フィルムカメラおすすめ人気9選!初心者でも撮る楽しさを実感できる!

近年、写真は画面で見るものになり、従来のフィルムカメラはあまり見なくなりました。カメラを始めるにあたって、フィルムカメラをおすすめされたということはないでしょうか?フィルムカメラは根強い人気があります。今回はおすすめのカメラや仕組みに等について紹介します。

目次

  1. フィルムカメラは根強い人気
  2. フィルムカメラの楽しさ
  3. フィルムカメラとは何?
  4. フィルムカメラの欠点は良さ
  5. おすすめフィルムカメラの種類:35㎜フィルムカメラ
  6. おすすめフィルムカメラの種類:中判カメラ
  7. おすすめフィルムカメラの種類:オートフォーカス機能
  8. おすすめフィルムカメラの種類:コンパクトカメラ
  9. おすすめフィルムカメラの種類:一眼レフ
  10. おすすめフィルムカメラ・No.9:写ルンです
  11. おすすめフィルムカメラ・No.8:ロモグラフィー Sprocket Rocket
  12. おすすめフィルムカメラ・No.7:Nikon FM3A
  13. おすすめフィルムカメラ・No.6:Canon AE-1
  14. おすすめフィルムカメラ・No.5:ライカ ゾフォート
  15. おすすめフィルムカメラ・No.4:Nikon FM10
  16. おすすめフィルムカメラ・No.3:フジフイルム NATURA CLASSICA
  17. おすすめフィルムカメラ・No.2:コンタックス T2
  18. おすすめフィルムカメラ・No.1:Nikon NewFM2
  19. まずはフィルムカメラを使ってみよう!

フィルムカメラは根強い人気

いつの間にか、写真は画面やモニター越しに見るものになりました。最近のカメラはデジタル化が進み、ケータイやスマホに高性能デジタルカメラが搭載されるのが当たり前となり、ケータイの購入際は画素数を最重要とした方も多いのではないでしょうか?

実際、フィルムカメラはフィルム代や現像代も必要で、手軽さがありません。しかし、近年ではいろんなカメラ会社からインスタントカメラが発売され、現像の必要ないものや、使い捨てカメラといった手軽なフィルムカメラが人気を集めています。

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フィルムカメラの楽しさ

フィルム写真にはデジタルにはない味わいがあります。それで、フィルムカメラに興味をもったという初心者さんもいるとは思いますが、フィルムカメラにはデジタルカメラにはない楽しさがあります。それは撮影方法が手動ということ。つまり、撮影する楽しさがあります。デジタルカメラはオートフォーカス撮影、自動的に撮影ができますが、フィルムカメラは撮影を手動で行う必要があります。

全てのフィルムカメラの撮影が手動というわけありませんが、手動での撮影もフィルムカメラの人気の要素の一つでもあります。初心者ならオートフォーカス機能がついたカメラをおすすめします。しかし、撮影の操作が手動というのは、フィルムカメラの醍醐味であることには違いありません。初心者としては難しい手動操作ですが、これについては後にまた説明します。

フィルムカメラとは何?

先ほどまで、フィルムカメラの人気の理由に触れてきましたが、まずはフィルムカメラとは何かを説明します。カメラの基本はレンズを通して撮影する事です。デジタルカメラの場合はレンズから取り込んだ光を内蔵された「撮像素子(イメージセンサー)」で受けてから、電気信号化します。この電気信号は増幅器にかけられ、画像化され記録メディアにデジタルデータとして記録させます。


 

その一方で、フィルムカメラとは、フィルムという感光剤を塗った物に光を当てると化学反応が起きます。この化学反応によって像が記録され、その記録を現像しフィルムにします。それを印画紙にプリントすることによって、私たちが知っている写真となります。フィルムカメラはデジタルカメラよりも物理的ですが、コストがかかります。

フィルムカメラの欠点は良さ

フィルムカメラを知っている世代なら、フィルムカメラはデジタルカメラよりもコストがかかることをご存知だと思います。デジタルカメラは撮影してもすぐに確認ができる手軽さがあります。そのようなデジタルカメラを手軽さにしているのはフィルムや、現像の必要性がないからです。よって、デジタルカメラは人気を通り越して、今や当たり前となっています。

したがって、今までフィルムカメラにかかっていたコストであるフィルムや現像代がなくなったため、安易に撮影をしてしまう傾向があります。フィルムカメラはコストがかかり、すぐに確認もできません。だからこそ、シャッターを切る前にどんな写真を撮影するか考えるようになります。フィルムカメラの欠点が撮影に対する意識を成長させてくれるのではないでしょうか。

おすすめフィルムカメラの種類:35㎜フィルムカメラ

フィルムカメラには撮影できるフィルムの大きさがいくつかあります。フィルムカメラの大きさを大まかに分けると、「35mmフィルムカメラ」、「中判カメラ」、「大判カメラ」の3種類です。初心者にまずおすすめしたいのは、35㎜フィルムカメラです。これは、デジタルカメラが普及する前まで、一般家庭の初心者からプロまで幅広く使われていたフィルムカメラです。

35㎜フィルムカメラの利点として、写真屋さんに行けば必ずフィルムが売っていると言うのと、種類が豊富という点があります。初心者向けのものからプロ仕様まで、幅広いフィルムカメラがあるので、値段もピンキリです。よって、値段や扱いやすさを考えると、初心者がまず持つフィルムカメラとしておすすめです。

おすすめフィルムカメラの種類:中判カメラ

35mmよりも大きく、後に説明する大判カメラよりも小さい中判カメラ。縦長のフィルムが特徴的で日本ではブローニーカメラや、ブローニーフィルムとも呼ばれます。しかし、これは日本に限ったことらしく、コダックから発売されていた中判カメラのラインがブローニーだったことに由来しているそうですが、すべてのブローニーカメラが中判カメラではありません。

現在売っている中判カメラのフィルムは120フィルムと呼ばれ、幅が同じの220フィルムならばカメラによっては共有することができます。先に紹介した35㎜(135フィルム)よりも大きいので、写せる面積が増えるため高画質の写真が撮れるのが特徴です。これよりも大きい大判カメラがあり、フィルムが大きくなるとカメラ本体も大きくなり、両者とも蛇腹が付いたカメラが代表的です。

おすすめフィルムカメラの種類:オートフォーカス機能

フィルムカメラの人気として、手動があげられますが、初心者にはやはりオートフォーカス機能をまず持つことをおすすめします。オートフォーカスとは自動でピントを合わせてくれる機能で、デジタルカメラには標準装備されています。しかし、フィルムカメラには手動操作のみというものもあるので、注意してください。


 

中にはオートフォーカスと手動操作両方あるフィルムカメラもありますが、レンズなどの付属品が必要となり、当然高額になります。初心者は手動操作にこだわらず、オートフォーカス機能を選ぶことをおすすめします。今回の記事ではオートフォーカスや手動機能関係なく紹介しますが、まずは、フィルムカメラに親しむことを覚えましょう。

おすすめフィルムカメラの種類:コンパクトカメラ

初心者にまずおすすめしたいフィルムカメラとしてコンパクトカメラがあります。コンパクトカメラのコンセプトが「誰でも簡単に撮影できる」というもので、その手軽さからデジタルカメラが主流になる前は一家に一台というぐらいの人気でした。簡単さが売りなので、細かい設定ができないというデメリットがあります。

しかし、何といっても価格が安く、手が出しやすいと言う点が初心者にはおすすめのカメラです。高級コンパクトカメラもありますが、機能は根本的に変わりません。機能に物足りなさを感じるかもしれませんが、スナップショットで有名な荒木経惟や、メリハリのあるモノクロ写真が特徴の森山大道はコンパクトカメラを愛用しています。よって、手軽さを作風に活かせることもできるのです。

おすすめフィルムカメラの種類:一眼レフ

カメラの王道と言えば、一眼レフです。一眼レフの大きな特徴として、レンズが豊富で交換できるということです。カメラで俗に言う「写り」とは描写のことを指し、描写性に関わる要因としてレンズとフィルムがあります。写真とはレンズで光を集めフィルムに集めた光を記録するので、レンズが重要視されます。よって、レンズ交換ができる一眼レフカメラは不動の人気があります。

また、操作方法も手動だけではなく、オートフォーカス機能や露出モードも多彩で、補正機能等その多機能さから初心者からプロまで幅広い人気があります。その一方で大きく重く、機材にお金がかかると言う欠点があり、手軽さはありません。しかし、本格的にカメラを始めたいと考えている初心者にはおすすめのカメラです。


 

おすすめフィルムカメラ・No.9:写ルンです

いきなり使い捨てカメラを紹介されて、戸惑ったかもしれません。しかし、この「写ルンです」は、立派なフィルムカメラです。そしてとても安価なので、初心者にぜひおすすめしたいカメラです。写ルンですは正式にレンズ付きフィルムと呼ばれるもので、富士フイルムの登録商法です。他の会社でもレンズ付きフィルムを発売しているところもあり、写ルンですとは違った風合いを楽しめます。

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レンズ付きフィルムは何と言っても手軽という点がおすすめポイントです。レンズ付きフィルムは撮影操作が簡単で安いという点が、フィルムカメラの良さや楽しさをまずは知ることのできるおすすめフィルムカメラです。


 

おすすめフィルムカメラ・No.8:ロモグラフィー Sprocket Rocket

ロモグラフィー社とは、カメラそのものが初心者の人にはあまり馴染みのない会社かもしれません。オーストリアの会社で、スナップ写真向けのカメラで有名なメーカーです。この紹介するカメラは35㎜フィルムで、全てのフィルムメーカーのものが使えます。手軽に多重露光を楽しめるのが大きな魅力です。意外と鮮明な写真が出来上がります。

また、このカメラはパフォーメーションまで露光することができます。このパフォーメーションというのは、スプロケットとも呼ばれるフィルムの上下に開いている穴のことです。映画のワンシーンのような写真が撮影できるカメラです。

おすすめフィルムカメラ・No.7:Nikon FM3A


コンは光学兵器メーカーとして設立され、レンズの開発を行ってきました。ニコンのカメラは色合いを明確に再現することが得意とされます。このカメラはニコンが最後に開発した、手動操作で行うフィルムカメラです。系統としてフルメカニカルのFM2の後続機となります。このカメラは機械式と電子式のハイブリットシャッターを採用していることが一番の特徴です。

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このような機械式カメラは自分で露出を決めるものですが、FM3Aには絞り優先AE搭載されています。これは、自分で絞りを決めれば、シャッタースピードを決めてくれる機能です。完全機械式ながら、自動露出がついているのがFM3Aのみです。手動操作ながらも、初心者にもおすすめのカメラです。

おすすめフィルムカメラ・No.6:Canon AE-1

1976年に「連写一眼」というキャッチコピーで話題となったカメラです。マニュアルフォーカスで初心者にはちょっと向かないカメラですが、当時は画期的なフィルムカメラとして人気を博しました。自動露出が搭載されているにもかかわらず、低価格を実現させたのです。


 

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低価格を実現させた背景には電子式にし、部品を大幅カット。そして大量生産を行うことによって、一眼レフカメラを身近にしました。ピント合わせは手動ですが、初心者にも使いやすい操作ができるので、おすすめしたいフィルムカメラです。

おすすめフィルムカメラ・No.5:ライカ ゾフォート

カメラ愛好家なら憧れるライカ。ライカからデジタルカメラが発売された時驚きましたが、「あのライカ」からインスタントカメラが発売しゃれた時も、同様の驚きがありました。このカメラは先にも書いたようにインスタントカメラで、昔はポラロイド社が専売でした。撮影すればすぐにプリントされ写真がカメラ本体から出てくるものです。フィルムは富士フイルムのチェキのものが使えます。

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ライカだけあって、カメラ愛好家も楽しめる機能があります。いろんな撮影モードも選べますが、それに関係なくリングを上下させ撮影距離の調節ができます。また、今時らしく自撮り用として小さな鏡がレンズの上部にあります。

おすすめフィルムカメラ・No.4:Nikon FM10

このカメラもマニュアルフォーカスで、手動でピントを合わせるフィルムカメラです。手動操作はピントだけではなく、絞りやシャッタースピードも自分で設定する完璧手動の一眼レフフィルムカメラです。なので、初心者向けというよりは、初心者を脱したい人向けのカメラです。

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また、ほとんどのメーカーがフィルムカメラの生産を中止している中、このカメラは現在でも製造されているカメラです。一眼レフなのでいろんなレンズを交換することができ、多彩な写真を撮影できます。

おすすめフィルムカメラ・No.3:フジフイルム NATURA CLASSICA

見た目がスタイリッシュを通り越して、味気なさを感じるほどシンプルなデザインが特徴的なコンパクトフィルムカメラが、フジフイルムNATURACLASSICAです。簡素なデザインの中には、様々なシーンで活躍する機能満載です。そして、レンズが広角28ミリの2倍ズームになっています。

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このカメラはフラッシュをたかなくても、撮影ができることを売りにしていました。しかし、時代的にデジタルカメラに押され製造中止してしまい、今は中古で流通しています。カメラの操作性を楽しむよりも、フィルムの楽しさを知る一品です。

おすすめフィルムカメラ・No.2:コンタックス T2

このカメラは高級コンパクトカメラとして販売され、販売当時は12万円という価格でした。現在は人気が再熱し、中古でも高値で取引されているフィルムカメラです。操作はオートフォーカスでも使えますが、マニュアル切り替えも可能で、初心者に相応しい操作機能が備わっています。


 

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このカメラが注目すべきなのは、描写性の高さです。レンズが描写性に定評のあるカール・ツァイスのものが使われています。ファインダーも見やすく、チタン素材で丈夫。コンパクトなので手軽に撮影ができます。なのに、高い描写性。これは、初心者に使ってほしいフィルムカメラです。

おすすめフィルムカメラ・No.1:Nikon NewFM2

このカメラは初心者向けとは言えないかもしれません。なぜなら、全てマニュアル(手動)操作の機械式カメラだからです。今回選んだ理由として、写真を学ぶ学生向けの教材として選ばれていると言われているカメラだからです。よって、手動操作の一眼レフですが、初心者には扱いやすいように考えられています。なので、スムーズに撮影が行えます。

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このカメラは機械式フィルムカメラの最もオーソドックスな形態と、機能をしていると言われています。必要な機能を搭載しているフィルムカメラなので、このカメラを使えれば全てのフィルムカメラが使えると言っても良いカメラです。

まずはフィルムカメラを使ってみよう!

カメラがデジタル化が当たり前となりました。しかし最近、レンズ付きフィルムの「写ルンです」の人気が再熱しています。デジタルにはないフィルムの良さが再確認されているということでしょう。デジタル世代を始め、若年層はフィルム自体見た事もない人がほとんどではないでしょうか。

よって、まずはフィルムカメラがどんなものかを知って、親しみを持つことから始めてみてください。決してフィルムカメラは便利ではありません。現像やプリント代にコストがかかりますが、かえって写真一枚一枚に愛着が持てるようになります。手間がかかる分、大切な思い出が増えていくフィルムカメラをぜひ始めてみてはいかがでしょうか。


 

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