タンブラー乾燥機が禁止ってどういう意味?マークをよく見て貴女の洗濯は大丈夫?

洗濯するとき洗濯タグのマークをきちんとチェックしていますか?マークを見ると「タンブラー乾燥機禁止」などの表示を目にすることがありますよね?このタンブラー乾燥機ってどういうものなのか知らずに乾燥機を使っていると、大切な衣類が大変なことになってしまいますよ。

目次

  1. タンブラー乾燥とは
  2. タンブラー乾燥禁止の意味
  3. タンブラー乾燥機が使えないものって?
  4. タンブラー乾燥で衣類が縮む理由
  5. タンブラー乾燥で縮んだ衣類は戻せる?
  6. タンブラー乾燥以外の乾かし方
  7. 浴室乾燥機の気になる電気代は?
  8. 大物の毛布はタンブラー乾燥OK?
  9. 洗濯タグをしっかりチェックして衣類を守ろう!

タンブラー乾燥とは

衣類にや布製品についている洗濯タグ。初めて選択するときには必ずチェックするという方もいれば、1度も見たことがないという方もいるのではないでしょうか?洗濯タグはその衣類や布製品に適した洗濯方法が記載されているので、洗濯する前には必ずチェックしておきたいところです。そうすることで型崩れなどを防ぐことができるからです。

洗濯タグにはいろいろなマークがあります。洗濯機ではなく手洗いしないといけないもの、アイロンを当てるときの温度、乾燥機を使っても良いかどうかなどを確認することができますが、その中で「タンブラー乾燥禁止」や「タンブラー乾燥機は避けてください」と記載されているものがあります。見たことがある方も多いのではないでしょうか?
 

タンブラー乾燥機といえば、まずイメージするのがコインランドリーやクリーニング店で扱うような大型の乾燥機ではないでしょうか?タンブラー乾燥機とは、ドラム式で回転しながら温風で衣類を乾かす乾燥機のことなので、家庭で使っている乾燥機もタンブラー乾燥機に該当するものがたくさんあります。ご家庭の乾燥機はいかがでしょうか?

タンブラー乾燥禁止の意味

雨の日や冬など洗濯物が乾きにくい日には乾燥機を使ってふんわりカラッと乾燥させたいですよね。でもタンブラー乾燥禁止などの表示はなぜつけられているのでしょうか?タンブラー乾燥禁止としている理由は、「衣類の型崩れ」「衣類の縮み」「飾りが取れる」「風合いがなくなる」といったことから衣類を守るために付けられている表示なんです。

せっかく衣類が乾燥したとしても、型崩れしたり縮んだり、ビジューやボタンなどが取れてしまったり、風合いが損なわれてしまってはもう着ることができなくなります。そういったことを防ぐために、タンブラー乾燥機の使用を控えたり禁止するように表示がされているんです。この表示を無視してタンブラー乾燥機を使ってしまうと後悔することになるかもしれませんのでご注意を!

タンブラー乾燥機が使えないものって?

洗濯をするときにはしっかり洗濯タグを確認しなければなりません。でも洗濯タグを切り落としてしまったなどで確認できなくなることもありますよね。タンブラー乾燥機に限らず、乾燥機自体が使えない衣類を覚えておくと便利ですよ。

乾燥機が使えない生地としては、ニット製品、革製品(本革・合皮)、絹、毛皮、ナイロン、羽毛です。他には綿や麻も乾燥機は避けた方が良いでしょう。というのも絶対NGというわけではありませんが、綿や麻はシワができやすく縮みやすいので、基本的には避けるようにしてください。綿や麻以外は基本的に洗濯機の使用も控えた方が良いものばかりです。

タンブラー乾燥で衣類が縮む理由

タンブラー乾燥機を使って衣類を乾燥させると衣類が縮むのはどうしてなのでしょうか?その理由は主に2つあって、繊維自体が縮んでしまうこと、そして繊維の編み目が詰まってしまうことです。縮み方も衣類に使われている繊維によって違いがあり、若干縮んだかな?程度で済むものもあれば、着ることすらできないくらい縮んでしまうものもあります。

特に熱に弱いものだと繊維が溶けたり、劣化してしまいます。「短時間なら大丈夫!」という判断はNGで、短時間であっても衣類を守るためには、乾燥機にかけられない衣類などは使用を控えなければなりません。編み目でいうと、綾織の物やポロシャツやジャージ素材も縮みやすい素材です。

タンブラー乾燥で縮んだ衣類は戻せる?

ついうっかりタンブラー乾燥禁止のものをタンブラー乾燥機で乾燥させて衣類が縮んでしまったということもありますよね。特に忙しいと衣類を確認せずに洗濯後そのまま乾燥させてしまうこともあるでしょう。縮んでしまった衣類を見て後悔しても縮んでしまったものは仕方ありません。大切なのは縮んだ衣類を元に戻せるのかということです。

タンブラー乾燥で縮んでしまった衣類は縮み具合やその素材にもよりますが、元に戻すことができますよ。縮んだ衣類を元に戻すときに活躍するのがコンディショナーです。ぬるま湯にコンディショナーを入れて溶かし、そこへ縮んだ衣類を30分ほど浸けてすすいで干します。干すときには衣類を伸ばすように縦横それぞれの方向に引っ張りましょう。

干すときは直射日光が当たらないように陰干ししましょう。コンディショナーは「ジメチコン」が配合されているものを使ってください。またコンディショナーで縮んだ衣類を元の戻すことができるのは、ウールやカシミヤ、アンゴラです。残念ながら化学繊維はこの方法で元に戻すことはできません。

タンブラー乾燥以外の乾かし方

タンブラー乾燥禁止といったマークが表示されていると衣類を守るためには避けなければいけません。タンブラー乾燥できないとなると他にどういった乾かし方があるのでしょうか。他には浴室乾燥機を利用したり、除湿器を利用したり、縦型洗濯機の乾燥モードやエアコンと扇風機を使うといった方法があります。

雨の日や冬の寒い日などは単に部屋干ししても乾くのに時間がかかります。分厚いものだと1日では乾ききらないものもありますし、冬は結露の原因にもなりますから、乾燥に役立つものを利用するのがおすすめです。ただし使うものによっては電気代が高いものもありますので、使う時間を調節するなど上手に活用しましょう。

タンブラー乾燥禁止のマークが付いている衣類は、基本的に自然乾燥させるのがベストです。タンブラー乾燥機以外の方法では、浴室乾燥機や除湿器、エアコンや扇風機を使って乾かすようにしましょう。

浴室乾燥機の気になる電気代は?

自宅に浴室乾燥機が付いているなら、せっかくなのでぜひ使ってみたいところではありますが、浴室乾燥機の電気代ってどのくらいかかるかご存知でしょうか?使ったことがある方ならお分かりだと思いますが、浴室乾燥機は電気代がとても高いのです。どのくらいの時間乾燥させるかによっても電気代に差はでますが、1日6時間毎日使った場合、電気代は年間7万円以上にも!

これは月額では6,000円以上にもなるので、家計を大きく圧迫してしまいます。浴室乾燥機の電気消費はドライヤーとほぼ同じです。ですから梅雨や冬などに連続して使うと電気代が一気に上がってしまうんです。

浴室乾燥機の電気代を抑えるには、使う時間帯を選ぶことが大切です。契約している電気会社やプランにもよりますが、夜間に電気代が安くなるプランを利用しているなら、その時間帯に浴室乾燥機を使えばかなりの電気代節約になりますよ。また浴室乾燥機を使う時間を短時間にして、後はエアコンや扇風機で仕上げればさらに電気代を節約できます。

大物の毛布はタンブラー乾燥OK?

洗濯物の中でも大物といわれる毛布。毛布は自然乾燥だと完全に乾くまでに時間がかかるので、乾燥機を利用したいもののひとつです。毛布も洗濯タグにはタンブラー乾燥禁止やタンブラー乾燥は避けてくださいというマークが入っているものがほとんどです。毛布の風合いを守るためにはこのようなマークが入っていればタンブラー乾燥は避けるのがベストです。

薄手の毛布なら自宅の洗濯機で洗濯する場合もありますが、そうでなければコインランドリーを利用する場合が多いでしょう。タンブラー乾燥禁止の毛布はタンブラー乾燥機を絶対に使えないかといえばそんなことはないようです。設定温度が高いと毛布のせっかくの風合いを損なってしまいますが、設定温度を60度以下にして乾燥させれば大丈夫なものが多いようです。

ただし、洗濯タグにきちんとタンブラー乾燥禁止やタンブラー乾燥は控えてくださいと記載がある以上は、自己責任になりますので毛布をタンブラー乾燥機を利用するなら、「縮むかもしれない」というリスクを伴うことだけ覚えておいてくださいね。

洗濯タグをしっかりチェックして衣類を守ろう!

大切な衣類を洗濯のダメージから守るには洗濯タグをしっかりチェックして、その衣類に合わせた洗濯をすることです。特に乾燥機は衣類を縮め、型崩れさせたり、風合いを損なうリスクが高くなるので、しっかりチェックしましょう。

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