就活の時のコート・女子はどうすべき?選び方やマナーをレクチャー
2017年も残りわずかです。真冬に差し掛かるこの時期に悩むのが、就活スーツの上に着るコート選び。一着持っておけば安心して就活に臨むことができますよね。ここでは失敗しない就活の時のコート選びや、就活の上で知っておくべきコートにまつわるマナーをお伝えします。
目次
就活の時期にコートは欠かせない!
就活の時期は6月~翌年2月が準備時期、3月頃から合同企業説明会・筆記試験・面接などが始まる本格的な就活時期と言われています。本格的な就活時期を乗り越えるために、就活の準備時期からしっかりと服装や持ち物を準備したいですね!
特にコートは寒さを乗り切るための必需品です!体調を崩してしまい大事な説明会や面接を欠席してしまうのはなんとしても避けたいところですよね。ぜひ正しい選び方で就活用のコートをゲットして本格的な就活時期に臨みましょう。
コートといっても沢山種類があるのでどんなコートを買えばいいのか悩んでいる女子も多いですよね。そこで今回は、就活の時のコートの選び方に関するコツや就活の場面で知っておくべきコートにまつわるマナーについてまとめました。
就活に使うコートはいつからいつまで必要?
就活は6月頃から準備の時期を迎え、本格的に筆記試験や面接が始まるのは翌年3月頃から。そして実際に内々定をもらいはじめるのはスタートから約一年後の6月頃と言われていますから、就活は長期戦と言えます。
目安として就活の時のコートが必要になるのは12月から3月くらいまでです。急に寒くなる日もあるので気候によって臨機応変に着用するのが良いでしょう。合同説明会や就活セミナーなどの際に周りの女子就活生を見て着始める時期を見定めるのも良いかもしれませんね。
就活の時のコートは何着必要?
就活用のコートは何着あればいいのか悩んでいる女の子もいますよね。就活の時に用意するコートは一着あれば十分です。コートは安い買い物とは言えないですし、その他の防寒グッズをプラスすれば一着でも十分乗り切ることができますよ。
マフラーや手袋、カイロなどの防寒グッズを取り入れれば寒さ対策を万全にすることができます。またコートの種類によっては着脱可能なライナーがついていて冬から春先まで着用できるものもあるのでおすすめです!
就活の時のコートの選び方
そろそろ就活用の鞄買わないとあかんねんけど。
— 外ヅラよしこちゃん (@617Amie2) November 19, 2017
コート.....いるかな?
スーツにピーコート(グレー)は不味いかな?
やっぱりトレンチコートなんだろうか。
就活の時のコート選びは失敗したくない!でもどんなコートを選べばいいのか分からない…。と悩んでいる女子も多いのではないでしょうか。ここからは就活の時におすすめのコートの選び方をご紹介します!
①コートの色は黒・グレー・ベージュが一般的
就活の時のコートは奇抜な色でなければ問題ないですが、よく選ばれているのは黒・グレー・ベージュです。スーツの上に羽織ると馴染みの良い色合いですよね。迷ってしまったらこの三色から選ぶのがおすすめです。
②コートの種類はステンカラーコート、トレンチコートがおすすめ
コートにはトレンチコート、ステンカラーコート、ダウンコート、ダッフルコートなど様々な種類があります。その中でも就活の時のコートでおすすめなのがステンカラーコートとトレンチコートです!
ステンカラーコートは襟の前が低く後ろが高くなっている形のコートです。トレンチコートが変化したとも言われておりビジネス用としても着られているコートになります。
内側に着脱可能なライナーが着いているコートもあるようです。これなら冷え性になりがちな女の子も安心して就活に臨むことができますね。また、ダウンコートやテカテカしたナイロン素材のコートは、カジュアルに見えてしまうので避けた方が良いでしょう。
③コートの丈はスーツより少し長めを
コートの丈はスーツよりも少し長めが良いでしょう。自分に合う丈感を探すには実際にお店で試着をするのが一番ですね。もし加減が分からない場合は売り場のスタッフに声をかけてみると良いでしょう。
早速コートを買いに行こう!
就活の時のコートの選び方をマスターしたら、早速コートを買いに行きましょう!コートはスーツ売り場で大抵扱われています。紳士服の専門店や、デパートのスーツ売り場に探しに行きましょう。
服も靴も「痛みなく着られるもの・履けるもの」
— ぺこまる@FM (@pecomaru1221) December 1, 2017
この条件は絶対。自分の好みは封印。慎重に慎重に選ぶ。試着もできるかぎり時間使う。それなのに後から、えっ!?やっぱり痛い…ってなることも多くて。何度コートや靴失敗したか。もうこの身体疲れた(ToT)
可能であれば、実際にスーツで来店してコートを試着してみると良いでしょう。試着すればサイズ感や丈感を確認できますし、購入した後で実際に着てみたらイメージと違った、といった事態を防ぐことができます。
ネットでも取扱商品は多数あるようです。時間が無ければネットで購入することもできますね!アウトレット品もあるようなので、掘り出し物を見つけられるかもしれません。
いざ就活へ!でもその前に・・
就活生がセミナーに大挙して入場するとこ見たけど、入口でコートを脱ぐ人もいれば、脱がないで入ってく人も。ポケットに手を入れたままとかもいたり。そういうの気になっちゃうおっさんです。
— おとう (@otou) March 14, 2017
就活用のコートをゲットしたら、あとは着ていくだけ・・と思ったら大間違い!コートを脱ぐタイミングや畳み方、会場内での置き方など意外と細かいお作法があります。企業の方はそういった所作もチェックしているので気をつけてください!
就活の面接会場などでコートを着脱する際のマナーはあらかじめ知っておきましょう。かさばるコートをスマートに扱うことが出来ると面接官の好感度UPにもつながりますよ。
知っておくべきコートのマナー
では早速、就活のシーンで知っておくべきコートにまつわるマナー・ルールをお伝えします!今から覚えておけば就活本番までに十分間に合いますよ。
①コートは就活の会場に入る前に脱いでおく
コートは会場入り口より手前で脱いでおくのが正解です。複数企業が入っているビルでは、ビルに入る前に脱いでおけば問題ありません。くれぐれもコートを着たまま会場に入ってしまうのはマナー違反ですので気をつけてくださいね。
②脱いだコートは裏面を上にして畳むのがベター
コートを脱いだ後の正しい畳み方は個人差がありますが、脱いだコートは裏面を上にして畳むとスマートです。裏面はコート内側の襟元にタグがついている方ですので、こちらが見えるように裏返して畳むということです。畳んだ後は腕にかけて移動するとスッキリして見えますよ。
③就活の会場ではさらに小さく畳んで鞄の上に置く

会場ではほとんどの場合、コートを掛ける場所が用意されていません。ではどこに置くのが良いのでしょうか?答えは「小さく畳んで鞄の上に置く」です。椅子に腰かける際、背もたれにコートを掛ける人がいますが、これはマナー違反となりますので注意してください。
コートをぐちゃっと畳んでしまうとバランスが悪くなり鞄ごと倒れてしまい、意外とコツがいるかもしれません。時間のあるときに畳み方や置き方は事前に練習しておけば完璧です!
④コートは会場を出てから着用する
面接や説明会などが終わったら会場の外に出てからコートを着用するようにしましょう。就活のみでなく普段から会場の外で着脱する癖をつけておくと、いざという時に緊張で忘れてしまった・・なんてことが防げますね!
またコートがかさばるのが嫌だという場合は、駅に着いたらコートを脱ぎ駅のコインロッカーに入れておくという手もあります。この場合は駅にコートを忘れて帰ることがないよう注意してくださいね。
コート以外の防寒具に関するマナー
冬本番の時期はコート以外にも防寒具を身に着けますよね。ここからはコート以外の代表的な防寒具についても選び方やマナーをご紹介します。
①マフラー
マフラーはコート同様、あまり派手でない色を選びましょう。女の子らしくて可愛い柄のマフラーもたくさんありますが、大きな柄は避けたほうが良いでしょう。あまりかさばらず小さく畳めるものがおすすめです。
またコートと同じように会場の外で着脱するようにします。会場の外で関係者に見られていないとは限りませんので、巻くときもスッキリとまとめておくように心がけておくといいですね。会場では鞄の中にしまうか、鞄の上に畳んで置くようにしましょう。
②手袋
手袋もあまり派手でない色や柄を選びましょう。(どんな柄がいいか迷ったら無地を選んでおくと無難です)素材はレザーやニットなどがありますが特に決まりはありません。
最近では手袋を着けたままスマートフォンが操作できるタイプの手袋もあります。これならいちいち手袋を脱がなくて済みますし、手がキンキンに冷えてしまうこともないですね。手袋もコートやマフラーと同様に会場の外で着脱するようにし、鞄の中にしまっておくのが良いでしょう。
③ニット・インナー
ジャケットの下にカーディガンやセーターなどのニットを着るとカジュアルに見えてしまうので避けましょう。どうしても寒ければ、ワイシャツの中に発熱素材のインナーや腹巻をしのばせておくと一気に暖かくなりますよ。
④ニット帽・耳あて
ニット帽や耳あてはどちらもフォーマルさに欠けてしまうのでマナー的にはあまりよくありません。髪型がくずれてしまってボサボサになったまま会場に入ってしまうと、身だしなみの面でも悪印象を与えてしまいます。
第一印象から好印象をゲットしよう!
コートと一口に言っても、選び方から着脱、置き方まで様々なマナーやルールがありましたね。沢山あって覚えるのが大変!と思われたかもしれませんが、一度習慣にしてしまえば自然と身につくようになりますよ。
面接では志望動機や自己PRを伝えることも大事ですが、基本的な所作も面接官は見ています。コートをぐちゃっとまとめておく人と、スッキリと畳んで鞄の上に置いておく人では印象も変わりますよね。今回おすすめした選び方やマナーを実践して、ぜひ好印象をゲットしてくださいね。