キャベツの芯の取り方やレシピまとめ!栄養からくりぬく裏技まで

キャベツは様々な料理に使える便利な食材ですが、栄養も満点で「食べる胃腸薬」とも呼ばれています。その栄養満点なキャベツの芯を捨ててしまうのはかなり勿体ない行為です。今回はそのキャベツの栄養と、キャベツの芯の美味しいレシピをご紹介します。

目次

  1. 捨てたら勿体ないキャベツの芯
  2. キャベツは栄養の宝庫
  3. キャベツの芯は葉より栄養満点!
  4. キャベツの芯をくりぬくのは難しい?
  5. キャベツの芯をくりぬく裏技
  6. 芯の硬さが苦手な方におすすめのレシピ
  7. キャベツの芯で簡単にできるおかず
  8. 芯の栄養を失わないレシピ
  9. キャベツの芯は捨てずに食べる!

捨てたら勿体ないキャベツの芯

キャベツは炒め物から煮込み料理まで幅広く使える便利な食材です。和食にも中華にもキャベツは欠かせない存在です。キャベツは便利なだけではなく、栄養素が沢山含まれていて体にいいのが魅力です。そして、捨ててしまいがちなキャベツの芯には、葉の部分よりももっと栄養素がギュッと詰まっています。そのキャベツの栄養や芯を使ったレシピなどを紹介していきます。

キャベツは栄養の宝庫

キャベツの栄養:ビタミン

キャベツの主な栄養素とその効果について紹介します。キャベツにはビタミンCとビタミンUが豊富に含まれています。ビタミンCは聞きなれたビタミンですが、主に免疫力の向上や疲労回復に効果があります。また美肌効果もありしわやシミ、肌荒れなどを防いでくれます。

ビタミンUはあまり聞きなれない栄養素ですが、別名キャベジンと呼ばれているものです。キャベジンだとよく聞く名前ですが、主な効果は胃腸の健康を保つ働きをします。胃腸が弱っている時には胃腸の調子を整え、なんともない時もその健康状態を保ちます。二日酔いにも効果的です。

よくトンカツに千切りキャベツが添えられていますが、これには口の中をサッパリさせる以外にも大きな理由があります。それは先ほど紹介したビタミンUの効果により胃腸が守られ、食後の胃もたれを防いでくれるという役割です。なので油ものを食べる際には積極的にキャベツを同時に食べるといいでしょう。

キャベツの栄養:イソチオシアネート

イソチオシアネートも聞きなれない栄養素ですが、発がん性物質が活性化するのよ抑制する働きがあります。他にも殺菌作用や代謝を高める役割があります。代謝が上がると消費するカロリーも増えてきますので、ダイエットをしている方にもおすすめの成分です。

キャベツの栄養:食物繊維

キャベツと言えば食物繊維です。食物繊維は腸内環境の改善をする成分です。食物繊維をとることで腸内の悪玉菌や有害物質を減らし、お腹の調子を整えます。便秘の方もそうですが、腸の調子がいい方も日常的に摂取することで健康状態を維持してくれます。

キャベツの芯は葉より栄養満点!

キャベツにはとても体にいい栄養素が含まれていると紹介しました。実はこれらの栄養素はキャベツの葉よりも、芯の方が沢山含まれています。なので調理の際に捨ててしまうのはかなり勿体ないのです。

特にビタミンCとビタミンUは葉の部分よりもかなり豊富に含まれています。免疫力を高めてくれるので風邪予防にも効果的です。ビタミンUで胃腸の粘膜を丈夫にしてくれることで、消化の働きを助けます。

キャベツの芯をくりぬくのは難しい?

キャベツの芯の取り方:まるごと

キャベツの芯をくりぬくのは中々難しそうと思う方も多いですが、力もそんなにいらず手順とコツさえ押さえれば簡単にくりぬくことができます。綺麗にくりぬくと達成感もあるので是非挑戦してください。

ペパーナイフなどの小さい包丁を使うほうがキャベツの芯を切るのは簡単です。しかし、なかなかペパーナイフを常備してないお家も多いです。なので今回は普通の包丁を使うキャベツの芯の取り方を動画でわかりやすくご紹介します。

こちらはキャベツの芯の取り方の基本を説明している動画です。葉を丸ごと使用するロールキャベツや、ひとつまるまる使いたいときにはこの取り方をすると後の調理が大変楽になります。また、くりぬいた中に濡れたキッチンペーパーを詰めておくとキャベツが長持ちします。

キャベツが長持ちする方法

買ってすぐに芯をくりぬきます。そしてそこへキッチンペーパーを詰めます。なるべくくりぬいた所に当たるように入れます。この時押しすぎないのがポイントです。そのあとはラップで巻いたり、ビニール袋などに入れて保存するだけでキャベツの賞味期限が伸びます。

キャベツの芯をくりぬく裏技

くりぬく裏技:まるごと

先ほど紹介した取り方では手順が多すぎて面倒くさい方におすすめな、キャベツの芯をくりぬく裏技を紹介します。料理初心者の方はこの裏技を使うと、まるごとキャベツも簡単に芯をくりぬくことができます。

先に十字に切り込みを入れることで、芯がポロポロと簡単にとれる裏技です。すぐ使わない場合は先ほど紹介した濡らしたキッチンペーパーを使い保存できます。すぐ使う場合はこのままではまだ芯の部分が残っているので、くりぬいた場所からまた少しずつ芯を取り除くようにします。

くりぬく裏技:1/2カットキャベツ

長期保存する予定もなく、まるごと使う予定もない方は半分に切ってから芯を取るのが一番楽で簡単です。芯の取り方は動画の25秒あたりからです。くりぬいた芯は捨てずに、いろんな料理に変身させましょう。

芯の硬さが苦手な方におすすめのレシピ

キャベツの芯レシピ:スープ

キャベツの芯は大抵硬く苦手な方が多いです。そんな方におススメなのが茹でたり煮込んだりして食べる方法です。煮ることで甘みも増します。さらにトロトロとした食感になり美味しく食べることができます。栄養も満点なので、キャベツの芯が余った際には汁物に混ぜるといいです。

こちらはキャベツの芯をコンソメスープにしたものです。コンソメスープはコンソメキューブ1つに対し水300mlで簡単に作れます。キャベツは和洋中どれにも合う食材です。キャベツを使ったおかずに、キャベツの芯のスープを合わせるだけでご飯の品数も増えます。

こちらはキャベツの芯の味噌汁です。和食の定番の味噌汁にキャベツの芯を入れると、ほのかに甘くとても美味しいです。様々な具材とも相性が良いのも特徴です。味噌汁には豆腐や油揚げ、中華スープやコンソメスープにはニンジンや玉ねぎなどの野菜を合わせると美味しいです。

キャベツの芯で簡単にできるおかず

キャベツの芯レシピ:餃子

いつもの餃子にキャベツの芯もみじん切りにして入れると、更に美味しくしあがります。キャベツの芯がいいアクセントになり、食感を楽しめる餃子に早変わりします。餃子の皮20枚に対し豚ひき肉120gとキャベツ4分の1(キャベツの芯を含め)ニラ1/2束の分量です。混ぜる際に醤油小さじ1/2と鶏がらスープの素小さじ1/2、しょうがとにんにくのすりおろしを加えます。後は包んで焼くだけです。

キャベツの芯レシピ:かきあげ

キャベツがかきあげと聞くとあまり美味しくなさそうですが、キャベツの芯はかきあげにすると主役級の美味しさを発揮します。お好きな分量で天ぷらの衣を作ります。そこへ紅ショウガや桜えび青のりや、他にお好みで野菜を加えあげるだけです。キャベツの芯で作っても水っぽくならず、ホクホクした食感を楽しめます。

芯の栄養を失わないレシピ

キャベツの芯レシピ:豆板醤漬け

これまで火を使ったキャベツの芯レシピをご紹介しました。ですがキャベツに含まれるビタミンCは熱に弱く、ビタミンUは熱に強い性質を持っています。なので葉より栄養の豊富なキャベツ芯は生の状態で食べるのが、一番体にもいいのです。

こちらはキャベツの豆板醤漬けです。キャベツの芯は薄くスライスすることで食べやすくなります。簡単に作れる一品です。キャベツの甘みが苦手だという方も豆板醤で辛味がつくので食べやすくなります。きゅうりを一緒にいれていますが、千切りにしたニンジンなどにも合います。

キャベツの芯レシピ:キャベツの芯納豆あえ

生のキャベツの芯を粗目のみじん切りにし納豆と混ぜるだけです。味付けも納豆に付属の醤油のみで、物足りなく感じたときはめんつゆなどで調整するといいです。意外な組み合わせですがなかなか美味しいです。割とボリュームがあるのでダイエットの際にも最適です。

キャベツの芯のレシピ:浅漬け

次に紹介するのはキャベツの芯の浅漬けです。こちらも浅漬けの素などで簡単に作ることができます。ニンジンや昆布と合わせても美味しく仕上がります。更に常備菜として作り置きができるのが魅力です。

キャベツの芯は捨てずに食べる!

キャベツの芯には捨てるには勿体ないほどの栄養が含まれていることがわかりました。特にキャベツの芯に多く含まれるビタミンUは胃腸を守る働きがあるので、二日酔いや胃もたれした時には最適です。キャベツの芯を捨てずに調理するだけで体にも環境にも良いので、これからはキャベツの芯を有効活用してみましょう。

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