スマホがウイルスに感染したらどんな症状が?チェック方法と対策まとめ!
スマホの不調の原因がウイルスに感染したせいだと疑っていませんか?あなたの使っている端末がセキュリティ対策をしていないのであればその可能性があります。スマホがウイルスに感染するとどんな症状がでるのか?そしてそのチェック方法と対策を紹介します。
目次
スマホがウイルスに感染したら?
スマホの調子が悪い。ウイルスか?
— 仮病社員bot (@kebyousyain) January 13, 2018
便利で楽しいスマホは今生活になくてはならないもの。そのスマホの閲覧中にいきなり「ウイルスに感染しました。」と警告メッセージが表示されたらどうしますか?びっくりして慌てて誘導に従って危険なアプリをインストールしてしまう危険性もあります。実は現在そんな「偽の警告メッセージ」が急増しているのです。
スマホがウイルスか何かにかかって初期化して全部データ消えて、そのスマホが使いもんにならなくなったから新しいスマホゲットしたという今日午後の出来事。
— みぬ。🍑💓 (@minu_fk000) January 14, 2018
全部データ消えたからLINEも消えたし私の性癖丸見え秘蔵フォルダも全部消えた。
しかし本当にウイルス感染している可能性も捨てきれません。もしウイルス感染したらどんな症状や被害があるのか、そしてウイルス感染のチェック方法と対策をまとめていきます。

ウイルス感染の「偽警告メッセージ」に注意!
スマホでpixivログインして暫くしたら遂にやって来ましたウイルス感染警告www
— 長雷小説執筆中の虹戸ユメは家に帰れない為イラスト遅れますm(__)mごめんなさい(ToT) (@RAINBOWandDREAM) January 7, 2018
ウェブのpixivからも来る場合あるみたい #拡散希望 #注意喚起 pic.twitter.com/yp74ozy6CR
スマホ向けサイトの閲覧中に突然「ウイルスに感染しています」と画面いっぱいに警告表示されることがあります。こんな警告が表示されると多くの人が焦ってしまうでしょう。でもこうした警告メッセージはすべて嘘なので安心してください。
これはユーザーをだましてアプリを入れさせたり、不正サイトへ誘導したりするものです。これらを信じてセキュリティ対策やシステム改善のアプリをダウンロードしないようにしましょう。
嘘だと断言できる根拠
最近「あなたのスマホはウイルスに感染しました」という偽警告が唐突に表示され、ウイルス除去と偽ったアプリをインストールさせる悪質な事例が急増しています。
— 海老月 (@hapi_tiko) January 7, 2018
対処方は、ただ画面を閉じるだけで良いので、くれぐれもアプリをインストールしないようご注意下さい。画像お借りしました#拡散希望 pic.twitter.com/H6OymKrZxy
iPhoneにもAndroidにもウイルスを検知する機能はありません。なのでお使いのセキュリティアプリが警告を出した場合を除いて「ウイルスを検出した」という警告画面が表示されることは絶対にあり得ません。スマホに見慣れない画面が表示されても慌てないことが大事です。
警告が表示されたときは?
警告が表示されたときは、何もせず画面を閉じてください。アプリのインストールや電話をかけるように指示をされる場合もすべて無視してそのまま閉じます。指示されるままにインストールすると電話帳や個人情報を盗まれたり、電話をかけると「ウイルス駆除代金」などの名目で代金を請求されることもあります。必ず無視をしてください。

スマホウイルス感染の被害
個人情報の流出
スマホウイルスが狙っている代表的なものはスマホに登録してあるデータです。電話帳に登録してある電話番号やメールアドレスといった個人情報、保存してある写真や動画などプライバシー情報が漏洩します。またインターネット通販を利用したときに入力したIDやパスワード、クレジットカードの情報なども盗まれる可能性があります。
盗撮・盗聴などストーカー行為
サイト開いたら突然 貴方のスマホは違法サイトを閲覧したためにウイルスにかかってしまいました!消したきゃこのアプリをインストールしろよ!って画面に強制的に切り替わりやがってふざけるなよ!劇場版文豪ストレイドッグス公式サイトが違法なわけないだろ!!3月3日公開!!楽しみだね!!!
— エンドレ (@end_114less) January 6, 2018
ユーザーがスマホを遠隔操作のできるアプリがあります。もともとはスマホが紛失したときや盗難されたときにスマホを見つけたり、パソコンからロックしたりできるアプリとして開発されました。ところがこのアプリが悪用されています。この遠隔操作アプリによりGPS機能で位置情報を特定して、感染した端末のカメラやマイクを勝手に操作して盗撮や盗聴をします。
このようにユーザーを監視したりプライベートののぞき見をするタイプのウイルスも確認されています。知らないうちにインストールされていることが多くアプリ一覧に表示されないこともあるので注意が必要です。
ランサムウェア
何ヵ月も前に広告つきのスマホがウイルスに感染しましたが出て、無料のアンチウイルスで検査して異常がなかったんだけど、貼った覚えのないお財布携帯のショートカットが突然出没したので不安がよみがえった。
— 薄幸の美女まあいいや (@kakukakumomozir) January 13, 2018
今急激に増加しているウイルスが身代金を要求する「ランサムウェア」です。このウイルス自体は昔から存在してWindowsを標的としてきたものですが、最近ではスマホにも応用されて特にAndroidを対象として被害が急増しています。
感染するとスマホにロックがかかり操作ができなくなります。この制限を解除するためにお金(身代金)を払うように脅迫メッセージが画面表示されます。そしてビットコインやプリペイドカードでお金を払わせるのが典型的パターンです。

スマホウイルスの種類
スマホを狙うウイルス被害のほとんどはデータ抜き取り型か遠隔操作型です。以下がスマホウイルスの主な種類です。
バックドア
Googleで 調べ物してたら
— あっぷるぱい@GRCReW (@GRCReW_0127) January 9, 2018
あなたのスマホはウイルス感染(?)していますみたいなの出てきて
アプリインストールさせられるところだった笑
みなさん 気をつけてくださいね!
遠隔操作型の代表格ウイルスが「バックドア」です。メールに添付されたURLなどネットワークを経由してユーザーに気づかれることなくにスマホに侵入します。このウイルスに感染すると外部からスマホを遠隔操作されてしまうため、犯罪などにも利用される危険性もあります。
トロイの木馬
「ウイルス」っていっても、どっかの馬鹿が作った害の無いただの脅しみたいなやつと、無害に見えて超危険なやつとかいろいろあるから、注意して。
— よん (@cchicmc) January 5, 2018
ちなみに、左は、どうでもいいやつだから、「無視」して。(スマホで出ましたw)右は、ほんと怖いやつだから気をつけて。(パソコン。トロイの木馬っ pic.twitter.com/2OOiuQbeUK
このウイルスはスマホに侵入してほぼすべてのデータを抜き取り外部へ流出させます。そして勝手に有料ショートメッセージサービスを使い、そのせいで高額な料金の請求をされるケースが確認されています。
スパイウェア
このウイルスも「情報を盗む」ことが目的のものです。インターネットの閲覧履歴やタッチパネルの入力情報などを収集してユーザーの行動や個人情報、パスワードなどを監視し気づかれないように自動的に情報を発信者に送信します。

スマホがウイルス感染したときの症状
スマホの動きが急に重くなる
スマホの動作が重くなるということは「複数のソフトやプログラムが動いている」ということです。バックグラウンドでウイルスや悪いアプリがデータを外部へ送信している恐れがあります。ただしメモリーのキャッシュが溜まっていると動作が重くなる症状がでるのでこれだけで判断はできません。不要なファイルなどを消しても改善しないときはウイルスの可能性も考えてみましょう。
覚えのないアプリがインストールされる
スマホでもウイルス感染は嫌なので
— まゆともうさぎ🐰サブ垢 (@mayutomousagi2) January 12, 2018
ガードワン!
入れました(*´꒳`*) pic.twitter.com/RdD8Y26Z3n
ウイルスの中には勝手に「アプリ」をインストールするものもあります。自分でインストールした覚えのないアプリが増えている場合感染している可能性があります。対策方法としてインストールしたアプリはしっかりと管理や整理をしておくことが大切です。
その他の症状
カメラが勝手に起動する、不明な発信履歴がある、迷惑メールがくる、データが消えているなどの症状が報告されています。あまり使っていないのにデータ消費量が異常に多い、突然電源が落ちたり再起動を繰り返す、充電がすぐなくなるなどもありますがこれらはスマホの故障や劣化も考えられるため、メーカーの修理やチェックをおすすめします。

スマホウイルス感染のチェック方法
今スマホウイルス感染のチェック方法として一番確実なのは、やはりセキュリティアプリの利用です。スマホユーザーに被害を与えるウイルスの多くは不正なアプリを経由します。iPhoneは公式Appストアの審査が厳しいため、Androidと比べウイルスに感染する可能性は低いとされています。しかしiPhoneもAndroidも機能が進化するとともにウイルスも進化していきます。
iPhoneは「ウイルスに感染しない」というのはもう過去の話でiPhoneをターゲットとするウイルスや悪質なアプリも発見されています。さらに現在スマホをターゲットにした新たなウイルスも急増しています。今後、より一層ウイルスのチェックは難しくなるでしょう。ですので早期発見の方法としてセキュリティ対策アプリの利用を強くおすすめします。

スマホウイルス感染の対策
iPhone
iPhoneのウイルス感染はApp Storeを通さずウイルスがばらまかれたことが始まりです。このウイルスはSNSや掲示板などインターネット上で広がりました。iPhoneをウイルスから守る対策はアプリは必ずApp Storeからダウンロードすることです。
【スマホ豆知識】『もしスマホがウイルスに感染したらどうなるの?』
— 笑顔増やし隊 (@rpucd6ubluu) January 13, 2018
個人情報が盗まれるだけではありません。スマホから勝手にSMSが送られたりして被害が拡大!あなたが加害者に?!
そうなる前にウイルス対策アプリ☆
閲覧中にアプリのインストールを求められたら罠だと判断し無条件でウイルスだと疑いましょう。万が一インストールしてしまったら有効にせずに削除しましょう。
Android
OS・ブラウザは最新版のものに設定しましょう。たくさんの不正プログラムやウイルスが出回る中、OSやブラウザが古いままだと太刀打ちできません。常に最新版のものに更新しておきましょう。信頼できないURLやソフトウェア、ファイル、メールなど不用意に利用するとウイルスに感染する可能性があります。いつも「これは大丈夫か?」と慎重になることが重要です。

スマホのウイルス主要ルート
偽警告メッセージは慌てたユーザーに特定のアプリをインストールさせる手口ですが、このアプリがウイルスであるのが一般的です。スマホのウイルス感染ルートは、やはりウイルスが仕込まれたアプリのインストールが多くを占めます。
ウイルスが含まれているとは知らずにインストールして、気がつかないうちに感染しているケースが多いのです。他にはEメール、ファイル、テキストメッセージ、Blue Toothの接続、USBメモリなどの記憶媒体、怪しいリンクのクリックなどから感染する可能性があります。

スマホのウイルス感染予防にセキュリティソフトを!
ウイルスをバラまくハッカー達の狙いは「お金や個人情報を奪う」ことや偽警告からリンクをクリックさせて広告収入を得ることが目的です。ネット犯罪者はユーザーの多いiPhoneを標的としています。今はiPhoneはウイルス感染しにくいとされていますがこれから先もずっと安全であるという保障はありません。ですから事前にセキュリティアプリを入れておくと安心できるでしょう。
