玉ねぎを冷蔵庫で保存する最適な方法とは?賞味期限についても
玉ねぎは生で食べても美味しいですし、煮物やカレーなどの煮込み料理に使っても美味しい大活躍の野菜ですね。そんな玉ねぎの最適な保存方法をご存知でしょうか?冷蔵庫で保存する方も多い玉ねぎですが、最適な冷蔵庫での保存方法や賞味期限についてご紹介します。
目次
玉ねぎを冷蔵庫で保存する最適な方法をご紹介!
サラダやカレーなどいろいろな料理に大活躍する玉ねぎ。玉ねぎは1年中価格も安定して安いので、安定の定番野菜として使われています。そんな定番野菜の玉ねぎですが、購入後、家ではどのように保存していますか?ほとんどの方が購入後、ポリ袋や購入時のネットのまま、冷蔵庫の野菜室で保存しているのではないでしょうか?玉ねぎを長持ちさせる最適な保存方法は何でしょうか?
野菜によっては冷蔵庫で保存した方が良いものや常温保存した方が良いものなどいろいろありますよね。玉ねぎはどうやって保存するのが1番長く美味しく食べられる保存方法として最適なのでしょうか?今回は大活躍野菜の玉ねぎを冷蔵庫で保存するときの、最適な保存方法や賞味期限についてご紹介します。

玉ねぎの適切な保存方法は?
玉ねぎは冷蔵庫での保存は向いていない!
玉ねぎは、常温保存が基本ですよ〜途中まで使ってるなら冷蔵庫ですが。
— ゆみこ (@yoiemon0612) December 13, 2017
冷蔵庫で保存している方も多い玉ねぎですが、玉ねぎを長持ちさせて美味しく食べられる保存方法は冷蔵庫での冷蔵保存ではなくて常温保存なんです。冷蔵庫で保存するほうが食品は長持ちするイメージがありますが、玉ねぎは常温保存の方が長く美味しく食べられる保存方法なんですよ。
というのも、玉ねぎは湿気に弱い野菜だからなんです。冷蔵庫の野菜室は非常に湿気が高く、90%前後もあります。これはたくさんの野菜が入っていることもありますが、湿気を多くすることで野菜を乾燥させないようにするためなんです。そのため冷蔵庫の野菜室に玉ねぎを入れてしまうと、湿気によって傷みやすくなり、本来日持ちする野菜である玉ねぎが日持ちしなくなります。
玉ねぎの最適な保存方法は、直射日光が当たらずに風通しが良いところで常温保存がベストです。購入したときのネットや、ストッキングなどに入れて吊るして保存するのが、最適な玉ねぎの保存方法なんです。吊るせない場合は、かごに玉ねぎが重ならないように置いて風通しが良く、直射日光が当たらないところに置いておいても良いですよ。
玉ねぎの冷蔵庫での保存方法
玉ねぎを冷蔵庫で上手に保存するには?
実は玉ねぎの保存方法としてはあまり向いていない冷蔵庫での保存ですが、最適な保存方法をすれば、湿気が多い冷蔵庫の野菜室でも玉ねぎを美味しく長持ちさせることができます。冷蔵庫の野菜室はたくさんの野菜が入っているため湿気が多くなりがちです。玉ねぎを美味しく長持ちさせるには湿気から守ってあげることがポイントになります。
玉ねぎを冷蔵庫で保存する最適な方法は、玉ねぎを1つ1つ新聞紙で包んで野菜室で保存するというやり方です。新聞紙は湿気を上手に吸ってくれるので、玉ねぎを1つ1つ包むことで湿気から守られるんです。やってはいけないのが、スーパーなどで購入したときのネットのまま保存したり、ポリ袋に入れたまま保存することです。特にポリ袋は湿気がこもってしまうので傷みやすいです。
半分にカットしたり、スライスしたりみじん切りした玉ねぎの保存方法は、ラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。皮を剥いてカットしたものは常温保存には向きませんので注意しましょう。
玉ねぎの賞味期限
常温保存したときの賞味期限
玉ねぎは直射日光が当たらない風通しの良い場所で吊るしたりかごに入れて保存するのが最適です。常温保存した場合の賞味期限は最も長く、数ヵ月保存することができます。玉ねぎは非常に日持ちする野菜ということがわかりますよね。
冷蔵庫で保存したときの賞味期限
常温で数ヵ月保存することができる玉ねぎですが、冷蔵庫で保存すると1ヵ月~2ヵ月と短くなってしまいます。これは最適な保存方法で保存した場合の賞味期限です。そのためポリ袋に入れたまま冷蔵庫で保存したなどの場合はもっと賞味期限は短くなりますから注意が必要です。
カットした玉ねぎの賞味期限
玉ねぎは皮を剥かない丸ごとであれば、常温で数ヵ月、冷蔵庫で1ヵ月~2ヵ月保存することができますが、1度カットしてしまうと空気に触れるため、賞味期限はさらに短くなります。半分にカットした玉ねぎの賞味期限は冷蔵庫で1週間~2週間、スライスやみじん切りにした玉ねぎは冷蔵庫で3日~4日ほどになります。
新玉ねぎは賞味期限が短い?
サラダにすると美味しい新玉ねぎですが、普通の玉ねぎと新玉ねぎでは賞味期限が変わってきますよ。新玉ねぎは水分を多く含んでいるので、長期保存はできません。ネットなどに入れて風通しが良いところへ吊るしておいても1週間が限度です。
新玉ねぎは冷蔵庫で保存するとさらに賞味期限が短くなり、普通の玉ねぎと同様に新聞紙で1つ1つ包んでも、4日ほどしか日持ちしません。冷蔵庫で新玉ねぎを保存する場合には、新聞紙はできるだけ毎日交換するようにしましょう。野菜室の湿気と新玉ねぎ自身の水分があるため、できるだけ乾燥した状態をキープするためにはこまめに新聞紙を交換する必要があるからです。
スライスした玉ねぎは冷蔵庫より冷凍保存がおすすめ!
私も玉ねぎ切るときはみじん切りとスライスを多めにして冷凍しておくよ。スライスは生姜焼きとか味噌汁とかにすぐ使える。同じく人参も冷凍しておくよ。きんぴらとかにすぐ使えて便利。
— cjma (@r210iruka) October 17, 2017
皮を剥かずにそのままの状態で玉ねぎを冷蔵庫で保存すると、賞味期限は1週間~2週間ほどです。カットした玉ねぎはさらに賞味期限が短くなってしまいます。カットした玉ねぎは冷蔵庫で保存するよりも冷凍保存した方が長持ちしますよ!スライスやみじん切りにした玉ねぎをフリーザーバッグに入れて、しっかり空気を抜いて保存すると、約1ヵ月保存することができます。
いったん冷凍保存した玉ねぎは、シャキシャキ感が失われてしまうのでサラダなどに使うのには向きませんが、カレーやシチューなどの煮込み料理に使うのには全く問題がありません。解凍は不要で、冷凍庫から取り出したまま料理に使えてとても便利ですよ。便利なだけでなく、冷凍することで玉ねぎの甘みが出るんです。
たくさん玉ねぎをもらったり安売りで買ったものの、賞味期限までに使いきれないといった場合には、カットして冷凍保存するのがおすすめですよ。

美味しい玉ねぎの選び方
冷蔵庫での保存で、玉ねぎをできるだけ美味しく長持ちさせるためには、美味しい玉ねぎを選ぶことが大切です。新鮮な玉ねぎはそれだけ長持ちします。
玉ねぎを選ぶときは、できるだけ真ん丸なもの、傷がなくツヤがあって、皮がしっかり乾燥していて、ずっしりと重みを感じるものを選ぶようにしましょう。あとは、玉ねぎの重みで傷みやすくなるので、あまり下の方から取らない方が良いでしょう。
玉ねぎは腐るとどうなってしまう?
玉ねぎは腐るとどうなってしまうのでしょうか?玉ねぎは腐ったらすぐにわかりますよ。まず玉ねぎを触ったときの感触がブヨブヨとします。しかも玉ねぎが腐ったときの臭いは強烈なので、触らなくても臭いからも腐っていると気づくでしょう。またカビが生えてしまったり、玉ねぎの色が茶色や黒に変色します。また芽も伸びてくるので1つでも当てはまっていたら捨てましょう。
玉ねぎの芽に関しては腐っていなくても伸びてくることがあります。玉ねぎから出た芽は、じゃがいもの芽のように毒があるのでは?と思うかもしれませんが、実は毒はなく食べても大丈夫なんです。ただし、腐っていなくて芽が出てしまった場合は、玉ねぎの栄養や風味が落ちてしまいます。
少しだけ芽が伸びているなら、食べてしまっても玉ねぎの風味はほとんど変わりませんが、しっかり伸びているときは取り除きましょう。取り方は玉ねぎを半分に切って、芽と玉ねぎの中心部分を取り除きましょう。あとは普通にカットして調理に使いましょう。
玉ねぎは冷蔵庫で最適な方法で保存しよう!
サラダや肉じゃが、カレーやシチューなどに大活躍の玉ねぎ。最適な保存方法は直射日光が当たらない風通しが良い場所での常温保存ですが、新聞紙に包めば冷蔵庫でも保存することができます。湿気に弱い玉ねぎを長持ちさせるにはいかに湿気を近づけないかというのがポイントになります。最適な方法で冷蔵保存して最後まで美味しく食べましょう!