卵焼きの焼き方のコツまとめ!フライパンでもふわふわ綺麗に!
卵焼きは和食の定番メニューですが、焼き方は意外と難しいですよね。卵焼き器が自宅にないといった方も多いのではないでしょうか?今回は卵焼き器不使用でも卵焼きが綺麗でふわふわに焼ける、卵焼きの焼き方のコツをご紹介していきます!
目次
卵焼き器が無くても卵焼きは作れるの?
卵焼きを綺麗な長方形に焼くときの必需品は卵焼き器ですよね。卵焼き器を使えば、比較的簡単に綺麗な四角い卵焼きを焼くことができます。
しかし卵焼き器を持っていないという方も多いのではないでしょうか?また、卵焼き器の値段は安いもので1500円ほどから購入することができますが、本格的なものになると1万円近くする商品も多いんです。卵焼き器は卵焼き以外で使用する機会がなかなか無いため、わざわざ買うのは躊躇してしまいがちです。
初めて使った卵焼き用フライパンで出し巻き卵デビューです🍳
— SAYAKA❤︎ (@saya_milky23) January 4, 2018
なかなか上手くいったのではないでしょうか? pic.twitter.com/ZOSm8exIvd
今回ご紹介するのは卵焼き器が無くても、上手に綺麗な卵焼きが出来る焼き方のコツです!四角いフライパンが無くても、一般的な丸いフライパンで卵焼きを焼くことが出来るんです。次の章からは早速、フライパンを使ってできる卵焼きの焼き方をご紹介していきます!

卵焼きの焼き方のコツ:たまご液の作り方
卵焼きを焼く前の準備段階としてたまご液を用意しますが、ここで早速気をつけるポイントがあるんです。まず卵は白身を切るようにして混ぜましょう。白身の塊が残ったままだと焼き上がりの色が綺麗な黄色にならず、黄色と白色がまだらになってしまいます。白身は断ち切るように混ぜる必要がありますが、全体的な混ぜる回数は少なめのほうがふわふわに焼くことが出来ます。
たまご液を混ぜるときは菜箸の先端を手早く回転させるイメージで、液を下からすくうようにして混ぜると良いでしょう。また、たまご液が泡立たないようにするのもポイントです。過度に気泡が入ると滑らかな卵焼きにならないので気をつけましょう。

卵焼きの焼き方のコツ:フライパンの熱し方
たまご液の準備が整ったら、早速たまごを焼いていきます。フライパンを使うときは、なるべく小さめのサイズのフライパンを選ぶようにしましょう。大きいサイズのフライパンだとたまご液が広がりすぎるため薄っぺらい卵焼きになってしまいます。小さい面積のフライパンなら卵が分厚くなるので、厚みのある卵焼きに仕上がりますし巻きやすくなるのです。
フライパンを熱する際は強火で一気に高温になるまでフライパンを温めましょう。温度を確かめるには、油を引いたフライパンにたまご液を少量つけてみてください。たまごが数秒間ジューっと音がしたらベストな温度です。ジュッと瞬時に音を立てた場合は温度が高すぎるので少し冷ましましょう。
卵焼きは最初から最後まで強火で焼くのがふわふわに焼くポイントです。弱い温度で時間をかけてしまうと卵が固くなりすぎてしまいます。慣れないうちは最後まで強火で調理するのは焦げないか心配になるかもしれませんが、たまごがふわふわなうちに仕上げるには高温・短時間で焼き上げることが大切なんです。

卵焼きの焼き方のコツ:たまご液を入れるときの分量
たまご液は卵3個分を使って作る焼き方が一般的です。卵焼きを焼く際、一回に流し入れるたまご液は1/3量(卵1個分)とし、3回に分けて入れるようにすると良いでしょう。入れてみると結構たっぷりな量に見えるかもしれませんが、たっぷりめの量で焼く焼き方がふわふわで厚みのある卵焼きに仕上げる焼き方のコツなんです。
少量のたまご液を入れていき5~6回に分けて焼く、といった焼き方の方も多いかもしれませんが、この焼き方だと一回に巻き上げる卵の量が薄くなり、全体的にぺたんとした見た目の卵焼きになってしましまうのです。卵焼きはふっくらとしているほうが美味しそうに見えますよね。

卵焼きの焼き方のコツ:卵焼きを四角い形に巻く焼き方
丸型のフライパンを使う焼き方だと、どうしてもたまご液を流し入れた段階では丸い形の卵焼きになってしまいます。卵焼きの形は巻くときに成形していきましょう。たまご液を流し入れてうっすら固まってきたら、まずは左右の両端を2㎝ほど内側に畳みます。その後、奥から手前に向かって巻いていけば巻きあがりを綺麗な長方形にすることができるのです!
2回目以降に加えるたまご液も同じ要領で左右を畳みながら巻いていきます。卵焼きを焼き終えたら、熱いうちに「まきす」かラップ、数枚重ねたクッキングペーパーなどで巻いて更に形を整えると真っすぐな長方形の柵に仕上げることができますよ。

グッズを活用した卵焼きの焼き方:クッキングシート
丸型のフライパンで四角い卵焼きを焼くのが難しそう、という方にはグッズを活用した焼き方をおすすめします!まずはクッキングシートを使った焼き方です。あらかじめクッキングシートを折って四角い容器を作っておきます。角はホッチキスで止めておくと良いでしょう。
フライパンに作っておいたクッキングシートの四角い容器を置けば即席の卵焼き器が出来上がります!容器の中に油を引いたらフライパンに火をつけ、たまご液を流し込みます。あとは卵焼き器で卵焼きを焼くとき同様の焼き方で、たまごを数回巻けば四角い卵焼きの完成です。この焼き方なら高価な卵焼き器をわざわざ買わなくても、必要な時に四角い卵焼きを作ることができますね。

グッズを活用した卵焼きの焼き方:シリコン型
100均のシリコン枠で卵焼きー昨日二回ほど練習した。卵一個で出来るから練習もしやすいぜ。 pic.twitter.com/RiNmPcfgLZ
— カエル紳士 (@KaeruSinsi) October 5, 2017
100円均一などでは卵焼きをフライパンで四角く焼くための型も売られています。シリコン製の四角いフレームで繰り返し使用することが可能です。焼くときにフライパンにフレームを置き、フレームの中で卵焼きを焼いていけばいいだけなのでこちらも簡単な焼き方で卵焼きを作ることができますね。

電子レンジでも卵焼きは作れる!
卵焼きは今や卵焼き器・フライパンを使った焼き方だけでなく、電子レンジを使った焼き方でも作ることができちゃうんです!電子レンジで卵を加熱調理すると卵が爆発しないか心配になる方もいるかもしれませんが、焼き方を少し気をつけるだけで失敗なく作ることができます。
用意するものは耐熱容器・ラップ・たまご液です。耐熱容器にラップを敷いたらたまご液を流し入れます。電子レンジ600wで1分ほど加熱したら一度取り出し、形を整えます。再度電子レンジに入れて1分ほど加熱後、取り出して固さを確認する工程を繰り返します。ちょうどいい具合になったら卵焼きをラップに包んだまま数分放置し、カットすれば完成です。
電子レンジで卵焼きを作る焼き方は、油が不使用なのでとってもヘルシーに仕上がる焼き方であることが特徴です。ただし電子レンジで作る焼き方だと卵焼きが薄くなってしまうことが多いので、ふわふわに厚みのある卵焼きを作るならやはりフライパンを使う焼き方のほうが良いでしょう。
焼き方のコツを覚えて綺麗な卵焼きをつくろう!
卵焼きは家庭料理の定番メニューですが、上手に作るにはしっかりと焼き方のコツを覚えておく必要があります。また、料理が苦手な方もグッズを活用すれば簡単に卵焼きを作ることができちゃいます。
焼き方のポイントさえ注意しておけば誰でも上手に綺麗な卵焼きを焼くことが出来ますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!