バナナのカロリーやダイエット効果について!食べるなら朝と夜どっち?
バナナやリンゴなどの低カロリーな食品に置き換えるダイエットって流行りましたよね。そして今回は、置き換えダイエットの中でもとても手軽な食品であるバナナのダイエット効果について分析してみました。バナナと他の食品のカロリー比較や栄養素の分析結果についてご紹介します。
目次
バナナのダイエット効果について分析!
今回は、遠足のおやつの定番として不動の地位を確立している「バナナ」についてご紹介します!バナナって、スイカやメロンのように包丁を使って切る必要もなければ、レモンやドラゴンフルーツのように酸味や癖のない、最高のフルーツです。そんな食べやすくて美味しいバナナについてご紹介します!
ダイエット効果やカロリーについて分析
それでは、バナナの何についてご紹介するかを発表します!それは、「ダイエットに効果があるベストタイミング」についてです。要するに、バナナを一日の内どのタイミングで食べると最もダイエットに効果があるか、についてお伝えするということです。さらに、バナナに含まれる栄養素や、カロリーについても詳しくご紹介します。
それでは次から、バナナのカロリーや栄養素についてご紹介します。バナナの栄養素は、大きく分けて3点です。「食物繊維」「カリウム」「ビタミンB」です。それらの栄養素がどのようなものかであったり、体に与える影響についても詳しくご紹介します。さらに、本文の終盤でダイエット効果についても言及しますので、最後まで楽しんでご覧ください!

バナナのカロリーは意外と低い
100g当たりのカロリー
バナナのカロリーは、100g当たり86キロカロリーです。おにぎり一つで、200キロカロリー程度なのでバナナを2本食べても、おにぎりよりカロリーが低いんです。それなら、朝や夜にバナナを2本食べたほうが、お腹も空きませんし、満足感もあっていいですよね!
他の主食とカロリーを比較
それでは、そのほかの主食とカロリーを比べるとどうでしょうか。例えばお米の場合、一膳(お茶碗一杯)で336キロカロリーなので、バナナ約4本分。食パンの一枚の場合、132キロカロリーなので、バナナ約2本分です。こう聞いてしまうと、朝や夜のお米を止めてバナナを食べたほうがカロリーを抑えることが出来そうに感じてしまいますね。
バナナは意外に低カロリー
上記のことを知ると、バナナって低カロリーだということがわかりましたね!バナナはお米やパンよりも甘いでですし、カロリーが高いかな?と予想していましたが、そんなこともありませんでした。これなら、夜にお米やパンを食べるよりもバナナを食べたほうがカロリーが低いというように考えることができそうです。

むくみを解消できるカリウムが豊富
バナナは果物の中で最も多くカリウムを含んでいる
バナナの栄養素を紹介するうえで外せないのが、カリウムです。実は、果物の中でカリウムを一番多く含んでいるのは、バナナです!そのため、他の果物を食べるよりもはるかにバナナを食べたほうが、カリウムの恩恵を受けることが出来るのです。
カリウムとそのダイエット効果
カリウムは体内の塩分濃度や細胞の浸透圧を正常値に保ってくれる効果があります。体内の塩分濃度が濃すぎた場合は、カリウムがそれを調整し、尿として排泄してくれる役割があります。その結果、「むくみ解消」や「高血圧の予防・改善」に効果があるとされています。美味しいバナナを食べるだけでむくみや高血圧を予防できる点は嬉しいですね。

腸をきれいにする食物繊維が豊富
食物繊維とそのダイエット効果

バナナは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでいる果物です。バナナを食べるだけで不溶性食物繊維の効能と、水溶性食物繊維の効能のどちらも得ることができる点は嬉しいですね。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違い
それでは次から不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違いについてご説明します。不溶性食物繊維は腸の活動を活発化し、繊維の力で腸壁にこびりついて汚れを落とすことはできます。一方、バナナには水溶性食物繊維も含まれています。その水溶性食物繊維とは、ドロドロに溶けた食物繊維のことで、血中に溶けている糖や脂質を包み込んで、小腸での吸収を防いでくれる役割があります。
腸がきれいになることのメリット
そのように食物繊維の多い果物を食べることによって、腸がきれいになります。腸がきれいになることで、体に溜まった老廃物を正常な方法で排泄することができます。そのことで肌荒れやニキビができにくくなったり、代謝のいい体になります。

代謝アップに効果的なビタミンBが豊富
ビタミンBとそのダイエット効果
次に「ビタミンB」についてご紹介します。ビタミンBは、脂肪や糖の分解を促進し、身体の新陳代謝を促す効果があります。その結果、体内の栄養の分解を促す効果があるため、より早くバナナの栄養素や一緒に食べた物を消化することが出来るのです。
バナナを食べた分のカロリーは1日のうちに消費できる
したがって、バナナを1本食べたからと言いて全てが脂肪になるわけではなく、食べた分ビタミンBを摂取することが出来たので代謝を促進でき、循環の良い体を作ることができます。また、身体の基礎代謝の効果もあるので、バナナを食べても一日のうちでバナナ分の栄養を消費することが出来るというわけです。

黒くなったバナナのほうが糖度が高い
バナナのスイートスポットって?
それでは少しブレイクです。よくバナナの黒い斑点を嫌って捨ててしまうことってありませんか?それは非常にもったいないことです。なぜかというと、あの黒い斑点はオリゴ糖が詰まっているという目印になるからです。そしてその黒い斑点をスイートスポットと言います。
黒い斑点がオリゴ糖の証
その黒い斑点をスイートスポットと言います。つまり、オリゴ糖のおかげで甘いということです。皆さんは、少し緑がかかっているバナナを食べたことはありますか?それが不思議なもので、バナナの風味はするのですが、全く甘くないのです。つまり熟すほどに黄色いバナナの中で黒い斑点が発生し、徐々にオリゴ糖が発生しているということになるのです。

オリゴ糖のスペシャルパワー
オリゴ糖は腸内環境を正常化してくれる
ということで黒い斑点がついているほどバナナは甘いということです。しかし、そういうと必要以上に糖分を摂取してしまう点が心配になりませんか?そんな方に知ってほしいことは、実はオリゴ糖は低カロリーだということです。さらに、オリゴ糖は腸内環境を正常にしてくれる効果があるため、吸収するカロリーが低くなるということにもなります。
オリゴ糖は脳の唯一のエネルギー
さらにオリゴ糖は、脳の唯一のエネルギーといえます。そのため、バナナを食べることによって少なからず脳へに栄養を与えていることにもなります。ダイエット中にお腹が空くと頭が回らないようなことがあるかもしれませんが、バナナは少なからずオリゴ糖が入っているため、そのようなことは起きずらいといえます。

バナナのダイエット効果を整理
食物繊維で腸内を大掃除
それではバナナのダイエット効果についてを整理します。バナナの食物繊維は、トマトと同じくらいの量が含まれており、さらにバナナの食物繊維は不溶性食物繊維も水溶性食物繊維も含まれているので、それぞれの効能を得ることができます。したがって、腸がきれいになったり、一緒に食べた物の糖質や脂質の吸収を防いでくれる効果もあります。
腹持ちの良くて低カロリー
またバナナ食べると、2本で結構お腹がいっぱいになることがありますよね。さらに、バナナは結構甘いので、味覚的にも満足感があります。さらに食物繊維が含まれている分、腹持ちもいいのでダイエットに向いていると言えます。さらに、バナナ2本でもご飯一膳よりカロリーが低い点もダイエットに向いていると評価できる点です。
それなのに低カロリー
先ほども少しお伝えしましたが、2本食べてもバナナのカロリーは、ご飯一膳や食パンよりも低いです。さらに、お米や食パンよりも栄養価や食物繊維が多いので栄養価も高いです。そのため、朝や夜に置き換えダイエットしてみることもおすすめできます。
たくさん咀嚼することで満足感アップ
ここからは食べ方の問題なのですが、一般的に噛む回数を増やすことによって、満足感を得ることができます。噛む回数が増えることによって、脳の満腹中枢が刺激され「お腹がいっぱい」というように感じる脳の仕組みをしています。そのため、どれだけバナナを食べてもお腹がいっぱいにならないという方は、意識して噛み下すようにして食べるようにしてみてください。
オリゴ糖も大活躍
さらにスイートスポットがたくさんついているバナナを選んで購入することで、自然なオリゴ糖を摂取することができます。朝にスイートスポットがたくさんついているバナナを食べることによって、バナナの自然な甘さにより脳の回転が良くなることもあります。ダイエット中だから甘いもの一切食べれないという方は、バナナの自然な甘みを摂取するといいですね。

おきかえダイエットの効果
最近置き換えダイエットが流行っていますが、バナナも「朝バナナダイエット」や「クレンズダイエットのバナナスムージー」のように用いられています。先ほどからお伝えしているように、ご飯一膳や食パンよりもカロリーが低いので、朝食や夕飯の時に置き換えにうってつけです。さらに、栄養素も豊富に含まれていますし、腹持ちもいいので、置き換えダイエットに大変おすすめです。

カロリーが低ければいいわけではない
置き換えダイエットはとにかく低カロリーのものを選択する方が多いようです。例えば、春雨スープやサラダのみとかです。しかし、結局春雨スープだけだとお腹が空いてしまったり、生野菜を食べすぎて体が冷えて結果的に代謝が下がることもあります。そうすると、お腹が空いて長く続けることは難しいですよね。

栄養素やカロリー的にもバナナはダイエットに効果あり
そんな時はバナナを選んでみてください!バナナの場合は、甘みもあって味覚的に満足感もあることと、食物繊維も含まれているので腹持ちもいいです。そのため、置き換えダイエットを長く続けことを優先すると、満足感の高いバナナが最適ということになります。

バナナおきかえダイエットの基本方法
バナナおきかえダイエットの方法
それではダイエットに効果のあるバナナ置き換えダイエットの方法をご紹介します。その方法は、バナナ2本と水を飲むことです。水は冷たすぎると内臓に負担がかかってしまうため、常温の水にした方がいいです。バナナは火も使わないため、忙しい朝や疲れ切って何もできない夜に取り入れることをお勧めします。
カロリーを気にしたらバナナ2本がちょうどいい
バナナの置き換えダイエットでさらにダイエット効果を得たい場合は、バナナの本数を2本までにすることをお勧めします。2本以上になると摂取カロリーが多くなってしまうことと、栄養価が偏ってしまう恐れがあるため、あまりおすすめできません。そのため、ダイエット効果を期待するなら、バナナは2本までです。
低カロリーなのに腹持ちがいいから続けられる
バナナを2本までに抑えた場合、一食当たりのカロリーを抑えることができます。さらに、よく噛んだり常温のお水を飲むことによって、お腹で膨らんで腹持ちもよくなります。そのため、バナナ置き換えダイエットをする上で重要なポイントをまとまると、「バナナを2本までよく噛んで食べる」ということです。

朝バナナダイエットの方法とメリット
朝バナナダイエットの方法
それでは次から朝にバナナダイエットをする方法をご紹介します。その方法は、「常温の水と、バナナを2本食べる」ということです。朝なので、冷たい水を飲むと内臓に負担がかかるので、常温か白湯をゆっくり飲むことをおすすめします。忙しい朝に調理の必要のないもので置き換えができる点は、手軽でいいですよね。
脳のエネルギーチャージ
ダイエット効果というより脳への効果になりますが、朝にバナナを食べることによってオリゴ糖が脳に回り、脳のエネルギーチャージをすることができます。朝何も食べないと脳に栄養が回らず、仕事や勉強に支障が出てしまうので、ダイエット中でも活発に動くことができる方法としてはおすすめです。
朝バナナダイエットのメリット
それでは朝バナナダイエットのメリットを整理します。そのメリットは3点です。朝バナナダイエットだと調理の必要がないので手軽にダイエットを続けることができる点、朝に脳のエネルギーチャージをすることができる点、朝食から昼食の間が3時間程度なのでそこまで負担でない点です。その点を考慮すると朝バナナダイエットは続けやすいのかもしれません。
夜バナナダイエットの方法とメリット
夜バナナダイエットの方法
それでは次に夜バナナダイエットの方法をご紹介します。夜バナナダイエットは、朝バナナダイエットと特に方法は変わりません。「バナナ2本と常温の水」を摂取することです。しかし、夜バナナダイエットをすると、朝食まで8時間以上も時間が空いてしまうので、少し空腹を感じやすくなる点が懸念されます。
夜食べることで消化に使っていたエネルギーが回復に使われる
しかし、睡眠中に空腹であることによって、食べ物の消化に使われていた身体のエネルギーが、体の疲労回復に使われてるため、体が元気になります!さらに、睡眠にもエネルギーを必要とするので、その分のエネルギーを体脂肪から消費することができます。睡眠に必要とするエネルギーは300~500キロカロリー!毎日それだけの体脂肪を寝るだけで消費出来る点は嬉しいですね。
夜バナナダイエットのメリット
それでは夜バナナダイエットのメリットを整理します。それは3点あります。1点目は普通の夕飯のカロリーよりも摂取カロリーを抑えることができる点、2点目食べ物の消化に使っていたエネルギーを身体の疲労回復に使うことができる点、3点目多少お腹が減っている状態で寝ることによって体脂肪を消費することができる点です。
結局どっちがダイエット効果あるの?
朝バナナダイエットの方が継続しやすい
上記それぞれのメリットを比較すると、朝バナナダイエットのほうが空腹を感じづらいので続けやすいのかもしれません。一方、夜バナナダイエットは、空腹でいる時間が長いため少し我慢が必要になるかもしれません。しかし体脂肪まで消費出来る点がメリットといえます。したがって、夜の方が1食分のカロリーを抑えることができる上に、体脂肪まで消費することができるといえます。
夜バナナダイエットは習慣付けが難しい
そのため、夜にバナナダイエットを行うことで、普通に夕飯を食べるより、大幅にカロリーを抑えることができます。しかし、「継続できるか」という点を考慮すると、どうしても外せない飲み会で食べないといけない時ってありますよね。そのことを考えると、居酒屋で自分だけバナナを食べることはできないので、難しいことは想像できます。
カロリーを考慮すると夜がいい
しかしながら、一日の摂取カロリーを考慮すると基本的に「夜バナナダイエット」の方がいいといえます。理由は、朝か夜の食事をバナナに置き換えると考えた時に、どちらかというと夕飯のほうが摂取するカロリーが高いからです。そのため、夕飯分のカロリーを帳消しにすることが出来れば、よりダイエット効果を期待することができるからです。
時間帯を決めないで柔軟にトライ!
夜バナナダイエットをしたくとも、先ほど説明した通りに外せない飲み会やイベントのために、夜バナナダイエットを継続できない日もあるかと思います。そういう日は、朝や夜というように時間帯を縛らず、一日の食事のなかで柔軟に置き換えることがベストといえます。
食べ過ぎた次の日はバナナでカロリー調整!
したがってバナナでダイエット効果を期待するなら、基本は夜がおすすめです。その分空腹を感じることもありますが、消費されるエネルギーは体脂肪なのでダイエット効果が期待できます。また、夜に飲み会がある日は、朝か昼のどれかを置きかえるなどして、柔軟に対応することが成功の秘訣です!無理せず続けることを目指して頑張ってください!