アイスクリームの種類を一覧で紹介!成分で分かれるって知ってた?
子どもから大人まで幅広い世代に人気のアイスクリームですが、いくつかの種類に分かれるのをご存知でしょうか?中に含まれる成分によってアイスクリームの種類は分けられるんです。今回はアイスクリームの種類を一覧でご紹介していきます!
目次
アイスクリームに種類はあるの?
スーパーやコンビニなどで手軽に手に入れることが出来るアイスクリームですが、パッケージに種類が記載されているのを見たことは無いでしょうか?何気なく食べていると気が付かないかもしれませんが、アイスクリームのパッケージには「種類別」が記載されています。
アイスクリームの種類は何で決まるかというと、アイスクリームに含まれる乳成分の量によって決まっています。乳成分とは乳脂肪分・無脂乳固形分の二つを指しますが、乳脂肪分は文字通り牛乳に含まれる脂肪分のことを言います。無脂乳固形分は牛乳から水分と乳脂肪分を除いたもののことで、たんぱく質やミネラルを含む大切な成分になります。
アイスクリームの種類は、乳成分(乳脂肪分・無脂乳固形分)の割合によって分類分けされます。その種類は乳成分が多い順に、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の4種類になります。では早速、アイスクリームの種類を一覧でそれぞれ確認していきましょう!
アイスクリームの種類①:アイスクリーム
やはり勘違いさせてしまった(汗)
— グッドキャット@ギュッとキャット (@goodcatnet) July 13, 2017
ソソ、スーパーカップ美味しいけどラクトアイスです。クリーム以外の配分が多くてランク下もあるかも?
ハーゲンダッツ(一部除く)とかレディボーデン、ピノ(普通の)、パルム、セブンの贅沢シューアイスも種類別アイスクリームって記載されてるね ドレもうまっ pic.twitter.com/KMxztkNl03
一つ目はアイスクリームです。アイスクリームは、乳固形分が15.0%以上で乳脂肪分が8.0%以上のものを指します。アイスクリームは一覧の中で最も乳成分が多いため、ミルク感がとても強く感じられる種類になります。濃厚な味が好みの方は、アイスクリームがおすすめですね。
ハーゲンダッツやPARM(パルム)、Lady Borden(レディーボーデン)といった商品がアイスクリームに種類分けされます。高級感があり濃密な味わいが楽しめる商品が多くあります。乳成分が多いということは乳脂肪分も多く含まれていることになりますので、カロリーは高くなります。アイスクリームは大量に食べてしまうと太りやすくなるので要注意です!

アイスクリームの種類②:アイスミルク
種類別の表記は重要やぞ!!アイスクリームとアイスミルクは濃厚差かなりある
— にらの🔥🎅🔥 (@2424Aichan) June 26, 2017
二つ目の種類はアイスミルクです。アイスミルクは、一覧だと乳固形分が10.0%以上で乳脂肪分が3.0%のものとされています。アイスミルクはアイスクリームよりもややあっさりとした味わいです。乳成分は牛乳と同程度の含有量になりますので、ミルク感はちゃんと感じることができます。また栄養成分も牛乳と同じくらいあるそうなんです。
ジャイアントコーンやチョコモナカジャンボといった定番の商品がアイスミルクに種類分けされています。アイスクリームにくらべると濃厚さは劣りますが、アイスクリームよりもやや安価に手に入る商品が多いのは嬉しいですね。

アイスクリームの種類③:ラクトアイス
三つ目の種類はラクトアイスです。ラクトアイスは、一覧で乳固形分3.0%以上のものと定義されています。乳脂肪分の規定がないため、牛乳由来の原料を使わずに植物油脂が使わていれる商品も多いです。ミルク感が薄くなるので低カロリーな印象がありますが、植物油脂はカロリーが高いものもあるので注意が必要です。
ラクトアイスの商品は、爽(そう)やパナップなどが該当します。食感がシャリっとしていたりアイス以外にソースが入っていたりと、ミルク感意外の部分に特徴がある商品が多いです。アイスクリームと比べるとあっさりしていてたくさん食べられそうですが、ラクトアイスを1個食べるだけで1日に必要な脂質の6割にもなるそうなんです!

アイスクリームの種類④:氷菓
四つ目の種類は氷菓です。氷菓は、一覧の中でも乳固形分がラクトアイスよりも低いか入っていないものを指します。いわゆるアイスキャンディー、シャーベットの部類で一覧にある他の三種類とは全く別物になるため、種類名も「アイス」のワードがつかない「氷菓」となっています。
乳成分が少ない、または入っていないというだけあって氷菓は全種類のなかでも最も低カロリーな種類になります。味わいも爽やかでさっぱりとしているものが多く、食欲のないときや夏バテ気味のときなどにおすすめです。
ガリガリ君やスイカバーなどの商品が氷菓に種類分けされます。また氷菓は値段が比較的安く、コンビニでも手に入りやすいため小さな子供からも人気があります。ちなみにアイスの実は、実の味によって種類が「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」と変わるんですよ。
アイスクリームを種類別に手作りしてみよう
種類ごとにアイスクリームの成分が変わることが分かりましたね。乳成分の割合を意識できれば、お家でもアイスクリームを種類別に手作りすることができます!たっぷり濃厚な味のアイスクリームが食べたいときやダイエット中のときなど、シーンによって種類を選んでアイスクリームを手作りしてみましょう!
アイスクリームの作り方
まずはアイスクリームの作り方です。材料は卵黄・砂糖・バニラエッセンス・塩ひとつまみ・エバミルク・生クリームです。卵黄・砂糖・バニラエッセンス・塩を白っぽくなるまで泡立てたら、沸騰させたエバミルクを少しずつ加えます。よく混ざったら鍋に移して弱火で加熱します。
加熱した鍋を一度冷まし、泡立てた生クリームを入れて混ぜます。混ざったら容器に流して4時間ほど冷凍して完成です。ミルクと生クリームを入れて濃厚なアイスクリームに仕上げています。たまのご褒美に好きなだけアイスクリームを食べたい!なんていう日にはぴったりですよね。
ラクトアイスの作り方
さっぱりとしたアイスが食べたい!というときにはラクトアイスがおすすめです。材料は牛乳・砂糖・卵・バニラエッセンスです。卵を混ぜたら砂糖・牛乳を加えて更に混ぜていきます。仕上げにバニラエッセンスを入れて混ぜ、凍らせれば完成です!少ない材料でとっても簡単に作ることができますよね!
お家にある材料だけでできてしまうので、思いついた日にパッと作れてとってもお手軽です。バニラエッセンスの量はお好みで調節してバニラの風味を変えてみてください。
氷菓の作り方
シャーベットのようにシャリっとしたアイスを作りたい方は、ぜひ氷菓を作ってみましょう。なんと氷菓は、お好みのジュースを凍らすだけで作ることができちゃうんです!これなら料理が苦手な人でもチャレンジできますよね。
オレンジジュースにみかんの缶詰を加えて凍らせばみかん入りの氷菓になりますし、飲むヨーグルトを凍らせばヨーグルト味の氷菓になります。氷菓レシピのアレンジは無限大です!
氷菓を手作りするときは製氷皿やご家庭にある容器でつくることができますが、専用の容器も売られています。アイスの棒もついているので、見た目も本格的な氷菓をつくることができますよ!あらかじめアイスの棒に「当たり」など書いてから氷菓をつくれば、ホームパーティーでも楽しめること間違いなしです。
アイスクリームとジェラートの違い
アイスクリームの他にも、アイスクリームの仲間としてジェラートがありますよね。ジェラートはイタリアが本場のスイーツです。5%前後の乳脂肪で製造されていますので日本の規格で分類するとアイスミルクにあたります。アイスミルクに種類分けされるものの、ジェラートは空気を含まずに高密度で作られているので濃厚でコクのある味わいに仕上がっています。
アイスクリームとソフトクリームの違い
ソフトクリームも定番のデザートですが、アイスクリームとソフトクリームの違いは何かご存知ですか?二つの違いは、乳成分ではなく作り方に違いがあるのです。
ソフトクリームは一旦-5℃~-7℃で冷凍されますが、アイスクリームほど固めずに完成となります。完全に固めないため、滑らかな口当たりが特徴ですよね。一方アイスクリームはソフトクリームの状態からさらに-30℃以下で急速冷凍して作られます。ソフトクリームよりもアイスクリームは固い食感で、氷の結晶も粗めなのが特徴です。
アイスクリームは種類ごとに楽しもう!
アイスクリームの種類は意外と知らない人も多いですが、知っておくとその日の気分によってぴったりのアイスクリームを選ぶことができて良いですよね。どのアイスクリームを買うか迷ったときは、種類を一つの判断基準にしてもいいかもしれません。今度アイスクリームを店頭で見かけたら、ぜひパッケージに注目してみてください!