飴色玉ねぎの簡単時短レシピまとめ！スープやカレーなど使い道をご紹介

玉ねぎはいろいろな料理に使われる定番野菜です。じっくり飴色になるまで炒めた飴色玉ねぎを加えると、料理が格段に美味しくなりますよね。美味しくなるのはわかっているものの、炒めるのに時間がとてもかかるので、炒めている途中で疲れて諦めてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか？そんな美味しいけれど作るのが大変な飴色玉ねぎを簡単に作る方法があるんです！

飴色玉ねぎを簡単に作れるようになると、いろいろな料理にどんどん活用できますよ。玉ねぎがお買い得のときにたくさん買い込んで、飴色玉ねぎをたくさん作っておけば、すぐに料理に加えられて手が込んだ一品に変身します。今回は、時間をかけずに簡単に作れる、簡単時短飴色玉ねぎレシピや、飴色玉ねぎの使い方などをご紹介します。

玉ねぎは生のままでも食べられる野菜です。生で食べると辛味があって苦手という方もいますよね。そんな玉ねぎの辛味成分は加熱することで甘みに変化します。だから煮込んだり炒めたりした玉ねぎは甘くて美味しいんです。普通に炒めるだけでも玉ねぎは十分甘く美味しくなりますが、じっくり炒めて飴色玉ねぎにまですることでどのような変化があるのでしょうか？

玉ねぎは加熱すると徐々に色が変化していきます。生のときには白い玉ねぎも少し炒めれば透明になります。そしてさらに炒めることで茶色く飴色に変化していきます。色が変色すると甘みがどんどん強くなるだけでなく、コクが出て香ばしさがアップします。飴色と焦げは全く別です。焦げているかどうかはニオイで判断できますよ。炒めている最中に焦げ臭いと感じればそれは焦げです。

美味しいのはわかっているけれど作るのが大変な飴色玉ねぎ。飴色玉ねぎを作るのはとても大変で、焦げてしまったり、逆になかなか飴色が付かなかったりと失敗することも多いですよね。飴色玉ねぎが焦げてしまうのは火力が強かったり、混ぜ方が不十分ということが考えられますし、なかなか飴色が付かない場合は、火力が弱かったり、玉ねぎの量が多すぎることが考えれらます。

基本の飴色玉ねぎの作り方は、繊維に沿ってスライスした玉ねぎをフライパンで中火で炒め、玉ねぎの繊維がくっついてきたら水を足してさらに炒めます。また繊維がくっついてきたら水を足してさらに炒める作業を根気強く繰り返していくと、だんだん玉ねぎは飴色に変わっていきます。根気がいる作業ですが、しっかりいため続けて焦がさないように飴色玉ねぎを作りましょう。

飴色玉ねぎの簡単時短レシピ①は電子レンジを活用して作るレシピです。根気が必要な飴色玉ねぎも電子レンジを使えば簡単に作れますよ。必要な材料は玉ねぎのみです。飴色玉ねぎを作ると、玉ねぎのカサはぐっと下がるので、必要な分量より多めの玉ねぎを用意しましょう。
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それでは作り方です。まず玉ねぎは皮を剥いて洗い、繊維に沿ってスライスします。できるだけ薄くスライスするのがポイントですよ。耐熱皿にスライスした玉ねぎを広げ、ふんわりとラップをかけて5分～8分ほど加熱します。加熱時間はお使いの電子レンジによって調節してくださいね。

電子レンジで加熱したら、テフロン加工などくっつきにくい加工のフライパンで、油を敷かずに炒めていきます。オリーブオイルを敷いて炒めてもOKです。あとは飴色になるまで炒めていくだけです。電子レンジで加熱することで時短で飴色玉ねぎが完成しますよ。

飴色玉ねぎの簡単時短レシピ②は塩で揉んで水分を取るというレシピです。玉ねぎに含まれている水分を塩であらかじめ取っておくことで、時短で飴色玉ねぎが作れますよ。材料は必要な量の玉ねぎ、塩、ガーゼやふきんです。ガーゼやふきんは玉ねぎの水分を絞るのに必要なので、他にキッチンペーパーなどでも構いません。

作り方は、玉ねぎの皮を剥いて洗って繊維に沿ってスライスします。お好みでみじん切りにしてもOKです。ボウルに玉ねぎを入れて塩を適量振り10分ほど置いておくと、玉ねぎから水分が出てきます。ガーゼやふきんなどで玉ねぎを包んで水分をしっかり絞ります。

水分を絞ってカサが減った玉ねぎを次はフライパンで炒めていきます。くっつかない加工のフライパンなら油は敷かずにそのまま炒めていきます。もちろんオリーブオイルを使って炒めてもOKです。温めたフライパンを中火にし玉ねぎが飴色になるまで炒めていけば飴色玉ねぎの出来上がりです。

飴色玉ねぎの簡単時短レシピ③は圧力鍋を活用したレシピです。圧力鍋はカレーや肉じゃがなど煮込み料理に使われるイメージがありますが、通常炒めて作るような飴色玉ねぎを作るときにも大活躍するんですよ。材料は玉ねぎとオリーブオイルです。玉ねぎは3個～4個以上の量で作るのがおすすめです。1個だと少ないので失敗しやすくなります。

作り方は、玉ねぎの皮を剥いてキレイに洗い、繊維に沿ってスライスしましょう。圧力鍋にオリーブオイルを入れて熱し玉ねぎを加えてオリーブオイルとなじませます。なじんできたらしっかり蓋をして加熱します。重りが振れたら弱火で10分加圧し、圧が下がるのを待って蓋を開け、中火でさらに10分ほど飴色になるまで炒めていけば、飴色玉ねぎの出来上がりです。

飴色玉ねぎにはいろいろな使い道があります。カレーやシチュー、スープ、ハンバーグ、コロッケ、トマトソースなど玉ねぎを使う料理には飴色玉ねぎがピッタリ合います。カレーやシチュー、ハンバーグには飴色玉ねぎを使うという方も多いですが、コロッケやトマトソースに飴色玉ねぎを加えるとコクと香ばしさが加わって、まるでプロの味に！飴色玉ねぎの使い道は多いんです。

中でも飴色玉ねぎのおすすめの使い道はスープです。甘みと香ばしさ、コクが加わったスープは絶品です。スープの中でも飴色玉ねぎの魅力が活かせるスープは、オニオングラタンスープでしょう。オニオングラタンスープの材料は飴色玉ねぎ、バケット、コンソメ、塩コショウ、チーズです。

オニオングラタンスープの作り方は、鍋に飴色玉ねぎ、水、コンソメを入れて煮立ったら塩コショウで味を調えます。スープができたらカップ注いで、適当な大きさに切ったバケットを浮かべ、バケットの上にチーズを乗せます。トースターやオーブンでチーズに焦げ目が付くまで焼けば、甘さと香ばしさとコクがたまらない、オニオングラタンスープの出来上がりです。

飴色玉ねぎを作るときは、そのときに使う分量だけではなくたっぷり作るのがおすすめです。飴色玉ねぎは冷凍保存ができるからです。飴色玉ねぎを冷凍保存しておけば、使いたいときにいつでも使うことができて便利ですよ。

飴色玉ねぎの冷凍保存方法ですが、作って熱を冷ました飴色玉ねぎをフリーザーバッグに移します。できるだけ薄く平らにして冷凍保存しましょう。カレーやスープ、ハンバーグなどに使うときは、必要な分量をパキッと割って使いましょう。冷凍保存できる期間は約1ヵ月ほどです。冷凍保存して便利に活用しましょう。

根気が必要な飴色玉ねぎも、レンジや圧力鍋などを使うと簡単に時短で作ることができます。美味しい飴色玉ねぎはカレーやスープなど使い道はたくさんあります。料理に甘みや香ばしさやコクを加えてくれる飴色玉ねぎを加えれば、美味しさも断然違ってきますよ。冷凍保存できるのも便利ですね！簡単時短レシピで手軽に作っていろいろな料理に活用しましょう。