ミステリードラマ絶対おすすめランキング!何度も観たくなる面白い作品集!
恋愛ものもいいけれど、謎が謎を呼ぶミステリードラマって最高に面白いですよね。ほぼ毎クール新しいミステリードラマが登場するのでもしかしたら見逃している名作があるかも?そんな方向けに面白いミステリードラマをランキング形式でご紹介します。
目次
- 日本のミステリードラマは面白い
- おすすめのミステリードラマランキング30位~29位:古い作品も楽しい
- おすすめのミステリードラマランキング28位~27位:堤幸彦作品は外せない
- おすすめのミステリードラマランキング26位:注目の新鋭脚本家による作品
- おすすめのミステリードラマランキング25位:人気の復讐系ミステリー
- おすすめのミステリードラマランキング24位:人気の湊かなえ原作作品
- おすすめのミステリードラマランキング23位:井上由美子のミステリードラマ
- おすすめのミステリードラマランキング22位:名脚本家・野沢尚の名作
- おすすめのミステリードラマランキング21位:仲間由紀恵の謎の悪女ぶりがすごい
- おすすめのミステリードラマランキング20位:短編・中編の東野圭吾作品のドラマ化
- おすすめのミステリードラマランキング19位:クドカンの名作ミステリー
- おすすめのミステリードラマランキング18位:作中音楽も人気のドラマ
- おすすめのミステリードラマランキング17位:相場英雄原作の社会派ミステリー
- おすすめのミステリードラマランキング16位:福山雅治の人気ミステリードラマ
- おすすめのミステリードラマランキング15位:見比べてみたい同名別俳優作品
- おすすめのミステリードラマランキング14位:女性警官が奮闘するシリーズ
- おすすめのミステリードラマランキング13位:何度も実写化されている名作
- おすすめのミステリードラマランキング12位:小泉今日子の演技を堪能する
- おすすめのミステリードラマランキング11位:宮部みゆきの人気作品をドラマ化
- おすすめのミステリードラマランキング10位:LGBTにも触れた快作
- おすすめのミステリードラマランキング9位:ギャップありの主人公が人気
- おすすめのミステリードラマランキング8位:胸が痛くなる名作
- おすすめのミステリードラマランキング7位:香取慎吾も1話目に登場
- おすすめのミステリードラマランキング6位:旬の4人が集まった作品
- おすすめのミステリードラマランキング5位:復讐ドラマの決定版
- おすすめのミステリードラマランキング4位:世界観がすごいハイスペックミステリー
- おすすめのミステリードラマランキング3位:長編小説をドラマ化
- おすすめのミステリードラマランキング2位:東野圭吾が描く悲しい2人の話
- おすすめのミステリードラマランキング1位:東野圭吾の人気ミステリーを最高のドラマで
- 何度見ても面白い日本のミステリードラマ
日本のミステリードラマは面白い
ミステリードラマはお好きですか?海外有名ミステリードラマもいいけれど、日本にもたくさん面白いミステリードラマがあります。新しいドラマが生まれていく中で、もしかしたらあなたが見逃してしまった名作ドラマがあるかもしれません。今回はランキング形式でミステリー好きなら是非見ておきたい日本の名作ミステリードラマをご紹介していきます。
おすすめのミステリードラマランキング30位~29位:古い作品も楽しい
30位:古畑任三郎
面白い日本のミステリードラマ30位は「古畑任三郎」です。初放送は1994年の田村正和主演の倒叙ミステリーで、続編やスペシャル、派生作品「古畑中学生」が作られるほど大人気ドラマとなりました。名脚本家・三谷幸喜の出世作でもあり、田村正和演じる刑事・古畑任三郎がスタイリッシュに犯人を追い込んでいく姿が、のちのミステリー作品に大きく影響を与えました。
同じく三谷幸喜脚本作品として、2015年のフジテレビ開局55周年特別企画に放送されたのが「オリエント急行殺人事件」です。海外ミステリーの名作「オリエント急行の殺人」をベースとし、野村萬斎を主演とした作品です。脇を固めるその他の出演陣も、松嶋菜々子・二宮和也・杏・玉木宏と放送されたお正月明けにふさわしく非常に豪華で華やかです。
29位:金田一少年の事件簿
面白い日本のミステリードラマ29位は「金田一少年の事件簿」です。少年漫画を原作とし、1995年に堂本剛を主演として実写ドラマ化しました。名探偵を祖父に持つ高校生の少年が「じっちゃんの名にかけてっ!」をキメ台詞とし様々な事件を解き明かします。国内外のミステリー小説にインスパイアされたトリックも多く見受けられるため推理ファンにも話題です。
主演の金田一一(きんだいちはじめ)は1995年の堂本剛を皮切りに、2001年からは松本潤、2005年は亀梨和也が演じています。そして2013年からは山田涼介が4代目として主演を演じました。「金田一のドラマ面白いよね」という方もどの主演を推しているかは人それぞれです。あなたのお気に入りの主演俳優は誰になりそうですか?
金田一少年の事件簿の続編「金田一37歳の事件簿」がイブニングで連載開始した模様。ファンの中では37歳は堂本剛の年齢と合わせてて彼が主役でドラマ化決まってるのではと推測されてるね。こういうのよく気付くよなぁ。
— 電書王 (@densyoou) January 24, 2018
2018年、漫画「金田一37歳の事件簿」が連載スタートしました。高校生だった金田一くんが本作品では37歳となりドラマ化をする際には、誰がキャスティングされるのかと早くも話題になっています。2、3年スパンで交代してきた金田一少年シリーズの主人公。次にドラマ化されるのは少年版でしょうか、大人版でしょうか。
おすすめのミステリードラマランキング28位~27位:堤幸彦作品は外せない
28位:ケイゾク
面白い日本のミステリードラマ28位は1999年より放送された「ケイゾク」です。主演の二人が、のちに実際に長い交際関係になるほど熱演したドラマとしても知られ、劇場版も作られるほど人気を博しました。迷宮入りした事件を”ケイゾク”して捜査しつづける警視庁捜査一課弐係を舞台に、東大法学部卒のちょっと変わった女刑事と過去に傷を持つ男性刑事を中心に展開します。
27位:TRICK
面白い日本のミステリードラマ27位は「TRICK」で、同じ堤幸彦作品として「ケイゾク」の後に作られました。「ケイゾク」以上のヒットとなり2000年に始まり、スペシャルや劇場版も作られ2014年に完結しました。フリーの奇術師と大学教授が、一見超常現象や超能力でないと解説できないような事変や事件の”トリック”を解き明かして解決していくストーリーです。
おすすめのミステリードラマランキング26位:注目の新鋭脚本家による作品
面白い日本のミステリードラマ26位は「ブラックリベンジ」です。佐藤友治によるオリジナル脚本で、ねつ造記事により、夫もお腹の中の赤ちゃんも失ってしまった女性が、復讐のためにねつ造記事を生み出した出版社の契約ライターとなるストーリー。2017年のドラマで、主演は木村多江。DAIGOの出演も話題となりました。
今日見たドラマ『ブラックリベンジ』のあらすじがどう見てもマンガの『復讐の未亡人』なんだが、原作なのかな??
— ゆかりと申します@ただのヒモ (@37458Macky) October 12, 2017
1話目からかぶってる気がする... pic.twitter.com/Kf8T1FRyKk
「ブラックリベンジ」はオリジナル作品ですが、漫画「復讐の未亡人」(黒澤R・著)にドラマの2話が似ていると話題となりました。しかし結婚式での●●を用いた復讐(ネタバレのため伏せます)はよくある手法ともいえますので、偶然の一致ではないでしょうか。特にドラマスタッフ側からは「復讐の未亡人」についての言及はありません。
佐藤友治は、有栖川有栖による人気ミステリー小説を実写化したドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(2016年)でも脚本を担当しました。犯罪学者火村(斎藤工)と推理小説家有栖川有栖(窪田正孝)が事件と対峙するストーリーです。原作と比べて少しひ弱で情けない火村で、原作とはまた違った味わいがあります。
おすすめのミステリードラマランキング25位:人気の復讐系ミステリー
面白い日本のミステリードラマ25位は「ギルティ 悪魔と契約した女」。2010年に菅野美穂主演で放送された復讐ミステリードラマです。義兄と甥を殺したという無実の罪を着せられて13年間も服役していた主人公が、事件の真相を探ると共に、復讐していくストーリー。キャリア組の警視との許されない恋も良いスパイスとなっているスリリングなミステリードラマです。
惜しくもランキング外とはなりましたが、「アリスの棘」もおすすめしたい復讐を主題としたミステリードラマです。「不思議の国のアリス」をモチーフとしており、非常にスタイリッシュな演出が光ります。上野樹里演じる女医の主人公が、医師だった父親を冤罪で殺された復讐を行なうというストーリーです。
アリスの棘と魔王って似てる?と思ったら、同じこと思ってる人が多かった。てゆうかどっちも西田さんだ!
— あずさ🌈 (@mini_cro) June 13, 2014
「アリスの棘」と大野智主演の「魔王」(2008年)には同じ復讐系ミステリードラマということもあり、似通った点が多いことも話題になりました。監修(西田征史)も同じ方なので言及はされていませんが意図的だったのかもしれませんね。復讐相手に犯行予告としてトランプを送りつける「アリスの棘」、タロットを送りつける「魔王」といった部分が一番よく似ています。
おすすめのミステリードラマランキング24位:人気の湊かなえ原作作品
面白い日本のミステリードラマ24位は「Nのために」は2014年にドラマ化された作家・湊かなえ原作のドラマです。物語の主要人物は、氏名のいずれかに「N」が入っており、その男女間でさまざまな犠牲をはらうストーリーです。まさに「Nのために」時には殺人すら起こし、またかばうのです。「八月の蝉」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子の手腕も光ります。
ランキングには惜しくも入りませんでしたが、2017年にドラマ化した「リバース」もおすすめしたい湊かなえ作品です。主演は藤原竜也で、湊かなえ自身がドラマのために加筆し、原作とは異なるラストを楽しむことができます。湊かなえドラマ作品は複数の登場人物がリアルに描写され、感情の機微や思惑も非常によく伝わってくる上に、最後はすっきりまとめてくれると評判です。
こちらもランキング外ながら、おすすめしたい湊かなえ原作のミステリードラマです。2013年に放送され、主演は鈴木京香。鈴木京香は品がある美貌のアラフィフといった役柄が多い中、本作では平凡なパート主婦を演じ、話題となりました。高級住宅地を舞台に立て続けに不幸に見舞われる二家族を中心につづられるストーリーです。
おすすめのミステリードラマランキング23位:井上由美子のミステリードラマ
面白い日本のミステリードラマ23位は「お母さん、娘をやめていいですか?」です。2017年に放送され、主演は波瑠。原作はなく、木村拓哉のドラマを多く手掛けていることで知られる井上由美子のオリジナル脚本です。娘への依存心が強い母親と、母離れできない娘の異常な関係がトリガーとなり、引き起こす悲劇を描いています。
ランキング外ではありますが「パンドラ」も井上由美子脚本のおすすめミステリードラマです。2008年放送された三上博史主演の医療ミステリーで、映えある第1回東京ドラマアウォード・グランプリ受賞作品でもあります。癌の特効薬を発明した主人公が、実験体として秘密裡に投与した患者の少女が実はさまざまな犯罪をおかしていて……といったことから始まるストーリーです。
もうひとつ井上由美子脚本作品でおすすめなのが2014年に放送された考古学ミステリードラマ「地の塩」です。主演・大泉洋演じる発掘の名人であるラボの所長が、発掘現場から若い女性の骨を見つけてしまったことから事件に巻き込まれていくストーリーです。2000年に実際に起きた「旧石器捏造事件」を下敷きにしているため非常にリアリティがあります。
おすすめのミステリードラマランキング22位:名脚本家・野沢尚の名作
面白い日本のミステリードラマ22位は「眠れる森 A Sleeping Forest」です。原作・脚本と共に野沢尚が担当しています。野沢尚が44歳の若さで早逝されたこともありファンの間では伝説的な作品となっています。1998年に放送され主演は中山美穂と木村拓哉。記憶喪失の女性とそんな彼女に付きまとう女性のすべてを知る謎の青年、そして惨殺事件……といったストーリーです。
おすすめのミステリードラマランキング21位:仲間由紀恵の謎の悪女ぶりがすごい
面白い日本のミステリードラマ21位は「美しい隣人」です。2011年に放送された仲間由紀恵主演のドラマです。仲間由紀恵演じる謎の女・沙希が、檀れい演じる幸せな主婦・絵里子とその一家や関わった人々を、破滅へと導くストーリーです。沙希の謎の言動が何を意味するのか解き明かされるまで視聴者はずっと沙希の恐ろしさに震え続けることになります。
アニメ見すぎたから休憩で仲間由紀恵のサキ見てるけど面白い😂たまにはドラマも良い☺︎ pic.twitter.com/BH4Y248d3v
— いちぱす (@ichikatok) September 18, 2016
「美しい隣人」の前日談がこの2013年に放送された「サキ」です。仲間由紀恵演じる謎の女・沙希(サキ)が一体どういった出生、経過を経て「美しい隣人」で見せたモンスターへと変貌していったのか非常にわかりやすく描かれています。時系列的には「サキ」が先ですが、補完的意味合いで「サキ」はあとに見た方が楽しめるという声が多いようです。
おすすめのミステリードラマランキング20位:短編・中編の東野圭吾作品のドラマ化
面白い日本のミステリードラマ20位は「変身」。2014年に放送された人気ミステリー作家東野圭吾の中編を実写ドラマ化したもので、5話で完結するミステリードラマです。主演は神木隆之介と二階堂ふみで、医療サスペンスミステリーでもあり、2人のラブストーリーでもあります。コンパクトにまとまっていますので中だるみなく濃厚なストーリーが楽しめます。
ランキング外ではありますが、東野圭吾の3冊の短編集より11冊の作品をドラマ化した「東野圭吾ミステリーズ」(2012年)もおすすめです。シリアス・ホラー・コメディと様々な東野圭吾のミステリー作品がドラマで楽しめます。全編を内包する形でナビケーションパートがあり、おまけ的な楽しみもあります。
東野圭吾ミステリーズ、録画分をコツコツ見てます。石井克人監督の作品が1番面白かったな☆はやく監督の映画が見たいな〜(^∇^)
— Jyumi (@sky625) September 23, 2012
フジテレビということもあり、放送中は視聴率がふるわず見逃した方も多い「東野圭吾ミステリーズ」。オムニバス形式ということで「世にも奇妙な物語」などをみる感覚でさらっと見られますので、ぜひお好きな回を探してみて下さいね。
おすすめのミステリードラマランキング19位:クドカンの名作ミステリー
面白い日本のミステリードラマ19位は「池袋ウエストゲートパーク」。2000年に放送され、主演は長瀬智也で原作は石田衣良の同名小説。池袋西口公園=池袋ウェストゲートパークを中心に繰り広げられる青春ミステリーで、大変な人気となった作品です。脚本を担当したクドカンテイストが多く取り入れられ、原作とは大きく異なる内容となっています。
Blu-ray BOX、特典付き!!
— 大 (@daisukechepop) December 19, 2017
予約しよう◎
また、大切な物が増えますღ✧
(*˘︶˘人)#監獄のお姫さま#小泉今日子 #菅野美穂#森下愛子 #坂井真紀#満島ひかり #夏帆#伊勢谷友介 #猫背椿 pic.twitter.com/gRtz4O3WK4
同じくクドカンのトリッキーな魅力が満載なのが、2017年に放送された「監獄のお姫さま」です。6人の女優(小泉今日子・満島ひかり・菅野美穂・夏帆・坂井真紀・森下愛子)が主要登場人物を演じる、復讐要素のある犯罪ミステリードラマです。夏帆演じるしのぶが、副社長殺しの冤罪をかけられた復讐をするため、女子刑務所で出会った6人が暗躍することから始まります。
おすすめのミステリードラマランキング18位:作中音楽も人気のドラマ
面白い日本のミステリードラマ18位は「氷の世界」です。1999年に、放送された作品で、脚本家は野沢尚、主演は竹野内豊です。1998年に起きた和歌山毒物カレー事件を下敷きに、保険会社につとめる主人公が惚れられた男性が次々と死亡するという女教師・塔子(松嶋菜々子)と接触することでストーリーは展開していきます。ドラマ本編だけでなく作中音楽も評判が高い作品です。
おすすめのミステリードラマランキング17位:相場英雄原作の社会派ミステリー
面白い日本のミステリードラマ17位は「震える牛」。2013年に放送された相場英雄原作の社会派ミステリー小説が原作のドラマです。日本を揺るがす大問題となった牛肉偽装事件を下敷きにしており、主人公である刑事が食肉偽装事件の闇を暴いていくといった硬派なストーリーです。主演は三上博史で、5話で完結の作品です。
このドラマの放送がされたのはWOWOW。テーマが食肉偽装問題という非常にきわどい内容の原作小説で、スポンサーありきの民放ではドラマ化はまず無理だったのではないかと言われています。原作小説に忠実に作り上げられており、大筋にはほとんど変更がありません。
ランキング外ながらおすすめしたいのが、同じく相場英雄原作のドラマ「血の轍」です。こちらは2014年に放送された公安と刑事の対立を描いた社会派ミステリードラマです。主役の捜査一課警部補・兎沢実を演じるのは谷原章介、脇を原田泰造、高嶋政伸を固めています。
おすすめのミステリードラマランキング16位:福山雅治の人気ミステリードラマ
面白い日本のミステリードラマ16位は「ガリレオ」です。2007年より放送された人気シリーズで、劇場版、シーズン2も製作されました。主人公の理工学部物理学科准教授・湯川学を演じるのは福山雅治、衝突しながらも協力しあう女刑事は柴咲コウが演じました。原作は東野圭吾の短編小説「探偵ガリレオ」と「予知夢」が用いられました。
コードブルーの再放送にガリレオが入った
— TOMO ԅ(¯﹃¯ԅ) (@Libertywalk86_) September 23, 2017
ガリレオ柴咲コウ or ガリレオ吉高由里子
どっちの方が人気なんやろ?
柴咲コウはいいね
吉高由里子はRT#柴咲コウ #吉高由里子 #ガリレオ pic.twitter.com/bmZkhZPxVo
シーズン2は2013年より放送されました。シーズン2では柴咲コウが演じていたヒロインポジションが吉高由里子に変更になり、大騒ぎとなる一幕も。シーズン2での原作は「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」「虚像の道化師 ガリレオ7」「禁断の魔術 ガリレオ8」が使われています。
おすすめのミステリードラマランキング15位:見比べてみたい同名別俳優作品
面白い日本のミステリードラマ15位は「QUIZ SHOW」です。櫻井翔主演で2009年に放送されました。櫻井翔が演じるのが、記憶を失い普段は軟禁されている青年・神山悟。一体なぜ、横山裕演じる・本間に軟禁されているのか、そしてクイズの司会をさせられているのかその謎が解けていく様子を楽しみましょう。この後紹介する片桐版「QUIZ SHOW」のリメイク版にあたります。
ラーメンズの片桐仁が演じる「QUIZ SHOW」は櫻井翔版より先んじて2008年に放送されました。櫻井翔版に比べてセットなどがシンプルではありますが、その分演技者の狂気が光る演出がされています。見比べてみるのも面白いでしょう。
おすすめのミステリードラマランキング14位:女性警官が奮闘するシリーズ
面白い日本のミステリードラマ14位は「ストロベリーナイト」です。2010年より4度のスペシャルドラマとして登場し、2012年には連続ドラマ化、さらには劇場版も製作された人気ミステリードラマです。主演は竹内結子で、過去に辛い経験をした女性警官・姫川玲子が、トラウマを抱えながら事件と対峙していくストーリーです。
「ストロベリーナイト」は姫川玲子シリーズとして7冊発行されています。表題作「ストロベリーナイト」がドラマのタイトルとして採用された形になりますが、続編の内容もドラマに多く反映しています。原作者によれば主役の姫川玲子は松嶋菜々子のイメージでキャラ設定したということ。原作を読むときはドラマ版主演の竹内結子でなく、松嶋菜々子を想像しても楽しいかも。
おすすめのミステリードラマランキング13位:何度も実写化されている名作
面白い日本のミステリードラマ13位は「家族ゲーム」です。何度も映像化されていますが、最後に映像化したのが2013年放送の櫻井翔版です。主人公の家庭教師・吉本荒野は東大合格率100%だと主張するスーパー家庭教師。そういった名目で沼田家に入り込み、そして沼田家を崩壊へと追い込むのですがその本意とは……といったストーリーです。
自ら演出にさまざまな進言をして作り上げたという櫻井翔版・吉本荒野をはじめとして、いずれのバージョンの吉本荒野も過激で破天荒なのがこの作品の見どころです。鹿賀丈史版・長渕剛版など見比べてみるのも楽しいのではないでしょうか。
おすすめのミステリードラマランキング12位:小泉今日子の演技を堪能する
面白い日本のミステリードラマ12位は「贖罪」です。2012年に放送されたミステリードラマです。章ごとに主人公が変わる本作品で、メインとされたのが「償い」の主人公・麻子。その麻子を演じたのが小泉今日子です。田舎町に引っ越してきた美少女とその一家に起きた不幸と、その美少女の同級生だった少女たちと美少女の母親(小泉今日子)を軸にストーリーは展開していきます。
年々その演技力に磨きがかかっていく小泉今日子ですが、1985年に放送された、初主演連続ドラマ「少女に何が起こったか」では素朴な演技を見せています。「少女に何が起こったか」はミステリードラマとしてももちろん面白い作品で、小泉今日子は亡き母を勘当した祖父に改心させるため、使用人として働きながらも特待生で音大でピアノの勉強をする苦労人の少女の役柄です。
おすすめのミステリードラマランキング11位:宮部みゆきの人気作品をドラマ化
面白い日本のミステリードラマ11位は「名もなき毒」です。宮部みゆきの同名小説を原作とし、2013年に放送されてました。宅地土壌汚染やシックハウス症候群など社会風刺的意味合いを持つミステリー作品です。主人公の小泉孝太郎は原作者である宮部みゆきからの指名によりキャスティングされたということもあり、難役がハマっています。
小泉孝太郎が演じる会長の嫁婿である三郎が、会社の広報室あてに虚偽のセクハラ・嫌がらせの訴訟を起こしてきた元バイト・いずみへの対処を会長から言い渡されて尽力するも、謎が謎を呼び、三郎自身も巻き込まれていくストーリーです。「誰か Somebody」の続編にあたる現代ミステリー小説となります。杉村三郎シリーズの2作目でもあります。
「名もなき毒」の続編として、杉村三郎シリーズ第3作目「ペテロの葬列」も2014年にドラマ化されています。主演は小泉孝太郎で、続投という形になります。人気の高橋一生が出演したことで最近見逃していた方が多く視聴されているようです。
おすすめのミステリードラマランキング10位:LGBTにも触れた快作
面白い日本のミステリードラマ10位は「ラストフレンズ」です。2008年に放送された、長澤まさみ・上野樹里・錦戸亮・瑛太・水川あさみを主要人物とした作品です。上野樹里が長澤まさみに思いを寄せるなど当時ではまだ珍しいLGBT要素がある作品として最近多くの方が見直されています。DV問題が含まれているのも先見の目があったのではないでしょうか。
おすすめのミステリードラマランキング9位:ギャップありの主人公が人気
面白い日本のミステリードラマ9位は「鍵のかかった部屋」です。2012年に放送された同名小説の実写ドラマ化で、主演は大野智。大野智演じる榎本径が、ひょんなことから出会った弁護士2人と、あらゆる密室殺人のトリックをそのセキュリティの知識と開錠技術で解決していくといったストーリー。さまざまな開錠知識を持つ榎本の影のある魅力が人気となりました。
Blu-rayの販売実績や視聴率など申し分なく、人気作品として続編が作られることが期待されていますが、原作のストックがないのが最大の問題です。著者・貴志雄介もドラマの出来を絶賛しながらも、自身の遅筆ぶりに触れるほど。スペシャルドラマの放送はありましたが連続ドラマとしての原作ストックは0といった状態です。
おすすめのミステリードラマランキング8位:胸が痛くなる名作
面白い日本のミステリードラマ8位は「永遠の仔」です。天童荒太の長編ミステリー小説を原作としたミステリードラマで、虐待を受けて育って3人の子どもが出会い、そして成長して再開したことで始まる事件とその顛末を描いたストーリーです。それぞれ異なる虐待を受ける子どもたちが可哀想と放送時は視聴率が伸びませんでしたが、後に原作と共に大きな評価を受けた名作です。
原作小説はハードカバーでは上下巻、文庫本では5冊出ている長編作品です。ドラマとはかなりキャラクターの発言などが異なり、原作ではしっかりしている人がドラマでは弱い人間だということもあります。気になる方はぜひ長い小説にはなりますが、あわせて読んでみるとよりドラマが楽しめますよ。
おすすめのミステリードラマランキング7位:香取慎吾も1話目に登場
面白い日本のミステリードラマ7位は「沙粧妙子 最後の事件」です。95年に放送された20年以上前のドラマですが、薔薇を印象的に使ったりと非常にスタイリッシュで今見ても色あせないカッコよさがあります。主演の警部補・沙粧妙子を演じる浅野温子の美貌も素晴らしいです。脚本は「ナイトヘッド」などで知られる飯田譲二で、毎話の犯人も個性的です。
おすすめのミステリードラマランキング6位:旬の4人が集まった作品
面白い日本のミステリードラマ6位は「カルテット」です。2017年に放送され、主要人物に松たか子・満島ひかり・高橋一生・松田龍平・宮藤官九郎。主題歌を主要人物が歌い上げたことでも話題となりました。演奏家を諦めきれない男女4人が集まり「カルテット」を結成するのですが、松たか子演じる巻真紀はカルテットの一員の1人から監視されていて…といったストーリーです。
おすすめのミステリードラマランキング5位:復讐ドラマの決定版
面白い日本のミステリードラマ5位は「魔王」です。2008年に放送され、主演は大野智。DVDはかなりの高セールスをマークし、TBS社長より「魔王のDVD(の売上)に救われた」との言葉があるほどのヒットとなりました。大野演じる成瀬が母と弟の恨みを晴らすため、生田斗真演じる芹沢らに復讐していくといったストーリーです。
2007年に韓国で放送された「魔王」のリメイク作品となる大野版「魔王」。日本向けに登場人物の名前や年齢、小道具などの変更が行なわれています。気になる方は見比べてみても楽しいかもしれませんね。
おすすめのミステリードラマランキング4位:世界観がすごいハイスペックミステリー
面白い日本のミステリードラマ4位は「SPEC」です。「ケイゾク」「トリック」で知られる堤幸彦監督のスタイリッシュなミステリー作品で2010年より放送され、2013年に劇場版で完結しました。特殊事件を担当する未詳事件特別対策係に配属されたIQ201の変人の当麻と、特殊部隊出身の瀬文があらゆる事件と対峙する内に様々な陰謀に巻き込まれていくストーリーです。
視聴する順番がややこしいので記しておきます。テレビドラマ版「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」の次に見たいのがスペシャルドラマ「SPEC〜翔〜」「SPEC〜零〜」で、次に劇場版「劇場版 SPEC〜天〜 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」「劇場版 SPEC〜結〜 漸ノ篇」「劇場版 SPEC〜結〜 爻ノ篇」と追っていきましょう。
おすすめのミステリードラマランキング3位:長編小説をドラマ化
面白い日本のミステリードラマ3位は「家族狩り」です。2014年に放送され、主要人物は松雪泰子等で同名小説の実写化となります。同作者の「永遠の仔」と等しく、子どもが犠牲となる虐待なども描かれています。松雪泰子演じる児童心理士・氷崎が香水のような香りから連続して起きている子どもが家族をを殺す一家心中に関与していると疑われることからストーリーは始まります。
原作となる家族狩りは長編小説で、文庫版では第1部から第5部に分かれています。1995年に発行したということもあり、ドラマ化する際には現代の事情に合わせて大石静らが脚本化をしました。近年に起きた犯罪のエッセンスも取り入れられ、話題となった「黒子のバスケ脅迫事件」より冒頭陳述部分を引用したことは、特に話題となりました。
おすすめのミステリードラマランキング2位:東野圭吾が描く悲しい2人の話
面白い日本のミステリードラマ2位は「白夜行」です。2006年に放送され、主演は綾瀬はるかと山田孝之。東野圭吾の同名小説を実写化したドラマです。亮司(山田孝之)と雪穂(綾瀬はるか)が過酷な幼少期に犯した犯罪に捉われ、結局次から次へと犯行を繰り返してしまうといった悲しい2人を14年間追ったストーリーです。
原作との違いは多く、ドラマ版は2人の関係性を早めに読者に対して明らかにして、等身大の少年・少女の苦悩や葛藤の描写を増やしてあります。原作ではどうしても残忍かつ冷酷に見える2人の行動も、ドラマでは「仕方ない……?のかな?」と思わせる演出が多々見られます。
「白夜行」を見て、あのあとどうなったんだろう?と思った方におすすめなのが「幻夜」です。「白夜行」の続編であり、その後について書かれています。ただ、「白夜行の単なる続編にはしたくなかった」というような旨の発言を著者の東野圭吾はしており、この本を先に読んでも面白く読めるようにできています。
おすすめのミステリードラマランキング1位:東野圭吾の人気ミステリーを最高のドラマで
面白い日本のミステリードラマ2位は「流星の絆」です。2008年に放送され、主演は二宮和也。東野圭吾の同名小説を原作とし、宮藤官九郎が脚本を担当したドラマです。両親を殺され、洋食店を営む父の秘蔵のレシピ奪われた3兄妹が助け合いながら犯人を捜し、敵討ちをしようとするといったストーリーです。最終回の最高視聴率は22.6%をマークするなど話題を呼びました。
東野圭吾の小説で1.2位を争う人気タイトルである「流星の絆」。ドラマ化する際には宮藤官九郎テイストがたっぷり加味され、原作にはないコミカルなシーンも多くありましたがテンポの良さがウケたのか原作ファンからの抵抗はあまりなかったと言われています。原作とドラマでは大筋でもかなりの変更がありますので、気になる方はぜひご一読くださいね。
何度見ても面白い日本のミステリードラマ
日本の面白いミステリードラマをランキング形式でご紹介しました。ハラハラ、ドキドキ、感動の涙、トキメキ……ミステリードラマはさまざまな感情をかき立ててくれますよね。近年のものは購入も可能ですが、少し古く、絶盤のものでもレンタルや有料動画配信サービスでは視聴可能ですのでぜひ気になる作品をチェックしてみてくださいね。