スイートポテトをオーブンで焼く時のポイント!温度や時間など
寒くなるとホクホクのお芋が食べたくなりますよね。さつまいもスイーツの定番スイートポテトはファンの人も多いのではないでしょうか?失敗せずにスイートポテトを作りたいけどオーブンの温度や時間が分からない!という人の為に、オーブン設定のコツやレシピをお伝えします!
目次
スイートポテトに必要な材料は?
そもそもスイートポテトを作ったことがない、作り方が分からないという方に向けて、まずは基本的なスイートポテト作りに必要な材料からご紹介していきます。
用意するものは、さつまいも中1本、バターorマーガリン10g、砂糖20g、牛乳20g、塩少々、つや出し用の卵黄1/3個です。これだけなので、意外とお家にある材料で出来ちゃいます!
スイートポテトはどうやって作るの?
まずはさつまいもを適当な大きさに切り、柔らかくなるまでレンジでチンします。温度と時間は500wで6分、600wで5分を目安としてください。竹串で刺してスーッと通るようであればOKです。
次にさつまいもをマッシャーでよく潰します。潰れてきたら熱いうちにバター・砂糖・塩を加え、牛乳を少しづつ加えていきます。牛乳は成形できるくらいの加減になるまで様子を見て入れていきましょう。
好きな形に成形したらつや出し用の卵黄を表面に塗ります。またこのタイミングでオーブンを200度、10~15分の温度と時間に設定し余熱します。余熱が出来たらオーブンで焼けばスイートポテトの完成です!
スイートポテトをオーブンで焼く前のポイント
スイートポテトって意外と難しいんだね...
— 縁 (@ad_rty) November 18, 2017
一見簡単に出来そうなスイートポテトですが、意外とコツがいるんです。まずは焼く前に必要な準備やポイントからお伝えします。
さつまいもは小さく切っておく
あまり大ぶりにさつまいもを切ってしまうと、熱が入るまでに時間がかかってしまいます。また潰すときにも余計に力が必要となってしまうので、あらかじめ小さめに切っておくようにしましょう。
さつまいもは裏ごししてなめらかに!
さつまいもをつぶした後、少し手間ですが裏ごしをしてあげるととってもなめらかな舌触りになります。裏ごしをせずにスイートポテトを作ると、食べたときにさつまいもの繊維が口に残ってしまい後味が悪くなります。
調味料はお芋が熱いうちに加える
さつまいもを潰して裏ごしまで終えたら、一度休憩を入れたくなるかもしれません。ですがここで手を休めてはいけません!さつまいもが熱いうちに調味料を加えてしっかり混ぜましょう。冷めてから加えるとバターや砂糖が固形のまま残ってしまいます。
生クリームを加えるとコクがUPする!
牛乳の代わりに生クリームを加えるとコクが増してさらに美味しく仕上がります。牛乳と比べたらやや高価ですが、リッチな味わいの贅沢なスイートポテトが出来ますよ。
バニラエッセンスやラム酒で大人のスイートポテトに
バニラエッセンスやラム酒を加えると、上品な香りの大人なスイートポテトに変化します!普通のスイートポテトに飽きてしまった人は隠し味をプラスして一味変えてみるのもいいかもしれませんね。
スイートポテトをオーブンで焼く時のポイント
スイートポテトのタネを成形したら、いよいよオーブンで焼きましょう!オーブンの温度や時間には注意しておかないと、焼き色がつかなかったり焦げてしまったりと失敗の素になります。では早速、扱いが難しいオーブンの温度や時間についてお伝えしていきます!
オーブンの温度と時間
オーブンの温度や時間をレシピ通りに設定しても上手くいかないことはありませんか?原因は、その時々で焼くものの大きさや量、タネの状態が変わるためです。
目安としては、160度~170度の温度で20分、180度~200度の温度で15~20分、200度以上の温度で10~15分となります。この温度と時間はあくまでも目安です。実際にはきつね色に焼き色がつくまで、と覚えておきましょう。
また焼く前の段階でさつまいもに火が通っていますので、中までしっかりと焼く必要はありません。表面に塗った卵黄が良い具合にきつね色になればOKです!
オーブンは予熱しておこう
オーブンの設定をする際余熱のあり・なしを選びますが、ここでは必ず余熱ありを選択しましょう。前述のとおりスイートポテトのタネはすでに火が通っているので、オーブンで焼く作業はあくまで表面に焼き目をつけることが目的になります。
あらかじめ余熱をして高温のオーブンで焼くことで、表面を一気に焼くことが出来ます。ただし焼きすぎは注意ですのでこまめに中の様子を確認するようにしましょう。
スイートポテト作りの必需品はアルミホイル!
スイートポテトを上手に作るために必要なのがアルミホイルです!アルミホイルはご家庭に必ずあると言ってもいいくらいの定番グッズですよね。ではいつどこで使うのか、ここからご紹介していきます。
アルミホイルをかぶせて焦げ防止
オーブンに入れて焼き時間目安から半分くらい経過したタイミングで、一度オーブンを開けてアルミホイルをかぶせましょう。オーブンの中は長時間高温になっているため、直接熱を当て続けるとスイートポテトが焦げてしまう場合があります。
アルミホイルの代わりにクッキングシートを使うことも出来ますが、クッキングシートは250度で20分以上を超えると発火する恐れがあります。もしアルミホイルの代用でクッキングシートを使う場合は、クッキングシートの注意書きをよく読むようにしましょう。
アルミホイルを敷物にしても良い
オーブンではなくトースターでスイートポテトを焼く場合は天板がありませんよね。またケースを使わずに敷物をひいて焼くこともできます。その場合は敷物としてアルミホイルを使うと便利です。
スイートポテトにアルミホイルが付着して取れないことがありますので、その場合は途中でアルミホイルを変えると良いでしょう。取り出すときは直接アルミホイルを触らないようミトンなどを用意しておくといいですね。
アルミホイルでアルミケースの代用ができる
スイートポテトを焼く際によく使われるアルミケースですが、もしお家に無い場合はアルミホイルで代用しちゃいましょう!アルミケースも元はアルミですのでケースの形さえ作ってしまえば簡単に出来上がります。
アルミホイルなら自分で好きな大きさのケースが作れますし、使った後は小さく丸めて捨てるだけなのでとっても楽ですよね。
オーブンで焼くときのケースは何でもOK?
天板にアルミホイルなどを敷いて直接タネを乗せて焼くこともできますが、このやり方はスイートポテトとアルミホイルがくっついてはがれないことがあります。ケースにスイートポテトを入れて焼くと、敷き物に付着する心配もありませんし見栄えよく出来ますよ。
使うケースはアルミ製やシリコン製のものであれば基本的に使用して問題ありません。オーブン不可と書いてあるケースだとオーブンの熱で素材が変質して体に悪い成分が出てしまう恐れがありますので、使用は避けましょう。
身近なものではアルミケースやシリコンカップがあります。これらはお弁当用にも使えるので持っておくと便利ですよ。
オーブンで焼かないスイートポテトもある!
オーブンの扱いは難しく臨機応変な対応が必要です。オーブンが苦手な方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、オーブンを使わずにスイートポテトを作る方法です!
オーブンを使わずレンジのみで仕上げる
手順は基本的なスイートポテトと同じですが、最後にオーブンで焼き色を付ける工程をカットするという方法です。オーブンで焼かなくてもすでに火は通っていますので、十分美味しくいただくことが出来ます。
トーチで表面に焼き色をつける
こちらも手順は基本的なスイートポテトと一緒です。オーブンの代わりにトーチを使って表面に焼き色を付けます!トーチはお店でクリームブリュレやしめ鯖の表面に焼き色を付けるのに使われます。これならオーブン不要で焼き色だけを速く簡単につけることが出来ますね。
新感覚!変わり種スイートポテト
さつまいもの定番スイートポテトに飽きてしまった人は、変わり種のスイートポテトにぜひ挑戦してみましょう!ここからは変わったスイートポテトをいくつかご紹介します。
ハリネズミスイートポテト
食べるのがもったいないくらい可愛いハリネズミのスイートポテトです。ハサミで切り込みを入れて針を表現し、黒ゴマで目をつければ完成です!
スイートポテトパン
スイートポテトのフィリングをパン生地に合わせて焼けば、美味しいスイートポテトパンが作れます。中に角切りのさつまいもを混ぜると食感が変わって新鮮ですね!
お家でも美味しいスイートポテトは作れる!
これまでオーブンが苦手でスイートポテト作りから離れていた人も、お伝えしたポイントを実践すればきっと失敗せずにスイートポテトを作ることが出来ます。それでもオーブンは使いたくない!という人はオーブンを使わずに仕上げる方法でぜひチャレンジしてみてください!
スイートポテトはアレンジも自由に出来ますので、調味料やトッピングなど、お好みのもので作ってみてくださいね。