卵の食べ過ぎは良くないの?コレステロールやカロリーについて

卵はメニューによって変幻自在に姿を変える魅力的な食材ですよね!卵好きでつい食べ過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか?一方、卵を食べたいけど食べ過ぎると体によくない?といった疑問もありますよね。今回はそんな疑問にお答えするべく卵についてご紹介します!

目次

  1. 卵に含まれる栄養素とは?
  2. 卵の効果や効能
  3. 卵のカロリーやコレステロールは?
  4. 卵の食べ過ぎは良くない?
  5. 卵の食べ過ぎで太るのは何個から?
  6. 食べ過ぎ注意!卵を使った絶品メニュー
  7. 卵のヘルシーメニュー
  8. 卵を使ったスイーツ
  9. 卵を食べて健康な体をつくろう!

卵に含まれる栄養素とは?

一つで必要な栄養素をほとんどカバーできることから、卵は完全食と言われています。では具体的にどんな栄養素が含まれているのか、まずは卵に含まれる成分についてご紹介していきます。

卵の栄養素①:たんぱく質

卵にはとても良質なたんぱく質が含まれています。たんぱく質は20種類あり、特に必須アミノ酸は体内で生成されないため食事からしか摂取することができません。卵のアミノ酸スコアは最高点の100点です!体に必要な必須アミノ酸がとてもバランスよく含まれていることが分かりますね。

全ての必須アミノ酸をバランスよく含んでいるのが卵です。中でも筋肉をつけるのに効果が高いロイシンが豊富に含まれており、体作りをしている方にとってもおすすめですよ。

卵の栄養素②:ビタミン

卵には良質なたんぱく質だけでなく、ビタミンも豊富に含まれています。具体的にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12が含まれていますが、一度にこれだけのビタミンが摂取できる食品はほとんど存在しません。

ただし、ビタミンCは卵に含まれていません。ビタミンCは赤ピーマンや芽キャベツ、レモンなどに多く含まれていますから、上手に組み合わせて摂取するようにしましょう。

卵の栄養素③:ミネラル

卵の栄養素はこれだけではありません!卵にはミネラルも豊富に含まれているんです。鉄分はほうれん草の約2倍、カルシウムは牛乳の1.5倍と卵一つのミネラル成分も充実しています!

カラザに栄養はあるの?

普段何気なく入っている卵のカラザですが、ここにも栄養はあるのか気になりますよね。カラザに含まれているシアル酸は、抗がん物質の作用を持っているんです!

人によってはカラザが入っていると気になるので調理の際に取り除く場合もありますが、抗がん剤の成分が含まれているならカラザも食べないともったいないかもしれませんね!

卵の栄養は加熱すると消えてしまうの?

卵の栄養素は加熱前も加熱後もあまり変わりはありません。ただし、生の状態の卵白はたんぱく質の吸収をしづらくする働きがあるのですが、加熱することで吸収が良くなります。

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卵の効果や効能

卵が私たちにとって欠かせない栄養素を含んでいることが分かりましたが、ここからは卵によって発揮される効果や効能についてお伝えしていきます。

卵の効果①:体の免疫力アップ

卵に含まれる必須アミノ酸は体の免疫力を高めてくれる効果があります。免疫力がつくと、体内に入ったウイルスを撃退してくれるようになります。

免疫力が低下してしまうと風邪などを発症しやすくなり、治るのにも時間がかかってしまいます。また体力の低下にもつながりますので、免疫力はしっかりつけておきましょう!卵なら手軽に摂取することができますよね。

卵の効果②:美肌効果

お肌の潤いを保つ成分としてコラーゲンがありますが、コラーゲンの主成分はアミノ酸です。前述のとおりアミノ酸は卵の中にたっぷり含まれているので、卵を食べることで美肌効果に一役買ってくれますよ!

卵の効果③:肝臓の働きを助ける

卵に含まれるアミノ酸には、弱った肝臓を守ってくれる効果があります。またビタミンB群はアルコールの分解を促す効果がありますので、お酒を飲む際や飲んだ翌日には、卵料理を食べることをおすすめします!

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卵のカロリーやコレステロールは?

では卵のカロリーやコレステロールはどうでしょうか。意外と知らない人も多いですよね。卵黄、卵白ではどちらのほうが数値が高いのか、比較しながらお伝えしていきます。

卵黄・卵白のカロリー

まずは卵黄と卵白のカロリーを比べていきます。卵Lサイズ(60g)のカロリーは、卵黄(17g)が66kcal、卵白(38g)が18kcalです。卵黄のほうがカロリーが断然高いことが分かりますね。

また、脂質は卵黄には5.7g含まれていますが、卵白はなんと0gです!卵白は低カロリーで高たんぱく質のため、ボディビルの選手がトレーニング期間に卵白を食べているのも納得ですね!

卵黄・卵白のコレステロール

コレステロールはというと、卵黄が100g中1400mg、卵白が100g中1mgと、こちらも卵黄のほうが圧倒的に高い数値になっています。卵黄のコレステロール値を卵1個分に換算すると、約250mgのコレステロールが含まれていることになります。

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卵の食べ過ぎは良くない?

卵の栄養素やカロリーをご説明してきましたが、食べ過ぎると体に良くないのでしょうか。また、卵の食べ過ぎで太るなんてことはあるのでしょうか。ここからはそんな疑問についてご説明していきます。

卵の食べ過ぎによるコレステロール摂取は大丈夫?

コレステロールの面でいうと、食べ過ぎて沢山摂取しても体にはさほど影響しません!人間の体はコレステロールを体外から摂取しても体内で一定の値に保つような機能が備わっています。卵の食べ過ぎからコレステロールを多量に摂取しても体内でバランスを保ってくれるため、気にすることはありません。

卵の食べ過ぎで気をつけるべきはカロリー!

卵1個のカロリーは約100kcalです。カロリーはコレステロールと違い体内で調節してくれる機能がありませんので、食べ過ぎるとその分体内に吸収されてしまいます。

よって、卵を食べ過ぎることによるカロリーの過剰摂取は要注意です!前述のとおり卵黄と卵白でもカロリーが大幅に変わりますので、食べ過ぎを気にする方は卵白中心にすると食べ過ぎてもカロリーを抑えることができますね。

卵の食べ過ぎによる影響は他にもある?

卵に含まれる良質なたんぱく質やビタミン、ミネラル成分は沢山取ると体にいい働きをしてくれるので食べ過ぎによる悪影響はありません。

ですが、摂取する栄養のバランスは大事です。卵には食物繊維やビタミンCが含まれていませんので、補完する食材を合わせて取ると相乗効果が期待できるでしょう。

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卵の食べ過ぎで太るのは何個から?

卵の食べ過ぎはカロリーの過剰摂取を招いてしまいます。では食べ過ぎてしまうと太るのは何個からなのか、太るのが嫌だという方のためにお伝えしていきます!

卵の食べ過ぎラインを解明!

一日の合計カロリー目安は、成人男性が約2,600kcal、成人女性が約2,000kcalと言われています。よって成人女性の1食分は1/3の650kcalほどになります。

卵1個のカロリーは約100kcalですので、一回の食事で6個以上食べ過ぎてしまうとそれだけで一食分のカロリーを超えてしまい太る原因になります。一回の食事で卵以外の食材も食べるとすると、せいぜい卵は2~3個までが食べ過ぎないラインだと言えます。

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食べ過ぎ注意!卵を使った絶品メニュー

卵を色々な料理で食べたいけどレパートリーが無い!といった方のために、卵を使った絶品メニューをいくつかご紹介します!

卵と大根と手羽元のうま煮

卵は煮物にすると味が染みて美味しいですよね。更に味が染みると美味しくなる食材の、大根も入れると良いでしょう。手羽元も追加すると鶏のだしが出て味わい深くなります。

手羽元を角煮で使われる豚のブロック肉に変えても美味しい煮物が出来ます。ただし、豚肉のほうが脂身も多いので食べ過ぎには気をつけてくださいね。

おでん

卵はおでんの具としても大好きな人が多いですよね。コンビニでもおでんは手軽に買うことが出来ますが、是非おうちで作って出来立てから二日目の絶品おでんまでを堪能しましょう!

おでんは白だしを使うと簡単にできます。調味料はなんと白だしと水のみです!あとは好きな具材を入れて煮込むだけ。具材からもいい味が出ますので、簡単に作ることが出来ます。

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卵のヘルシーメニュー

卵の食べ過ぎで太るのが心配な方のために、太るのを気にせずに食べられるヘルシーなメニューもいくつかご紹介します!

甘辛そぼろ玉とじ

挽肉の代わりにお豆腐とお麩を卵でとじたヘルシーメニューです!これなら調理時間も短くて簡単に出来ますよね。あまりの美味しさでご飯の食べ過ぎに要注意です!

ヘルシーお好み焼き

お好み焼きは卵とキャベツなどの具材とソースが合って美味しいですよね。これはお好み焼き粉の代わりにおからをつかってお好み焼きがつくれちゃいます!これなら食べ過ぎても罪悪感が軽減されますね。

卵を使ったスイーツ

卵はスイーツの材料にもよく使われます。スイーツは手間もかかって大変なイメージがありますが、中でも簡単に作れるレシピをご紹介します!

パンケーキ

パンケーキは材料を混ぜて焼くだけなので手軽に作ることが出来ますよね。お豆腐を入れてヘルシーに仕上げれば、食べ過ぎても気にすることはありません。また卵白をメレンゲにしてから混ぜて焼けば、フワッフワなパンケーキも作れますよ。

卵を食べて健康な体をつくろう!

卵は栄養価が高く、食べ過ぎに注意すれば美容や健康に大変効果を発揮してくれる食品です。一日に卵2~3個であれば食べ過ぎにはなりませんので、上手に食事に取り入れて健康な体づくりをしていきましょう!

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