【ワインの開け方】キャップシール&コルク抜き!簡単オープナーなしも!
大人な雰囲気のワインですが、上手な開け方が分からなくて困った事はありませんか?上手なワインの開け方から、失敗した時の対処法、オープナーの種類まで幅広くご紹介していきます。正式な開け方はもちろんの事オープナーが無い場合の、意外な開け方もお教えします。
目次
スマートにワインを楽しもう!
大人の楽しみの一つのアルコールですが、近頃ではワインはとても人気のアルコールです。昔は高貴なイメージも強かったようですが、今ではスーパーやコンビニでリーズナブルなワインも販売されていて、誰でも気軽に飲むことが出来ます。お料理に合うワインを選んだりするのも楽しみの一つですよね。
お家でも身近に飲めるワインだからこそ、自分で開ける場面に遭遇します。そんな時に困ったことはありませんか?いざ開けようと思ったらオープナーが無かった。オープナーはあるけど、どうやって使うの?キャップシールがうまく剥げない。コルクが瓶の中に落ちてしまった。こうならない為にも、正しいワインの開け方や、失敗した時の対処法を身に付けておきましょう。

ワインオープナーの種類
まず、初めにオープナーについてご紹介します。オープナーと一言に言っても、実は色んなタイプの物があります。自分に合ったオープナーを見つけるために、いくつかご紹介していきます。
ソムリエナイフ
名前の通りソムリエナイフはソムリエの方が持っている物です。キャップシールを剥がす際にも便利ですし持っているだけで恰好がつきます。開ける姿も本格的な感じがしてとてもかっこいいですが、ソムリエナイフでワインを開けるのは、少し難易度が高いです。
mate ソムリエナイフのススメhttps://t.co/1boJbIXSad pic.twitter.com/MtfSvonTsg
— ナイフ専門店 keens (@Knife_Keens) February 5, 2018
フックが2つのダブルアクションタイプと、フックが1つのシングルアクションタイプがあります。お値段はかなりの物ですが、フランス産のシャトーラギオールはとても有名です。素材も木材や水牛の角の物や、カラーも豊富でカスタマイズも出来ます。見た目重視な本格派の方にはおすすめです。
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— セレクターズ (@selectors_jp) January 31, 2018
ウィングタイプ
一般的な家庭に一つあると便利なウィングタイプ。引き抜くにはそんなに力がいらないので、女性の力でもワインを開ける事が出来ます。雑貨屋さんで可愛いデザインの物なんかも販売されているので、自分の好きな見た目の物がキッチンにあると気分も楽しくなります。
なんだか愛らしいワインオープナー pic.twitter.com/tKCDoOfm8p
— 大人の発想 (@otona_hassou) February 2, 2018
電池式・ポンプ式
こちらは、見た目の重みや本格的なかっこよさには欠けますが、とても便利な物です。力も入れずに簡単に開けられるので、特にこだわりが無く便利さ重視な方にはとてもおすすめです。
あると便利なフォイルカッター
こちらはオープナーではありませんがキャップシールのアルミ部分を外すグッズです。キャップシールを剥がすのは意外と厄介だったりするので、これがあるとスマートにキャップシールを剥がせますし、外した後の見た目も綺麗です。
オープナー別のワインの開け方
ソムリエナイフ(ダブルアクション)でのワインの開け方
まずボトルネックの出っ張りより下の部分に、ソムリエナイフの刃で半周切り込みを入れます。そうしたら、ソムリエナイフを持ち替え、もう半周切り込みを入れます。切り込みを入れた部分から上に向かって、縦方向に切り込みを入れたら、キャップシールの上の部分を取り外します。
ソムリエナイフのスクリューの先端をコルクの中心に当てて、垂直に差し込みます。コルクの中心に対してまっすぐになるように注意してスクリューを刺し込みます。ボトルの瓶の口に一つ目のフックをひっかけたら、しっかり手で押さえながら、テコの原理で持ち手の部分を真上に引き上げます。
次に二つ目のフックをボトルの瓶の口にひっかけたら、しっかり手で押さえながら真上に引き上げます。コルクが上に上がったらコルク部分を手で持ち、コルクを抜きます。
ソムリエナイフ(シングルアクション)でのワインの開け方
ボトルネックの出っ張りより下の部分に、ソムリエナイフの刃で半周切り込みを入れます。ソムリエナイフを持ち替えたら、もう半周切り込みを入れます。切り込みを入れた部分から上に向かって縦方向に切り込みを入れて、キャップシールの上部を取り外します。
ソムリエナイフのスクリューの先端をコルクの中心に当てて、垂直に刺し込みます。コルクの中心にまっすぐになるように注意しながら、スクリューを刺し込んで、3回くらい回します。ボトルの瓶の口にフックを引っかけたら、しっかりと手で押さえながらテコの原理で持ち手の部分を、真上に引き上げます。コルクが上に上がったら手でコルクを抜きます。
ウィングタイプでのワインの開け方
まずは、スパイラル部分をコルクの中心に刺して、そのまままっすぐにコルクにねじ込みます。後は、レバーを両手で下げれば、コルクを抜くことが出来ます。この場合コルク抜きは簡単に力を入れずに出来ますが、コルクに対してスクリューが斜めに刺さると失敗の原因になるので注意しましょう。

スパークリングワインの開け方
ワインとは一味違ったスパークリングワイン。女性にも大変人気ですよね。スパークリングワインの開け方も一緒に覚えておきましょう。まず、開ける前にスパークリングワインを充分に冷やします。冷やす目安としては、氷水で30分、冷蔵庫で4時間です。
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栓を覆っているシールを手で剥がします。ナプキンやタオルをかぶせて、コルク栓の頭を片方の親指でしっかりと押さえながら、もう片方の手でコルク栓についているワイヤーを緩めます。それからコルク栓をしっかり押さえながらボトルを回します。
コルク栓を徐々に上に持ち上げますが、その時は机にボトルを回すと安定します。決してコルク栓を無理に引っ張らないようにしましょう。最後にコルク栓を傾けるようにしてボトルとコルク栓の隙間から炭酸ガスを逃がします。充分に炭酸ガスが抜けたら静かにコルク栓を抜きましょう。
スクリューキャップワインの開け方
コルクでは無くスクリューキャップの場合もあります。その時はキャップとボトルの栄え目の部分とボトルの底を持ち、ボトルの上の部分を手で固定し、カチッと音がするまでボトルを回します。
カチッと音がしたら、手でキャップを回して栓を開けます。とても単純で簡単ですが、ボトルの持ち方ひとつでとてもかっこよく見えます。かっこいい角度でボトルを持ち、スマートに開けてみて下さい。

失敗しないワインの開け方のコツ
ソムリエナイフの場合
ボトルを立てた状態でコルクを抜くと初心者の方でも割と簡単にコルク抜きが出来ます。また、コルクスクリューをコルクの中心にあてる時や、テコの原理で引き抜く時に、人差し指を添えると失敗しにくくなります。一見難しそうなソムリエナイフですが、コツをつかめば失敗せずに上手にコルク抜きする事が出来ます。
ウィングタイプの場合
割と簡単に開けられるウィングタイプですが、スクリュー部分をコルクに刺す時に絶対にまっすぐ刺す事が一番のポイントです。斜めに刺してしまうと、コルクが割れる原因にもなりますので、気を付けて刺すようにしましょう。
スクリューキャップの場合
キャップのつなぎ目に手が当たっていると、開ける時につなぎ目が切れてケガをしてしまうので注意してください。逆にスクリューキャップのミシン目の上下を持っても開けることが出来ません。ソムリエナイフやカッターなどは使用せずに、手で開けましょう。
スパーリングワインの場合
瓶が割れてしまう可能性があるので、スパークリングワインの場合は絶対に栓抜きなどは使わないようにしましょう。また、コルク抜きした際に炭酸ガスの圧力でコルクが飛び出したり、ワインが噴き出てしまう事もありますので注意してください。

オープナーを使わないワインの開け方
ここでは、どうしてもオープナーが無い時の応急処置的なワインのコルク抜きをご紹介します。ですが、あくまでもどうしようもない時だけの対処法として参考にしてください。
缶切り付きの万能ナイフでの開け方
万能ナイフのスパイラル部分でコルクにまっすぐ刺すことで、オープナーと同様にコルク抜きする事が出来ます。ナイフが付いているタイプでしたら、キャップシールを剥がす際も、ソムリエナイフのようにかっこよく綺麗に剥がせるので、おすすめです。
10年間持ってて初めてこのワインナイフの缶切り機能使った記念
— another667 (@another_shark) November 10, 2016
全然テコが効かなくてめっちゃ使いにくかったぞ!でも開いた、ありがとう... pic.twitter.com/xGLql5rCTp
靴での開け方
靴底を緩和剤として使う方法ですが、まずワインを横に持ち壁に対して垂直に壁、靴底、ワインの瓶底と態勢を整えます。後はひたすら壁に打ち付けます。すると、ボトルの中のワインが左右に動いて、その勢いでワインのコルクを押し出す事が出来るのです。ですが、乱暴な開け方で危険も伴うので決しておすすめはしません。
ワイン+靴が工具の流れから電動ドリルに見えてた裸眼こわい)^o^( pic.twitter.com/ghQwVbgKMF
— みん(내꺼중독) (@UHLv9o0z8gnSnpj) February 22, 2017
ネジや釘での開け方
この方法はとても簡単です。ネジや釘をオープナーのスクリュー部分に見立ててコルクに打ち込みます。そうしたら、一気に引き抜くだけでコルク抜きが出来ます。しかし、ネジや釘がコルクにしっかり刺さっていなかったり、斜めに刺さってしまうとコルクが折れて、失敗してしまうので気を付けて下さい。
ナイフ開け方
ナイフは鋭利な物は大変危険ですので、なるべく安全なバターナイフ等を使うようにしてください。方法はとても簡単です。ナイフをコルクに刺して、ゆっくり回しながら最後は思いっ切り引き抜きます。割と簡単にナイフでコルク抜きが出来ます。
失敗したときのコルクの取り出し方
ワインを上手に開ける方法をご紹介してきましたが、慣れるまでは失敗もつきものです。その時の対処法もご紹介しておきます。もし、途中でコルクが折れてしまった場合など、コルクを中に押し込むしかありませんよね。または開け方に失敗して落としてしまう場合もあります。
美味しそうなワイン買った。
— あくたべ (@1012Sum41) February 3, 2018
ワインオープナーがない。
コルクを押し込む! pic.twitter.com/6cia0uq8ur
そのまま飲むのもなんとなく嫌だし、グラスに注ぐ度にラムネのビー玉のようにコルクで瓶の口が塞がれてしまうのも困りますよね。そういう時はまず段ボールの荷物を絞るようなポリ紐とハサミを準備します。それから、ワインを少し注いで、瓶の中にワインが入っていないスペースを確保します。
次はポリ紐を細かく裂いて半分に折ります。そうしたら。紐を瓶に押し込み菜箸などでポリ袋の裂けたところにコルクを引っかけます。上手に引っかかったら思いっ切り引き抜きます。難しく感じるかも知れませんが、実際にやってみると意外と上手くいきますので、是非困った時には挑戦してみて下さい。
ワインの開け方を身に付けておしゃれに乾杯!
王道な正しいワインの開け方から、邪道とも思える少々荒い開け方まで様々なワインの開け方をご紹介してきましたがいかがでしたか?タイプ別のオープナーもご紹介しましたので、自分に合ったものを探してみて下さい。
初めての ワイン乾杯 パピプペポ
— 西沢 パッピ〜 正智/葉火 (@kemurikaizyuu) December 28, 2017
(今年の大晦日は、僕は元旦まで泊まり勤務。息子も31、1日とバイト。かあちゃんだけ家。なので我が家のお年取りは今夜にしました。二十歳になった息子と、初めてワインで乾杯です。)#パピプペポ川柳 pic.twitter.com/HRNgM2WTYW
ワイン好きの方もそうでない方も、お客様をおもてなす際に必要な大人のマナーとして是非この機会に、上手な正しいワインの開け方を身に付けられてください。スムーズにワインを開ける事でより一層美味しくワインで乾杯する事が出来ますよ。
