カレーにコーヒーを入れると隠し味に!量やタイミングについて解説
カレーは家庭で作られる料理の定番メニューですが、カレーにコーヒーを入れるとグッとコクがアップして美味しくなるのをご存知ですか?今回はコーヒーをカレーの隠し味として入れる際の量やタイミング、おすすめのレシピをご紹介していきます!
目次
カレーの隠し味にはコーヒーがおすすめ
か、カレー?
— たんまめ@まさみんはムーミン (@momomamechanz) December 9, 2017
ちょっと美味しいルー(ゴールデンカレーとか)を使って隠し味にインスタントコーヒー入れてます! #質問箱 #peing_momomamechanz https://t.co/BzRYJZPo7i pic.twitter.com/OKkqQkzWwP
カレーをコーヒーに入れるのは意外かもしれませんが、コクがぐんと深まって本格的な味わいのカレーに変化させることができます。コーヒーの苦みが良い具合にカレーの隠し味になるんです。さらにカレーのルーにコーヒーを入れて煮込むだけというとっても簡単な方法で本格的なカレーを作ることが出来るので、とってもおすすめですよ。
ただし、カレーにコーヒーを隠し味として加える際は、選ぶコーヒーや分量、加えるタイミングに注意しておく必要があります。選ぶコーヒーや分量、加えるタイミングを誤ってしまうと苦くなりすぎたり味が激変してしまったりと、逆効果になってしまうことがあります。

カレーに入れるコーヒーの選び方
今日は家カレーで#めしてろ
— チャーしゅう (@Tsurikake) January 15, 2018
ディナーカレー辛口だ。以外とカレェ。隠し味のインスタントコーヒーは入ってる! pic.twitter.com/vyHdl7Ama5
まずはカレーに入れるコーヒーの選び方からご紹介します。コーヒーと一口に言っても、豆の状態や粉末のドリップコーヒー、インスタントコーヒー、缶コーヒーなど形態は様々あります。またコーヒー豆の種類も数えきれないほどありますので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
コーヒー豆の種類は、お好みのものや家にあるものを使用すればOKです。苦みが強いコーヒーや酸味が強いコーヒーなど、種類によって風味が異なるので、お好きなものを隠し味としてチョイスしてください。
また、形態は隠し味として入れやすいようにコーヒー豆は避けましょう。粉末や液体のコーヒーであればお鍋の中でカレーのルーに溶け込みますので、粉末・液体のコーヒーを加えるようにすると良いでしょう。

カレーにコーヒーを入れるときの分量は?
隠し味としてカレーにコーヒーを加えるときの分量ですが、まずは小さじ1杯くらいの少量から加えてみるようにしましょう。最初から多く入れすぎてしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。少量のコーヒーをカレールーに加えたら数分煮込み、味見をして適宜コーヒーの量を調節すると良いでしょう。
コーヒーによっては酸味の強い味のコーヒーもあります。酸味が強いコーヒーは入れすぎるとカレーに酸っぱさが残ってしまうので、より気を付けて少量から試す必要があります。酸味があまりなくコクのある味わいのコーヒーであれば小さじ1よりもやや多めに入れても問題ありません。

カレーにコーヒーを入れるタイミングは?
カレーにコーヒーを加えるときのベストなタイミングは、具材やルーを入れ終え煮込むタイミングです。最後の方のタイミングにコーヒーを少量、隠し味として加えることでコーヒーの風味を損なわずにコクのあるカレーを作ることができます。

カレーにコーヒーを入れると得られる効果
隠し味としてカレーにコーヒーを入れた場合、コクを出すほかにはどんな効果を得ることができるのでしょうか?コーヒーにカフェインが含まれているのは有名ですが、このカフェインには嬉しい効果があるんです。
まず、カフェインには記憶力を向上させる効果が期待できます。ただし、単純にコーヒーを飲んでいれば短期記憶も長期記憶もできるようになる、といった魔法のような効果ではありませんのでご注意ください。学習時や朝夜など飲むタイミングはお好きなタイミングでOKです。
また、コーヒーのカフェインには疲労回復効果も見込めます。夜寝る直前に飲むと目が冴えてしまう可能性もありますので、できれば寝る前は避けましょう。温かいコーヒーを飲むと香りと風味からリラックス効果があると言われています。
さらにコーヒーのカフェインには運動能力の向上効果があると言われているんです。これは、コーヒーに含まれるカフェインに脂肪燃焼や脂肪分解を促進させる働きがあると言われているためです。運動時にコーヒーを飲むと脂肪を燃焼させる効果が見込めるので、ダイエット中にもおすすめです。
なお、コーヒー自体に糖分などは含まれませんのでカロリーもありません。これならカロリーを気にしている方でも安心してカレーの隠し味にコーヒーを使用することができますよね。

コーヒー以外のカレーに合う隠し味:チョコレート
コーヒー以外にも、コクのある大人のカレーを演出できる隠し味はいくつかあります。その一つがチョコレートです。チョコレートをカレーの隠し味として加えると、甘みと苦みがプラスされるのでまるで色々な調味料を加えたかのような複雑な味を手軽に再現することができます。
隠し味としてカレーにチョコレートを加えるときの分量は、1~2かけから試すのが目安です。あまり入れすぎると甘ったるいカレーになりますので、あくまでも隠し味程度に入れましょう。入れるタイミングはコーヒーと同様にカレーを煮込むタイミングが良いでしょう。
具材を炒めるタイミングなど、チョコレートを入れるタイミングが早すぎるとチョコレートが焦げてしまい焦げ付いた味になる原因となってしまいます。

コーヒー以外のカレーに合う隠し味:赤ワイン
コーヒー以外のカレーに合う隠し味として、赤ワインもおすすめです。赤ワインにはポリフェノールが含まれていてアンチエイジングや目に良いとされていますので、カレーと一緒に摂取できると体にも良いですね。赤ワインをカレーに加える場合は、まずは小さじ1~2くらいの量を入れるのが適量となります。
また赤ワインもコーヒーと同様、入れるタイミングはカレーを煮込むときが良いでしょう。ただし、赤ワインを加えたら酒臭さが飛ぶまでしっかりと煮込むようにしてください。余らせてしまった赤ワインを使っても良いですし、ワインボトルを買ってカレーの隠し味に入れたあとカレーのお供にワインを飲むのも良いですね。

コーヒー入りカレーのおすすめメニュー:牛肉カレー
コーヒーをカレーの隠し味として入れる場合、相性が良いカレーの種類は牛肉カレーです。隠し味にコーヒーを入れることで煮込み時間が少なくても深いコクを出すことができます。具材はあまりゴロゴロと具だくさんにせず、牛肉や玉ねぎなどシンプルな具にするとオシャレに仕上がります。
余ってしまったコーヒー入りカレーをアレンジするなら洋風メニューのカレードリアがおすすめです。ライスに余ったコーヒー入りカレーかけたら、とろけるチーズを乗せてオーブンで焼けば完成です。とっても簡単にアレンジもできるのでおすすめですよ。

コーヒーを入れて大人のカレーを作ってみよう
コーヒーをカレーの隠し味に入れると、コクのある本格的な大人の味わいを楽しむことができます。コーヒーをカレーの隠し味として使ったことが無い方も、ぜひ一度コーヒー入りカレーを試してみてください!
