ルーターのおすすめ機種と選び方!使える無線LANとはこういうの!
WiFiルーターの選び方は難しいものですが、要点を抑えていれば意外と簡単におすすめのWiFiルーターの選び方が分かるようになります。この記事では、そんなWiFiルーターの選び方とおすすめのルーター選びのポイントを解説します。
目次
- ルーターと使用回線のおすすめな選び方
- 無線LAN(WiFi)ルーターのおすすめな簡単な選び方
- ルーターはどんな人におすすめ?
- ルーターを購入するおすすめの方法の選び方
- ルーターに必要なモデムのおすすめな選び方
- ルーターのおすすめ機種の選び方
- ルーターの選び方の注意点!
- WiFiの規格に注意したおすすめルーターの選び方
- 古い端末をルーターに繋げたい時のおすすめの方法
- おすすめなルーターの置き場所の選び方
- おすすめの家庭向けルーターの選び方
- 速度を重視したルーターのおすすめの選び方
- ルーターを使用するおすすめの周波数の選び方
- 電波干渉を避けるおすすめ周波数の選び方
- おすすめなお手軽モバイルWiFiルーターの選び方
- モバイルWiFiルーターの欠点
- ルーターのおすすめの選び方まとめ
ルーターと使用回線のおすすめな選び方
ルーターとは無線LANやWiFiと呼ばれる通信方式でネットを利用する際に必要になるものです。スマホでネットを利用する場合はLTE等と呼ばれる通信方式でネットができるため、必ずしもルーターが必要になるわけではありません。なら何故スマホでネットができる時代にルーターをおすすめするのかというと、ルーターがあればスマホのデータ通信量を大幅に節約できるからです。
スマホのデータ通信量は、ほとんどのキャリアで、ある一定の量を超えると通信速度に制限が掛かります。しかし、この通信量は先述のLTEなど、キャリアが設けている回線でネットを利用した場合のみカウントされます。つまり自身で用意したルーターで無線LAN通信(WiFi)を利用したデータ通信は、キャリアのデータ通信量にカウントされず、実質制限なしでネットが利用できるのです。


無線LAN(WiFi)ルーターのおすすめな簡単な選び方
ルーターには無線LANやWiFiなどの表記があり、どちらを買えばいいのか分かりにくくなっています。しかし、実は無線LANとWiFiは、どちらもただの通信方式の呼び方です。ですから、仮に無線LANルーターとWiFiルーターと書かれた商品があったとしても、この二つには大きな違いはありません。
まず無線LANとは、ケーブルなどを繋げないワイヤレスでネットを行う通信方式のことです。そしてこの通信方式には様々な規格が存在し、複数ある規格の内の一つがWiFiです。また、現在では複数ある無線LANの規格は、現在ではほとんどのルーターがWiFiに統一されています。そのため、どんなルーターを購入しても問題なくスマホのネット通信が行えるのです。
しかし、後述しますがWiFiには「802.11n」や「802.11ac」などの細かい規格が複数存在しており、スマホなどの端末とルーターの両方が同じ規格に対応していなければネットに繋ぐことはできません。ただし、現在販売されているルーターならば11nや11acの複数の規格に対応している機種が大多数を占めるので、規格の違いで接続できない事は少ないです。
ルーターはどんな人におすすめ?
WiFiルーターはスマホでネットを利用しているほぼ全ての人におすすめです。中でもスマホでyoutubeなどの動画を視聴する方には特におすすめです。動画はデータ通信量が多く、普通にスマホで動画を視聴しているとキャリアの通信制限がすぐにかかってしまいます。自宅でスマホを使う時だけでもWiFiルーターを使用するとデータ通信量の大きな節約になります。
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ソシャゲも1UPでWiFiにつなげば通信制限を気にせず遊べますよ✨
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他にもWiFiルーターは、ノートパソコンやタブレット端末でネットを利用する際にも必要になります。また、ゲーム機のオンライン機能を使うためにもWiFiルーターは必要です。ただし携帯ゲーム機のオンライン機能なら問題なく使えますが、プレイステーションなど3Dの対戦ゲームを遊ぶために無線LANを使用すると、機種によってはラグが発生することがあるのであまりおすすめできません。
ルーターを購入するおすすめの方法の選び方
便利なルーターですがインターネットを利用する以上、ネット回線を提供してくれるプロパイダーがいなければネットは利用できません。更にルーターを使うには自宅にネット回線を引き込むための工事を行う必要があります。ただし、工事といっても簡単なものなので、数時間あれば業者の方が終わらせてくれます。また、既に自宅にネット回線が引かれているのなら、新たに工事を行う必要はありません。
ルーターはネットショッピングなら多くの機種の中から安くWiFiルーターを購入することができますが、初めてルーターを買うならネットではなく家電量販店でルーターを購入することをおすすめします。家電量販店ならルーターの選び方が分からなくても、おすすめのルーターを紹介してくれる上に、工事やルーターの設置もサービスでやってくれます。
WiFi設置工事完了!! pic.twitter.com/d1OZa7EeKG
— やみねこ㌠@エイル復帰歓喜!! (@yamineko_ANSWER) January 22, 2018
しかし、家電量販店もいい事ばかりではありません。無線LANやWiFiなどルーターに関する知識が全くない状態で買い物に行ってしまうと、使用用途に合わないオーバースペックな高いルーターを買わされてしまうこともあります。もちろん高いルーターなら性能もいいので、選び方としてはアリかもしれません。しかし、節約したいなら使用環境や用途に合わせた、ちょうどいい性能のルーターを買う方が費用も少なく済みます。
ルーターに必要なモデムのおすすめな選び方
回線工事が終わってもルーターだけではネットはできません。工事で自宅に引いてもらった回線とルーターの間にモデムという機械が必要になります。モデムの役割はネット回線のアナログ信号をルーターが処理しやすい形に変換することです。モデムが無いとルーターだけでは何もできません。
裏に挿すとこある( ̄▽ ̄)
— チノフ (@Chinov_lv25) January 28, 2018
モデムからLANケーブルをPS4まで持ってくるのだよ pic.twitter.com/SuzBKIvddK
モデムはほとんどの場合、契約したプロパイダーからレンタルすることになります。また、工事の際にモデムを取り付けてくれることもあるので、選び方は気にしなくても問題ありません。しかし、マンションに入居した際など、既に回線がある状態ならルーターだけではなくモデムも必要です。
この場合は、モデムが内蔵されたルーターがおすすめです。モデムが内蔵されたルーターなら他にモデムは必要なく、トラブルも少ない一番簡単なモデムの選び方になります。
ルーターのおすすめ機種の選び方
大まかな機種ごとのルーターの違いは、ネット回線の速さと電波の届く距離です。特に回線の速さは、複数の端末を同時に接続して快適にネットを楽しむためには重要になります。基本的にはこれらの条件と、ご自身の無線LANルーターの使用用途や環境が合う機種がおすすめです。
ルーターの選び方の注意点!
ルーターの選び方は、ルーターに記されている「WiFiの規格」「同時接続台数」「推奨使用環境」「回線速度」に注目します。これらの条件はルーターを使用するためには重要ですから、どんな機種のルーターでも分かりやすく記載されています。
これまでの外付けHDDが、Wi-Fi対応SSDになった。東芝がアメリカで4月24日に発売。型番はHDTQ112XCWF1。並行輸入品は24,000円。容量は128GB、Wi-Fi同時接続台数は8台。画像はWi-Fi非対応外付けHDD。 pic.twitter.com/3PpOgwjnlq
— 出張アプリ教室 (@AppsCreatorCafe) December 3, 2014
WiFiの規格に注意したおすすめルーターの選び方
先述したようにWiFiにも細かな規格の違いがあり、無線LANルーターが出せる規格の電波に、スマホなどの端末が対応できなければネットに接続することは出来ません。しかし、ほとんどの無線LANルーターが複数の規格の電波を出すことができるので、接続するスマホが余程古い物でない限りは大半のスマホが接続することができます。
というかiBook Late 2001を自宅のWifiにつなぎたいんだけど規格が多分だめなんだろうなぁ pic.twitter.com/tu1Of3aQSV
— upusen (@upusen) August 9, 2016
無線LANの規格の選び方は「802.11ac」等と記載されている末尾の「11ac」の部分に注目します。この部分でWiFiの規格の違いが分かります。主なWiFiの規格は最新の「11ad」2番目に新しい「11ac」次に「11n」「11a」「11g」などの規格があります。これらの規格の内、どれか一つでもルーターと端末で共通して対応していれば接続することができます。
規格に注意したルーターの選び方のおすすめのルーターは、新しいルーターがおすすめです。ルーターが複数の規格に対応していても、将来的にはまた新しいWiFiの規格が生まれるので、故障していなくても数年で新しい規格に対応したルーターに買い替える必要があります。そのため、ルーターをなるべく長く使用するために、最新のWiFi規格に対応したルーターがおすすめです。
古い端末をルーターに繋げたい時のおすすめの方法
ルーターが古くて端末の新しい規格に対応できない場合は、新しいルーターを買うしかありませんが、古い端末を新しいルーターに接続することなら出来ます。それは子機と呼ばれるUSBの機器を端末に接続することです。USBの子機を古いスマホなどの端末に差し込むことで、古いスマホには備わっていないWiFiの規格を外付けすることができます。
Amazonで怪しげなWiFi無線LAN子機を200円で購入したら、中国からこんな感じで届く‼(・・;) でも無事動いた‼ pic.twitter.com/zYEaOvSbbR
— Toshi Nagayama (@hicotann) January 13, 2018
もちろんこのUSBの子機はパソコンなど、USBが差し込めるものなら何でも使用できます。しかし、あくまでも外付けUSBなので、接続することは出来ても本来の無線LANの速度が出ない場合も多いです。これから無線LANを購入するなら最初からUSBを当てにせず、お持ちの端末が対応している規格をしっかりと確かめた上で、ルーターを購入することをおすすめします。
おすすめなルーターの置き場所の選び方
無線LANルーターのWiFi通信はスマホの電波と違い、あまり遠くには飛びません。また、後述しますが壁やドアの影響も受けやすく、置き場所によっては上手く端末とルーターが接続できない場合もあります。もしお住まいが一戸建てや4LDKの壁が多い部屋なら、ルーターの推奨利用環境を重視した選び方がおすすめです。
推奨利用環境は、ルーターの電波が届く距離を示しています。例えば2LDKと記載されたルーターなら2部屋くらいなら電波を届かせられますが、一戸建てだと電波が届かない部屋が出来てしまう可能性があります。このようにお住まいの環境に合った推奨利用環境のルーターを選ぶことがルーターの選び方の基本です。
ルーターの推奨利用環境が、一戸建てや4LDKなどの壁が多い環境の使用を想定されている機種なら、家の中心に当たる部屋に無線LANルーターを設置すると家全体にWiFiの電波を届かせることができます。また、ルーターを使用してネットに繋ぐ端末が一つだけではなく、家族で同時に複数の端末をルーターに繋ぐ場合は、同時接続台数にも注意しなければいけません。
おすすめの家庭向けルーターの選び方
無線LANルーターは機種によって、少数の端末だけを繋ぐことが想定されている機種と、同時に多くの端末をルーターに繋いで使用することが想定されている機種があります。複数繋ぐことが想定されている機種なら、家族全員がルーターを使用しても快適にネットを楽しめますが、想定されていない機種だとネットの読み込みが遅くなってしまい、快適にネットを使うことが難しくなります。
同時接続台数は基本的には、ルーターの説明書きに記載されていますが、もし分からなかった場合はアンテナの数で判断できる機種もあります。同時に複数の端末を接続可能な機種のルーターは、アンテナの搭載数が多く、回線速度が速いものが多いです。
大家族のWiFi問題なぁ〜
— はっちゃけ@気分屋さん (@hacchakeen28) January 25, 2018
うちでさえも無線LAN2台使用してるし。
まぁ、うちの場合はワシの接続数が多すぎるからだけどw
自分の部屋にLAN引きたくて考えた結果、換気口を伝って引き込んでる。
欲を言えば一階に中継器欲しいね。
風呂場まで電波が微妙に届かないからな〜 pic.twitter.com/zBzuuMPiYA
このアンテナの事はストリーム数呼ばれており、2×2や3×3などと表記されている機種が多く、ストリーム数が多い機種ほど値段も高額になっていく傾向があります。この2×2の意味は受信用のアンテナが2本、送信用のアンテナが2本ある、という意味です。ただしストリーム数を見るよりは、同時接続台数という表記を見ることをおすすめします。
速度を重視したルーターのおすすめの選び方
ルーターの海鮮速度はMbpsという単位で表されます。速度重視の選び方なら、単純にMbpsの数値が大きいものが早く快適にネットを楽しむことができます。この速度が速いルーターほど、同時に接続しても処理が早いため、同時接続台数可能な台数が多くなる傾向があります。
ルーターによって速度は違いますが、基本的にはどんな速度のルーターでも、動画やネットサーフィンを快適に楽しめる速度は出ます。もしルーターを使用して速度が遅く感じたなら、ルーターに接続している端末が多すぎる、またはルーターと端末の距離が遠すぎる等が原因の可能性があります。
ルーターを使用するおすすめの周波数の選び方
無線LANルーターのWiFi電波には、大きく分けて2.4GHzと5GHzの二種類の電波があります。これらの電波はそれぞれ、2.4GHzは少し遠い部屋にも電波が届くが速度が遅く、使用されることが多いため電波干渉しやすい電波です。対して5GHzは壁に阻まれやすく遠い部屋には届かないが速度が早いという性質があります。
Fixed it! My router operates on 2.4 and 5ghz. I switched to the 5ghz and now am rocking fast WiFi! Can you switch yours? pic.twitter.com/Sqg8iN6Gkj
— Chip Googe 🇺🇸🎷 (@cgooge) February 10, 2018
基本的に家族での使用や、家の全ての部屋でネットを使用したい場合は2.4GHzの電波。逆に一つの部屋だけでネットを使うなら5GHzの電波がおすすめです。また、ルーターの機種によっては、両方の周波数の電波を出せるルーターもあるので選び方が難しい場合は両方出せるルーターがおすすめです。
電波干渉を避けるおすすめ周波数の選び方
2.4GHzという周波数は多くの無線LANルーターで使用されていますが、ルーター以外にも電子レンジやテレビのリモコンなど多種多様な機器に使用されています。その上、先述の通り2.4GHzは遠くまで届く電波ですから、ご近所からの電波も飛んできます。そのため、2.4GHzは住宅地やマンションなどでは電波干渉が起こりやすく、稀に接続が不安定になることがあります。
このような場合に重宝するのが5GHzの電波です。5GHzなら使用されている機器は2.4GHzに比べて少なく、壁に阻まれて遠くまで飛ぶことはないため、電波干渉する可能性は低くなります。ただし、5GHzに対応した端末は2.4GHzに比べるとやや少なく、この一長一短ある二つの電波を使い分けることが快適なネット環境には必要になります。
おすすめなお手軽モバイルWiFiルーターの選び方
回線工事が不要で購入した日から手軽にネットを使用できるお手軽なルーターがあります。それはモバイルルーターと呼ばれる、持ち運びができるほど小型のルーターです。このルーターはスマホのように大手携帯キャリアの回線を使用したルーターなので、自宅を工事して回線を用意する必要はありません。そのため、契約すれば屋外にルーターを持ち出してもネットを楽しむことができます。
また、携帯キャリアの回線を使用していますが、モバイルルーターにスマホを接続してネットを使用してもスマホのデータ通信量にはカウントされません。普通のルーターと同じようにスマホのデータ通信量の節約はもちろん、ゲーム機やパソコンにも使用できます。
モバイルWiFiルーターの欠点
モバイルWiFiルーターにも欠点はあります。モバイルルーターは充電式なので、外出先で充電が切れてしまうと何もできなくなります。ただし、自宅だけで使用するなら随時充電は出来るので、人によってはあまり大きなデメリットではありません。
今月からモバイルWiFiルータ運用してるけど、何故か高校生の時に持ってたポケベルを思い出す。 pic.twitter.com/70jrzt6wZG
— 石谷玲 (@R_I) February 5, 2018
次にモバイルルーターには、スマホのように通信量に応じて通信制限がかかる事があります。これは企業によって通信制限がかかる通信量が違いますが、ほとんどの企業は数日間の短い期間中に大量のデータ通信を行った場合に限られています。更にモバイルルーターの通信制限はかかってしまっても、快適にネットが使用できることが多いので、あまり気にする必要はない場合もあります。
GMOとくとくbbで契約したモバイルWiFiルーター普通に使えた!
— ハイボール小雪@はてなブログ (@highball_hatena) October 8, 2017
通信速度が1番心配やったけど動画も普通に見れる。とりあえず一安心(^◇^) pic.twitter.com/0xprXHmZ19
モバイルルーターの通信制限は、お住まいの地域に同じモバイルルーターの使用者が多いと重くなりやすく、逆に少ないと制限がかかってしまっても快適にネットが楽しめることが多くなります。また、モバイルルーターの通信制限は数日たてば解除されるので、場合によりますが実質制限なしでネットが楽しめるといっても過言ではないかもしれません。
最後にモバイルルーターは地域によっては、スマホのように圏外になってしまうことがあります。そのため、お住まいの地域がモバイルルーターのサービス対象になっていない場合は、モバイルルーターを使用することはできません。サービス対象地域は、モバイルルーターの公式サイトで確認できるので、購入する前に必ずエリアを確かめておいてください。
ルーターのおすすめの選び方まとめ
最後にルーター選びのポイントを簡単にまとめておきます。ルーター選びは「11acなどの規格をチェック」「自宅の大きさにあったルーターを選ぶ」「速度が早いルーターが同時接続台数も多くて便利」などがポイントです。
これらはルーターの説明に記載されているので、しっかりとチェックしてください。また、それでもルーターの選び方が難しい場合はモバイルルーターが最も簡単で便利です。ただし、ご自宅がモバイルルーターの使用可能地域かどうか必ず確認してください。