悪夢の原因と対処法!心も体もストレスを溜めないようにしよう

悪夢を見てしまった日はなんだか憂鬱ですよね。悪夢を見るのには原因があります。そして安心して欲しいのが、しっかりその原因に対しての対処法があるということです。悪夢に立ち向かうために、原因と対処法をご紹介していきます。あなたが良い夢を見れることを祈っています。

目次

  1. 悪夢を見てしまう原因を知っておく
  2. 私たちの睡眠のメカニズムを知る
  3. 夢というものは一体なんなのか?
  4. 毎日夢を見る私たち
  5. ストレスと悪夢の切り離せない関係
  6. 悪夢の原因であるストレスとうまく向き合う
  7. その悪夢はアルコールの摂取が原因かも
  8. 崩れたバランスは調整して悪夢に備える
  9. トラウマが悪夢の原因を誘発
  10. 夢と現実を切り離して考える
  11. 悪夢の原因の共通項を知る
  12. 悪夢の原因を生みやすい人の特徴
  13. アロマ効果で疲労から解放される
  14. 寝る前の数時間を意識して悪夢に対抗
  15. 身体を冷やさないよう気をつける
  16. 自分に適した睡眠を考える
  17. 悪夢対策を練って心も身体も健やかに

悪夢を見てしまう原因を知っておく

あなたは悪夢にうなされたことはありますか?たいていの方は一度や二度くらい、経験があるのではないでしょうか?悪夢がとっても自分にとって恐ろしい内容の時には、また見るのが怖くなってしまいますね。その恐怖を睡眠時に思い出してしまい、眠りが浅くなるというケースも考えられます。

そもそも私たちはなぜ、夢を見るのかというのは気になる部分ですよね。それが悪夢なのであればなおさら、なぜこんな夢を見てしまうのか、不思議に感じるのではないでしょうか。もしかしてストレスや疲労が原因で悪夢につながっているのではないかと心配にもなりますね。

悪夢を見てしまう原因が気になる

私たちが夢を見てしまう理由や、悪夢につながる原因はなんなのか、原因と理由を追求していきます。また、悪夢を見ないための対処法も合わせてご紹介します。悪夢に悩むみなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか。

私たちの睡眠のメカニズムを知る

レム睡眠とノンレム睡眠で構成

睡眠は、レム睡眠・ノンレム睡眠と呼ばれる二種類に分けられています。レム睡眠は眠りが浅く、身体は休まっているけれど脳が起きてしまっている睡眠状態のことです。一方のノンレム睡眠は身体も脳もしっかり休まっている深い眠りにつけている睡眠状態のことです。私たちの睡眠は約90分ごとという一定の感覚で、レム睡眠とノンレム睡眠が入れ替わっています。

金縛りや悪夢を見る理由

金縛りや夢を見る時のほとんどはこのレム睡眠の時です。脳が起きているけれど身体は寝ているので、動きたくても動けない状態に陥る金縛りにあったり、起きている脳だけが無意識のうちに働いて夢を見たりするのです。

夢というものは一体なんなのか?

夢というものはどのようなものかというのを一概に一言で表すことはできません。様々な説がある中で、有力と言われているのが、”記憶を整理している時に見るもの”という説や、”無意識の欲望や不安の現れである”という説です。

記憶を整理している時に見るものという説

まずは、記憶を整理している時に見るものという説について説明をします。私たちは明日もまた元気に活動するために睡眠をとって、身体を休めてセーブしていますね。この睡眠時に脳も無意識にセーブ機能が働いています。その日に起こった出来事や、感じていたことを睡眠時に整理して、明日の自分に備えているのです。この整理の内容が夢に反映されるというのが有力とされている一説です。

無意識の欲望や不安の現れであるという説

もう一説は、無意識の欲望や不安の現れであるという説です。人は社会になじむためにいろいろな自分の感情を抑えている傾向があります。不安や希望が大きすぎては、日常生活がままならない時があります。そうなるのを本能が避けていて、日常生活を円滑に進めるように抑制しているのです。しかし夢を見た時に、この抑制された感情が現れてくることがあります。それがもう一説の考え方です。

毎日夢を見る私たち

夢を見るという仕組み

悪夢や夢というのは覚えている覚えていないを除けば毎日見るものです。レム睡眠の時に人は夢を必ず見ます。そしてレム睡眠時に起床すれば、夢を覚えていられるという仕組みになっているのです。いつも夢を覚えているという自覚がある方は、レム睡眠の時に起床するリズムが体内で出来上がっていることから、覚えていられているのです。

悪夢の場合は別の原因がある

夢を頻繁に見るという方、起床時疲労感がとれない方、悪夢を見るようになったという方は、何か別の原因がある可能性があります。身体に異常があることが原因でレム睡眠が多くなり、睡眠の質が落ちてしまっている可能性もあります。

一度心当たりのある方は、あなたの悪夢の原因を考えてみましょう。これから紹介する対処法を試してみてください。原因と対処法を知っておくだけで悪夢に立ち向かうことができるのです。

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ストレスと悪夢の切り離せない関係

悪夢の原因1:精神的ストレス

学校や会社など、社会で生きるためにはいろいろな気遣いや苦労がありますね。毎日ストレスも少なからず溜まっていっています。ストレスが全くないという方は、現代の日本ではほとんどいないのではないでしょうか。日本人が感じやすいストレスというのは主に人間関係です。その他には仕事でうまくいかず上司に怒られたり、結婚生活や恋人との生活がうまくいかなかったりと様々なケースがあります。

ストレスは睡眠の質を落として悪夢になる

ストレスが溜まっている状態の身体は、なかなか質の良い睡眠を取ることができません。よって夢を見やすいレム睡眠の状態が長く続くようになります。ストレスをまとっている身体で、夢を見るとどうしてもマイナスな悪夢に繋がりやすくなります。意識していないストレスでも、脳でストレスと感じていれば、悪夢に繋がってしまうのです。

悪夢の原因であるストレスとうまく向き合う

悪夢の対処法1:ストレスを発散させる

ストレスは意外なことに、自分が思っているよりも蓄積しているものです。ストレスは悪夢につながる直接的な原因です。少し行き詰まりを感じていたり、楽しくないなと感じていたりする方は、何か自分が好きなものとの接触を増やしてみましょう。好きな人とご飯を食べたり、好きな音楽を聞いたりしてみるだけでも、ストレスが軽減されていきます。

悪夢の原因から対処法を探す

また、ある程度身体を動かすというのも、ストレス発散できる対処法の一つです。身体を動かすと脳も自然とすっきりしてきます。脳のもやがかかっていたものが取れて、ストレスが解消されるかもしれません。ご自身にあったストレス解消の対処法を探してみましょう。対処法を知っているだけで、疲労とストレスに打ち勝つことができます。

日記を書いてストレスの原因を知る

睡眠の前に、日記などを書いて自分の心と向き合うのも良いですね。今何をストレスに感じているのか、原因はなんなのかなどが分かるきっかけになります。思いのままを綴ってみましょう。何か紙に書いて文字に起こすと、ストレスも発散できるものです。日課にしてストレスフリーの生活になるように心がけてみましょう。気がつけば日記を書くのが楽しくなってくるかもしれませんよ!

その悪夢はアルコールの摂取が原因かも

悪夢の原因2:生活リズムの乱れ

アルコールの摂取しすぎは、悪夢に繋がりやすいことはご存知ですか?アルコールを摂取するとどうしても、身体はいつもと違う反応を見せます。確かに眠くなりやすいという作用もありますが、その睡眠の質は良いものとは言えません。ノンレム睡眠にならないよう邪魔をしてしまうこともあります。大抵アルコールは夜摂取するものですので、気をつける必要があります。

いつもと違う食事を取ったり、暴飲暴食をしたりすることでも睡眠の質はかなり変化していきます。食べるものによっても、食べる量によっても自分にあっていない食事は危険です。いくら眠っても疲労感は取れないような状態になってしまうこともあります。夜の食事は特に睡眠前の最後の栄養源ですので、少し気を使うと良いかもしれません。

崩れたバランスは調整して悪夢に備える

悪夢の対処法2:自分の生活リズムを保つ

暴飲暴食をした次の日は、調子を取り戻すように心がけてみましょう。早く寝て睡眠を取り戻し、食べるものを少し調整し栄養バランスを取り戻しましょう。飲み会の次の日の食事は和食がおすすめです。身体に優しいものを摂取するようにしましょう。身体の不調も悪夢や疲労につながる原因です。崩れてしまったバランスは整えましょう。

自分の身体を考える

また身体のバランスを崩しやすい方は、月にお酒を飲むのは何回までと決めておくのも一つ手段です。確かに飲み会などは社会で生きていく上では非常に大事な場です。毎回出席するのも、大事なことです。しかし、体調を崩したり悪夢を見たりして、仕事や生活に影響が出てしまってはどうしようもありません。あなたの身体は一つですから、第一に自分のことを考えてくださいね。

トラウマが悪夢の原因を誘発

悪夢の原因3:一度見た悪夢へのトラウマ

良いことよりも悪いことの方が印象が強かったり、記憶に根強く残ったりするものです。それは夢でも同様、楽しい夢よりも強烈な悪夢の方が覚えていやすいのです。一度見た悪夢というのは、どうしてもまた見てしまうのではという不安にかられがちです。悪夢が悪夢を呼ぶような負のループに巻き込まれてしまうのです。

悪夢に対しての恐怖心

一度見た悪夢を日常生活で思い出していると、再び睡眠時に同じような悪夢をよびかねません。「またあのような悪夢を見てしまう」という恐怖心から睡眠不足に陥ってしまいます。睡眠不足の状態は、夢を見やすくなってしまいます。恐怖心と睡眠不足が同時に発生すると、悪夢を生んでしまうのです。

夢と現実を切り離して考える

悪夢の対処法3:悪夢を意識しないこと

怖い悪夢は印象的で、日常生活でも思い出してしまうこともありますね。あまり悪夢を意識しすぎないようにすることも、また悪夢を見ないための対処法です。できるだけまたあの悪夢を見たくないのであれば、何か別のことを考えるように意識的に気持ちをあげていきましょう。恐怖心を持たず、悪夢はたまに見てしまうものと割り切りましょう。

気のおける人に話す

怖かった悪夢を抱え込むのは危険です。頭の片隅に映像や感覚が残っており、再び悪夢につながってしまうケースもあります。悪夢を見た日には、信頼できる友達や恋人などに話すことで少し気が楽になるかもしれませんよ。話すことで、自分以外の人と共有することができ、なんとなく軽減された気持ちになります。夜に寝る時、少しでも楽しい気持ちになれるよう音楽をかけるのも良いですね。

悪夢の原因の共通項を知る

身体と精神の疲労が原因

主に悪夢を見てしまう原因をあげましたが、共通している点があります。それは身体の疲労と精神の疲労です。身体が疲労していれば、悪夢を見てしまう確率もうんとあがります。また精神的に疲労していてストレスを感じている身体は、睡眠の質を下げます。これによって悪夢につながるケースも多いです。悪夢を避けるためには、自身の疲労にアンテナを張っておく必要があります。

疲労とおさらば

なんとなく身体が疲労感を帯びていたり、精神的な疲労感を感じていたりする方は、改善に努めてみましょう。身体の疲労はなんとか休める時間を確保し、徹底的に休めることです。精神的な疲労は、各々解消法も異なるものです。自身にあった解消法を見つけ出しましょう。

悪夢の原因を生みやすい人の特徴

溜め込みやすい人

悪夢を見やすい人は考え事を頻繁にしたり、溜め込みやすい性格だったりします。感受性が豊かになっていると、楽しいことも悲しいことも間に受けてしまいます。よってストレスにつながったり、鬱々とした気持ちになってしまったりして、睡眠の質も落ちてしまいます。

寝る前にスマホなどの光を見る人

スマホやテレビなどの光は、寝る前の身体に良くないものです。実はかなり強い刺激があるので、それを寝る前に浴びてしまうことによって、深い眠りにつけないこともあります。

カフェインとアルコールを多く摂取する人

日頃からコーヒーやお酒など、カフェインとアルコールを頻繁に摂取する人は、悪夢を見やすいと言われています。カフェインやアルコールはご存知の通り、睡眠の質を下げる成分です。これをたくさん摂取すると、悪夢を見やすくなるというのはたやすく想像ができますね。

アロマ効果で疲労から解放される

睡眠の質をあげる対処法1:アロマを始める

睡眠の質をあげるためにおすすめの対処法の一つ目はアロマを取り入れることです。寝る前にアロマを炊くことでリラックス効果が高まり、ぐっすり眠ることができるのです。香りのバリエーションもたくさんありますので、あなた好みの香りを見つけて試してみましょう。この日はこの香りといった具合で、日によって香りを変えて楽しむのもおすすめです。

手軽なアロマデフューザー

アロマを本格的に炊く時間がないという方は、アロマデフューザーを使用するのがおすすめです。好きな香りのアロマオイルをアロマデフューザーに数滴垂らすだけです。睡眠時にタイマーをかけて、アロマデフューザーをつけながら寝るのもおすすめです。

寝る前の数時間を意識して悪夢に対抗

睡眠の質をあげる対処法2:カフェインとアルコールは摂取しない

睡眠に入る前というのは、極力身体への負担が少ないのがベストです。1時間前になったら、カフェインとアルコールの摂取はしないようにしましょう。1時間前といわず、それがもっと前であればさらに良いです。良い睡眠を心がけたいのであれば、カフェインとアルコールの付き合い方は考えてみましょう。

睡眠の質をあげる対処法3:夜食は基本厳禁

ついつい夜ご飯が足りずに何か食べたくなってしまうような夜、ありますよね。しかし睡眠1時間前は我慢しましょう。太る原因にもなりますし、何より睡眠の質が落ちてしまいます。極度にお腹が空いて耐えられない時は、フルーツやゼリーなどさっぱり目のものを食べるようにしてください。また白湯などで空腹をなんとか耐えるのもおすすめですよ。

睡眠の質をあげる対処法3:寝る直前は大人しくする

睡眠前は激しい運動をするのは禁物です。ゆっくり動いて自然に眠くなるのを待って、睡眠につくように心がけましょう。自然の流れで睡眠に入ることができると、かなり質の良い睡眠になります。もちろん夜更かしはしてはいけません。日頃から早寝早起きのサイクルを作っておくのも重要ですね。

身体を冷やさないよう気をつける

睡眠の質をあげるための対処法4:ホットドリンクを飲む

身体が冷えている状態で睡眠するのは危険です。ぐっすり眠れずに起床時もなんだか疲労感がとれていないということもあります。しっかり寝る前は身体を温めてから寝るようにしましょう。おすすめはホットミルクやホット豆乳を飲むのが良いでしょう。カフェインが入っていなければ良いので、ココアなども良いですね。

眠の質をあげるための対処法5:湯船につかる

疲労感がピークに達している日、シャワーだけで済ませてはいませんか?疲労感が溜まっていれば溜まっているほど、しっかり湯船に浸かるように心がけてみましょう。湯船に浸かると、疲労感が緩和される他に身体も温まるので、睡眠の質もあがります。浸かれている時こそ湯船というのはポイントですよ。

自分に適した睡眠を考える

眠の質をあげるための対処法6:自分にあった寝具選び

今あなたが使っているベッドや枕、きちんと身体に合っていますか?なんだか睡眠時寝返りが多かったり、寝相が悪かったりと、よく動くような方は寝具が身体に合っていない可能性が考えられます。寝具が合っていないと、当然ですが質の良い睡眠を取ることができなくなってしまいます。身体にしっかりフィットするようなふとん、首や身体のラインに沿った枕をチョイスしましょう。

眠の質をあげるための対処法7:うつ伏せで寝ない

睡眠時、うつ伏せで寝ている方は要注意です。うつ伏せ状態は内臓が圧迫されてしまうので、睡眠時に脳は苦しいと判断して悪夢をうつしてしまうケースがあります。寝る時は仰向けがベストです。

悪夢対策を練って心も身体も健やかに

悪夢はできることであれば避けたいものですね。悪夢を見てしまう原因と、その対処法さえ知っていれば怖いものはありません。気負いしてしまうのが一番よくありません。気楽に、リラックスした毎日を過ごすことが悪夢を見ない一番のポイントです。あなたらしく、ストレスフリーな毎日を心がけてみてください。

性格的に溜め込みやすい方は頼れる知人に相談すること、ストレスを感じやすい人は日記などをつけて発散すること、いろいろと自分に合った対処法を模索してみてください。どうせ見るのであれば、素敵な夢が見たいものですよね。少し自分の身体と心の状態にも目を向けて、良い夢を見てくださいね!

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