ポーチュラカの種や苗からの育て方は?初心者でもできる簡単ガーデニング!

色鮮やかで可愛い花を咲かすポーチュラカ。夏の暑さにも強く毎年花を楽しむことができます。手間がかかりにくく育てやすい植物なので初心者にも人気です。種や苗からの育て方をご紹介します。ポーチュラカで簡単ガーデニングを楽しんでみませんか?

目次

  1. 初心者でも育てやすいポーチュラカ
  2. ポーチュラカはどんな植物?
  3. ポーチュラカの育て方:準備
  4. ポーチュラカの育て方:植えつけ
  5. ポーチュラカの育て方:水やりと肥料
  6. ポーチュラカの育て方:剪定と植え替え
  7. ポーチュラカの育て方:注意する点
  8. 差し芽でポーチュラカを増やす方法
  9. 種からポーチュラカを増やす方法
  10. ポーチュラカでガーデニングを楽しもう!

初心者でも育てやすいポーチュラカ

ポーチュラカは夏に花を咲かす植物で、暑さにも乾燥にも強いので初心者の方に特におすすめしたい植物です。育て方も簡単なので夏のガーデニングにぜひポーチュラカを植えてみてはいかがでしょうか?花をどんどん咲さかせてくれるので、とても楽しく育てられますよ!

花の色も白やピンク、黄色やオレンジと色とりどりで2色で咲くものもあります。地面を這うように育っていくので、華やかな上にグランドカバーにもなります。種や苗からの育て方や増やし方、お手入れの方法をご紹介します。初心者の方もポーチュラカで気軽にガーデニングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ポーチュラカはどんな植物?

実はポーチュラカはハナスベリヒユという本名があり、ポーチュラカは属名なのです。でも今はポーチュラカという名前の方が浸透されて来ているようです。マツバボタンとスベリヒユが掛け合わさってできたのがポーチュラカだとされています。

ポーチュラカの葉は厚く多肉になっていて水分をためることができます。そのため、夏の暑さや乾燥に強く長い期間花を咲かせてくれます。花は朝開き夕方に閉じる1日花で、新しい花もどんどんと咲かせていきます。茎も地面を這うように伸び、大きければ60㎝にも育っていきます。

夏の暑さに強い反面、ポーチュラカは冬の寒さや霜に弱く寒い日が続くと枯れてしまいます。一年草にする場合は庭植えでも大丈夫ですが、二年草や多年草にする場合は鉢植えなどに植えて冬は室内の日の当たる温かい場所に置いておくと何年も花を咲かせてくれます。

ポーチュラカの育て方:準備

ポーチュラカは日当たりと風通しの良い場所で育てるのが適しています。庭植えなら日中に日があたりやすい所、プランターや植木鉢なら日のあたる場所に置けるように準備が必要です。風通しも重要で、壁に挟まれていたり湿気が多い場所は避けるようにして下さい。

ポーチュラカを鉢植えにする場合は、始めは小さめな植木鉢やプランターでも大丈夫ですが、どんどんと育っていくので植え替えが必要になってくる場合があります。庭植えの場合も、花壇などの広めのスペースが取れる所を準備しておいた方が良いかもしれません。

土は鉢植えや庭植えのどちらも水はけのよい土を準備しましょう。庭植えの場合は土に緩効性の化成肥料を混ぜておき、鉢植えの場合は市販の草花用培養土か、配合する場合は赤玉土5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜて作っておきましょう。

ポーチュラカの育て方:植えつけ

ポーチュラカの苗の植えつけは5月から7月の間が適しています。ポット苗を買ってきて、庭や鉢に植える方法が初心者の方には向いています。ポット苗にはそれぞれポーチュラカの花の色が記されていますので、お気に入りの色の苗を見つけてみて下さいね。

ポーチュラカのポット苗をポットから取り出す時、根鉢は崩さずそのままの形で植えるようにしましょう。根の上や周りには優しく土をかぶせ、最初は水をたっぷりあげるようにして下さい。

ポーチュラカの育て方:水やりと肥料

ポーチュラカを植えつけてからの水やりは、庭植えの場合はあまり気にすることはありません。土の表面が完全に乾いてしまい、長く雨が降らない状態が続くようなら少しだけ水をあげて下さい。水をあげ過ぎると、根がどんどんと伸び花に栄養が行きにくくなり花のつきが悪くなってしまう場合がありますのでご注意下さい。

鉢植えの場合の水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとあげて下さい。鉢植えの場合も根腐れを起こしてしまうかもしれないので、水のあげ過ぎには注意が必要です。肥料は鉢植えの場合は、定期的に液体肥料を施してあげましょう。庭植えの場合は、成長が著しく遅い場合のみ肥料をあたえるようにしましょう。

ポーチュラカの育て方:剪定と植え替え

ポーチュラカはどんどん茎が伸びていきます。あまりにも伸びすぎた場合は株のバランスを考えながら茎を切っていきましょう。花もたくさん咲き、2日位で枯れていきます。咲き終わった花は花首から早めに切り取って、他の花に養分が行くようにしましょう。

鉢植えのポーチュラカは、育っていくにつれ根詰まりを起こしてくることがあります。成長があまりよくない場合や花つきが悪い場合は、大きな鉢に植え替えてあげましょう。

ポーチュラカの育て方:注意する点

害虫対策

ポーチュラカはまれにアブラムシがつくことがあります。湿度が高く風通しも悪い時に発生しやすくなります。アブラムシを見つけたら早めに取り除いて駆除し、ポーチュラカを風通しの良い所へ移動させましょう。肥料もあげ過ぎるとサビ病が出て枯れてしまうことがありますので適量あげるようにしましょう。

冬越し対策

鉢植えやプランターに植えつけたポーチュラカは、冬越しをすることができます。寒くなり始める時期には室内に入れるようにしましょう。室内では、日当たりの良い温かい場所に置き、室温は12℃以下にならないように注意しましょう。

冬越しを室内でしたポーチュラカの株は、春になったら鉢の植え替えや庭植えができるようになります。日当たりの良い場所に置き、土の状態を見て必要なら肥料を与えるなどして成長を促してあげましょう。

差し芽でポーチュラカを増やす方法

ポーチュラカは差し芽をすることで、苗を増やしていくことができます。ポーチュラカの花が咲くころに、茎を10㎝位切り取ります。そのまま植えつけた土に挿しておくだけでも発根して苗となります。切り取った茎を水に挿し、発根後に土に植えつけることもできます。

ポーチュラカを鉢やポットに差し芽をして増やす場合も、水はけのよい川砂などを入れて茎を挿しておけば2、3週間で苗になります。必ず水やりを欠かさないようにし、土が乾燥しないように注意しておきましょう。発根後、根や葉が大きく育って来たら庭植えや大きな鉢に植え替えができます。

種からポーチュラカを増やす方法

実はポーチュラカの種は市販されておりません。初心者の方が種から育てる場合は、ポット苗からポーチュラカを育てて種を採取してからになります。少し時間と手間がかかってしまいますが、種からの育て方もご紹介していきます。

ポーチュラカの種は、花が咲いた後しばらくして花柄を取ったら、お椀のような形をした茶色い蓋ができます。その中にポーチュラカの種があります。花首下から切って、優しく種を取り出しましょう。種はティッシュや不織布に包むなどして冷暗所で保存しておきます。

春になって暖かくなってきたら種まきをします。直接土に種をまくことも出来ますが、初心者の方は育苗トレイで育てる方法をおすすめします。種まき用の土を育苗トレイに入れ、1つの穴に1個ずつ種を入れ、土はかけずに水を霧吹きで優しく吹きかけておきます。夜になったら新聞紙やビニールをかけるなどして保温しておきます。

土が乾いたら霧吹きで水をあげる程度にし、水のあげ過ぎには注意しましょう。1週間位で葉が1㎜程しかない小さな芽が出てきます。本葉が5枚位になったら植木鉢や庭に植え替えができるようになります。

ポーチュラカでガーデニングを楽しもう!

ポーチュラカの魅力は色とりどりの花以外にも、実は種にもあるのです。ピンクの花から採れた種でもピンクの花が咲くことはほとんどなく、違う色の花が咲くそうです。次にどんな色に咲く分からない不思議なポーチュラカは、ガーデニングをする人達でも話題になっています。

手間がかからず育て方も簡単なポーチュラカ、ぜひガーデニングに取り入れてみて下さい。色とりどりの花が咲いて、ポーチュラカの新たな魅力も発見できるはずです。ガーデニング初心者の方も、ポーチュラカでガーデニングを始めてみましょう!

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