ピーマンの冷凍方法や保存期間は?味や栄養にはどのような影響が?

ピーマンは家庭の料理に欠かせない栄養満点の野菜ですが、冷凍保存を活用すれば時短になり手軽に調理することができますよね。今回はピーマンの冷凍保存方法や期間はもちろんのこと、冷凍保存による味や栄養への影響についてもお伝えします!

目次

  1. ピーマンは冷凍保存できるの?
  2. ピーマンの冷凍保存方法
  3. 冷凍保存したピーマンの使用方法
  4. 冷凍保存したピーマンの保存期間
  5. 冷凍保存したピーマンの味や栄養はどうなる?
  6. 冷凍保存したピーマンのレシピ:青椒肉絲
  7. 冷凍保存したピーマンのレシピ:ピーマンの肉詰め
  8. 冷凍保存したピーマンのレシピ:チキンライス
  9. ピーマンは冷凍保存を活用しよう!

ピーマンは冷凍保存できるの?

ピーマンは通年スーパーに置いてある定番の野菜です。価格もそれほど高くないので、日ごろから使い勝手の良い食材ですよね。その使いやすさから、常にピーマンをストックしておきたいと思われている方も多いのではないでしょうか?

常温や冷蔵庫での保存だと、保存できる期間がそれほど長くありません。そこでおすすめしたいのが、ピーマンの冷凍保存です。意外かもしれませんが、ピーマンは常温や冷蔵庫で保存するよりも冷凍保存をするほうが美味しいままの状態をキープすることができるんですよ。

あらかじめ下処理をして冷凍保存をしておくと調理の際にとても手軽に使うことができる上に、時短にもなりますので時間のない方や自炊が面倒だという方にはぴったりの方法です!冷凍保存したピーマンの活用方法は多種多様です!では早速ピーマンの冷凍保存方法や保存期間などについて、詳しくお伝えしていきます。

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ピーマンの冷凍保存方法

ピーマンを冷凍保存するときは、生の状態で冷凍してOKです。冷凍前に下茹でやレンジ加熱などをしてしまうと解凍後にべちゃっとしてしまいますし、色味も悪くなるので逆効果になってしまいますので避けましょう。まずは生のピーマンを水洗いしてキッチンタオルなどで水気をよくとりましょう。

ピーマンのヘタと種は取り除いておきましょう。種を残したまま冷凍してしまうと、種が変色して黒くなってしまいます。そして、使いやすいようにカットしておきます。みじん切りや細切りなどいくつか切り方を分けておくと、料理によって使い分けができるのでとても便利です。

カットしたピーマンはラップやフリーザーバッグに入れて保存します。空気をいれないように密閉するのがポイントです。保存した日付をメモしておくと保存期間の管理がしやすくなります。袋に直接メモすると次回から使えなくなる、といった場合はマスキングテープなどはがせるものにメモをして貼っておくと良いですよ。

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冷凍保存したピーマンの使用方法

冷凍保存したピーマンの使用方法の一つは、冷凍のまま加熱調理に使うことです。熱したフライパンや鍋に直接投入すれば短時間で解凍されます。解凍時間が短時間だと色も鮮やかな緑色のままでシャキシャキとした食感も保たれやすいので、炒め物やスープなどにおすすめです。

もう一つの使用方法は、電子レンジで解凍処理をしてから使うことです。600wで30秒ほどが目安ですが適宜レンジの時間は調節しましょう。電子レンジで解凍処理をした場合はそのまま料理に使うことができるので、料理の仕上げに飾りとして使うことができます。レトルトソースのパスタを食べるとき、最後に解答したピーマンを乗せると簡単に見栄えのいい料理ができますね。

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冷凍保存したピーマンの保存期間

ここまではピーマンの冷凍保存方法や使用方法についてお伝えしてきましたが、ピーマンを冷凍保存する場合の保存期間はどれほどなのでしょうか?常温・冷蔵・冷凍の場合の保存期間をご紹介し、それぞれの保存期間を比べてみます。

常温でのピーマンの保存期間

ピーマンを常温で保存する場合の保存期間は1週間くらいです。常温で保存するときは冷暗所に置いておきましょう。また茶色く変色してきたピーマンは放置すると隣り合うピーマンにも変色が移る恐れがありますので、変色したピーマンを見つけたら取り除くようにしてください。

冷蔵保存したピーマンの保存期間

ピーマンを冷蔵庫で保存する場合の保存期間は約1~2週間です。冷蔵保存していても日が経つにつれしんなりとしてきますので、なるべく早めに食べるようにすると良いでしょう。また、ピーマンを袋のまま冷蔵庫に入れておくと、ピーマンから発生するエチレンガスが袋の中に充満して劣化が進みやすくなります。冷蔵庫に入れる際は袋から出しておくようにしましょう。

冷凍保存したピーマンの保存期間

ピーマンを冷凍庫で保存する場合の保存期間は約1ヶ月です。常温や冷蔵での保存期間に比べると圧倒的に長期間保存することができますよね。ピーマンが新鮮なうちに冷凍保存をしておくと、新鮮なままの状態を保ってくれます。ピーマンを買ってすぐの新鮮なうちに冷凍保存をするのがおすすめです!

冷凍保存したピーマンの味や栄養はどうなる?

冷凍保存をするとピーマンの味や栄養にどう影響するのか気になりますよね。なんと、冷凍保存をすることでピーマンの苦味は取れてしまうのです!ピーマンの苦味が嫌いな人は多いですが、冷凍保存したピーマンなら苦味を気にせずに食べることが出来ます。ピーマン嫌いな方はぜひ、冷凍保存したピーマンを召し上がってみてください!

さらに、冷凍保存することでピーマンの苦味は取れるのにピーマンの栄養成分はほとんど変わらないことが分かっています。ピーマンはトマトの4倍ほどのビタミンCを含み、風邪予防や疲労回復、美肌にも効果があります。冷凍保存をするだけで苦味は取れて栄養はそのまま摂取できるというのは、大変嬉しい情報ですよね!

冷凍保存したピーマンのレシピ:青椒肉絲

冷凍保存したピーマンを活用したレシピをご紹介していきます。まずは中華料理の定番、青椒肉絲です。あらかじめ熱したフライパンに牛肉やタケノコなどの具材を炒めておき、最後に冷凍ピーマン(細切り)を投入します。酒、オイスターソース、鶏がらスープの素、塩コショウ、醤油、砂糖で味付けしたら水溶き片栗粉で仕上げて完成です。

青椒肉絲などの炒め物にピーマンを使う場合は、縦の細切りにした状態で冷凍保存をしておきましょう。また冷凍する際は、ピーマン同士が重ならないように注意してください。重ならずに保管することで均一に冷凍することができますので、より新鮮な状態をキープできるのです。

冷凍保存したピーマンのレシピ:ピーマンの肉詰め

ピーマンの肉詰めも冷凍しておくだけで苦味を取ることができるのでおすすめです。あらかじめ2等分にしたピーマンに挽肉、玉ねぎのみじん切り、パン粉、溶き卵、塩コショウを混ぜたタネを詰めて冷凍保存をしておくのがポイントです。空気に触れないようラップで1個ずつ包んで冷凍庫に入れると良いでしょう。

食べるときは油を引いて熱したフライパンに冷凍のタネを並べ、料理酒を入れて蒸し焼きにすれば完成です。味付けはケチャップや醤油ベースなど、お好みの味でお召し上がりください。ピーマンの肉詰めはタネを冷凍してストックしておくと、一品足りないときに役立ちます!

冷凍保存したピーマンのレシピ:チキンライス

みじん切りにしたピーマンを冷凍しておけば、チキンライスも簡単に作ることが出来ます。フライパンに鶏肉を入れて炒めたら、玉ねぎのみじん切りを加えて炒めます。玉ねぎが透き通ってきたらピーマン(みじん切り)を冷凍のまま入れて解凍されるまで加熱します。最後にご飯、ケチャップ、塩コショウを入れて混ぜ合わせれば出来上がりです。

薄焼き卵で包めばオムライスに応用することもできます!お弁当箱に詰めたり、丸く握ってチキンライスボールにするのもおすすめですよ。ピーマンは切り方によって様々な料理に使うことができますので、ぜひ色々な切り方のピーマンを冷凍保存しておくと良いですね。

ピーマンは冷凍保存を活用しよう!

ピーマンを冷凍保存すると常温や冷蔵での保存にくらべて新鮮な状態を保ったまま長期間保存ができます。また冷凍保存したピーマンは苦味を取り除いてくれて、栄養成分はほとんど遜色なく摂取できることが分かりました。ピーマン嫌いの方は冷凍したピーマンを食べて克服できるかもしれませんね。

色々な切り方でピーマンを冷凍保存しておけば、忙しい日でも簡単に手早く調理することができます。休日など時間のある時に冷凍保存のストックをしておくと時間にも心にも余裕を持って調理することができますので、ぜひピーマンの冷凍保存をお試しください!

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