牛乳でカルボナーラが作れる?生クリームなしの美味しいレシピ紹介
カルボナーラの濃厚な味を家で作るには生クリームが不可欠というイメージがありますが、生クリームの代わりに牛乳でもカルボナーラを作ることができるんです!今回は牛乳を使ったカルボナーラの基本的な作り方や応用編のレシピをご紹介します。
目次
牛乳でカルボナーラは作れる?
カルボナーラを作るのに必要な材料は、卵黄・生クリーム・パルメジャンチーズ・ベーコン・塩コショウ・スパゲティが一般的です。しかし生クリームは普段の料理で使う場面が少ないので、余った生クリームの使い道に困った経験がある方も多いのではないでしょうか?
生クリーム問題の解決策としておすすめしたいのが、牛乳でカルボナーラを作る方法です。牛乳の他に卵やチーズが加わることでカルボナーラ固有の濃厚な味を再現することができます。さらに生クリームよりも低カロリーに抑えることができるので、体重を気にしている方にもぜひ試していただきたい作り方になります!
牛乳を使ったカルボナーラの作り方は基本のレシピから変わり種のレシピまで、様々なバリエーションがあります。早速レシピをご紹介していきますので、お好みの作り方を見つけてみてくださいね。

牛乳でつくるカルボナーラ:簡単で美味しい基本の作り方
まずは基本的な牛乳でつくるカルボナーラのレシピをご紹介します。用意するものはスパゲティ80g・卵1個・パルメジャンチーズ60g・牛乳80~100cc・ベーコン30g・にんにく1/2片・オリーブオイル大さじ1・塩コショウ少々・黒こしょうお好みの量です。
最初にオリーブオイルを引いたフライパンににんにくを入れ火にかけます。にんにくの香りが立ってきたら短冊切りしたベーコンを入れ塩コショウで味付けして炒めます。ベーコンは表面がカリッとするまで炒めると美味しいですよ。炒めている間、別ボールに卵・パルメジャンチーズ・牛乳を混ぜ合わせておきます。
パスタは別鍋で茹でておきます。ここまで出来たら、パスタと混ぜておいたソースをベーコンを炒めたフライパンに加えて一気に混ぜます。卵が固まりやすいので、この時フライパンは火から離しておくのがポイントです。
パスタとソースが混ざったら皿に盛り、お好みで黒こしょうを振って出来上がりです!パスタとソースを絡めるときは卵が固まらないよう注意が必要ですが、それ以外はいたって簡単ですよね!生クリームよりも後味あっさりな美味しいカルボナーラが出来ますよ。

牛乳でつくるカルボナーラ:塩ラーメンリメイクの作り方
インスタントの塩ラーメンでカルボナーラ作ってみた pic.twitter.com/WjZ3vqHEz7
— アルファまちゅうえ@咲クラ (@saki_achiga0223) October 30, 2017
スパゲティの代わりに塩ラーメンを使ったカルボナーラの作り方もあります。こちらも生クリームではなく牛乳をつかったレシピになります。材料は、インスタントラーメン(塩味)1袋・牛乳200cc・水200cc・とろけるチーズ1/2カップ・卵1個・黒こしょう適量・ガーリックパウダー適量・長ネギ適量・ベーコン1~2枚、です。
水を鍋に入れ火にかけます。沸騰したら乾麺と短冊切りにしたベーコンを入れて麺をゆでます。麺がほぐれてきたら牛乳・チーズを入れて煮込みます。鍋が煮立ってきたら塩ラーメンのスープ半量・黒こしょう・ガーリックパウダー・長ネギ(小口切り)を加えて火を止めます。
最後に溶き卵を入れてよく混ぜたら完成です。塩ラーメンのスープがベースとなったカルボナーラの味は新感覚で美味しいですよ!余ったラーメンの処理としても活躍してくれそうですね!飾りとしてパセリを振るとおしゃれに見えるのでおすすめです。
牛乳でつくるカルボナーラ:ホワイトシチューリメイクの作り方
残ったホワイトシチューをアレンジしてカルボナーラを作ることもできちゃいます!材料はスパゲティ80g・ベーコン1~2枚・ホワイトシチューおたま1杯分・牛乳50cc・卵1/2個・粉チーズ大さじ1・黒こしょう適量・オリーブオイル大さじ1です。
あらかじめスパゲティは茹でておきましょう。フライパンにオリーブオイルを入れベーコンを炒めます。ベーコンがカリッとしたらシチューと牛乳を加えて混ぜていきます。よく混ざったら茹でたスパゲティを加えて軽く混ぜ、火を止めます。
火を止めたフライパンに粉チーズと卵を加えよく混ぜたら出来上がりです!この作り方はホワイトシチューにより手早く簡単にコクを出せるのが特徴です。余ったシチューで簡単に美味しく作れるので、これなら飽きずにシチューを食べきることができますよね。
牛乳でつくるカルボナーラ:カルボナーラリゾットの作り方
パスタ以外でもカルボナーラ味を楽しみたい人には、
材料は、冷ごはん茶碗1杯・水100cc・白ワイン25cc・コンソメ小さじ1・バター小さじ1・牛乳50cc・卵1個・ベーコン1~2枚・粉チーズ適量・塩コショウ適量です。まずはフライパンにご飯を入れ、水・白ワイン・コンソメを加えて中火にかけます。
ご飯がほぐれたらベーコンを入れます。ベーコンに火が通ったら牛乳・バター・粉チーズ・塩コショウを加えて調味します。最後に火を止め卵を加え混ぜ合わせたら完成です!
冷ごはんとちょっとした材料で作ることができるのでとっても簡単ですよね!生クリームを入れなくても、牛乳とバターでカルボナーラのコクを出すことができます。
牛乳で簡単に美味しいカルボナーラを作るコツ
簡単に美味しいカルボナーラをお家で作るために大切なポイントがいくつかあるんです。これからご紹介するポイントをきちんと守ればお家でも失敗せずにカルボナーラを作ることができますよ。
スパゲティの茹で時間は短めに
スパゲティの茹で時間は表示時間よりも1分ほど短めにしましょう。茹でたあとソースを絡めるのに再び火にかけますので、短めの時間で茹でておくと仕上がりが丁度よい固さになります。
卵は火を止めてから混ぜる
仕上げに卵を混ぜるときは必ず火を止めてから行うようにしましょう。火をかけたまま卵を加えると卵が固まって炒り卵のようにボソボソと残ってしまいます。これでは見た目も食感も悪くなってしまいますよね。火を止めて少し温度が下がってから混ぜ合わせれば失敗せずに作れますよ。
ベーコンはカリっと焼く
ベーコンは表面がカリっとするまで焼いておくと美味しい仕上がりになります。ベーコンから美味しい脂が出るのでコクがアップしますし、ベーコンの食感もとっても良くなりますよ。
チーズの量や種類でコクを調節
濃厚さをプラスしたい場合は、チーズの量や種類をアレンジしてみましょう。数種類のチーズを混ぜるとチーズの味わいがさらに増すのでおすすめです!
豆乳でもカルボナーラは作れる!
生クリームの代わりに牛乳を使ったカルボナーラの作り方をご紹介してきましたが、豆乳を使ってもカルボナーラを作ることができます。要領は牛乳と同様で、レシピの牛乳を豆乳に変えればOKです。
豆乳は生クリームや牛乳よりもヘルシーですのでダイエット中の方におすすめです。またあっさりとした味わいになるので通常のカルボナーラよりも食べやすくなります。もし濃厚さをプラスしたい場合は、チーズの量を増やしたり卵を全卵から卵黄に変えたりすると良いですよ。
本場のカルボナーラは牛乳も生クリームも不使用だった!
イタリアで作られるカルボナーラは生クリームも牛乳も不使用なんです!卵・チーズ・黒コショウのみで作られるというから驚きですよね。
ペコリーノ・ロマーノ(羊乳のチーズ)やパンツェッタ(生ベーコン)・グアンチャーレ(豚の頬肉)を使用することで生クリームや牛乳を加えなくても濃厚さを出すことができるというのです。
ちょっと特別な材料を用意すれば自宅でもイタリア仕込みのカルボナーラを作ることができます。休日のお家ランチで作って、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
牛乳でカルボナーラを作ってみよう!
生クリームを普段買わない方も、牛乳で簡単に美味しいカルボナーラを作ることができます。必要な材料も特別なものはないので、冷蔵庫整理にも活躍してくれそうですよね。
いくつかのコツを覚えておけば失敗せずに作ることが出来るので、これまでカルボナーラを手作りしたことがなかった方もぜひチャレンジしてみましょう!