卵焼きのカロリーや栄養ついて!ダイエット向けの食べ方ってある?
卵焼きは家庭料理の定番メニューですよね。卵は完全食と言われるほど栄養満点の食材ですが、卵焼きのカロリーはどれくらいあるのでしょうか?今回は卵焼きのカロリーや栄養、ダイエット中に卵焼きを食べるときの食べ方のポイントをご紹介していきます!
目次
卵焼きのカロリーはどのくらいあるの?
卵焼きのカロリーを紐解いていくためには、卵焼きに使われる材料を知る必要があります。一般的な卵焼きの材料は卵1個・サラダ油4g・砂糖2g・塩2gで構成されています。そして各材料のカロリーは卵が84kcal、サラダ油が37kcal、砂糖が8kcal、塩が0kcalとなりますので、卵焼き1個のカロリーは約130kcalということになります。
卵焼き1個に対する各材料のカロリーを見ると、卵がカロリーの大部分を占めていることが分かりますね。また、卵のカロリーは卵黄が約66kcal、卵白が約18kcalですので卵のなかでも卵黄がカロリーのほとんどを占めていることが分かります。
卵焼きに入る調味料のカロリーは、甘めの卵焼きやだし巻き卵などの味付けによっても変わります。甘めの卵焼きの場合は前述の調味料よりも砂糖の量が増えますので、その分カロリーも加算されることになります。また、だし巻き卵であれば調味料は卵・水・和風だし・みりん・しょうゆとなり、カロリーは約90kcalになります。
卵焼きの中に具材を入れると、具材の分だけカロリーが増えます。チーズ15gが51kcal、ニラ10gが2kcal、ウインナー1本が58kcalとなります。卵焼きのカロリーを抑えたい場合は、調味料や油分だけでなくこういった具材のカロリーにも注意する必要があります。

卵焼きのカロリーを卵料理でくらべてみよう
卵を使った料理のレパートリーは数えきれないほど多くありますよね。卵の食べ方が変わるだけでカロリーも大きく変わってくるんです。早速、卵焼きのカロリーを他の卵料理のカロリーとくらべてみましょう。
基本的な卵焼きのカロリーは約130kcalですが、オムレツ1人分のカロリーは328kcal、おでんのたまご1個のカロリーは79kcal、ゆで卵1個のカロリーは76kcal、ポーチドエッグ1個のカロリーは104kcal、温泉卵1個のカロリーは88kcal、茶わん蒸し1個のカロリーは91kcalです。
卵焼きの食べ方になると、カロリーは他の卵料理と比べて高めになることが分かりますね。卵焼きと同じように油を引いたフライパンで焼いて作るオムレツも、卵料理の中では高カロリーになっています。それに対して調味料や油分を余計に入れないゆで卵などは低カロリーに抑えられていることが分かります。

卵焼きのカロリーが高くなる理由とは?
卵焼きが高カロリーに値することが分かりましたが、その理由はどこにあるのでしょうか?一番の原因は材料に油分を使っていることです。卵焼きを焼く際、卵焼き器にたまごがくっつかないよう巻くたびに油を引き直して卵を焼きますので、油を多く使うことになります。
また、甘めの卵焼きには砂糖が多く含まれていますので砂糖のカロリーも原因の一つになります。カロリーや糖質が高いと、卵焼きもダイエットには不向きということになってしまいますね。さらに卵のカロリーにも原因があります。卵焼きのカロリーの大部分は卵のカロリーですが、その中でも卵黄のカロリーが多くを占めています。卵黄は高カロリー・高コレステロールなんです。

卵焼きに含まれる栄養について
卵焼きはなんといっても卵がメインの料理ですが、卵は栄養価が非常に高くバランスも良いというパーフェクトな食材といわれているんです。卵には食物繊維とビタミンCを除いた栄養素が入っており、卵ひとつで人間に必要なビタミン・ミネラル・カルシウム・タンパク質をたくさん取ることができます。
卵にはビタミンCを除いたビタミンが入っていると言われています。なかでもビタミンB群は卵一個で一日に必要な量の半量近くが入っています。また、卵にはタンパク質も豊富に含まれており、卵一つでタンパク質を構成する必須アミノ酸のすべてをカバーすることができるのです。

卵焼きのカロリー抑制方法:調味料の分量を調節する
卵焼きは高カロリーですが栄養も豊富ですので、カロリーを抑えてダイエット中にも食べることができたら嬉しいですよね。卵焼きを占めるカロリーの原因を解消していくことで、卵焼きのカロリーを多少抑えることが可能です。いくつか方法はありますが、まずは調味料の分量に気をつける方法をご紹介します。
卵焼きの調味料には砂糖や塩、しょうゆ、みりん等が使われます。特に砂糖やしょうゆ、みりんはカロリーが高くなる原因となりますので、ダイエット中には分量を少なめにすると良いでしょう。

卵焼きのカロリー抑制方法:卵焼きに入れる具材に注意する
卵焼きの中に入れる具材によっては、さらに高カロリーになってしまいますのでダイエット中には注意する必要があります。ハムやウインナー、チーズなどの具材は高カロリーになってしまします。ニラやネギ、三つ葉などの具材であればカロリーを抑えることができますし味のアクセントにもなるのでおすすめです。
また、卵焼きのボリュームアップとカロリー抑制として豆腐を入れるのもおすすめです。滑らかになるまで混ぜた絹豆腐とたまご液をよく混ぜたら、あとはいつも通りに卵焼きを焼けば出来上がります。豆腐で卵焼きをカサ増しができるだけでなく、カロリーオフの効果もあります。マイルドな風味の卵焼きになりますので、ダイエット中の方にぜひお試しいただきたいレシピになります。

卵焼きのカロリー抑制方法:卵焼きに使う油を抑える
卵焼きには大量の油が使われますので、ダイエット中には油を出来るだけ抑えることも大切です。最も油分を抑える方法は、電子レンジで卵焼きを作る方法です。たまご液を、ラップを敷いた耐熱容器に流し入れたら電子レンジにかけるだけで完成します!失敗せずに作るコツは、こまめに電子レンジを開けて様子を見ながら加熱時間を調節することです。
ダイソーで買った電子レンジで玉子1個で卵焼きできるやつ、すごくいい!!
— るる (@RMorienne) December 10, 2017
最近100均の申し子みたいになってるな👼
電子レンジで卵焼きを作ると、油分を抑えられるだけでなく調理の時間短縮や焼きムラを防止してくれるメリットもあります。100円均一などでは電子レンジで卵焼きを作れる調理グッズも売っていますので、グッズを活用するのも良いですね。

卵焼きのカロリー抑制方法:卵白だけで卵焼きを焼く
お菓子作りした後の恒例
— 涼平 (@ngzk46ryohey) September 2, 2017
卵白だけの卵焼き pic.twitter.com/TdqVMSggUd
卵に含まれるカロリーの大部分は卵黄にあります。そこで、ダイエット中には卵白のみを使った卵焼きを作るのもおすすめですよ。作り方はとっても簡単で、たまご液を卵白と調味料で用意しておき、あとはいつも通りに卵焼きを焼けば完成です。
ダイエット中にゆで卵の白身部分だけを食べている方のなかには、白身の淡泊な味に飽きてしまったという方も多いのではないでしょうか?そんな時に食べ方を変えて卵白を使った卵焼きにしてみると、気分が変わるので飽きずに白身を摂取できますよ。

卵焼きのカロリーを抑える食べ方を試してみよう
いくつか卵焼きのカロリーを抑える方法をご紹介しましたが、複数の方法を組み合わせるとさらにカロリー抑制の効果が高まります。卵は栄養満点の食材ですので、ダイエット中も食べ方を工夫しながら美味しく食べれるようにしていきましょう!
