浴衣を着る時の肌着や下着について!インナーに代用できる物はある?
夏の風物詩といえば浴衣。浴衣を着こなした女性は美しいですよね。浴衣を着るときに気になるのが下着や肌着ではないでしょうか。浴衣を着るときに下着や肌着はつけて良いの?つけない方が良いの?と悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
目次
浴衣を着るときの肌着や下着についてご紹介!
夏になると花火大会や夏祭りなど浴衣を着て出かけたいイベントがたくさんありますよね。普段和装でない方も毎年浴衣だけは楽しんでいるという方も多いですよね。そんな浴衣ですが、下着や肌着はどうしていますか?浴衣を着るときには下着や肌着はどうしたら良いのか、イマイチ良くわからず毎年着るときに悩んでいるという方も少なくないのではないでしょうか。
普段和装をしないだけにどうするのが正解なのかわかりませんよね。浴衣をキレイに着こなすには下着はや肌着はどうしたら良いのか、専用の下着や肌着が必要なのか、持っているもので代用できるものはないのかなど、浴衣を着るときの下着や肌着についてご紹介します。

浴衣を着るときに肌着や下着は必要?
「浴衣を着るときは下着はつけない」と聞いたことがある方もいるかもしれません。そのため迷ってしまうんですよね。結論からいえば浴衣を着るときには下着も肌着も必要です。というのも浴衣は暑い夏に着るものなので生地も薄く、透けやすいんです。下着や肌着をつけずに素肌にいきなり浴衣を着てしまうと、照明の加減によってガッツリ透けて見えてしまうことがあります。
それに、浴衣を着たからといってじっと座っているわけではありませんから、歩いているうちに浴衣が緩んできたり、着崩れしたりしてきたときに、浴衣の下に下着や肌着をつけていないと周りから素肌が見えてしまいますよね。万が一浴衣が緩んできたり、着崩れを起こしてしまったときにも素肌が見えて恥ずかしい思いをしなくて済むように、下着や肌着はつける必要があります。
浴衣は寸胴体系の方が似合う!
洋服を着るときにはブラジャーやショーツやガードルなどボディラインを強調するものをつけるのが、キレイに着こなすために必要になります。下着や肌着で凹凸のあるメリハリボディを作り出すのが基本ですが、浴衣をはじめとする和装は違います。和装は凹凸のあるメリハリボディよりも、メリハリのない寸胴体系の方がキレイに着こなすことができるんです。
そのため、普段つけているブラジャーだとバストに高さやボリュームが出てしまうので、浴衣がキレイに着こなせないばかりか、浴衣が着崩れしやすかったり、帯の上にボリュームの出たバストが乗っかってしまうので、太って見えてしまったり老けて見られてしまうんです。
スタイルアップに欠かせない普段の下着は浴衣を着るときには逆効果になってしまうので「下着はつけない方が良い」といわれるんです。キレイに着こなせるかのキーとなる下着や肌着といったインナーは、洋服と和装では全然違うんですね。
浴衣を着るときは和装下着や肌着がおすすめ
普段つけている下着が原因で浴衣をキレイに着こなせないのなら、一体どんな下着や肌着を選べば良いのでしょうか。浴衣を着るときのおすすめの下着や肌着は、和装用のものです。和装用の下着や肌着は、凹凸のあるメリハリボディにすることを目的に作られていないからです。当然バストアップ効果もないので、つけたときにはちょっと違和感を感じるかもしれませんね。
ですが、上から浴衣を着ると普段の下着の上から着たときと比べ物にならないくらい、キレイに着こなせているはずです。和装下着や肌着は基本的には白色が多いので、淡い色目の浴衣でも透ける心配は必要ありませんよ。基本的に生地は木綿で自宅で洗濯することもできます。1枚2,000円前後で購入できるので、1枚持っておくととても便利ですよ。可愛さはあまり期待できません。
和装下着や肌着にはブラジャータイプやスリップタイプ、ツーピースタイプなどいろいろな種類が選べますよ。どれも使いやすくおすすめですが、自分が気に入ったものを選ぶと良いですよ。
浴衣を着るときは肌着も忘れずに!
浴衣は夏の暑い時期に着ますよね。もともと夏用に生地も薄くなっていて暑さに対する工夫がされている浴衣ですが、それでもやっぱり暑いですよね。そのため、下着だけで肌着をつけたくないという方もいるかもしれません。ですが、浴衣の下には下着だけではなく肌着もつけた方がメリットがあるので、「暑いから肌着はいいや」からちょっと卒業してみませんか。
確かに肌着を着ると下着と浴衣だけより暑さは感じるかもしれませんが、肌着には浴衣の汗染みを防ぐ役割があります。せっかく浴衣をキレイに着ていても、脇や背中に汗染みができてしまったらものすごい汗っかきみたいで恥ずかしいですよね。肌着を来ていれば汗染みはできにくいですし、汗による浴衣の変色も防ぐことができ、お気に入りの浴衣がを長く楽しめるのでおすすめです。
またきちんと肌着を着ることで、下着のチラ見えを防いでくれます。普段和装になれていないとどうしても着崩れしやすい動きをしてしまいがちです。着崩れるとどうしても下着がチラチラ見えやすくなるので、肌着でしっかり予防しましょう。
下着や肌着をインナーで代用するなら?
1年に数回しか着ない浴衣のために和装下着や肌着を買うのはちょっともったいない、家にあるインナーで代用したいなら、ブラジャーはスポーツブラで、肌着の代用としてキャミソールやペチコートを使うのがおすすめですよ。普通のブラジャーはバストに高さやボリュームを出す役割がありますが、スポーツブラなら補正効果があまりないので浴衣の下につけるのにおすすめです。
お手持ちのインナーではスポーツブラやキャミソール、ペチコートで代用できますよ。浴衣をキレイに着こなすための役割はきちんと果たしてくれますが、涼しさでいえば断然和装下着や肌着です。生地の素材上仕方がないのですが、あくまで和装下着や肌着の代用ということで涼しさに関しては諦めるしかありません。できるだけ吸水性の高いものがおすすめです。
後ろ姿に注意!浴衣は下着や肌着が透けやすい
#浴衣 を買うとき、白や色の薄いものはセクシーダイナマイツ(色の濃いブラやショーツが透ける)な着姿にならないよう、下着も気をつけましょう。特にお尻は布1枚(前は二枚だけど)、無防備な後ろ姿に黒いショーツが透けるのはNG。男性も下着の色柄の透けには気をつけて! #kimono
— MIZUNO Michiko (@master_minmin) May 21, 2015
浴衣を着るとき大きな鏡で全身を見ながら、という方が多いと思います。そのときは下着や肌着が透けていないと思っても浴衣は透けやすいですし、特に合わせがない後ろ側は前よりもずっと下着や肌着が透けやすい状態です。浴衣を着るときにはしっかり後ろ姿までチェックして、下着や肌着が透けていないか確認することが大切です。
家の鏡でチェックしたときには透けていないと思っても、もともと生地が薄い浴衣は照明によっても透けて見えることが多いんです。特に白や淡い色の浴衣は透けやすいですし、汗をかいても透けてしまいます。透けていることを教えてもらっても、出先ではどうにもならないことがほとんどですから、「浴衣は透けやすい」ことをしっかり意識することが大切ですよ。
浴衣の下着や肌着の透け対策
「下着や肌着が透けてた!」という恥ずかしい思いを出先でしないため、下着や肌着の透け対策は万全にしたいですよね。和装下着や肌着を選べば透けることは基本的にはありませんが、お手持ちのインナーで代用した場合には下着や肌着の透けには注意が必要ですよ。透けないために大切なことは下着や肌着の色選びなんです。
下着の色は白かベージュ、淡いグレーなどを選ぶと白や淡い色の浴衣からも透けにくくなります。また下着の上に重ねる肌着も下着と同じ透けにくい色のものを選びましょう。下着といえばブラジャーにばかり目がいってしまいますが、ショーツの色選びも同じようにしてください。前は浴衣が2重になっていますが、後ろはそうではないので色や柄などはっきりわかりますよ。
浴衣は下着や肌着を工夫してキレイに着こなそう!
下着はつけない方が良いといわれることも多い浴衣ですが、やはり着崩れたときや汗染みなどを考えると絶対つけた方が良いです。お気に入りの浴衣は長く楽しみたいですよね。和装下着や肌着を揃えるか、お手持ちのインナーを利用してキレイに着こなして、浴衣美人を目指しましょう!