ヘアアイロンの前髪セット術!忙しくても簡単な巻き方・流し方を伝授します!
どんなに忙しくても、前髪は綺麗にセットしたいものです。そんな時に役立つのがヘアアイロンです。ヘアアイロンを使用すれば、上手に思い通りの前髪に簡単にセットすることができます。今回は、ヘアアイロンを使った前髪の簡単な巻き方や流し方をご紹介します。
目次
おしゃれな女の子は前髪も可愛い!
みなさん、「前髪くるん」という言葉をご存知ですか?おしゃれが大好きな女性なら一度は聞いたことがあるかと思います。今人気のアイドル、あの可愛い女優さん、SNSで目立っている素敵な女の子。よく見ると、みんな前髪がくるんと綺麗にまいてありますよね。
真似してみたいけど、上手な巻き方がわからない方。この記事では、ストレート用のヘアアイロンを使用した前髪のおすすめの巻き方と、上手に巻ける方法をお教えします!

前髪くるんの効果
そもそも、どうして前髪を巻くことが流行っているのでしょう?その答えは、「手軽に今風の女の子らしさを手に入れることができるから」です。一昔前までは、縮毛矯正で伸ばしたようなさらさらストレートの前髪が流行っていました。ですが、癖毛の割合が多い日本人にとって、一切うねりのないストレートの前髪を1日中保つのは至難の業。
今どきのキーワードは一貫して「ナチュラル」。ヘアアイロンでふわっとカールした前髪を作ることによって、自分の癖を生かすこともでき、頑張りすぎない自然な可愛さを取り入れることができますよ。
前髪くるんってなってる pic.twitter.com/Fe9RQxttF8
— らるむ (@chaso_053) January 13, 2018
また、前髪を丸く作ることによって輪郭が立体的に見え、前髪に動きが出ることで視線が顔の上にいって小顔効果も期待できます。まさに一石二鳥。これはやらない手はないですね!
前髪を巻きやすいヘアアイロンとは?
カール用のコテではなく、ストレート用ヘアアイロンで前髪を巻くのは難しそうとお思いの方もいるかもしれません。確かにバックの髪を巻くのはコテの方が巻ける量も多いし巻きやすいのですが、面積の狭い前髪を巻くときは断然小回りの利くストレート用のヘアアイロンの方が上手に巻くことができるので、初心者にもおすすめです。
ですが、ヘアアイロンと一概に言っても形は様々。中には、前髪を巻くのには不向きなヘアアイロンもあるのです。前髪を巻くのに最適なヘアアイロンのポイントがいくつかありますのでご紹介します。
プレート部分の幅が狭めのもの
ヘアアイロンの熱を与える部分をプレートと言います。このプレートの幅が広すぎると、前髪を多くとりすぎてしまって立体感が出にくくなり、上手く巻くことができません。
プレートと持ち手が短めのもの
前髪を巻くときに使用するヘアアイロンは、プレートと持ち手が自分の手で握りやすいサイズのものを選ぶと手首が動かしやすく、上手に巻くことができます。初心者の方は特に小さければ小さいほど小回りが利き、使いやすいでしょう。
温度が~180℃くらいまで上がるヘアアイロンを選ぶ
ヘアアイロンを高温で使用すると髪が傷んでしまうのではないかと考える方が多いのですが、低い温度で何度もスルーするよりも、ある程度の温度で一度に形をつけた方が傷みにくく、また崩れにくくなります。何より時間短縮に繋がります!おすすめの温度は、髪質にもよりますが140~180℃。髪質がかたい方ほど高めの温度がおすすめです。
髪を巻く時は、高温・短時間で一気に巻きましょう。痛むと思って低めの温度で時間をかけて巻くと、かえってダメージを与えています。アイロンが髪にあたっている時間が長いほどダメージを受けているのです。
— れぃぴー@女子力向上 (@reipyw10) January 21, 2018
以上が、前髪を上手く巻けるヘアアイロンのポイントです。実際に店頭のサンプルを持ってみて、自分に合うヘアアイロンを選んでみてください。

前髪を巻くのに必要なもの
前髪を綺麗に巻くためには、いくつか準備しておかなければならないものがあります。もし手元になくてもほとんどがドラッグストアで手に入るものばかりなので、是非揃えてみてくださいね。
ストレート用ヘアアイロン
今回の主役です。コードレス、スチーム機能等様々な性能を持ったヘアアイロンがありますが、ご自身の使いやすいものであればどんな性能のものでも大丈夫です。
コーム(くし)
今日買ったラットテールコーム《リングコーム》がかっこよすぎる
— 芦田仁胡瑠★ (@1127migeru) June 15, 2017
これでワインド頑張ろっか?はぁ pic.twitter.com/CO6rh6DS4h
ブラシではなく、薄いコームがあるだけでとてもセットしやすいので是非ご用意ください。またコームを使用すると、ヘアアイロンの熱による火傷の防止にも役立ちます。おすすめは、コームの柄の部分が細長く髪を簡単に分け取れるもの(リングコーム)です。
前髪を留めておくピン
普通のアメピンでも構いませんが、ダックカールやダブルピンなどがあればさらに便利です。おすすめは画像にあるようなダックカールです。
寝癖直しミスト
なくても大丈夫ですが、あると仕上がりが一段と綺麗になります。また、ヘアアイロンの熱から髪を守ってくれる効果もあります。ミスト状に細かくスプレーできるものがおすすめです。
ヘアスプレー
猫毛で髪質のやわらかい方や、雨の降っている日には必ず使用することをおすすめします。これも商品によって使い勝手やキープ力が違うので、お好みのものをご用意してください。それでは早速、ヘアアイロンでの前髪の巻き方を順を追って説明していきます。

前髪の根本の癖はあらかじめとっておく
巻く前の下準備です。寝癖や生え癖で根元がうねっている場合、いくらヘアアイロンで伸ばしても思い通りの仕上がりになりません。忙しい朝ですが、ここは手を抜かずしっかりやりましょう!
一般的には寝癖直しミストを振ってからドライヤーを当てますが、ミストが手元にない場合は、根元からしっかり水で濡らしてドライヤーを当てるという方法もあります。水で濡らすだけなら洗顔のついでにできますし、とても楽なのでおすすめです。
ドライヤーを当てるポイントは、風を上から下に当て、前髪を流したい方向に向かって指で地肌をジグザグにかき分けながら乾かすことです。こうすることによって、変についてしまった分け目まで綺麗に直すことができますよ。

前髪をブロッキングする
前髪の量にもよりますが、前髪をおでこ側と表面側のふたつにブロッキングすることによってより綺麗に、より立体的に巻くことができます。通常は上下にブロッキングした下側から2回に分けて巻いていきますが、最近はシースルーバングも流行っているので、上の部分をそのまま可愛いピンで留めておくのもおすすめです。巻くのが1回で済むし、とてもおしゃれに仕上がります。
前髪をヘアアイロンで巻く
まず、前髪の中間あたりをヘアアイロンで挟みます。そして、おでこの方に毛先が向くように手首を回しながら、顔の外側に向かって流すように滑らせます。これを、上下のブロッキングで繰り返すだけです!

コームとヘアスプレーで整える
上下のブロッキングを巻き終わったら、最後にコームとヘアスプレーで整えます。しっかりと固めたい場合は、目をつぶってそのまま前髪にシュッと振りかけるだけでOKです。おでこ側からもスプレーを振るとさらに汗や湿気に強くなります。
キープ力と時間短縮にはこれが一番ですが、形をキープしつつも風が吹いたときには自然になびかせたい。やわらかい質感に見せたい。という方は、以下の方法がおすすめです。
まず、コームにヘアスプレーを吹きかけます。そして、コームについたスプレーが乾かないうちに前髪をとかします。これだけです!この方法で、湿気にも強いふんわり前髪が作れます。キープ力を増したい場合はこれを2~3回繰り返してください。表面だけでなく、おでこ側からもコームを入れることがポイントです。
スプレーを振った後にコームでとかしすぎると、スプレーの成分が白っぽく浮いてくる可能性がありますので注意が必要です。
以上が、前髪を綺麗に巻く方法でした。慣れてしまえば、全ての工程を2~3分で終えることができます。最後に、少し気を付けるだけで更に綺麗に仕上げるポイントがありますのでご紹介します。

ボリュームの出し方を変える
ヘアアイロンの角度や毛先を流す方向、巻き方によって、好みのボリュームに自在に変えることができます。
ボリュームを出したい方
前髪をおでこから離し、ほぼ床と並行になるように引き出します。前髪の中間をヘアアイロンで挟み、手のひらを徐々に内側に入れるように返します。そのまま少し外側に流すように巻き終えます。
ボリュームを抑えたい方
前髪をおでこになるべく近いところで引き出します。前髪の中間をヘアアイロンで挟み、手首を軽く内側に入れるように返します。そのまま外側に流すように巻き終えます。
ヘアアイロンの使い方で外ハネを抑える
ボリュームを出したい方は特に、巻きすぎて前髪の端がハネてしまった!という事態に陥ることも。そんな失敗を防ぐ巻き方があります。
まず、こめかみ付近の前髪を2~3㎝残します。前髪の中心の方は先程の説明の通り外側に流すように巻き、最後に残しておいた部分を、顔の内側に流すように巻きます。こめかみの部分を中心に向かって流すことによって前髪の形が丸くなり、端がハネないこととともによりふわっとした雰囲気に仕上がります。

ヘアアイロンの粗熱をとってキープ力UP
より持ちをよくしたい場合には、スプレーを振る前にコームの柄で前髪を持ち上げ、ヘアアイロンの熱が冷めるまで待ちます。もっと時間短縮したい場合は、ドライヤーを前髪から30㎝程離し、弱めの冷風を当てるというテクニックもあります。

可愛い前髪をヘアアイロンで簡単・手軽に!
学校行ってきたよ♪
— 西田早希 (@nishidasaki0314) January 18, 2018
前髪巻き方変えたら巻きあんまりとれなかった✨
たまたまかもやけど( ̄▽ ̄)
でも眉毛ちょっと見えちゃうんだよね🤔笑 pic.twitter.com/3Lz07jRdsc
巻き方のポイントさえ押さえれば、朝の忙しい時間でも手早く前髪をセットすることができます。縮毛矯正やパーマでなくヘアアイロンでセットすることによるメリットは、毎日違う雰囲気のセットを楽しめること。プロにお願いしなくても、数分で様々な前髪のアレンジができます!皆さんもヘアアイロンを活用して、可愛いヘアスタイルを楽しんでくださいね。