて、現在「殻の子」の漢字として用いられたのが「卵」や「卵子」であり、「卵」は「かひ」とも言われていたようです。生き物のたまごの殻から由来がきている漢字のようです。ほか虫や魚の丸い卵が多く連なっている様子を描いた、象形文字とも言われているそうです。

玉子

「玉子」の成り立ちの由来は「玉」が宝石のようで美しい、丸いものの象徴。目玉や玉の肌の玉で、丸く価値のあるものが「玉」だそうです。そこから鳥の殻に入った丸い形から「玉の子」という言葉が生まれ、室町時代には「玉子」という言葉はすでにあったと言われています。そして「魂」(たま)の入った子として卵が孵化する不思議な玉という意味もあるそうです。

玉子という日本語は鳥類のみに使われる

漢字の成り立ちの由来からわかるように、「殻の子」が「卵」の由来になっています。そして鳥の卵は「魂の子」「玉の子」というように呼ばれていたことから、「玉子」は鳥類のみに使われる日本語なのだそうです。ですが「魚のたまご」も「卵」、「虫のたまご」も「卵」ですよね。なのになぜ「鳥類の卵」のみに「玉子」という別の日本語が生まれたのでしょうか?

ある説では生き物をそのまま食べ物として扱うことはいけないことで、あえて卵と玉子というように調理前と調理後で、名称を変えたのではないかとも考えられているそうです。「牛」も生き物は「うし」ですが「牛肉」はどうですか?「うしにく」とは言いませんよね。調理する前提となった途端に「牛(ぎゅう)」「ぎゅうにく」に変わるのと同じなのではという考えもあるようです。

卵と玉子の違いが中には曖昧なことも!?

「虫のたまご」は「虫の玉子」とは言いません。これは明らかですね。「シャケのたまご」も「シャケの玉子」とは言いません。食べる前提のものは「いくら」としっかり名称が変わりますよね。では調理後の「たまご」が「玉子」なら「玉子かけご飯」はおかしいのはなんとなくわかる気がしますよね。ですが他にも疑問が残る「玉子」が使われていない料理がありませんか?

調理後の「たまご」が「玉子」になるのならば「ゆでたまご」はどうでしょうか?調理しているはずなのに「ゆで玉子」とはあんまり言わない気がしませんか?では「たまごやき」はどうでしょう。「玉子焼き」が正しいはずになってきますよね。ですがどちらもあまりしっくりこないと感じませんか?「おんせんたまご」も「温泉玉子」はしっくりきませんね...。

このように「玉子」の使い方は実際はとても曖昧な部分が、残っているようで専門家ですらまだ解明できていないそうです。一説では卵料理は「たまごかけごはん」は明らかに生卵なので「卵かけご飯」で正解なのですが、卵料理全般的に半熟の可能性も考えられることから、「玉子」という言い方をしないことも。だったらどれにも「玉子」が当てはまらなくなってきそうな気もしますね。

Thumbフライパンでゆで卵!とろり半熟も失敗しないガス代節約時短術で美味しい作り方![ジェリー]

他の漢字圏の国では玉子は通じるの?

実は他の漢字を使う主な国、中国や韓国でも「玉子」は通じません。日本の生き物と食用との違いを表す、独特な習慣の中で生まれたと言われている表現法なので、他の漢字文化圏の中国や韓国では「玉子」と書いても通じないのだそうです。ましてや「卵」も通じるか微妙なところでもあるのだとか。ますます卵と玉子の違いがわからなくなりますよね。

そもそも漢字が発祥した中国では「とりのたまご」は「鳥の卵」ではないのです。「鳥の卵」は「蛋(タン)」と表され、一般的に卵はその他の生き物、虫や魚のたまごは「卵」と表されるようです。なので日本がなぜ鳥の卵に「蛋」を使わなかったのかが謎なだけであって、「卵」も「玉子」もどちらも中国や韓国では、旅行などで文字でやりとりには使えないとも言われています。

では英語だとどうなるの?

絵では英語だとどうなるのか、卵も玉子もどちらとも「egg」になりますが実際使い分け方はあるのでしょうか?「egg」は殻がついていて1個、2個と数えられる時は可算名詞ですが、原型をとどめていないもの、つまり中身の状態になると、不可算名詞になりますね。よって「卵」は「eggs」、「玉子」は「egg」になるようですね。翻訳機ではこのように変換されるようです。

日本語では生き物のたまご全般を「卵」ですが、英語ではまた違うのです。「egg」は鳥や虫のたまごの事を指し、魚や帰るのたまごは「spawn」、そして食用の魚の卵は「roe」すなわち「シャケのたまご」(いくら)は「salmon roe」になります。なんとなく予想はついていたでしょうが、英語でも「玉子」を表す言葉というのは特別になさそうですね。

玉子は日本特有の言葉?

そうなのです。どうやら「玉子」は日本のみで使われている言葉であり、卵と玉子の使い方が曖昧なのも日本だけなのではないか?とも言われています。一応鳥が生んだ生き物のたまごは「卵」ではあり、調理したものは「玉子」と食用かそうではないのかで、名称を変えているのではないかという説はありますが、実のところはっきりしていないのが、現状なのだそうです....。

卵と玉子の違いや使い方のまとめ

ここまで卵と玉子の違いや使い分けについてまとめてきましたが、一応調理前は「卵」であり調理後は「玉子」ということはわかりましたが、実に曖昧なのです。ですが一応正しいとされているのは調理済みの卵料理は「玉子」ということで覚えておいていいでしょう。

関連するまとめ

関連するキーワード

アクセスランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ