玉ねぎの生の時の栄養や効果は?食べる方法や注意点もご紹介

玉ねぎを生のまま食べると体にいいということを聞いたことはありませんか?今回はそんな玉ねぎを生で食べたときに取れる栄養やどのような効果があるのかをまとめました。おすすめの食べ方も紹介していますので、生で食べる時の参考にしてください。

目次

  1. 玉ねぎに入っている栄養とは?
  2. 生の玉ねぎを食べるとどんな効果があるの?
  3. 生玉ねぎはダイエットにもおすすめ
  4. 生の玉ねぎと加熱した時の栄養の違い
  5. 玉ねぎの栄養を効果的に取るためには?
  6. 生の玉ねぎの辛みを取るには?
  7. 生の玉ねぎは食べすぎに注意
  8. 生の玉ねぎを使ったレシピ
  9. 生の玉ねぎには嬉しい効果がいっぱい

玉ねぎに入っている栄養とは?

玉ねぎには「血液をサラサラにする効果がある」「肌をきれいにする効果がある」なんてことを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?実際に玉ねぎには美容や健康に効果のある栄養が豊富に含まれています。では、どんな栄養があるのか見ていきましょう。

ケセルチン

まず玉ねぎには、ケセルチンというポリフェノールの一種である成分が入っています。このケセルチンは抗酸化作用が高く血管を丈夫にしてくれる働きを持ち、また悪玉コレステロールを減らしてくれる役割もあります。さらに脂肪の吸収を抑えてくれるという効果もあります。

硫化アリル

次に硫化アリルですが、多くの人が名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?玉ねぎをカットするときなどに涙が出たり、生で食べたときに辛みを感じたりする原因が、この硫化アリルにあります。このように聞くとあまりいいイメージがないように思えますが、硫化アリルは血液をサラサラにしてくれる効果や血中にある余分な糖質を減らしてくれる効果を持っています。

オリゴ糖や食物繊維

ここまで紹介した栄養以外にも玉ねぎには、オリゴ糖や食物繊維、ミネラルなどさまざまな栄養が豊富に含まれています。食物繊維には整腸作用があり、オリゴ糖やミネラルは免疫力を高めてくれるなど、体にうれしい効果がたくさんあります。

生の玉ねぎを食べるとどんな効果があるの?

玉ねぎにはさまざまな栄養が豊富に含まれているということを紹介してきましたが、実際に玉ねぎに入っている栄養がどのような効果をもたらしてくれるのかを知っていますか?そこで続いては、生の玉ねぎを食べたときに得られる効果についてみていきましょう。

血液がサラサラに

これは聞いたことがある人も多いでしょうが、生の玉ねぎを食べることで血液をサラサラにしてくれるという効果があります。また血液がサラサラになることで、動脈硬化や心筋梗塞など重大な病気にかかることを防いでくれます。

血糖値の低下

また生の玉ねぎを食べることで、血糖値を下げてくれる効果もあります。血糖値が下がることで糖尿病予防にもなり、また血圧を下げてくれる効果も期待できるので、高血圧の人にも生の玉ねぎはおすすめです。

生玉ねぎはダイエットにもおすすめ

ここまで生の玉ねぎには栄養が豊富で、美容や健康にいいということを紹介してきましたが、実はダイエットにもおすすめの食材でもあります。健康にもよくダイエットに効果的なんてとても嬉しいですよね。では生玉ねぎはダイエットにどのような効果をもたらしてくれるのかを見てみましょう。

便秘解消

玉ねぎに含まれる食物繊維には整腸作用があるので、便秘を解消してくれます。玉ねぎの食物繊維は不溶性だけでなく、水溶性の食物繊維も含まれているので、便秘がちの人にはたいへんおすすめの食材でもあります。

むくみ解消

また玉ねぎに含まれる栄養の一つにはカリウムがあります。カリウムには体の中にある余分な塩分やむくみの原因となる水分を輩出してくれる効果があります。余分な水分が排出されることでむくみが解消され、体もすっきりするでしょう。

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生の玉ねぎと加熱した時の栄養の違い

玉ねぎは加熱をすると、生のまま食べたとき取れる栄養はどのくらい変わってくるのでしょうか?せっかく食べるのならば、より栄養の取れる食べ方で食べたいですよね。そこで玉ねぎを生で食べたときと加熱して食べたときには、どのくらいとれる栄養が違うのか見ていきましょう。

それほど変わらない

玉ねぎは生のまま食べた場合と加熱して食べた場合では、それほど変わることはありません。ただし、血液サラサラ効果のある硫化アリルは加熱することで、ほかの物質に変わってしまうため生で食べる時より栄養が損なわれてしまいます。ですが、切った後しばらく置いてから加熱することで、物質が変化しづらくなります。

玉ねぎの栄養を効果的に取るためには?

せっかく取るのならば、より効果的に栄養を取りたいものです。そこで、ここでは玉ねぎに含まれる栄養を効果的に取る食べ方を紹介します。

一番は生のままで

玉ねぎの栄養を効果的に取るためにはやはり一番は生のまま食べるのがいいでしょう。ただし玉ねぎに含まれる栄養には水溶性のものが多く、長時間水にさらしてしまうとどんどん流れ出てしまうので注意が必要です。玉ねぎの辛みが苦手でない人は生のまま食べるといいでしょう。

豚肉と炒める

また加熱調理する場合には、豚肉と一緒に炒めることをおすすめします。玉ねぎにはビタミンB1の吸収を高める効果もあるので、ビタミンB1が豊富に含まれる豚肉と炒めることで、より効果的に栄養を取ることができます。また玉ねぎを生ではなく加熱調理する場合には、煮たり焼いたりするよりも炒めるのが、一番効果的に栄養が取れるとされています。なので、加熱する場合には豚肉と一緒に炒めて食べるといいでしょう。

生の玉ねぎの辛みを取るには?

玉ねぎを生のまま食べようと思っても、生の玉ねぎの辛みが苦手だったりして、なるべくなら辛みを取って食べたいですよね?そんな時のために、生の玉ねぎの辛みを取る方法を見ていきましょう。

水にさらす

生の玉ねぎの辛みを取る一つ目の方法は、水にさらすことです。カットした生の玉ねぎを水にさらしておくことで、辛み成分でもある硫化アリルが流れ出るので玉ねぎの辛みを抜くことができます。ただし水溶性の栄養素も一緒に流れ出てしまうので、注意が必要です。

30分以上常温で放置

また生の玉ねぎの辛みを抜く簡単な方法は、薄くスライスした玉ねぎを常温で30分以上おいておくという方法です。この方法のポイントは、できるだけ薄くスライスして重ならないように平らなバットなどに広げておくことです。広げておくことで、辛み成分が空気中に流れ出ていくので、辛みを抜くことができます。水にさらしておくのと違って栄養はそのまま残るので、時間に余裕のあるときにはこの方法がおすすめです。

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生の玉ねぎは食べすぎに注意

生の玉ねぎは体にいいですが、食べすぎてしまうと下痢や腹痛になったりすることがあるので注意が必要です。玉ねぎに含まれるアリシンという成分は腸を活発にする効果がありますが、食べすぎると腸の動きが強くなりすぎ腹痛となってしまうことがあります。また胃もたれなどにもなりやすいので、一度にたくさん食べすぎないようにしましょう。

口臭や体臭が影響も

また生の玉ねぎを食べすぎると、口臭や体臭が臭くなってしまうこともあります。ニンニクやニラなどと同じように、食材そのもののにおいが強いものを食べすぎると、口臭などにも影響が出てきてしまいます。

生の玉ねぎを使ったレシピ

生の玉ねぎを食べるときには、できることなら辛みを感じない食べ方を指定ですよね。そこで、生の玉ねぎを美味しく食べられるレシピを紹介します。

生玉ねぎのマリネ

生玉ねぎをマリネにすることで、辛いがなくなり食べやすくなりますし、お酢も体にいいのでおすすめです。作り方ですが、まずは生の玉ねぎを薄くスライスします。また人参やダイコン、パプリカなど好きな野菜も千切りにしておきます。あとは、砂糖をお酢を混ぜたものにつけておくだけです。お好みでツナ缶などを入れても美味しくできます。

生玉ねぎのサラダ

玉ねぎをスライスしてドレッシングをかけて食べるだけでも十分サラダになるのですが、ひと手間加えることでよりおいしく食べることができます。生玉ねぎをスライスしたものに、温泉卵とマヨネーズをかけたり、茹でた豚肉に乗せて胡麻ドレッシングをかけて食べると、辛みがマイルドになり美味しく食べることができるのでおすすめです。

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生の玉ねぎには嬉しい効果がいっぱい

ここまで紹介してきたように、生の玉ねぎには栄養が豊富に入っており、美容や健康に嬉しい効果がたくさんあります。また生の玉ねぎの辛みが苦手という人でも、簡単に辛みを抜くことができ美味しく食べることができます。なので体にいい食材でもある生の玉ねぎをたくさん食べて健康になりましょう。

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