しらすの栄養価やカロリーについて!ダイエットには向いている?
老若男女問わず大人気のしらすは栄養価がとっても高いとみなさん知っていましたか?ダイエットに向いた食材ともいわれていますが、そんなしらすの栄養やカロリーをあまりみなさんご存知ないのでは?今回はそんなしらすの持つ栄養価、効能、カロリーをご紹介します!
目次
栄養満点なしらすの旬な時期
魚なのに骨がなく食べやすく、老若男女問わず人気の魚ですが、どうせ食べるならしらすが美味しい時期にたくさん食べたいですよね?なのでまずはしらすの旬な時期をご紹介します!
まずしらすと呼ばれているあの小さな白い魚ですが、何の稚魚か知っていますか?勘違いされやすいですが、しらすというのは一種類の魚の稚魚ではないということです。イワシ、ウナギ、アユ、ニシンなどの稚魚を総称して『しらす』と呼びます。
その中でも多く流通しているのがイワシの稚魚。なので様々な魚に旬があるように、マイワシの稚魚の旬は早春、カタクチイワシの稚魚の旬は秋というように別れています。スーパーで売られているしらすには魚の名前が書いてある場合があるのでチェックしてみてください!
栄養満点のしらすの選び方
先日、生しらすを食べたんですが、今まですごーーく苦いのしか食べたことなかったので苦手だったんですね。今回食べたやつ、全く!苦くなくてすごくおいしかった!新鮮ってすごい!
— 来見 葵 (@kurumi_aoi20) November 30, 2017
しらすに限らず食材は鮮度が大事ですよね。スーパーで売られているしらすを、みなさんどのように購入していますか?どれもみんな同じだから入っている量(グラム)で購入していませんか?しらすの鮮度を確かめるのはずばり曲がり方!です。
新鮮なしらすは茹でるとひらがなの『し』『つ』『く』のように曲がります。なのでスーパーで直線に近いしらすが多い場合は、冷凍後に茹でられたしらすかもしれないということです。しらすを購入する際の参考にしていてくださいね!
しらすの栄養価
しらすは魚の一種だから栄養価が高いと理解していても、実際にはどんな栄養成分が含まれているか知らないという人も多いはず。次はしらすに含まれる栄養価をご紹介します。
しらすは、骨や内臓も気にすることなく1匹そのまますべてを食べられる食材なので捨てる部分がない分、栄養価も高くカルシウムが豊富にあります。小皿1杯(100g)のしらす干しで、カルシウムが1日分(約500mg)摂れます。
— あ、腸なんだ!? (@chou_nan_da) October 17, 2017
みなさんがご存知の通り、魚といえばカルシウム!他にはマグネシウム、ビタミンD、エラスチン、トリプトファン、セレニウム、メチオニン、マグネシウム、鉄、亜鉛、リジンなどなど、様々な栄養成分を含んでいます。聞いたことがある名前もあると思いますが、初めて耳にした栄養の名前もあるかと思いますので、次はこの栄養価たちが持つ効能をご紹介していきます!
しらすの持つ栄養価の効能:健康
効能:丈夫な骨作り
しらすが含む栄養成分はたくさんあるため、主に注目したい栄養に着目してみましょう!カルシウムはみなさんご存知ですよね。骨を作り出すために必要不可欠な栄養価成分です。そのカルシウムの吸収を助けてくれる成分がビタミンDなんです。体にカルシウムをより吸収しようとしてくれるので、子供に食べさせたい魚ともいえます。
効能:肝機能を高める
そして子供だけではなく、大人にも食べてもらいたい理由の一つとして、肝機能を高めてくれる効果があるメチオニンという栄養成分を含んでいるということ。肝臓の代謝をアップさせ、老廃物の分解や排出をうながしたりと肝臓を保護してくれる働きをしてくれます。抜け毛やうつ病にも効果があるとされている成分なので、大人にも必須といえる栄養成分なんです!
効能:生活習慣病・老化防止・抗菌作用
次に注目してもらいたいのがセレニウムです。活性酸素から守ってくれる抗菌作用が強いので、なんとビタミンEの約500倍ともいわれています。その抗菌作用は老化や生活習慣病に効果があるとされています。免疫力を高めるのにも効果的とされているので、風邪予防にもなる成分です。

しらすの持つ栄養価の効能:美容
効能:美肌効果
しらすに含まれるエラスチンという栄養成分は美肌に効果的とされています。エラスチンはあまり聞いたことがないという人は知っておくと得ですよ!この栄養成分が不足するとシワやたるみに繋がります。エラスチンは加齢とともに減少してしまいますが、しらすを食べることでエラスチンが摂取できるので美容に最適な食べ物といってもいいでしょう。
効能:デトックス
デトックスのために硫化アリルやメチオニン、システイン、亜鉛、セレン、硫黄を摂りましょう
— たにえん (@tani0202ryou) September 12, 2017
デトックスというのは体内の有害な物質を排出するということです。美容に気を付けている女性は半身浴やデトックス効果のある食べ物、飲み物を取り入れたりしていますよね。そのデトックスに効果があるとされる成分がしらすにはとってもたくさん含まれているんです!

しらすのカロリー
しらすというのは乾燥度合によってその呼び方が変わります。その乾燥度合でカロリーが変化するってみなさんご存知でしたか?ダイエット中という女性なら気になるカロリーが、どのように変化するのか見ていきましょう。
生しらすのカロリー
海が近かったり、漁港が近かったりする場合にはよく目にするかもしれませんが、生しらすは鮮度が良くないと食べられないのであまりスーパーなどでは陳列されません。ですがその美味しさから人気はとても高いんです!そんな生しらすのカロリーは100gあたり約76キロカロリー。
釜揚げしらすのカロリー
釜揚げしらすというのは生しらすを釜で茹であげたもの。一般的にスーパーなどで売られているしらすの種類ですね。この釜揚げしらすのカロリーは100gあたり約158キロカロリー。
しらす干し(微乾燥)のカロリー
釜揚げしらすと見た目は似ていますが、釜揚げしらすを少し乾燥させたものをしらす干しと呼びます。こちらもスーパーなどでよく見かける種類ですね。そんなしらす干しのカロリーは100gあたり約113キロカロリー。
しらす干し(半乾燥)のカロリー
しらす干しを少し乾燥させたものをさらに乾燥させるとしらす干し(半乾燥)になります。これはいわゆるちりめんじゃこです。スーパーなんかでも見かけたことがあると思いますが、このちりめんじゃこのカロリーは100gあたり約206キロカロリーです。
しらすは栄養面やカロリー面もダイエットに向いている
しらすの乾燥度合によってカロリーが違うと上記でご説明しましたが、果たしてそんなしらすがダイエットに向いているのかが問題ですよね。結論からいってしまえばダイエットに向いている!ということです。同じグラム数で比べた場合、魚の中ではカロリーがとても低いので、ダイエット向きの食材といえます。
他にもダイエットに向くとされる理由は、脂肪の吸収を抑えてくれたり、代謝を上げてくれたり、皮下脂肪、内臓脂肪を減らしてくれたりする栄養成分をたくさん含んでいるということです。代謝が上がるということは、ダイエット効果を上げてくれることに繋がるのでぜひ摂取したい魚といえます。

しらすのカロリー以外の注意点
しらすとの食べ合わせに注意
しらすは確かに魚類の中でも低カロリーでダイエットに向く食品といえますが、そのしらすをどう食べるかが重要な問題になります。ダイエット中の女性は炭水化物、糖質、カロリーを控えめにすることが大事ですが、しらすが低カロリーだからと丼ぶりものにしてしまうのはNGです!
ダイエットする人が一番食べちゃいけないもの。
— いなふ りなふ (@fallenangel_172) March 26, 2017
それは卵かけしらす丼( 。∀ ゚) pic.twitter.com/bq7wWRuiY4
しらすはご飯のお供に最適ともいえるおかずなので、どんどんお箸がすすんでしまいます。ご飯はダイエットしている女性にとってNG食品ともいえるものなので、しらすを丼ぶりにしてはいけないということです。他にもパンにのせたり、他の食材と組み合わせることで高カロリーになってしまう場合があるので注意してください!
しらすの塩分に注意
愛しのご飯のお供、釜揚げしらす💕
— ぱーぷるるんは複雑な気持ち。 (@mapudros2) June 12, 2017
ご飯のお供だけではなく、おやつにもピッタリ!
ただ、塩分量は注意⚠️ pic.twitter.com/kQZ9cy0O5v
釜揚げしらすを食べたことがある人はわかると思いますが、ほんのり塩味がしますよね?それは釜揚げしらすは塩茹でされているからなんです。なので釜揚げしらすを低カロリーだからといってたくさん食べてしまうと、塩分の大量摂取に繋がってしまいます。塩分はむくみや太る体質を作りだしてしまう原因となるうえに、食欲増進にも繋がってしまいますので要注意です!

しらすは栄養面やカロリー面でも優秀な食べ物!
しらすは栄養価が高く低カロリーということがわかっていただけたでしょうか。ただし食べる際は、食べ合わせ、食べる量などに気を付けないとせっかくのダイエットや健康にも害を及ぼしてしまう可能性があるということ。どんな食べ物もそうですが、適量を守ることが大事ということです。
