飲むヨーグルトの作り方!ヨーグルトメーカーで簡単に量産?アレンジレシピも

皆さん、飲むヨーグルトはご存知ですよね?市販で買うことも作り方を知っていれば自分で作ることもできます。しかし、飲むヨーグルトの簡単な作り方ってご存知ですか?今回は簡単な作り方から本格的な作り方、更にはアレンジレシピも併せてご紹介します。

目次

  1. まずはヨーグルトの起源から
  2. ヨーグルトの成分
  3. 飲むヨーグルトを含むヨーグルトの種類
  4. 飲むヨーグルトとヨーグルトに違いはある!?
  5. 飲むヨーグルトを摂取し続けると太る!?
  6. ヨーグルト摂取で得られる効果やデメリット
  7. 飲むヨーグルトを摂取する量や時間はいつ?
  8. 簡単な飲むヨーグルトの作り方
  9. 魔法瓶を使った飲むヨーグルトの作り方
  10. ヨーグルトメーカーを使った飲むヨーグルトの作り方
  11. 寒い時期に飲みたい飲むヨーグルトの作り方
  12. 体が芯まであったまる飲むヨーグルトの作り方
  13. スッキリとした味を楽しむ飲むヨーグルト作り方
  14. トルコで飲まれている飲むヨーグルトの作り方
  15. 朝食にピッタリな飲むヨーグルトの作り方
  16. 【番外編】意外な組み合わせのヨーグルトレシピ
  17. 飲むヨーグルトの作り方をマスターしよう!

まずはヨーグルトの起源から

今となっては生活に欠かせない食品であるヨーグルト。体にいいとされており、毎日摂取すれば簡単な健康管理ができます。しかし、ヨーグルトっていつから食べられていたか知っていますか?また、現在はヨーグルトメーカーなど、簡単にヨーグルトを作れてアレンジも出来ますが、昔はどのようにして作られていたのでしょうか?

紀元前から食べられていた!

ヨーグルトは驚くことに紀元前から食べられており、更にそこから数千年前の昔にヨーグルトは存在していたとされています。昔は木桶や革袋に牛乳を入れており、その中に偶然乳酸菌が入ったことによりできたものとされています。

人間が牧畜を開始したころから作られており、世界各地でその国々の特色に合ったヨーグルトが作られるようになったとされています。その頃から健康管理として食べられていましたが、風味もよかったため、このような長い歴史があります。

北アフリカから中央アジア、更には東ヨーロッパの遊牧民たちが牛や羊、山羊、更には馬の乳から彼らの経験則で独自の方法で作られていました。更に、自然発酵により作られる現在のヨーグルト状の食品を日常の食糧としても使っていました。

ヨーグルトの成分

ヨーグルトが体にいいことは広く知られいてます。ですが、一体どのような栄養や成分が体にいいとされているかを詳しく知っている人はあまりいないのではないでしょうか?乳酸菌が体にいいとされている事ぐらいしか知らない人のために細かく成分を解説していきます。

作り方の工程で牛乳に乳酸菌が入ることにより効果があがる

栄養バランスのいい牛乳に乳酸菌の効果を入れた食品がヨーグルトです。牛乳の栄養価はより良い形で受け継いでいます。また種菌であるブルガリア菌とサーモフィラス菌の共生作用によりおいしいヨーグルトが出来上がるというわけです。

ヨーグルトに約3%入っているタンパク質はペプチドやアミノ酸に分解され体内に入ることにより、体を構築する組織や細胞を作ります。

牛乳に含まれている脂肪がヨーグルトになることにより、消化されやすくなります。また体を動かすエネルギーとして脂肪は必要ですのでヨーグルトで簡単に摂取できます。ヨーグルトには乳糖と呼ばれる糖分があり、こちらもエネルギー源になるだけでなく、脳や神経系を作るカルシウムや鉄分の吸収、更に整腸の働きがあります。

牛乳と言えばカルシウムと言われている豊富なカルシウムもヨーグルトはしっかりと受けついでいます。ヨーグルトになると乳酸カルシウムとなり、更に腸から吸収されやすくなりカルシウム不足にヨーグルトはピッタリです。

近年では不足がちとされているビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2がヨーグルトに入っており、ヨーグルトを摂取することで補うことができ。アレンジを加えれば更に補えます。

飲むヨーグルトを含むヨーグルトの種類

ヨーグルトと一口に言っても決して1つでなく、いくつか種類があります。味や他の食材とのアレンジや食感など、細かく分けることができます。代表的な5つのヨーグルトをご紹介します。

飲むヨーグルト

この記事の題名でもある飲むヨーグルト。ヨーグルトの組織を細かくし、更に砕いた液状のヨーグルトです。スーパーなどでも固形ヨーグルトの横に置いてあったりします。甘さが加わり手頃に飲むことが出来、時間がないときでも簡単に摂取することができます。

プレーンヨーグルト

砂糖等の添加物を加えないで乳を乳酸菌で発酵させただけのシンプルなヨーグルトです。シリアルや果物、ハチミツを少し加えて自分好みにアレンジしたり、料理に使ったりもします。

ハードヨーグルト

原料である乳に甘味料や果汁などを加えて食べやすくしアレンジを加えて、日本で最初に発売されたのがこのハードヨーグルトです。またゼラチンやプリン状にした寒天などが加えられてあるものもありますが、最近では入っていないヨーグルトもあります。

ソフトヨーグルト

発酵し、固まったヨーグルト混ぜて滑らかにしてそこに果物の果汁や果肉を加えて食べやすくしたのがこちらのヨーグルトです。種類もたくさんありアレンジもしやすく、飽きることなく味を楽しむことができます。

フローズンヨーグルト

ヨーグルトに空気を含ませ、冷凍させて、アイスクリーム状にしたヨーグルトです。冷凍させているため、菌も生きていないと思いがちなのですが、なんと冷凍されても菌は生きているんです。夏場に食べるとヒンヤリして暑さ対策にもなります。

飲むヨーグルトとヨーグルトに違いはある!?

作り方に違いがある!?

よく固形のヨーグルトと飲むヨーグルトに違いはあるのか?という疑問を持つ方もいるかもしれません。飲むヨーグルトは固定ヨーグルトを細かく攪拌し、甘味などを加えて飲みやすくしたものです。同じ量ならば乳酸菌に違いはありません。

飲むヨーグルトは液状ですので時間がないときにサッと飲めるので忙しいときにはとても助かります。更に夕食後に飲むことでダイエットに活用できます。夕食後、22時から腸内の乳酸菌を働かせることで朝のトイレをよくすることでが出来ます。

おなかの調子を整えることで栄養の吸収率があがり、ダイエットの手助けを行うことができます。より効果を高めたい場合は温めて飲むのがいいとされています。忙しい毎日生活の中で中々固形のヨーグルトを摂取できない場合は簡単に取れる飲むヨーグルトがおすすめです。

飲むヨーグルトを摂取し続けると太る!?

ヨーグルトを摂取しすぎると太る、なんて話を聞いたことありますか?ヨーグルトはダイエットにいいと言われているのに太るなんておかしい話では?と思う人もいるかもしれません。実際、100g辺りのヨーグルトは40~60キロカロリーと言われています。

寧ろ数字だけを見ると逆に太るほうが大変かもしれません。しかし、自分で砂糖などを大量に入れてしまうと話は別ですが、普通に摂取する分には問題ありません。

飲むヨーグルトと固形のヨーグルトは成分において違いはありませんが、飲むヨーグルトには糖分が加えられており、その分飲みやすくなっています。この糖分に気を付ける必要があります。もし、摂取しすぎてしまうとカロリーと糖分の過剰摂取になってしまう場合があり、それが太る原因になるかもしれません。

ヨーグルト摂取で得られる効果やデメリット

ヨーグルトの成分のところでも触れましたが、ヨーグルトは体にとてもいい成分が沢山詰まっています。便秘に悩んでいる方にはヨーグルトはうってつけの飲み物と言っても過言ではありません。

乳酸菌やビフィズス菌が腸内の悪玉菌を追いやり、腸内環境を整える役割をしてくれます。そして腸を刺激して便意を促すこともしれくれます。そして体の内側がキレイになれば当然、外側も綺麗になっていきます。腸内の悪玉菌が減ることにより、肌荒れやニキビなどの有害物質が生まれにくくなり、美肌にもつながります。

また最近の研究でヨーグルトに含まれるバクテリア菌が悪玉コレステロールを減らしてくれることがわかりました。心臓病などの生活習慣病を引き起こす可能性がある悪玉コレステロールが減ることで予防効果が期待できます。

ヨーグルトに入っているタンパク質が筋肉を作り、カルシウムが骨を丈夫にし、ビタミンB2の効果で脂肪燃焼効果を促進してくれます。更に、腸内環境が整うことで免疫力が上がり、風邪などの病気になりにくくなります。

いくら体にいいとされているヨーグルトでも摂取しすぎると体に悪影響が出る可能性があります。ヨーグルトを摂取しすぎてしまうと腸に刺激を与えすぎてしまい、かえって下痢になってしまう場合があります。胃腸が弱い人は時に注意が必要です。

飲むヨーグルトを摂取する量や時間はいつ?

手軽に飲める飲むヨーグルトは夕食後がおすすめだと上記で述べました。では逆に普通の固形のヨーグルトはいつ摂取すればいいのか?という疑問も出てくるかもしれません。また摂取する頻度や量はどれぐらいか?そんな疑問にお答えします。

個人の体質や生活習慣によって大きく異なってきますが、大体の目安としては1日100gを摂取するといいとされています。飲むヨーグルトで例えるならR-1という飲むヨーグルトを1日に1つという計算になります。

おなかの具合や体調によって増やしたり減らしてもいいです。あくまでも目安としてです。次にいつ摂取するか?です。飲むヨーグルトと違い、固形のヨーグルトはサッと摂取するのが日々の生活の中では難しい場合があります。だからと言って夜に絶対に摂取しなければならないと言われるとそうでもありません。

夜に摂取すると翌日のトイレがスッキリする場合が高くなりますが、それは朝も同じです。個人差はありますが一般的に朝に排泄する習慣の人が多い為、朝にヨーグルトを摂取しても何の問題もありません。夜は夜で体にいいですが、朝でも変わりません。自分の生活習慣に合わせて摂取してください。

簡単な飲むヨーグルトの作り方

泡だて器で作る作り方

ヨーグルトメーカーを使って作れば非常に簡単に飲むヨーグルトが作れますが、使わなくても簡単に出来る作り方があるんです。用意するものは牛乳とヨーグルト、これだけです。簡単に手に入りますし量産もしやすいです。

作り方も非常に簡単です。牛乳とヨーグルトを1:1の割合で混ぜ合わせ、泡だて器でヨーグルトのダマがなくなるまで混ぜるだけです。量を増やしたい場合は4:4の割合にして、自分が必要としている分を作ればいいだけです。

アレンジもとても加えやすく、抹茶を入れればスムージーになりますし、オリゴ糖を加えれば善玉菌が増える上に甘みも増すのでよりおいしくなります。大量に作って置いておけばヨーグルトを買う費用を抑えることができます。

魔法瓶を使った飲むヨーグルトの作り方

魔法瓶となべを使った作り方

もうひとつの方法です。先程より少し手間はかかってしまいますが作り方は簡単です。用意するものは牛乳とヨーグルトは勿論のこと、温度計と保温性の高い水筒や魔法瓶、お鍋を使います。ヨーグルトメーカーで作るのと同様に作る前に必ず殺菌消毒はしておいてください。

魔法瓶に45℃のお湯を入れて温めておきます。次にヨーグルトを45℃のお湯につけて湯せんします。同様に牛乳も同じように45℃のお湯に湯せんします。湯せんする前に砂糖をお好みで入れても構いません。

45℃に温めた魔法瓶の中に同じく45℃に温めた牛乳、45℃に温めたヨーグルトの順番で入れます。そしてしっかりと蓋をして振ったりしないように6時間から12時間待ちます。5時間たつと緩い状態になります。飲むヨーグルトとして飲むには丁度いいです。

作り方のコツとしては45℃の温度を保ちつつ、魔法瓶を冷やさないようにすることです。乳酸菌は50℃以上になると減ってしまい、逆に冷たすぎてもダメです。保温させることと、時間はかかってしまいますが一気に作ってしまえば手間を省くことができます。

ヨーグルトメーカーを使った飲むヨーグルトの作り方

ヨーグルトメーカーを使わないでヨーグルトを作ることも可能なのですが、ヨーグルトメーカーを使った作り方をご紹介します。おすすめのヨーグルトメーカーはTANICAの「ヨーグルティアS」という製品がおすすめです。

ヨーグルトメーカーを使ってヨーグルトを作る場合も作り方はメーカーを使った場合でもほとんど変わりなく作ることができます。用意するものは牛乳が2本とヨーグルト1本用意するだけです。牛乳を選ぶ際のコツとしては「種類別牛乳」と記載されている成分無調整牛乳を選び、常温に戻しておいてください。

ヨーグルトメーカーによっては使える牛乳を記載しているものもありますので、もし自宅でにヨーグルトメーカーをお持ちなのであれば確認してみてください。作り方の手順として、まずは容器を入念に殺菌してください。

殺菌後は容器にヨーグルト1本と牛乳1リットルのパックを1本入れます。入れた後はかき混ぜて容器に入れてボタンを押せば後は自動で発酵してくれます。発酵が終わった後は冷蔵庫に入れて冷やしましょう

2時間程冷やせばヨーグルトの完成です。出来上がったヨーグルトと牛乳を1:1の割合で混ぜ合わせれば飲むヨーグルトの完成です。アレンジで砂糖などを入れたりしてもおいしいですが入れすぎには注意してください。

寒い時期に飲みたい飲むヨーグルトの作り方

アレンジの決め手はシナモンとナッツ!

ヨーグルトを温めて飲むという発想はあまり馴染みかもしれません。しかし、寒くなってくると温かい飲むヨーグルトもおすすめです。作り方はとても簡単です。飲むヨーグルトにハニーナッツを乗せ500wのレンジで50秒温めて飲むだけです。暖め過ぎると乳酸菌がなくなってしまうので加熱しすぎないようにしましょう。

体が芯まであったまる飲むヨーグルトの作り方

生姜でポカポカにして果物で甘酸っぱさを楽しむ

冷たいヨーグルトに果物を入れて朝に食べることは多いのではないでしょうか?ですが、温かい飲むヨーグルトに果物を入れて飲むということをしたことはありますか?更に生姜を入れて体の芯まであったまれば寒い冬でも風邪を引かずに乗り切れること間違いなし。

果物を柔らかくなるまで煮た後に、温めた飲むヨーグルトに入れてお好みで生姜、黒糖、ハチミツを入れて味を整えてもうひと煮立ちさせれば出来上がりです。生姜入っているので体の芯まで温まります。

スッキリとした味を楽しむ飲むヨーグルト作り方

ハチミツレモン風味でスッキリ爽快

炭酸水を使ったレモンスカッシュは定番ですが、飲むヨーグルトを使ったハチミツレモン風味の飲むヨーグルトはご存知ですか?スッキリ爽快とした味わいは朝に飲むもよし、暑い日に飲んで夏バテ防止にもなります。

作り方も至って簡単です。飲むヨーグルトにハチミツとレモン汁を自分の好みの分量入れるだけで出来てしまうとても簡単なアレンジレシピです。甘酸っぱい飲むヨーグルトを試してみては?

トルコで飲まれている飲むヨーグルトの作り方

アイランドリンク

ヨーグルトを量産する工程で牛乳の代わりに水を使います。そして混ぜ合わせた後、最後に塩を加えるとトルコで飲まれているアイランドリンクになります。お好みでミントを乗せれば見た目も華やかになります。

朝食にピッタリな飲むヨーグルトの作り方

トマトを絡めてアレンジの決め手はオリーブオイル

寒い朝などにあったかい飲むヨーグルトに一工夫加えて朝から少し得した気分になりませんか?温めた飲むヨーグルトにトマトを入れてオリーブオイルをかけて塩を振り、最後にバジルを載せて完成です。朝から少し贅沢なホット飲むヨーグルトを楽しんでください。

【番外編】意外な組み合わせのヨーグルトレシピ

キムチヨーグルトの作り方

名前を聞いただけだとちょっとアレかもしれませんが意外な組み合わせの食感がクセになるかもしれません。飲むヨーグルトではありませんが作り方も非常に簡単です。温めたヨーグルトに納豆とキムチを入れて完成です。すべて発酵食品なので栄養価は高いです。意外とハマってしまうかも!?

飲むヨーグルトの作り方をマスターしよう!

ヨーグルトメーカーを使えばヨーグルトが作れて、そこからアレンジを加えることも簡単にでき、料理や調理の幅が広がります。ヨーグルトメーカーは値段もそれほど高くないので手に入れるのも苦ではありません。

皆さんもヨーグルトメーカーでヨーグルトを作ったり、この記事でメーカーを使わないヨーグルトの作り方を参考にして飲むヨーグルトを自分で作って健康管理に役立ててください。

関連するまとめ

アクセスランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ