カレーに牛乳を入れるタイミングや分量は?隠し味でまろやかに!
市販のカレーのルーを買ってみたら思っていたよりも辛かった、なんて経験はありませんか?そんな時におすすめなのがカレーに牛乳をプラスすることです!カレーに牛乳を加えるとまろやかな味わいになってお子様でも食べやすいカレーに変身するんです!
目次
まろやかなカレーの隠し味は牛乳がおすすめ!
隠し味の選択肢になかったんですけどウチのカレーの隠し味は牛乳です
— ゆき︎さん (@yukiacode) December 12, 2017
カレーはスパイスの効いた料理で子どもから大人まで大人気のメニューですが、辛いものが苦手な方には少し抵抗のある料理かもしれません。また、商品によっても含まれているスパイスの分量が異なるので、実際に作ってみたら想像していたよりも辛かった、なんて経験をした方も多いのではないでしょうか?
スパイスの効きすぎたカレーをまろやかしたい時には、カレーの隠し味として牛乳を加えるのがおすすめです。カレーに牛乳を加えることでトゲのある辛さを和らげて食べやすくしてくれる効果があります。
お子様がいる家庭で大人は辛いカレー、子供には辛くないカレーと分けて作る場面がありますが、このときにも牛乳は役立ちます!大人用に作ったカレーを別鍋に取り分けて牛乳をプラスし煮込むだけで子ども用カレーが出来上がります。これなら子供用にわざわざ別のカレールーを買わなくて済むので楽ちんですよね。
カレーに隠し味を入れたことがない方にとっては、いつ・どれくらい・どうやってカレーに牛乳を加えるべきか迷ってしまいますよね。早速、次の章から牛乳をカレーに入れる際の種類や分量、タイミングをお伝えしていきます!

カレーの隠し味に入れる牛乳の種類は?
牛乳には低脂肪の牛乳から濃い牛乳まで色々な種類があります。種類によって風味も異なるので、当然カレーに加えた時の味わいにも影響します。よりコクがあってまろやかなカレーを作りたい場合は、乳脂肪分が3.0%以上ある牛乳を入れるといいでしょう。また、あっさりめの風味が良いといった場合は、低脂肪牛乳や無脂肪牛乳を選ぶと良いでしょう。
乳脂肪分が3.0%以上ある牛乳の場合、低脂肪牛乳や無脂肪牛乳よりもカロリーや脂肪分は多くなります。カロリーを気にしている方は低脂肪牛乳や無脂肪牛乳を選ぶようにすると良いですね。ただし、低脂肪牛乳や無脂肪牛乳だとあっさりしすぎる場合があるので、しっかりとまろやかでコクのあるカレーを作りたいなら乳脂肪分が3.0%以上ある牛乳がおすすめです。

カレーに牛乳を入れるタイミング
カレー失敗したかと思ったw
— スフやん (@sufuyan) December 28, 2017
隠し味の牛乳をいつもと違うタイミングで入れたら乳化みたいなアクがwww
ま、わかんない程度には収まったw
カレーの隠し味として牛乳を加える際は、タイミングが重要です。タイミングが重要な理由は、牛乳を沸騰させてしまうと牛乳の中の成分が固まってカレー全体がざらついた口当たりになってしまうためです。カレーに牛乳を入れる際のポイントは、牛乳を沸騰させないことです!
具体的なカレーに牛乳を入れるタイミングは、カレーのルーを加えるタイミングで一緒に牛乳を加えるのがベストです。牛乳をカレーに入れるタイミングを最後の数分にすることで、牛乳が煮立って沸騰してしまうのを防ぐことができます。

カレーに牛乳を入れるときの分量
隠し味としてカレーに牛乳を入れるときの分量は、4~5皿分のカレーに対し50mlほどから入れてみましょう。カレーのルーと牛乳を加えてルーが完全に溶けたら、一度味見をしてみましょう。味見をしてまろやかさをもっと付けたいと感じたら牛乳を少量ずつの分量で足していくようにするといいですね。
なかには牛乳を大量に入れた牛乳メインのカレー(ミルクカレー)もあります。ミルクカレーを作る場合は、4~5皿分のカレーに対し400mlほどの分量の牛乳を加えます。ただし、これだけでは牛乳の味ばかりが目立ってしまいますので、合わせてコンソメや塩で味を整えると良いでしょう。

カレーに牛乳を入れると栄養も補える
カレーに牛乳を加えるとまろやかで美味しいカレーになるだけでなく、栄養も補うことができます。これはお子様にも嬉しい効果ですよね!牛乳といったらまず連想されるのがカルシウムですが、牛乳に含まれている栄養素はカルシウム以外にもたくさんあるんです。
牛乳にはたんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンがほどよく含まれているので、牛乳一杯で豊富な栄養を摂取することができます。また、牛乳は少ないカロリーで豊富な栄養を摂取できることから、他の食品と比べて栄養密度が高い食品と言われています。

牛乳以外のカレーをまろやかにする隠し味:ヨーグルト
インド料理屋さんなどではカレーと一緒にラッシーを飲む光景がたくさん見られますよね。ラッシーはヨーグルト風味の飲み物でカレーと一緒に合わせるとカレーの辛さを和らげてくれる効果があります。カレーとヨーグルトの相性はとっても良いので、もちろんカレーの隠し味にも使うことができます。
牛乳と違ってヨーグルトは酸味が効いた食品です。そのため入れすぎると酸味が勝ってしまうので注意が必要です。カレーに隠し味としてヨーグルトを加える場合、分量はスプーン1杯くらいから入れてみると良いでしょう。カレーにヨーグルトを加えるタイミングは牛乳と同様、ルーを加えるタイミングでOKです。

牛乳以外のカレーをまろやかにする隠し味:生クリーム
カレーと乳製品は相性がとても良いので、生クリームも隠し味として使うことができます。生クリームは牛乳よりも濃厚なコクをプラスすることができ、リッチな味わいを作り出すことができるんです。
生クリームもスプーン1杯程度カレーに加えるだけで一気にコクとまろやかさがアップします。加える生クリームはホイップせずにそのまま入れてください。また、温度差で凝固しないようあらかじめ冷蔵庫から出して室温に戻しておくといいでしょう。

牛乳を入れたカレーのレシピ:ミルクカレー
牛乳を400ml程度加えたミルクカレーは、見た目も白っぽくまろやかさが強調されたカレーになります。まろやかなミルクカレーの具材は、玉ねぎやじゃがいも、鶏肉、鮭などがおすすめです。合わせてにんにく・しょうが・コンソメ・バターを加えるとより一層本格的なカレーを作ることができますよ!
ミルクカレーは牛乳や水の量を調節することでスープとして頂くこともできます。残ったミルクカレーに水・牛乳・コンソメ・塩コショウを加えて味を調節することでスープに変身するのでアレンジにも最適です。スープにする場合は、しめじやかぼちゃ、ブロッコリー、ベーコンなどの具材が相性抜群です。お好みの具材でぜひお試しください。

牛乳を使ってまろやかなカレーを再現してみよう!
牛乳を使ったカレーは入れるタイミングと量さえ気を付ければ誰でも簡単に作ることができます。いつものカレーに飽きてしまったという方も、少しの牛乳でいつもと違うカレーを作ってみると気分が変わって美味しく頂けますよ。身近な牛乳を使って、ぜひまろやかなカレーを味わってみてください!
