納豆は太る?太らない?栄養効果や夜食向けの食べ方などまとめ
ご飯のお供として昔から愛されている納豆。納豆は栄養満点なので、ダイエットに活用している人も多いですよね。そんな納豆について食べると太るのか、太らないのか様々な意見があります。今回は納豆を食べると太るのか、そしてそんな納豆の栄養効果などについてご紹介します。
目次
納豆が太ると言われる原因
日本で昔からご飯のお供として愛されている納豆は、とっても栄養が豊富として知られていますよね。そんな納豆なのでダイエットに用いるという人も多いですよね。しかし「納豆は太る」という噂や、「納豆は太らない」など様々な意見があります。なぜ太ると言われているのか見てみましょう!
太る原因:納豆自体のカロリーで太る
まず納豆が太ると言われている原因の一つが、納豆そのもののカロリーです。スーパーなどでよく売られている四角いパックに入った納豆は約50gです。納豆50gのカロリーはというと大体100kcalです。これはダイエットの大敵でもあるプリン1個分とほぼ同じぐらいのカロリーです。
なので決して野菜のような低カロリーフードとは言えません。なので納豆を食べて太るという意見があるのもうなずけますね。
太る原因:白米との相性が抜群で太る
納豆はそのまま単体で食べても美味しいですが、白米と一緒に食べるのが一番美味しい食べ方ともいえますよね!なのでご飯のお供に食べている人はかなり多いはずです。しかしあまりの相性の良さにご飯をたくさん食べ過ぎてしまって太る…という人もいるそうです。納豆を食べたら太ると言われる原因はここにもあったんです。
納豆は太るかもしれないのにダイエット?
あさごはん
— れい@ダイエット垢 (@chunreim) January 4, 2018
🌸納豆ごはん
🌸味噌汁
おひるごはん
🌸お弁当
朝ごはんいっぱい食べれて幸せ〜
夜は少なめにする!!
上記の説明だけ見ると『納豆は太る』というイメージをもたれるかもしれませんが、実際にダイエットを行っている人は納豆を取り入れたやり方を実践している人もいます。芸能人なんかも納豆ダイエットをしている人もよく見かけます。そんな太るかもしれない納豆ダイエットは一体どんなものか気になりますよね。次は納豆ダイエットが実際に太るか太らないか見ていきましょう!
納豆は太るは嘘!ダイエットに効果的な食品
太るという意見は少数
会社の人が成功したという納豆ダイエットを始めてみた。その人は3週間で3kg痩せたらしい。頑張るぞー。
— えりりん (@elilin_san) July 4, 2010
実際に納豆を使ったダイエットをしているという人で成功したという人はかなり多いです。失敗して逆に太るという意見もありますが、その理由は上記で説明した通り、食べ過ぎが原因と考えられます。失敗したけど痩せてはいないという人については、毎日納豆を食べられないなどの理由から挫折をした人が多かったです。
納豆で太るのは間違い!
嫌いなんだけど、納豆食べてみた理由は、大好きなブログで、納豆ダイエットに成功したと書いてあったからです。一パック食べきれましたが、毎日は無理かも。苦味がだめなのよね~、もっと海苔とか玉子とか混ぜたらいいのかしら。というか、嫌いなら食べるなって話かしら。むむ。
— flax (@flaxflaxflax) January 6, 2012
納豆は太るのか、もしくは太らないのかというのは個人差がありますが、実際に納豆ダイエットを行った人は成功したという意見が多数あるぐらいなので、『納豆は太る』というのは嘘ということになります。しかしダイエットは継続的に行うものなので、毎日納豆を食べられないという人にとっては不向きなやり方ではあります。

粒納豆の栄養効果
まず納豆には種類があります。大まかに分類すると『粒納豆』と『ひきわり納豆』です。粒納豆には小粒・中粒・大粒などの種類がありますが、最もポピュラーなのが小粒納豆です。そして納豆のなかでも最も人気が高いのも小粒納豆といわれています。そんな粒納豆の栄養や栄養効果を見ていきましょう!
5大栄養素!
◎大豆は栄養価が高く美容と健康には欠かせない食品。ただし大豆はそのままでは消化しにくく、たんぱく質の6~7割ほどしか吸収されません。そこで発酵した納豆がおすすめ。たんぱく質の消化吸収率も9割以上になるほか、便通をよくして腸内環境を整える不溶性の食物繊維も豊富なんですよ^^。☆
— 劇安ショップ店長もと子@オシャレ・美容好き (@shop_harumoco) January 4, 2018
5大栄養素とは人間が健康を維持するために、必要不可欠な栄養素ですが、納豆にはその5大栄養素が全て含まれているんです!その5大栄養素に含まれる成分は『たんぱく質』『脂質』『炭水化物』『ビタミン』『ミネラル』です。バランスのとれた食生活は、思っているよりも大変なことですが、納豆を食べることによって、自然とバランスのとれた食事ができるのが嬉しいですよね。
食物繊維
食物繊維といえば、便秘解消に効果があったり、満腹感を与えてくれたりするダイエットの味方。普通はむいて食べるりんごの皮にも、食物繊維が多く含まれていて、皮をむいてしまうと、りんごに含まれる食物繊維の約30%が失われるといわれています。
— 【豆知識】ダイエット (@botk0005) January 5, 2018
5大栄養素の他にも様々な栄養素が含まれていますが、注目してもらいたいのが『食物繊維』『ナットウキナーゼ』『イソフラボン』『ポリアミン』です。食物繊維は便秘などを解消してくれることもあって、便秘になりがちな女性なら誰でも知っている成分ですよね。納豆には食物繊維がとても豊富に含まれているので、太る原因でもある便秘を解消してくれる効果があります。
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼはメディアでとりあげられてから大きな注目を浴びた栄養成分です。ナットウキナーゼは血液をサラサラにしてくれる効果があります。血液の循環が良くなることで、新陳代謝が上がり痩せやすい体作りができます。食べたら太るではなく、食べても太らない体作りができます。
イソフラボン
大豆に含まれる“大豆イソフラボン”は、女性ホルモンと似た作用があることで有名です。なぜなら、“大豆イソフラボン”の化学構造がエストロゲンに似ているからだそうです。 pic.twitter.com/AqbKyTS0Fk
— (元)幼児体型 (@hozi2561) January 2, 2018
イソフラボンは女性ホルモンの構造に似ていて、骨粗鬆症やアンチエイジングなどにも効果があるとされています。そしてコレステロールを下げてくれる働きもあるので、食べて太るのではなく、食べても太らない体作りをするためには必須ともいえる栄養成分です。
ポリアミン
豆乳、豆腐、きな粉、納豆など
— お金をかけないアンチエイジングを紹介 (@kuon7777777) January 4, 2018
大豆関連の食品にはイソフラボン、ポリアミンが含まれていて
アンチエイジング効果や美肌効果が期待できますが
一番効果が高いのは納豆です。ポリアミンが多く含まれています。
美肌効果、健康効果、アンチエイジング効果と
様々な効果が期待できます。
あまり聞き慣れない名前ですが、ポリアミンというのは新陳代謝を高めてくれたり、アンチエイジングに効果的とされています。ダイエットもできるのに若返り効果もあるなんて一石二鳥ですよね。このように粒納豆には様々な栄養成分が含まれているんです。
ひきわり納豆の栄養効果
粒納豆の栄養効果と一緒でしょ?と思うかもしれませんが、粒納豆とひきわり納豆では栄養成分に少し違いがあります。それはなぜか、粒納豆とひきわり納豆では製造過程が違うので栄養成分に違いが出るんです。
大豆の皮を取り除く
ひきわり納豆は大豆の皮を取り除く作業があります。そして細かく砕いてから蒸していくという作業に入ります。粒納豆はそのままの大豆を使うため、その時点で差が出ていますよね。このように作業工程の違いから、少なからず栄養面にも違いが出るというわけなんです。どのような違いがあるのか見ていきましょう。
消化に良い
大豆の皮を取り除いてしまっているので、食物繊維は粒納豆よりも少なくなります。しかしその代わり、細かく砕かれていて食べやすくなっているので、消化がとても良くなり、栄養を吸収しやすくなります。
健康な骨作り
ポリアミンも粒納豆に比べると減ってしまいますが、代わりにビタミンK2という成分がひきわり納豆のほうが多く含まれています。ビタミンK2はカルシウムを強化するための栄養素なので、骨粗鬆症などの予防になったり、子供達の健康な骨作りに大きく貢献してくれる栄養成分になります。
粒納豆とひきわり納豆では、多少栄養面で違いはありますが、栄養価抜群なことは変わりないので、老若男女問わず摂取したい食品といえます。
夜食納豆は太るからダメ?
夜食は太るが納豆は良い?
夜食を食べてしまうと太る…という思いから我慢するという人も多いはずです。確かに夜食にがっつり食べてしまうと太るのは当たり前です。しかし夜食に納豆を食べるのは体に良いとされているってみなさんご存知でしたか?
『ナットウキナーゼ』の効果を期待するなら夜に食べるのがオススメ!。ナットウキナーゼは血栓予防=血液サラサラ効果があり、体内で約8時間その効果が継続するのだとか。就寝中は筋肉が動かず、血液が固まりやすい状況にあるため、夕食で納豆を食べておくとよい。納豆の効果より。
— カッたん (@ko7101941) August 19, 2017
太る原因は食べ過ぎによるものなので、大盛りのご飯と一緒に食べるのはNG。ですが納豆だけであればさほど問題はありません。そして納豆に含まれるナットウキナーゼは約4~8時間効果があるとされているため、就寝中の血液が固まりやすい時間に合わせて摂取するのがおすすめです。
食べ過ぎは太るが納豆で健康に!
夜食は太る原因とされていますが、どうしても何か食べたい!という時は納豆を食べてみましょう。むしろ夜食に納豆を食べることで、健康な体作りができるので試してみてくださいね!もし納豆だけでは足りないという人はスープを合わせるようにしましょう。スープは消化も早いのでおすすめです。

太らない納豆ダイエットのやり方
太る食生活を見直そう:20分前
太る原因は主に食べ過ぎてしまうことです。なので太る食生活からはおさらばしましょう!まず食事の20分前に納豆1パックを食べましょう。食べてから約20分後に満腹中枢が刺激されるため、暴飲暴食を防ぐ効果があります。
太る食生活を見直そう:白米置き換え
納豆とご飯の相性は抜群ですが、ご飯は太る原因として有名ですよね。太る食生活を改善するためには、ご飯を豆腐に置き換えましょう。豆腐も納豆も同じ大豆製品なので相性はバッチリ!そして低カロリーなのでダイエット食としてとてもおすすめです!
栄養効果を最大限に!
納豆に含まれるナットウキナーゼという成分は熱に弱いのが特徴です。なので納豆に飽きてきたからといって、加熱料理と一緒に調理してしまうと死活してしまいます。せっかくの栄養満点のスーパーフードなので、最大限に摂取することを考えると、常温でそのまま食べるのが好ましいです。
【納豆を効果的に食べるには】加熱は厳禁です。納豆菌は熱に弱く、加熱すると死滅してしまいます。ご飯にかける”や、“炒めた料理の“仕上げに納豆を加える”程度なら問題ありません。また、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」の働きを効率良くさせるには朝ではなく、夜の摂取が向いています。
— 美容のススメ (@biyou_hiketsu) January 4, 2018

食べて太るを改善!納豆と相性の良い食材
納豆は様々な食材と相性抜群!ですがそのなかでも特に相性が良くおすすめなのがキムチです。味はもちろん美味しいですが、キムチがもたらしてくれる効果に注目してみましょう。納豆とキムチは乳酸菌による発酵食品です。納豆菌がキムチの乳酸菌を活性化してくれるので、腸内環境を整えてくれる効果があります。
目標体重まであともう一息なので気合い入れる!
— りーこ@ピューロ沼片足突っ込み中 (@mamaryajin) March 6, 2017
そのために今日から納豆キムチ生活始めます!
カプサイシン!カプサイシン!
そしてカプサイシン作用があるので、新陳代謝を高め、溜まった脂肪を燃焼してくれる効果もあります。食べたら太るのは当たり前ですが、太るよりも痩せやすい体質になるので、納豆を食べて太ると思っている人にはぜひ試してもらいたい組み合わせです!

納豆で太るのは食生活が原因!太る食生活を改善しよう!
納豆が太る、太らないというのは個人差もありますが、効果的に納豆を摂取していれば太ることはないと言えます。太る原因は食生活が大半を占めます。なので太る食生活を改善し、健康な体を手に入れましょう!
