離乳食の卵はいつから?進め方や与え方・量やレシピまとめ!

離乳食で卵を取り入れる場合いつから食べられるのでしょうか?卵の進め方はなんとなく難しいような気がして億劫な方も多いです。ですが、卵は栄養価も高く離乳食にはピッタリです。いつから食べられるのか、進め方はどうすると良いのかをご紹介します。

目次

  1. 離乳食で卵デビュー
  2. そもそも離乳食に卵は必要なのか
  3. 卵の栄養は離乳食に必要
  4. 離乳食の卵はいつから?
  5. 卵の進め方の注意点
  6. 離乳食に使う卵の量
  7. アレルギー反応かな?と思ったら
  8. はじめての卵の進め方
  9. 卵の黄身だけを使った離乳食レシピ
  10. 卵の黄身はOK!白身の進め方
  11. 白身の進め方は慎重に
  12. 生卵はいつからあげてもいいの?
  13. 全卵離乳食レシピ:モグモグ期
  14. 全卵離乳食レシピ:カミカミ期
  15. 全卵離乳食レシピ:手づかみ食べ
  16. 全卵離乳食レシピ:おやつ
  17. 卵は時間をかけた進め方をしよう

離乳食で卵デビュー

卵はとても栄養価が高く、離乳食で使えるようになると大変便利な食材です。肉などでタンパク質を補おうとしても、赤ちゃんには食べずらかったり調理が難しいです。そこで栄養価も豊富な卵が活躍します。

卵は三大アレルギーの一つです。卵を離乳食に使うのが不安だったりする方が多いです。そんな方に離乳食に卵はいつから使えるのか、どんな進め方をしたらいいのかをご紹介します。与え方の注意点や与える時の量なども詳しく見ていきましょう。

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そもそも離乳食に卵は必要なのか

卵はいつから食べられるか不安でアレルギーも心配で、与え方も良く分からないしもういっそ離乳食で急いで食べさせる必要はないのではと思う方も多いようです。進め方は人それぞれですが、卵は体を作るタンパク質としてかなり栄養価が高く是非子供には食べてほしい食品です。

確かに他の食材と比べると進め方の手間が多いですが、難しくはありません。進め方が心配な方もこれから詳しく解説しますのでご安心ください。様々な食品に卵は意外にも多く使われていますので、離乳食期に食べさせることをおすすめします。

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卵の栄養は離乳食に必要

卵は栄養価の高さからスーパーフードと呼ばれています。三大栄養素のタンパク質が豊富です。タンパク質は筋肉や骨、髪や皮膚などのもとになる栄養素なので必要不可欠なものです。赤ちゃんの頃は食事からタンパク質を取るのは難しいです。卵なら調理も簡単で手軽にタンパク質を摂取できます。そのため離乳食に卵が食べれると与え方も楽で大変便利です。

離乳食の卵はいつから?

卵はいつから:進める時期

まず初めに、離乳食で卵を与える時期を紹介します。基本的に卵はいつから取り入れていいのかというと、7ヶ月~8ヶ月頃になってからです。ただし7,8ヶ月というのは5,6ヶ月から離乳食を始めた方という意味です。もし離乳食をはじめるのが遅かった方は9ヶ月以降でも大丈夫です。

卵はいつから:離乳食初期はダメ

保育園などのこともあり早めに卵を進めたい方も、あまり早すぎるのもアレルギーの原因となりますので注意が必要です。いつから食べさせるのがいいか悩んだ場合は、7ヶ月が過ぎて離乳食のリズムがついてきた頃に卵を進めるようにしましょう。

卵はいつから:遅くてもいい?

アレルギーが心配で卵をなかなかスタートできない方も多いです。卵アレルギーが出るのは怖いですが、離乳食が軌道に乗ってきているのであれば7,8ヶ月には挑戦してみましょう。その方がレパートリーも増え、栄養の面から離乳食を作るのがどんどん楽になります。

卵はいつから:先にたまごボーロを食べさせる?

初めての卵の与え方で「たまごボーロから食べさせるのがおすすめ」などの話もあります。卵黄のみのたまごボーロも販売されていますが、ほとんどが卵白も入っているたまごボーロです。なので、初めての卵としてたまごボーロを食べさせるのはあまりおすすめできません。それと市販のたまごボーロはかなり甘みが強いので離乳食中期には向きません。

卵はいつから:離乳食の進みが遅い場合

どんなに両親が与え方を工夫しても、なかなか離乳食を食べてくれない赤ちゃんもいます。与え方を変えたり工夫してもダメな場合は無理せずゆっくり離乳食を進めましょう。その場合卵も急がず少し遅れてスタートしても大丈夫です。

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卵の進め方の注意点

進め方の注意点:絶対平日の午前中に食べさせる

卵は三大アレルギーの一つで、反応が出やすいです。なので病院が営業している平日に食べさせます。時間が経ってから反応がでる場合もあるので午前中に食べさせましょう。病院はかかりつけの小児科ももちろんですが、アレルギー専門の病院があればそちらも調べておく必要があります。

卵をいつから食べさせるか決めた場合はしっかりネットなどでも病院の営業時間を確認することが大事です。たまに臨時休業などをしている場合があるので注意してください。また、なるべくご家族が一緒の時が安心です。

進め方の注意点:両親が卵アレルギーの場合はいつから

赤ちゃんの親やその祖父母など、近しい方が卵アレルギーだといつから卵を食べさせていいのか悩む方が多いです。ですが特に病院や検診などで指摘を受けているわけではないのであれば、卵の開始時期は特に気にすることはないです。なのでいつから始めたら良いかというと、同じように7ヶ月、8ヶ月になってからが好ましいです。

親が卵アレルギーの場合卵の開始を遅らせた方がいいという方もいます。確かにアレルギーは遺伝しやすいですが遅らせる必要はありません。最近の研究では「食品を避けることはアレルギーの予防にはつながらない」という研究結果も出ていますので、7ヶ月8ヶ月になったら少量ずつ卵に挑戦します。

進め方の注意点:家族が離乳食を理解する

SNSでも話題になっていますが昔と今では子育ての常識が変わってきています。特に離乳食の進め方には昔と今では大きな違いがあります。いつからどんな食材を食べさせるかは赤ちゃんのご両親次第です。なので実家に帰省したりする際は、自分の子がまだ何が食べられないのかどんなものが食べられるのかなどの情報を共有していくことが大事です。

卵は特にアレルギー反応が怖い食品です。なので家族にもきちんと理解してもらいましょう。もし心配な場合はベビーフードがおすすめです。今ではファミリーレストランにも置いてある所が多くてとても便利です。いつから食べれるかの目安の月齢がベビーフードのは書いてあるので、月齢にあったものを選びましょう。

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離乳食に使う卵の量

最初は卵の黄身だけ

初めて卵を食べさせる場合の進め方を紹介します。まずは黄身から挑戦します。なぜなら白身のほうがアレルギー反応が出やすいからです。卵の与え方はまず、固ゆでのゆで卵を作ります。卵を熱湯にいれてからだいたい15分ほどで完成します。それから卵を割り白身が混ざらないように気を付けて、耳かき一杯分をおかゆなどに混ぜてからあげましょう。

進め方は固ゆでの卵の黄身を最初が耳かき1杯、次が2杯、3杯と徐々に量を増やします。最終的に黄身半分~1つぐらいの量を食べれるようになれば卵の黄身は大丈夫と言えるでしょう。進め方は人それぞれですが、毎日卵の黄身を食べさせるのではなく、合間に豆腐やお肉などのタンパク質も挟みながらするようにしましょう。

アレルギー反応かな?と思ったら

進め方の注意点:アレルギー反応

卵を食べさせた後、湿疹や嘔吐などの症状が見られた場合はすぐに病院へ行きましょう。小児科でも軽度であれば小児科でも良いですが、症状がひどい場合にはアレルギー専門の病院へ行くことをおすすめします。その際いつから卵を食べさせているか、量はどれぐらいかなどきちんと把握しておきましょう。

たとえ卵でアレルギーの反応がでてしまっても、今後卵アレルギーを克服する可能性は大いにあります。なので反応がでても焦らず、医師が卵の進め方を改めて教えてくれますのでそれに従いましょう。

はじめての卵の進め方

卵の進め方:最初は絶対黄身だけ

卵を使った離乳食の詳しい進め方を紹介します。初めての卵は固ゆでした黄身から与えます。卵以外にも言えることですが、離乳食の進め方として重要なのは少量から始めるということです。耳かき1杯分からその次に2杯、3杯と量を増やします。与えてから1日は湿疹がでていないかなど注意深く観察しましょう。

与え方のポイントはそのままのゆで卵の黄身だと少量でもパサパサして食べにくいので、おかゆなどに混ぜると食べやすくなります。だしなどで伸ばすのもいい与え方です。茶こしなどで裏ごしをすると更に口当たりがよくなるのでおすすめします。

卵の進め方:黄身は冷凍保存が便利

卵の黄身は冷凍して離乳食に使うことができます。まず固ゆでのゆで卵を作り黄身だけを取り出します。そして茶こしなどで裏ごしして容器に入れるだけです。与え方はおかゆやうどんなどにそのまま混ぜるだけなので、簡単に使うことができて便利です。

卵の黄身だけを使った離乳食レシピ

黄身の離乳食レシピ:おかゆ

卵の黄身を使った離乳食で一番簡単な与え方は、お粥に混ぜてしまう方法です。パサパサ感もなくなり食べやすくなります。お粥は冷凍で保存もできますし、手軽なので一番簡単な離乳食です。

黄身の離乳食レシピ:パン粥

次に紹介するのはパン粥です。パン粥は食パンの耳を取り水や牛乳などで煮たものです。風味もよく赤ちゃんが好きなメニューでもあります。パン粥に茶こしなどで漉した黄身を子供に合わせた量加えるだけです。普通のパン粥とは一味違った感じになります。一緒に柔らかくした野菜などを入れると栄養のバランスも良くなります。

黄身の離乳食レシピ:ミモザサラダ

次にご紹介するのはミモザサラダです。見た目も華やかなので何かの記念日にもピッタリな離乳食です。ほうれん草やニンジンも入っているので栄養も豊富です。プレーンヨーグルトを使いしっとりとしたサラダに仕上がるので、口当たりもよく赤ちゃんも食べやすいです。大人の方もとりわけてマヨネーズや塩コショウで味付けをすると、同じものが食べられます。

卵の黄身はOK!白身の進め方

卵の進め方:白身はいつから

ここまではじめての卵の与え方や進め方、その注意点などをご紹介しました。最初は卵の黄身だけを少量ずつ与えて、徐々に増やしていきます。では白身はいつから離乳食に取り入れて良いのかを紹介します。

卵の白身は黄身よりもアレルギー反応を起こしやすいので慎重に取り掛かります。では具体的にいつから食べられるのかというと、黄身を食べさせて1か月後ぐらいが目安です。量としては黄身を半分~1個食べれるようになってからが望ましいです。

卵の進め方:白身の量

白身の与え方は黄身と同様少量ずつからです。固ゆでしたゆでたまごの白身を細かくするか、漉して食べやすくします。そのままだとやはり食べにくいのでおかゆやスープなどに混ぜると、口当たりがよくなります。ちょっとずつ試して量を増やしても特に問題なければ卵はクリアです。

白身の進め方は慎重に

黄身でアレルギー反応が出なくても、白身で反応が出てしまう子もいます。一時的なアレルギー反応の場合もあります。その場合は焦らず病院へ行き、これからの離乳食の進め方について指導してもらうようにしましょう。

白身をいつから始めるかは赤ちゃんの離乳食の進み具合によりますが、白身が食べれるようになるとまたグッとレシピの幅が広がります。レシピの幅が広がれば両親も献立を考えたりするのが楽になったりしますので、あまり恐れず挑戦するようにしましょう。卵は少量からという進め方だけはキッチリ守りましょう。

生卵はいつからあげてもいいの?

卵の進め方:生卵はいつから

卵の白身も食べれるようになると疑問になるのが、生卵はいつから食べられるようになるのかということです。半熟卵もいつから食べられるようになるのでしょうか。ここから生卵や半熟卵がいつから食べられるのかをご紹介します。

生卵はいつから食べられるのかというと、ズバリ3歳以降です。生卵の状態だとアレルギー反応が出やすいだけでなく、赤ちゃんの消化にも負担がかかってしまいます。サルモネラ菌も心配です。なので離乳食期には生卵を与えないようにしましょう。

卵の進め方:半熟卵はいつから

半熟卵もいつから食べていいかというと、同じく3歳以降です。離乳食に炒り卵やオムレツを作ると火を通すことに力を入れすぎてパサパサしてしまうこともあります。その場合も半熟などにはせず、牛乳を加えたり火加減を調整して工夫するようにするとしっとり仕上がります。

全卵離乳食レシピ:モグモグ期

モグモグ離乳食:いつから

白身を食べられるようになったらいろんな離乳食レシピに挑戦してみましょう。ここからはモグモグ期の全卵を使った離乳食のレシピを紹介します。モグモグ期はいつからかというと大体7ヶ月から8ヶ月あたりです。少し前までは離乳食中期と言われていた時期です。

モグモグ離乳食:さつまいもと卵の和え物

こちらはさつまいもとゆで卵を出汁であえるだけの簡単離乳食レシピです。出汁の量で食感の調節もできますのでモグモグ期だけでなくカミカミ期にもおすすめです。味付けが出汁だけなのでとても優しい味わいです。

モグモグ離乳食:かきたまうどん

うどんは子供に大人気の主食です。そこに卵を加えるだけで栄養価も高くなります。とろみもつき食べやすくもなるので離乳食には最適です。野菜やわかめなど様々な具材とも相性がいいので、うどんひとつでバランスのとれた離乳食を作ることができます。

全卵離乳食レシピ:カミカミ期

カミカミ離乳食:いつから

次にカミカミ期の離乳食レシピの紹介です。カミカミ期はいつからかというと、大体9ヶ月~11ヶ月あたりです。口を上下にしっかり動かし食べ物を歯で噛めるようになる頃です。9ヶ月になってもまだモグモグから移行できないお子さんもいますので、いつからという進め方にはあまりとらわれずお子さんのペースで進めましょう。

カミカミ離乳食:おやき

カミカミ期になると離乳食の進め方がグッと楽になります。こちらは卵とご飯、しらすと野菜を混ぜてフライパンで焼いたおやきです。焼いた後に食べやすい大きさに切れば手づかみ食べとしても使えます。野菜をいろんなものに変えたりできます。味付けをする場合は醤油をほんの少し加えるか、粉末の赤ちゃん用の出汁を使っても美味しいです。

カミカミ離乳食;レンジで簡単パングラタン

卵を使った離乳食で一番おすすめしたいのがこのパングラタンです。レンジでチンするだけで簡単に作れます。更に一つの皿で混ぜたり、温めたりをするので洗い物が少ないのも嬉しい点です。食材も様々なものと工夫できます。

全卵離乳食レシピ:手づかみ食べ

手づかみ離乳食:いつから

次に手づかみ食べの離乳食レシピをご紹介します。手づかみ食べはいつからかというと7ヶ月~です。赤ちゃんが自分で食べたそうにしている頃がはじめ時です。また、全く自分で食べようとしない赤ちゃんもいますのでその場合は無理やり手づかみ食べさせる必要はないです。離乳食の進め方はあくまでも赤ちゃんのペースに合わせましょう。

手づかみ離乳食:ささみのピカタ

今回使用しているささみはモグモグ期から使用できる食材ですが、扱いが難しく離乳食としての進め方がイマイチわからない方も多いです。そんな時にはこのピカタがおすすめです。卵をつけて焼くとパサパサせずしっとりして食べやすくなります。お肉が嫌いなお子さんにピッタリです。

手づかみ離乳食:はんぺん卵焼き

このはんぺん焼きは電子レンジで簡単に作れますし、味付けをすれば大人の方でも美味しく食べられます。なかなか離乳食で魚を食べてくれないなど、魚の離乳食の進め方に悩んでいる方ははんぺんを使用するといいです。最初にすりつぶすので子供も食べやすいです。

全卵離乳食レシピ:おやつ

全卵おやつ:たまごボーロ

次に卵を使った離乳食レシピのおやつをご紹介します。おやつはいつから食べさせるのが良いかというと3回食になってからが適しています。母乳やミルクの量が減った頃が目安で、おやつという意識よりも捕食という意識をもって与えます。

よく赤ちゃん用のたまごボーロが市販されていますが、実はとても簡単に作れます。作り方の中で砂糖を使用していますが、手作りであればその量の調節なども可能です。市販のだと甘すぎると感じている方は、手作りをおすすめします。

全卵おやつ:蒸しパン

蒸しパンは捕食としても使えますし、普通にご飯として食卓に並べても大丈夫です。蒸しパンも蒸し器を使わずにフライパンで簡単にできます。ラップをし、密閉する容器などに入れて冷凍保存すれば、チンするだけでいつでも食べられるので便利です。

卵は時間をかけた進め方をしよう

離乳食で卵デビューさせる場合いつから食べるのが良いのか、その進め方をご紹介しました。アレルギーが気になりいつから始めるのがいいのか悩む親はとても多いです。ですが離乳食が順調に進んでいるのであれば7ヶ月8ヶ月あたりから挑戦するようにしましょう。

お子さんによっていつから始めるのか、進め方や量なども異なってきます。周りに惑わされず、自分の子のペースに合わせて進めるのが大事です。最初は黄身だけ、そのあと白身という進め方は必ず守ってください。卵はパサつく場合もあるので、その場合はご紹介したレシピを参考にして作ってみましょう。

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