生はちみつがおすすめの理由は?健康効果や栄養・見分け方も解説
生はちみつというものをご存知でしょうか?はちみつは体にいいからと砂糖の代わりに使われている方も多いでしょう。健康のためのはちみつならば生はちみつに変えてみませんか?こちらでは生はちみつの健康効果や栄養のすごさ、そしてほんものの見分け方を紹介します。
目次
生はちみつがおすすめの理由
はちみつは栄養が豊富で美容・健康にとさまざまな効果があるとされています。その中でも「生はちみつ」というものがあります。はちみつはスーパーで見かけるけれど生はちみつはあまり見かけないので知っている方は少ないかも知れませんね。実は栄養効果がはちみつより優れているため今スーパーフードとして注目を集めているのです。
以前出展でお隣になった事のある「みつばちのーと」さんで購入しました。
— アトリエ土窯日和 (@Saturday_potter) December 11, 2017
天然生はちみつのナッツ漬けです(^O^)
ナッツ好きにはたまらーん!#クリマ戦利品 pic.twitter.com/wCT3JMPsaY
ところが生はちみつは希少な存在のため本物を手に入れるのは難しいです。しかし健康パワーを目的としてはちみつを食べるのであれば、ぜひとも生はちみつを選ぶことをおすすめします。こちらでは生はちみつの魅力とともに本物の見分け方など紹介します。

生はちみつとは?
はちみつ大好きまんなのでふるさと納税で純正のアカシアはちみつをどどんと1200g!!頼んじゃいました♡藤宮は寝る前にいつも白湯を飲むのですが、溶かして飲むだけでもほのかな甘みと香りがしておいしい〜♡白湯を朝晩飲むだけでもお身体のコンディションよくなりますのでおすすめです♡ pic.twitter.com/MJNAn4ZLTC
— 藤宮ときは🦉スクール生 (@HS_fujimiya) December 19, 2017
生はちみつとは加熱や加糖をしない、巣の中でみつばちが作り出した自然のままの天然完熟状態の純粋なはちみつのことです。豊富な栄養素や酵素、そしてはちみつ本来の自然の風味や香りがそのまま生きています。だからとてもヘルシーな美味しさを味わえます。

なぜ生はちみつは加熱処理が必要なのか?
万能薬はちみつ、その使い方https://t.co/qOxwtyX5xw
— Mr.カトー (@Mrkat0) December 23, 2017
但し、精製、加糖、加熱などの加工されたハチミツは、天然の純粋はちみつが持つ医薬品としての効能はほぼ期待できず、栄養価も大きく損なわれています。pic.twitter.com/D7kEcXJY0i
みつばちが完熟した生はちみつを作るまでにはとても時間がかかります。市場に流通している多くのはちみつは生産性を高めるために完熟を待たずに早々に収穫するので水分が多い状態です。「はちみつ」とされるのは国産の場合水分が23%以下で海外産だと20%以下のものだけです。そのため人工的に熱を加えて煮詰めて水分量を減らす必要があるのです。
完熟した生はちみつができるまで
みつばち1匹が一生かけて作る生はちみつはほんのわずかティースプーン1杯です。生はちみつパワーはみつばちたちのがんばりによるものです。その生はちみつはどうやって作られるのでしょう?
みつばちが花の蜜を求めて出発
みつばちは生まれて20日で巣を出て幼虫の餌となる花粉や花の蜜を探しに2~3㎞の道のりを出かけます。蜜を見つけたら体内のタンクにいっぱい詰めて重い体で巣に帰ります。そして何度も何度も往復します。
みつばちの唾液ではちみつへ
みつばちには内勤と外勤がいます。内勤のみつばちは外勤のみつばちが持ち帰った花の蜜を口移しで受け取り巣房へ貯蔵します。花の蜜はみつばちの唾液により「はちみつ」へ変化します。このように花の蜜とはちみつは全く別のものなのでみつばちを抜きにして人工的にはちみつを作ることはできません。
水分を飛ばして濃縮させる
ここからが貯蔵担当の働きばちの仕事です。35度の暖かい巣の中で羽ばたいて風を送って口でかき混ぜながら水分を蒸発させます。あの小さな体で羽ばたき続けてトロッとした濃度まで水分を飛ばして濃縮させます。持ち帰ったばかりの花の蜜の水分量は70%ですがここで20%まで低下します。
はちみつに蓋をして完成
はちみつの水分量が20%くらいになるとみつばちは、腹部から分泌された「ミツロウ」ではちみつに水やごみが入らないように蓋をして保存します。この状態を「完熟」といい生はちみつが完成です。

生はちみつのすごいところ
砂糖に比べてカロリー20%カット
☆生はちみつ豆知識☆
— はちみつのお店Ciepło(シェプロ) (@cieplo1124) January 4, 2016
生はちみつのカロリーは砂糖の1/3カット
更に甘味度合いを比較すると、生はちみつの方が1.3倍甘さを感じやすいので少量でOK
生はちみつでおいしく健康にダイエット♪
同じ甘味料の砂糖と比べてみると100g当たり砂糖は384kcalではちみつは294kcal(日本食品標準成分表より)です。はちみつは砂糖に比べてカロリー23%カットできます。そして甘さは砂糖の1.3倍なので生はちみつは栄養たっぷりの甘味料としてダイエット向きですね。
豊富な栄養をもつヘルシーフード
生はちみつの効能としては、美肌効果、アレルギー改善、疲労回復効果、ダイエット効果、便秘解消、老化予防、安眠リラックス効果などさまざまな健康・美容効果があるので全てを紹介できませんが、このようにとても優秀なスーパーフードです。
生はちみつはアトピー改善に役立つ食品です。砂糖は体を冷やしますが、はちみつは体を温めてくれますし、食べてすぐ生命活力素に変わるので体が元気になります。糖尿病の治療に用いられています(アトピーと糖尿病は性質が似ています)。食べるときは必ず非加熱処理のはちみつを選んでください。
— あい@アトピーを治そうbot (@atopic000) December 26, 2017
生はちみつには葉酸も含めビタミン類、カルシウム、鉄分、ミネラル、アミノ酸、酵素など180種類以上の成分が含まれています。しかも加熱しない完熟はちみつなので熱に弱い成分も壊れることなく丸ごと摂取できます。

はちみつの種類
はちみつにはたくさんの種類がありますが大きくわけて「純粋はちみつ」「加糖はちみつ」「精製はちみつ」の3種類になります。純粋はちみつ以外は「はちみつ風甘味料」ということになります。そして日本の天然の生はちみつの生産量はわずか0.08%以下だと言われています。一般のスーパーではまず見かけることはできず希少なはちみつとなるため入手するのが難しい状況です。
純粋はちみつ
純粋はちみつは一切加工処理をしない天然そのままのはちみつと定義しています。しかし加熱処理をしたものも純粋はちみつと表記してもよいことになっています。なので純粋はちみつを選べば失敗がないかといえばそうではありません。市販品の純粋はちみつは偽物も多いのです。
加糖はちみつ
水あめや人工的に作られた加糖などにはちみつを加えたものです。はちみつは香りづけ程度のものもあるほどで、中身は砂糖が主になり生はちみつの栄養や健康効果はほとんどないでしょう。
精製はちみつ
精製はちみつはみつばちが羽ばたきで時間をかけて水分を飛ばすところを、人工的に加熱により作ったはちみつをいいます。生はちみつは約60°Cほどで壊れる栄養素も多いので、精製はちみつも加糖はちみつと同じく生はちみつ本来の栄養はなくなっています。

生はちみつのほんものの見分け方
生はちみつをご購入いただいたお客様が事務所まできてお礼をいってくれました・・・あぁ感動ですよね。
— アイネクシオ (@inexiojp) December 14, 2017
凄く嬉しくて、はちみつ部はかなりはしゃいでいますw
来年も今年を上回るような良い蜜を採蜜できるように、ミツバチに協力してもらって、頑張ります!
まずは越冬だ!#生はちみつ pic.twitter.com/LAAfC1A09p
加工されたはちみつが多い中、ほんものの見分け方を知っておくことが必要になります。そこでほんものの見分け方を紹介します。
ラベルをチェック
ラベルを見て原産地、採蜜花名、原材料のチェックをしましょう。ただし数百円程度の安いはちみつは「はちみつもどき」の確率が高いです。
ほんものは結晶化する
結晶化しないはちみつは偽物の可能性が高いです。ただ時期や蜜の種類によっては結晶化するのが遅いものがあります。
ドロドロのものや色の濃いものに注意
しぼりたての生はちみつはサラッとしています。ドロドロのものは水あめを多く混ぜている可能性があります。また加熱処理をされるとはちみつは色が濃くなったり焦げ臭くなることもあります。花の蜜の種類により色の濃いものもありますが安く売られているもので色が変に濃いはちみつには注意しましょう。
ほんものは濁っている
一般的にはちみつは花粉が混ざっているので濁っています。あまりに透明感のあるものやわざと不透明の容器に入れて透明度を隠しているものは要注意です。
ほんものは貴重なため高価
精製や加糖のものはいわゆるはちみつの加工品です。はちみつ本来の甘味や栄養、香り、色は失われています。純粋はちみつはどうでしょう?「完熟」であるかどうかが重要になります。完熟のものはみつばちの巣の中で濃縮されて熟成したはちみつ。そうでないものは大量生産のために完熟を待たずして早々に取り出され人工的に加工されたものです。
【ローハニー(生はちみつ)】
— スーパーフードの効能&使い方まとめ♡ (@superfood_life) December 15, 2017
加熱処理を行わず、ノンフィルターもしくは低温のフィルタリングでろ過されたハチミツ。豊富なミネラル類や抗酸化作用、プロバイオティクス、酵素が豊富に含まれている。虫歯や歯周病などの口内トラブルの改善、殺菌・抗菌作用、腸内環境の改善。高い保湿力で美肌効果。
完熟であるかそうでないかは表記されておらず見分け方は難しいです。見分け方の一つとしては、はちみつの金額です。みつばちが一生に作るはちみつはほんのティースプーン1杯。生はちみつは貴重で高価なことはうなづけますね。

生はちみつの保存方法
完熟はちみつは永久的に品質の変化はなく、数千年前のピラミッドの中から発見されたはちみつが何ら変質がなかったのは有名です。天然の完熟生はちみつには賞味期限はないに等しいです。長期保存のデメリットは風味が落ちることですが、品質には問題ありません。
ただし直射日光が当たる場所は保存に適しません。容器もプラスチック製よりもガラス製や陶器の容器に入れておくことをおすすめします。はちみつを長期保存していると結晶化することがありますが、その場合はぬるま湯で湯煎をすると元に戻ります。熱いお湯で湯煎すると生はちみつの栄養素が壊れてしまうので注意しましょう。
生はちみつを上手に食べよう
昨日 #サカノウエカフェ で購入したナッツの生はちみつ漬け。いつもの美味しいヨーグルトがもっと美味しくなりました(///ω///)✨ pic.twitter.com/C6nUK9rKwC
— ももん (@tmmst2) December 10, 2017
生はちみつの一番おすすめの食べ方はそのまま食べる「生食」です。生はちみつは糖分なので1日に食べる量は大さじ1杯ほどが目安です。体のコンディションで調節して食べましょう。生はちみつは熱を加えると栄養素が壊れてしまうので熱いものに入れたり調理したりするのは控えることをおすすめします。
最近、気になってる1つの「生はちみつ」
— もり ゆきのじょう (@yukinojou1994) December 12, 2017
非加熱だから酵素が多いらしい!
紅茶に入れたいけど、高くても50度ぐらいの温度じゃないと酵素がだめになっちゃうんだってさぁ
( ´-ω-) まぁ、猫舌だからいいか!?
今はインターネットで顔が分かる国内の養蜂家たちのはちみつを自分で選ぶことが簡単にできます。本物の生はちみつを手に入れるには、顔が見える信頼できる養蜂家から購入するのが一番確実でしょう。生はちみつの本物の味を知ってしまうと魅力に取りつかれると言われます。生はちみつの効果を期待するならばぜひ本物を手に入れることをおすすめします。
