キャベツの重さはどの位?1玉・半玉・1枚の目安をご紹介!

レシピを見てキャベツの重さがわからず困ったことはありませんか?グラム表記だとどの位の重さなのかつかみにくいですし、半玉といってもキャベツのサイズによって重さは違ってきます。そんなキャベツの1玉・半玉・1枚が何グラムが目安なのかを紹介します。

目次

  1. キャベツの重さは?
  2. 流通しているキャベツの種類は?
  3. おいしいキャベツの見分け方は?
  4. キャベツの保存方法は?
  5. キャベツの栄養は?
  6. キャベツ1玉の重さの目安は?
  7. キャベツ半玉の重さの目安は?
  8. キャベツ1枚の重さの目安は?
  9. キャベツの重さの目安を知ればどんなレシピも怖くない!

キャベツの重さは?

揚げ物や焼き肉の付け合わせやサラダ、お好み焼き、ロールキャベツなど、よく口にする食品の1つであるキャベツ。料理をするときも1玉や半玉で購入することが多いのですが、レシピを見てキャベツがグラムで書かれているのを見て困ったことはありませんか?

もちろんキッチンスケールで量ればすぐに解決するのですが、スーパーで買い物の最中など、キッチンスケールがないときに重さを知りたくなることがありますよね。今回はキャベツの特徴とともに、キャベツの1玉、半玉、1枚の重さの目安についてご説明します。

流通しているキャベツの種類は?

あまり意識することはありませんが、キャベツにも数多くの品種があります。キャベツは品種により重さも変わってきますので、スーパーでよく流通しているキャベツの品種を見ていきましょう。

最も出回っているのは冬キャベツ

スーパーで通年出回っているキャベツは、冬キャベツと呼ばれるものです。11月~2月に旬を迎え、寒玉(かんだま)とも呼ばれます。扁平な形と、葉がしっかりと硬くて重いのが特徴です。

冬キャベツは煮崩れしにくく、また加熱すると甘みが増す特徴があります。そのためロールキャベツやポトフなどの煮込み料理や、お好み焼き、回鍋肉など、加熱する料理に向いています。

やわらかさが特徴の春キャベツ

新キャベツと表記されることもある春キャベツは、冬キャベツに比べると葉がやわらかくて巻きがゆるく、手に取ると軽く感じられるのが特徴です。内部まで緑がかった色をしています。

春キャベツは、やわらかな食感で水分が多く甘みが強いため、生で食べるのにぴったりです。千切りキャベツやサラダなどでいただくと良さが引き立ちます。

こぶりなグリーンボール

スーパーで見かけて、普段のキャベツと何が違うのだろうと疑問に思った方もいるでしょう。グリーンボールはまん丸とした形が特徴で4~5月に出回る品種です。冬キャベツに比べると小振りで重さも軽く、葉もやわらかめです。肉厚なのに生でも食べやすく、加熱してもおいしく食べられるため重宝します。

芽キャベツ

まるでミニチュアのようなころんとした形がかわいらしい芽キャベツ。芽キャベツの旬は秋冬で、小さいながらも食品としては栄養豊富な優れもの。特にビタミンCはキャベツの4倍を上回ります。そのままだと硬く苦味があるため、下茹でしてからシチューやポトフなどの煮込み料理に使われることが多いです。

おいしいキャベツの見分け方は?

冬キャベツと春キャベツでおいしさを見分けるポイントが違うのをご存知ですか?何となく選んでいるという人のために、おいしいキャベツの見分け方をご紹介します。

冬キャベツは重くて巻きがしっかりしているもの

冬キャベツなどは、手に取ったときにずっしりとした重さを感じ、巻きがしっかりしているものを選びます。半玉で購入する際は重さに加えて巻きの違いを見比べて購入しましょう。また、扁平(へんぺい)な形で葉が硬く肉厚なものを選んでください。

芽キャベツも基本的には冬キャベツと同じように、濃い緑色で巻きが固くしまっているものを選びます。ずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

春キャベツは軽くてふんわり巻かれているもの

春キャベツを選ぶときは、冬キャベツと反対の特徴で選びます。巻きがゆるく軽いものを選ぶのが鉄則です。ふわっと軽い食感が売りのキャベツなので、ずっしりと重さを感じるものを選ぶと良さがいきません。

キャベツで必ず確認したいのは芯

春キャベツも冬キャベツも共通して確認したいのは芯の部分です。芯のサイズは500円玉程度のもので、割れや変色のないものがおいしいキャベツです。冬キャベツも春キャベツも芯から傷んでいくため、購入するときは忘れずにチェックしましょう。

キャベツの保存方法は?

おいしいキャベツを手に入れても、食品は保存方法が悪ければ味は落ちてしまいます。おいしいキャベツの保存方法を確認しましょう。

一般的なのは芯をくり抜いた保存

冬場を除いてキャベツは冷蔵庫で保存します。手間はかかりますが、芯をくり抜いて、くり抜いた部分にキッチンペーパーを詰めると長持ちします。包丁でキャベツの芯を取るのが怖いという場合は、百均に売っているキャベツ芯取り器などを利用してもいいでしょう。

芯につまようじを刺して保存

つまようじを刺すことで、キャベツの芯の部分にある成長点を破壊し、鮮度を保つことができる裏技です。レタスや白菜などにも応用できます。この裏技を使用した際はつまようじを指した部分を上にして保管しますので、つまようじを指した状態で冷蔵庫に入るかどうか確認の上で試してくださいね。

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キャベツの栄養は?

キャベツは疲労回復や美肌に役立つビタミンCの他、骨粗しょう症を予防するビタミンK、胃潰瘍などに効くとされてるビタミンUなどビタミンが豊富に含まれている食品です。また、血圧を低下させ、脳卒中を防ぎ、骨密度を高める効果のあるカリウムも多く含まれています。

キャベツは食物繊維も多く含まれており、便秘の予防にも効果があります。意外にもカルシウムも含まれているため、キャベツはなかなか優れた食品なんです。それでは、そんなキャベツの1枚、半玉、1玉あたりのキャベツの栄養や重さはどんなものなのでしょうか?

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キャベツ1玉の重さの目安は?

キャベツは重さによってS~3Lサイズまで分けられることが多いようですが、ここではスーパーなどで出回っているMサイズのキャベツを例に取り上げます。冬キャベツで1玉約1.2~1.5kg程度の重さです。

キャベツ1玉(約1.2kg)の栄養素は、エネルギーが約276kcal、食物繊維が約21.6g、ビタミンCが約492㎎、カリウムが約2400mg、カルシウムが516mgです。1玉食べたとしてもこのカロリーで、食物繊維は成人女性の1日の摂取目標18gを上回っていることがわかります。

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キャベツ半玉の重さの目安は?

スーパーに出回っているMサイズの冬キャベツが1玉1.2~1.5kg程度の重さなので、半玉は約600~750gの重さです。キャベツ半玉(約600g)の栄養素は、エネルギーが約138kcal、食物繊維が約10.8g、ビタミンCが約246㎎、カリウムが約1200mg、カルシウムが215mgです。

成人女性の1日の食品摂取目安がビタミンCは100mg、食物繊維が18mgですので、キャベツ半玉でビタミンCは1日の目安量以上、食物繊維も1日の目安量の半分以上を摂取することができます。

キャベツ1枚の重さの目安は?

キャベツは外側の葉と内側の葉で大きさが異なるため、1枚ずつの重さも変わってきます。スーパーなどでよく出回ってるMサイズのキャベツで、真ん中あたりの葉が1枚50g前後の重さです。内側の葉と外側の葉を含めると約40~60g程度の重さの開きがあります。

キャベツ1枚(約50g)の栄養素はエネルギーが約12kcal、食物繊維が約0.9g、ビタミンCが約20.5㎎、カリウムが約100mg、カルシウムが21.5mgです。キャベツ1枚でも、ビタミンCは1日の目安量の4分の1を摂取することができます。

キャベツの重さ100gは何枚が目安?

Mサイズの冬キャベツが大体1枚で約50gの重さですので、キャベツ100gのレシピが出てきたら、中程度の葉2枚が目安ですね。内側の芯に近い葉であれば、2枚半ほど用意してもいいでしょう。

春キャベツの重さの目安は?

春キャベツの重さは巻きがゆるやかな分、冬キャベツよりはやや軽めです。Mサイズの1玉で約0.8~1.1kg。半玉で約400~550g、1枚あたりで約35gが目安です。

芽キャベツの重さの目安は?

芽キャベツの重さは個体差が大きいのですが、大きめなもので20g前後、中くらいのもので15g前後です。芽キャベツの栄養は、20gの重さのものでエネルギーが20kcal、食物繊維が1.1g、ビタミンCが32mg、カリウムが122mg、カルシウムが7.4mgで、食品の中でもビタミンCの含有量がかなり多いことがわかります。

キャベツの重さの目安を知ればどんなレシピも怖くない!

冬キャベツの重さの目安は、1玉が約1.2~1.5kg、半玉が1枚約600~750g、1枚が約50gです。これをおさえておけば、レシピのグラム表記におののくことはなくなりますね。ビタミンCや食物繊維が豊富なキャベツは、毎日でも食べたい女性に嬉しい食品です。いろいろな料理に取り入れていきましょう。

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