玉ねぎのすりおろしの方法まとめ!効果効能から食べ方もご紹介
玉ねぎは料理の応用がきく便利な食材の一つですが、その玉ねぎをすりおろしにする事によって効果効能が変わると言うことを知っていましたか?その玉ねぎのすりおろしを活用する事で効果効能を引き出し、また違った食べ方になる方法をここでみていきましょう。
目次
玉ねぎ本来の効果効能は?
玉ねぎはカレー・酢豚・グラタン・ドリア等、和食・洋食・中華料理にと、ありとあらゆる料理に使えて便利な万能食材のひとつですね。そしてスーパーマーケットなどで手に入れ易く、価格も比較的安定してしていて、使い勝手がいい手軽なお野菜のひとつですね。
玉ねぎには硫化アリルや硫化プロピルと言った成分が含まれていて、血糖値を下げる効果があるほか、「血液サラサラ効果」もあり、血栓も溶かしてくれると言う役割も果たしてくれます。また、特に女性には肌荒れ改善など、美容効果も期待できます。

玉ねぎのすりおろしで効果効能が変わる!
玉ねぎは「血液サラサラ効果」や美容効果など、女性にとって嬉しい効果効能が期待できる食材ですが、玉ねぎはすりおろしにして食べると食材によく馴染み、消化吸収に優れた食べ物になります。また、すりおろしにしてから炒めると、胃腸の調子が改善し食欲がない時でもスタミナを十分摂取しておなかの調子を整えてくれて、健康効果も期待できるのでオススメですよ。
また玉ねぎはすりおろしにすると、独特の辛味や風味が料理にアクセントを与えてドレッシングやサラダや焼き肉のタレやオニオンソースなど、いろいろな料理に応用がきくので上手く活用しましょう。特にお料理がワンパターンになってしまう時には玉ねぎのすりおろしを入れることで料理がまた違うものになってくるので、この方法を活用しましょう。

玉ねぎのすりおろしは道具で変わる!
包丁の選び方
玉ねぎのすりおろしにするにあたって、大事なことはまず包丁選びです。よく研がれていて切れる包丁をえらびましょう。玉ねぎは切る方向や切り方によって味が変わるので繊維に垂直に沿って切ると、空気に触れやすくなり、辛味が抑えられます。
おろし器の選び方
次に、おろし器を選ぶのも玉ねぎのすりおろしを作る時に大事な要素のひとつですね。包丁の切れ味も重要ですが、おろし器の切れ味がよくないと時間がかかり、余計な力もかかってしまうので、作業効率が悪くなってしまいます。できるだけ切れ味のいい、使い易いものを用意していきましょう。

玉ねぎのすりおろし方
玉ねぎをまず、半分にカットします。半分に切った玉ねぎをまた半分に切っていきます。ここで大事なポイントは、玉ねぎの芯を残すようにして上手く切ることです。なぜなら、芯を残さないと玉ねぎがバラバラになってしまい、すりおろすことができないからです。
玉ねぎの茶色い皮のところだけをむいていきます。玉ねぎの先端に茶色い部分があるのでその部分も切ってめくっていきます。そして、茶色い皮の部分は使わないので捨てましょう。そして芯の部分は泥がついていたら芯の部分は残す様に注意して泥のついている部分だけを包丁で切り落としていきます。その後に、玉ねぎを軽く水で洗いましょう。
芯ではない玉ねぎの先端部分をおろし器に押し付ける様にして、優しく円を描くようにしておろしていきましょう。大体75℃の角度ですりおろしていくと玉ねぎがバラバラにならずにいきます。おろし器の形で違いますが出来れば円を描くようにして優しくゆっくりとすりおろしていきましょう。
玉ねぎすりおろし、最終的には端っこみじん切りになるなあ(
— 駄文屋あさひ@iM@s最高! (@asahiya_WWer) October 12, 2017
玉ねぎをすりおろして最後に芯の近くまで来たら、玉ねぎのすりおろしを終わりにして、残った部分は食べられないので思い切って捨てましょう。もったいないですが、芯の部分ギリギリまですってしまうと手をケガして痛い思いをする可能性があるので、ここは思い切って捨てましょう。

玉ねぎのすりおろしの苦味対策
生玉ねぎすりおろしの苦行に挑戦するのっ?
— りこりす (@haribol98) January 28, 2018
せっかくの玉ねぎのすりおろしですが、すぐに使わないと苦味や辛味が出たり涙が出て止まらなくなったりと大変な思いをしますよね。そんな玉ねぎのすりおろしですが、対策としてすりおろす前にレンジで数十秒~1分加熱してすりおろしにすれば苦味を味わうこともなく済みますが、すりおろしにした後ではそうはいかなくなります。
ちゃんと今回は玉ねぎすりおろしにした!
— まみーぱぺっと@エルフーン使い (@mummypapet) February 5, 2018
それでは、玉ねぎのすりおろしを作ってしまった後の苦味をなくすにはどうしたらいいのか、ここで紹介していきましょう。
少し加熱してみる
お休みだった!
— よ し (@Areyou_fetter) December 12, 2017
ごめん気付かず
玉ねぎすりおろし?美味しそうだ〜☺️
すりおろしの玉ねぎを平らなお皿に並べて広げ、電子レンジで1~3分程温めておきます。生のでなければ、と言う時はこの方法は使えませんが電子レンジで少し加熱しても中までは完全に熱が通るという訳ではないので、どうしても苦味や辛味が強い時はこの電子レンジで加熱する方法でいくと、甘味が増して苦味や辛味がなくなっていきます。
リンゴやレモンで調節する
すりおろした玉ねぎを生で使いたいときにすりおろしたリンゴを少し入れて味を調節するのも一つの方法ですね。すりおろしたリンゴを少し入れてみると、苦味がなくなっていきます。また、レモン果汁も入れてみて味を調えてみるのも一つの方法でしょう。レシピによって味加減が全く変わってくるので参考にしてみてくださいね。
少し置いて苦味を消す
玉ねぎすりおろし、甘くなくて苦いんだけどいいのかなぁ? #2011july_baby
— コニー (@azihana) February 26, 2012
すりおろした玉ねぎを皿にのせて暫く置いておきます。そうすると、空気に触れることによって自然に苦味が消えていきます。ドレッシングなど、他の材料と混ぜてしまった時でもこの方法は使える方法ですので、上手く利用していくといいでしょう。
失敗しにくい玉ねぎを使う
どうしても失敗したくない場合は、甘味の強い新玉ねぎ・赤玉ねぎ・紫玉ねぎ・淡路島のフルーツ玉ねぎを使うという手もあります。ただ、玉ねぎによっては時期・種類・品種によって当たり外れの問題もありますので、自分の好みに合った玉ねぎを選びましょう。

玉ねぎのすりおろしの保存方法
残ってしまった玉ねぎのすりおろしは、製氷皿に入れて小分けにして冷凍保存した方が使い切りやすくムダも出ないのでオススメですね。大体保存期間は一ヶ月以内をメドに食べ切った方が美味しく食べられるので、特に水分の多い新玉ねぎのすりおろしには劣化が早く進むので早めに使い切りましょう。

玉ねぎのすりおろしを使った料理①魚料理として
おはようございます。朝ご飯のメインは鰆の梅酒漬けです。漬けダレは〔梅酒・醤油・玉ねぎすりおろし〕
— なお (@nao1221322) December 17, 2017
ほのかに梅が香り立っていい風味#おうちごはん #お腹ペコリン部 #日本自炊協会 pic.twitter.com/yb9lgfkISx
玉ねぎのすりおろしの食べ方としてはまず、魚を使った料理に健康効果を引き出せます。アジ・サバの南蛮漬けに玉ねぎのすりおろしを入れると風味が倍増し、美味しい食べ方になりますね。また、サワラなどの焼き魚に玉ねぎのすりおろしをタレとして入れたり、カツオなどの刺身の薬味としても大いに活躍するので、魚料理にはぜひ、玉ねぎのすりおろしを使いましょう。

玉ねぎのすりおろしを使った料理②肉料理として
豚肉の生姜焼き
玉ねぎのすりおろしの効果効能を引き出すにはまず、肉に揉み込むことです。特に、豚肉の生姜焼きを作る場合には、豚肉と一緒に1時間ほど漬け込み、揉み込む事で肉が柔らかくなります。そして漬け込んだ肉を焼いて、すりおろした玉ねぎも一緒にソースとして利用しましょう。そうすれば、また違った食べ方が出来ます。
スープカレー
カレーにすりおろした玉ねぎを入れる事で時間短縮や使用する野菜量も増える、更に野菜の旨味もしっかりと感じられるというメリットがあります。特にスープカレーはどうでしょうか。人参やジャガイモだけではなく、舞茸やカボチャ等、好みの野菜を入れて作るのもオススメですよ。また人参・リンゴもすりおろして入れると美味しいスープカレーが出来るのでぜひ活用しましょう。
玉ねぎすりおろし入り唐揚げ
唐揚げを作る時に玉ねぎ・生姜・にんにくをすりおろして、そこに一口大に切った鶏肉を入れ30分程漬け込み片栗粉をつけて揚げれば、ふっくらとジューシーで美味しい玉ねぎすりおろし入りの唐揚げが完成です。大事なポイントは揚げる時に最初は中火で火を通し、最後は高温でカラッと二度揚げることです。カリカリした食感の唐揚げができるのでこれはオススメですよ。

玉ねぎのすりおろしで美味しい食べ方になる!
玉ねぎのすりおろしは作る時に涙が出たり、すぐに使わないといけないと言う面で作るのが面倒くさい、とか言う人も結構いらっしゃることでしょう。けど、玉ねぎのすりおろしは料理には魚や肉にも使え、美味しい食べ方を発揮してくれます。また、健康面ではいろいろな効果効能を発揮してくれます。ぜひ、この玉ねぎのすりおろしを活用し、日々の食卓に潤いを入れていきましょう。
