自転車の練習方法&乗り方のコツ!子供が分かりやすい教え方は?
子供の初めての自転車。乗り方を教えるのって難しいですよね。なかなか上達せずに冷や冷やすることも。でも自転車の乗り方のコツを教えてあげれば短時間の練習でスイスイ乗れるようになります。子供がわかりやすい自転車の練習方法や乗り方のコツをご紹介します。
目次
- 子供の自転車の練習方法や乗り方のコツをご紹介
- 自転車の乗り方の練習は何歳から?
- 自転車の乗り方の練習に使う自転車のサイズは?
- 自転車の乗り方の練習はどこでする?
- 自転車の乗り方の練習に適した服装は?
- 自転車の乗り方の練習で後ろから押すのはダメ?
- 自転車の乗り方の練習方法①大人が見本を見せる
- 自転車の乗り方の練習方法②補助輪とペダルを外す
- 自転車の乗り方の練習方法③ハンドルを持って歩く
- 自転車の乗り方の練習方法④自転車にまたがって歩く
- 自転車の乗り方の練習方法⑤進行方向を変えてみる
- 自転車の乗り方の練習方法⑥ペダルを付けてこぐ
- 自転車の乗り方の練習方法のコツ
- 自転車練習の注意点
- 運動量が多い子供は自転車の上達も早い!
- ランニングバイクは自転車の乗り方のコツを掴みやすい!
- 自転車の乗り方の練習方法やコツまとめ
子供の自転車の練習方法や乗り方のコツをご紹介
三輪車に乗っていた子供も自転車に興味を持つようになると、いよいよ自転車の乗り方の練習スタートです!ママやパパも自分が自転車の練習したころを思い出しますね。自転車の乗り方の練習は誰しも必要なものですが、すぐにコツを掴んで乗れる子供、転んで泣きながら何日もかけて練習が必要な子供など、どのくらいの自転車の練習時間が必要になるかには個人差が大きいものです。
ママやパパがすんなり自転車の乗り方のコツを掴んで乗れたという場合は、「どうやって乗り方のコツを教えたら良いんだろう」と悩みますし、なかなか上達しなかった場合は「あの辛い思いをさせるのは可哀そうだな」という気持ちから何とか子供にもわかりやすく教えてあげることができたらと思うのではないでしょうか?
今日自転車の練習してきたんですけど、自転車ってどうやって乗れるようになったんだろ私…
— あさ@最近のつぶやきは子供のこと (@asa01290) January 13, 2018
自転車の乗り方を練習方法や教え方に頭を悩ませるママやパパも多いですが、子供にもわかりやすい教え方をしてあげれば、ほんの2時間~3時間ほどでスイスイ自転車を乗りこなすことができます。あっという間に乗れるようになるので、子供も途中で飽きたりしません。そこで今回は自転車の乗り方の練習方法やコツ、子供にもわかりやすい教え方などをご紹介します。

自転車の乗り方の練習は何歳から?
子供自転車の練習は何歳から始めるのが良いかは、個人差があるのではっきりと何歳ということは難しいですが、平均すると補助輪なしで1人で乗れる練習を始めるのは、だいたい4歳~5歳くらいが多いようです。早いと2歳~3歳で始める子供も。幼稚園の年中さんや年長さんで自転車の乗り方の練習をして乗りこなせるようになっておくと、小学校に入学してからの安心感UPに。
小学校に入学すると、ほとんどの子供が自転車に乗ってお友達と公園やお友達の家などに遊びに行くようになります。入学時にはしっかり乗りこなせているように、幼稚園の年中さんや年長さんでしっかり練習をして、ママやパパと自転車で出かけるなどして乗りこなせるようにするというのが一般的なようです。
自転車乗りって何歳からおしえるのかなぁ😅6才の子には早く練習させるべき??
— kikimimi (@kikimim22718175) December 2, 2017
補助輪付きの自転車を子供に購入する年齢としては3歳ごろという方が多く、補助輪付きの自転車に慣れてから補助輪を外していくというスタイルが多いですが、補助輪付きの自転車を購入せずに代わりにランニングバイクを購入して自転車の練習をさせるという方も増えています。
自転車の乗り方の練習に使う自転車のサイズは?
自転車の乗り方の練習を始める4歳~5歳の子供に合う自転車のサイズは、身長に合った目安があります。4歳~5歳といえば身長は100cm前後が平均です。このくらいの身長に合う自転車のサイズは14インチ~20インチになります。
小さすぎても大きすぎても乗りにくく危険なので、ピッタリのサイズを見つけることが安全な自転車の乗り方の練習をするコツになりますよ。まず自転車にまたがって足が付くこと、ブレーキがしっかり握れるかどうかを確認しましょう。ブレーキが握りにくそうなら、ブレーキの距離を調節してもらいましょう。自転車屋さんで調節してもらえますよ。
自転車の乗り方の練習はどこでする?
自転車の乗り方の練習は広めの公園でするのがおすすめです。公園によっては遊具などは充実していますが、走り回るスペースが少なめのところや、小さな山があるなど練習がしにくいところもありますよね。たっぷり練習するスペースが確保できる公園を選びましょう。家の前の道路などでの練習は通行人や自転車、車などが危険ですし、アスファルトなので転んだとき大きなケガに。
公園で練習する場合も、練習に不向きな時間帯がありますよ。特に平日の夕方ごろは下校した小学生が公園に遊びにきます。小学生は動きも激しいので小さな子供が自転車の乗り方の練習をするのは危険です。可能であれば人が少なめな平日の午前中や、休日の早い目の時間を狙いましょう。
自転車の乗り方の練習に適した服装は?
公園などに行くとヘルメットを被った子供と一緒に自転車の乗り方の練習をしている親子を見かけることがありますね。自転車の乗り方の練習をするときには、万が一転んでもケガをしないように服装も適したものを選ぶようにしましょう。
練習中に万が一転んでケガをしてしまうと、自転車に乗ることが怖くなって練習を嫌がってしまうこともあります。自転車と一緒に倒れると、上手に手が付けずに頭をぶつけてしまったりすることもありますのでしっかりガードしてあげましょう。
自転車の乗り方の練習に適した服装は、転んでもひじやひざを擦りむかないで済む、長袖長ズボンがおすすめです。女の子の場合スカートを履いて練習すると、自転車から降りるときなどにスカートがサドルに引っかかってバランスを崩して転んでしまうこともあります。
そして安全のため、何よりも大切なのがヘルメットです。頭には必ずヘルメットを被せましょう。ヘルメットを嫌がる子供もいますが、ヘルメットなしでの練習はやはり万が一を考えると避けるべきです。子供用のヘルメットは女の子の好きそうな可愛いデザインのヘルメットや、男の子の好きそうなカッコいいデザインのヘルメットが揃っていますよ。
ヘルメット嫌いでもお気に入りのヘルメットなら喜んで被ってくれるかもしれません。ヘルメットは自転車に乗れるようになってからも被せておくと安心ですよ。さらにひじやひざをガードするひじ当てやひざ当てを付けるとさらに安心です。
自転車の乗り方の練習で後ろから押すのはダメ?
自転車の乗り方の練習といえば、大人がサドルの後ろや荷台部分を持って一緒に走り、「ちゃんと支えてるから大丈夫だよ」といいながらそっと手を放すというものをイメージする方も多いのではないでしょうか?子供のころ、そういう方法で自転車の乗り方の練習をしたという方も多いはず。昔よく見られた光景ではありますが、最近はその方法は良くないとされています。
今は大人が自転車を支えることはせずに、少し離れたところからてを出さずに見守るのが良いといわれています。直接手を出さずに少し離れたところからしっかり見守ることで、子供は「自分1人で自転車の練習をして乗れるようになった」という自信が付きますし、ママやパパからも傍で手を出すよりも離れたところから見守ることで、子供の上達具合がわかりやすいからです。
自転車の乗り方の練習方法①大人が見本を見せる
教え方の基本は大人がまず見本を!
自転車の乗り方の練習方法①は大人が自転車の乗り方の見本を見せることです。ママやパパが自転車に乗って乗り方の見本を見せることで、子供が自転車の乗り方をイメージしやすくなります。いろいろ説明する教え方よりも、実際に見本を見せるという教え方の方が子供にとってはわかりやすいんですね!
自転車にまたがって「しっかり見ててね」と自転車の乗り方の見本を見せてあげましょう。ペダルのこぎ方やハンドルの持ち方や姿勢など、子供の見本になるように説明しながら少し大げさに教えてあげるのがコツです。
自転車の乗り方の練習方法②補助輪とペダルを外す
補助輪だけでなくペダルも外そう!
自転車の乗り方の練習方法②は補助輪とペダルを外すです。子供用の自転車には補助輪が付いていますが、自転車の乗り方の練習を始めるときには、補助輪を外すのはもちろんのこと、ペダルも外してしまいましょう。自転車のペダルは工具があれば簡単に外せます。パパがいなくてもママでも外せますよ。補助輪だけではなくペダルを外すのはバランス感覚を身に付けるためです。
補助輪もペダルも外してしまうと、実際に自転車をこいで乗れるようになるまで時間がかかる方法では?と思うかもしれませんが、実はこちらの方法の方が近道です。まずはバランス感覚を身に付けることが自転車に早く上手に乗れるコツです。補助輪やペダルは家で外しても公園に着いてから外してもOKです。公園で外す場合にはナットなどの小さな部品をなくさないようにご注意を!
自転車の乗り方の練習方法③ハンドルを持って歩く
まずはハンドルに慣れさせよう!
自転車の乗り方の練習方法④はハンドルを持って歩くことです。補助輪とペダルを外した後はバランス感覚を身に付けるため、両手でハンドルを持って自転車を押して歩きましょう。ここからは実際子供が自転車に触れる練習内容になりますから、ヘルメットの着用を忘れずに!ペダルが邪魔をしないので、ハンドルを持って自転車を押しても足が当たることなくやりやすいはずです。
ここで一緒にブレーキの練習もしておきましょう。歩きながら時々ブレーキを使って自転車を止める練習をしてブレーキに慣れておきましょう。両手でハンドルを持って自転車を押すのに慣れてきたら、今度はスピードアップして自転車を押して走ります。走りながらゆっくりとブレーキを使うことも練習しましょう。走っているときの急ブレーキは危険なので、「ゆっくり」させましょう。
自転車の乗り方の練習方法④自転車にまたがって歩く
自転車にまたがってバランスを取ろう!
自転車の乗り方の練習方法④は自転車にまたがって歩くことです。ここからいよいよサドルに座っての練習になります。ペダルを外しているので自転車にまたがって足だけで進んでいきます。最初はゆっくり歩きながら進んでいき、ここでもブレーキを使って歩いては止まり、歩いては止まりを繰り返しましょう。自転車を押す練習よりもブレーキの使い方がわかりやすくなります。
自転車にまたがって歩くことに慣れてきたら、今度はスピードを上げてみましょう。少し走るようにしても良いですし、足で大きく地面を蹴ってスィーっと進んでもかまいません。自転車を押す練習と同じですが、スピードを出しているときはゆっくりブレーキを使う練習をしましょう。ゆっくりブレーキを使うのは教え方は難しいですが、一緒にハンドルを握るとわかりやすいでしょう。
自転車の乗り方の練習方法⑤進行方向を変えてみる
方向転換してハンドル操作に慣れよう!
自転車の乗り方の練習方法⑤は進行方向を変えてみるです。自転車にまたがって足で歩いたり走ったり、地面を蹴ったりして前に進むことには慣れてきたら、ハンドルを左右に動かして進行方向を変える練習をしていきましょう。ここは教え方は難しくありません。自分が進みたい方向にハンドルを動かすだけです。
言葉で「右に曲がって」と声をかけるよりも、ママやパパが立っている方向に誘導する方がわかりやすいでしょう。ちゃんとハンドル操作して辿り着くことができたら、また違う位置に立って「こっちまでおいで」と誘導してあげましょう。自分で自由にハンドル操作ができるようになれば、1人で自転車に乗れたも同然です。あともう少し頑張ってもらいましょう。
自転車の乗り方の練習方法⑥ペダルを付けてこぐ
ペダルを付けて焦げるようになれば練習終了!
自転車の乗り方の練習方法⑥はペダルを付けてこぐことです。自転車に実際またがってのハンドル操作のコツを掴んで十分に慣れたら、最初に外しておいたペダルを付けてこぐ練習をします。ペダルを付けると急に難しくなるように感じるかもしれませんが、ここまでの練習で、バランス感覚やブレーキの使い方、ハンドル操作は十分に身に付いています。
ペダルを付けたからといって教え方が難しくなることはありません。今までの練習にちょっと足を乗せてこぐことが加わるだけです。ペダルはこぎ始めが難しいので、最初はこぎ始めの位置だけ教えてあげてください。ひとこぎでスィーっと自転車が進むので、後はペダルに足を乗せてこげばOKです。こぐことは三輪車や補助輪が付いた自転車で慣れているはずなので心配いりませんよ。
少し練習したら自分で公園内を自転車でスイスイ移動できるようになりますよ。この練習方法ならほとんど子供が転んだりする危険もなく、短時間で自転車に乗れるようになりますよ。教え方も簡単なので子供も若いりやすいです。個人差があるので、もし短時間で乗れるようにならなくても、ワンステップずつ進めていけば大丈夫です。
自転車の乗り方の練習方法のコツ
自転車の乗り方の練習方法のコツは、しっかりと最初にバランス感覚を身に付けるということです。自転車に乗るときのバランス感覚を身に付けないまま、いきなりペダルをこいで乗らせようとしても、なかなか上達しませんし、転んでしまってケガをすることが多くなります。
1人で自転車に乗れるようになるまでにかかる練習時間には個人差があります。ママやパパも「教え方が悪いから?」と考える必要はありません。どこのステップに時間がかかるかはそれぞれですが、焦らずに見守ってあげることが大切です。また1つのステップをクリアできたら、思いっきり褒めてあげましょう。褒められることで子供のやる気がアップし自信につながりますよ。
自転車練習の注意点
自転車の練習をするときには、ついつい目線が下に向きがちです。下ばかり見ていては上達も遅くなるうえに、何より危険です。練習のときからしっかりとまっすぐ前を向くように注意してあげましょう。また、上達には個人差があるにも関わらず、上達が遅いとついイラっとしてしまうこともありますよね。
子供なのでどうしても別のことに意識が向いてしまったり、途中でふざけてしまったりということもあるかもしれません。他のことに意識が向いたりふざけだした場合は叱ってもかまいませんが、上達が遅いことに関しては絶対に叱ったり怒ったりしてはいけません。その子供なりのスピードで少しずつ上達をしています。叱られたり怒られたりすると自信をなくし上達にも影響します。
万が一、上達が遅くてもそれは教え方や物覚えが悪いのではなくあくまで個人差です。お友達などと比較しないようにしましょう。そしてケガの少ない練習方法であってもヘルメットは必ず被せてください。あまり転ばないからといった理由でヘルメットを途中で外してしまうママやパパもいますが、いつ転んで頭をケガするかは誰にもわかりません。必ずヘルメットを被せましょう。
運動量が多い子供は自転車の上達も早い!
同じように練習しても上達の早い遅いに個人差があります。自転車の上達の早い子供は、運動量が多い傾向にあります。例えば、寝返りやハイハイ、つかまり立ちや1人歩きまでが早かった子供や、小さいころからよく公園で体を動かして遊んでいた子供は、自転車の上達も早いようです。
生まれつきの運動神経やバランス感覚の良さもありますが、体を良く動かして遊ぶことで筋肉が程よく鍛えられているからでしょう。できるだけ小さいころから公園などで体を動かして遊ばせるようにすることは、健康にも良いですし、しっかりとした睡眠もとれます。なるべく外遊びさせるようにしましょう。
ランニングバイクは自転車の乗り方のコツを掴みやすい!
最近人気のあるランニングバイク。「キッズバイク」や「バランスバイク」「ストライダー」の名前で販売されています。ランニングバイクとはペダルのない自転車で、またがって自分の足で地面を歩いたり蹴ったりして進みます。バランス感覚が身に付くので、ランニングバイクで普段遊んでいる子供は自転車の練習を始めてもすぐ乗れるようになります。
三輪車や補助輪が付いた自転車に乗っていた子供が自転車の練習をして乗れるようになるよりも、ずっと短時間で、早い子供なら30分程度の練習でスイスイ自転車に乗れるようになります。ハンドル操作に慣れていることや補助輪がない状態で常にバランスが鍛えられているというのがポイントのようです。
はじめての自転車はペダルのない自転車で。バンランス感覚、運動能力が超UP。練習しなくても自然に乗れるようになります。
— 暮らしネタ帳 (@momokakorohi) May 2, 2014
子供は体で覚えるのさ。
キッズ用 ランニングバイク STRIDER(ストライダー) http://t.co/oTqtZsiaAn
そのため、ランニングバイクはプレゼントとしても人気があります。自転車の乗り方の練習をスムーズにするなら、三輪車や補助輪付きの自転車ではなく、ランニングバイクを選ぶのも良いかもしれませんね。もちろんランニングバイクの練習もヘルメットは忘れずに!
自転車の乗り方の練習方法やコツまとめ
子供への自転車の乗り方の教え方は決して難しくありません。まずはしっかりバランス感覚を身に付けることが大切です。バランス感覚さえ身に付ければケガも少なく痛い思いをほとんどせずに、1人で自転車に短時間で乗ることができますよ。行動範囲が広がる前に自転車の乗り方をマスターすれば安心ですね。