大根の育て方まとめ!栽培方法や種まき・収穫の時期についてなど
大根などの根菜類の栽培は、家庭菜園やベランダ菜園で行うのは、難しいと思ってあきらめていませんか?大根の栽培方法や詳しい育て方、種まきから収穫まで順番にご紹介していきます。育て方を覚えて、自家製のおいしい大根をいただきましょう!
目次
- 大根栽培の前に育て方を知っておきたい!
- 大根の栽培方法や育て方は難しい?
- 大根栽培に適した土と肥料で育てよう
- 大根栽培は鉢の深さで育て方は変わる?
- 大根の栽培や育て方に合う環境って?
- 水やりのとき気をつけたい栽培方法
- 大根は間引きしながら栽培する育て方が大事!
- 大根の栽培や育て方のアドバイス
- 大根栽培で害虫や病気で注意する育て方は?
- 大根をおいしくする育て方と栽培のコツ
- 栄養価が高くなる栽培のコツや育て方は?
- 大根の栽培に適した種まきの季節と育て方は?
- 大根の育て方によっては種もとれる
- 大根の栽培や育て方の違いで収穫時期は変わる?
- 大根の育て方を覚えたら料理を楽しもう
- 風邪に効果のある辛い大根の育て方
- おいしい大根を栽培しよう
大根栽培の前に育て方を知っておきたい!
【観葉植物の育て方Q&A - 一年中ダイコンを収穫したい】
— ブルーミングスケープ 観葉植物の通販 (@BloomingScape) January 22, 2018
家庭菜園初心者です。一年中ダイコンを収穫したいのですが、可能でしょうか?種屋さんにいくと種類が多くて・・・・。春先に撒くもの、夏、秋、冬と時間差で収穫できるダイコンの種類はありませんか?https://t.co/sOuNMWA8fb#大根 #ダイコン pic.twitter.com/rjMIfSIgIK
根菜類で人気の大根は、「ビタミンC」や「カリウム」が多く含まれている野菜です。胃腸の消化を助ける「ジアスターゼ」という成分も含まれています。また、大根の葉も大変栄養価が高く、ビタミンC・カロテン・食物繊維などが含まれています。何の料理に使ってもおいしい大根を、ぜひ栽培してみましょう!種まき時期や育て方について順に説明していきますので、参考にしてください。
大根には様々な品種があります。真っ白な肌が自慢の白首種や、葉の下部分の根が緑色の青首種が代表的です。形もいろんな形の大根があり、丸いものや長いもの、細いものや先太り、真ん中が太っているものなど様々です。食べたい品種や、種まきの時期などによって、栽培する品種を選ぶようにしましょう。比較的、育て方が簡単なものから栽培するのも良いでしょう。

大根の栽培方法や育て方は難しい?
大根の育て方斬新すぎ🤣💓💓 pic.twitter.com/tPr4c295zm
— misaki (@ms_n1206) January 20, 2018
冬野菜で有名な大根をおいしく栽培する育て方があれば知りたいですよね。根菜類の家庭菜園は、ちゃんと栽培するのが難しいというイメージはありませんか?時期を選んでうまく栽培すれば、ベランダなどでプランターでも育てられる栽培方法もあるんです!自分で作った自家製の大根は、おいしさも抜群!農薬を使わないで栽培すれば、葉を食べるときも安心ですよね。気負わず、まずは栽培してみましょう。
根菜類の大根は、植物の根の部分を収穫していきます。そういう理由から、栽培しはじめて、途中からの植え替えなどはご法度。根を傷つけてしまう恐れがあるからです。事前に、大きなプランターがあるかどうか、大根を栽培できる菜園用の土地を準備しましょう!大根の種は、春種まき用・秋種まき用がありますので、栽培する時期を考えて購入するようにしてください。

大根栽培に適した土と肥料で育てよう
大根の育て方【プランターで室内・ベランダ栽培】 https://t.co/JP698b2BGA #ベランダ植栽, #ベランダ菜園, #植物 pic.twitter.com/rTVKya8Bel
— ベランダ菜園.com (@berandasaiens) January 19, 2018
大根の栽培をプランターで行うときは、15リットルは土が入る大きさの準備が必要ですので、土の量もそれを目安にしてください。土は一般的に「培養土」と呼ばれるものを使ってかまいません。畑で栽培する場合は、大きな石などは取り除いてください。大根は、深く根をはっていきますので、石などがあると根がきれいに育たなくなってしまいますので注意しましょう。

大根栽培は鉢の深さで育て方は変わる?
源助大根の特徴と育て方(栽培)は?お取り寄せなど通販の情報も https://t.co/gWTomGW30d pic.twitter.com/4VLG2uj7W0
— ともやん! (@tomoyan67) December 23, 2017
大根をプランターで栽培したい場合は、土が15リットル程度入るプランターを準備しましょう。深さは30~40センチあると安心です。大きな大根に育てたいので、できるだけ深めのプランターが良いでしょう。種まきをする大根の品種によっては短いものもありますので、目安にしてください。中には、長靴などで栽培する人もいるくらいですから、はじめて栽培するときは、そこまで神経質になる必要はないでしょう。
プランターで栽培する場合は、30~40センチほどの深さが目安ですが、菜園などの畑で育てる場合は、しっかりと耕してください。プランター・畑に限らず、いずれも大きな石などは取り除いて、大根の生育に影響が出ないようにすることが大切です。おいしく食べるためにも、土つくりから丁寧に、心を込めて行いたいですよね。肥料を混ぜて土をつくる場合は、種まきをする2~3週間前には混ぜてなじませておきましょう。

大根の栽培や育て方に合う環境って?
春時期に種まきをする品種と、秋時期に種まきをする品種がありますので、種まき時期を間違えなければ、栽培方法や育て方を難しく考える必要はありません。種まき時期を間違えると、栽培時に、とうが立つなどトラブルが起こりますので気をつけるようにしてください。大根にはたくさんの品種がありますが、土の作り方やプランターの選び方には、それほど差はありませんので安心ですね。
比較的、冷涼な土地が栽培しやすいと言われている大根。真夏に育てるのは避けたほうが無難です。とはいえ、春に種まきをする場合と、秋に種まきをする場合と、いずれも真夏に収穫することはありませんので問題はありません。いつ収穫したいのかで、種を選んだら、なるべく日当たりの良い立地条件の場所で栽培するようにしましょう。

水やりのとき気をつけたい栽培方法
まず、種まきから発芽までの間は特に、土が乾かないように毎日水やりをするようにしてください。大根は食べてみると分かるとおり、水分をとても多く含んでいますが、多湿な環境で栽培すると病気にかかるんです。ですので、発芽後は、水のやりすぎにはじゅうぶん注意しながら、乾いてきたら水やりをするようにしてください。畑で栽培する場合は、高温多湿による病気や害虫に特に注意が必要です。
プランターで栽培する場合は、畑よりも土の量が少ないですので、畑よりも土が乾燥しやすくなります。種まきから発芽までの間は、毎日水やりを行うようにしましょう。発芽後は、根腐れを起こさないように注意が必要になってきますので、定期的に水は与えず、土が乾いてきたらたっぷりの水を与えるようにしてください。また、プランターは、プランターの底が水はけの良いものを選ぶようにしてください。

大根は間引きしながら栽培する育て方が大事!
根菜類の大根は根が育ちますので、根を痛めないためにも植え替えはおこなわないことが基本となります。ですので、間引きが必要となってくるのですが、ここでは、間引きをする際のポイントをお伝えしていきます。直径60センチ程度のプランターで栽培する場合は、種まきは40ヶ所くらいに天まきしていきます。そこから成長と共に少しずつ間引いていき、最終的には4~6本の大根を育てるようにすれば良いでしょう。
間引きの際、間引かずに残す苗は、元気でいきいきとしているものを残すようにします。元気がなかったらしおれている苗から間引いていくようにすると良いでしょう。間引くタイミングですが、発芽して本葉が伸びてきたら順番に間引いていきます。他の根を傷つけないように抜くか、ハサミで切って間引いても良いでしょう。最終的には、本場が5~6枚になる頃までに間引きを終わらせておくようにします。

大根の栽培や育て方のアドバイス
種まきから間引きまでが第一関門になります。より元気な苗を見極めるのは難しいように感じますが、慣れてしまえば簡単。大根は日々成長していきますので、本葉が5~6枚に育つまでには間引きを終わらせるようにしておくのがポイントです。その後、大根が成長しやすいように等間隔に間引いていくようにしてください。間引き菜も食べられますので、サラダや味噌汁に入れておいしくいただくようにしましょう。
水やりの頻度の見極めも、最初は難しく感じるかも知れません。発芽までは、毎日水をやる必要がありますが、発芽後は根腐れ防止のために、「土が乾いたら水をやる」を徹底するようにしてください。多湿になると病気や害虫が発生して、大根がうまく成長できなくなりますので、注意しましょう。また、日当たりの良い場所で栽培することも大事なポイントです。

大根栽培で害虫や病気で注意する育て方は?
大根栽培での注意・ウイルス病
何度かお伝えしていますが、多湿な環境で栽培すると大根は病気や害虫の被害に遭いやすくなります。その代表的なものはウイルス病です。ウイルスを防ぐためには、アブラムシがつかないようにするのが一番。防除するために、種まきの際に、浸透性の殺虫剤などをまいても良いでしょう。また、生育中にも殺虫剤を散布する方法が一般的です。薬剤を使うのが気になる場合は、防虫ネットやシルバーフィルムでマルチして防ぎます。
大根栽培での注意・軟腐病
多湿な環境で栽培すると、軟腐病にかかりやすくなります。軟腐病は大根が腐って悪臭を放つのですぐに分かります。軟腐病にかかった場合は、抜いて処分するしか方法がありませんので、多湿な環境にならないようにしましょう。また、アブラムシ以外の害虫には、キスジノミハムシ・アオムシ・ヨトウムシなどもいますので注意が必要です。

大根をおいしくする育て方と栽培のコツ
大根を大きく育てたいときは、追肥をするようにしましょう。2~3回目の間引き後に、株に直接当たらないように追肥していきます。追肥したら、軽く土と混ぜ合わせましょう。間引き後は、株が不安定になっていますので、優しく丁寧に扱うようにしてください。根が傷つくと、良い大根に育ちませんので注意が必要です。とはいえ、多少不格好でも、自家製の大根はおいしいですので、栽培時は神経質になりすぎないでください。
大根を栽培するときは、高温多湿の環境に弱いですので注意してください。日当たりがよく、風通しのよいところで栽培するのが一番良い環境です。ベランダの方角や日当たりなど、改良するのが難しいこともありますので、その場合は、水やりの頻度を気をつけてあげてください。

栄養価が高くなる栽培のコツや育て方は?
大根の根の部分も栄養は豊富に含まれていますが、大根の葉の部分はさらに栄養価が高いんです。ですので、家庭で栽培する場合は、葉の部分もおいしくいただきたいですよね。病害虫予防のために、殺虫剤をたくさんまいてしまうと、食べるときに気になってしまいますので、防虫をしたいときは薬を使わずに、ネットなどで虫がこないように工夫することが必要になってきます。
また、アブラムシがついた際は、霧吹きで牛乳を吹きかけると、牛乳のタンパク質がかたまって呼吸できなくさせて死滅させるという方法があります。うすめた木酢液をかけるという方法もありますが、いずれにしても、無理のない栽培方法や防虫方法を試していきましょう。多湿になると虫がつきやすくなりますので、その点も注意してください。

大根の栽培に適した種まきの季節と育て方は?
大根には主に、春まきと秋まきの品種があります。味に違いはありますが、栽培方法や育て方には大きな差はありませんので、プランターや土などは同じものを準備すれば良いでしょう。春に種まきする品種は、比較的、トウ立ちが遅い品種が多く使われています。秋に種まきする品種は、日当たりがあまり良くないところで栽培する場合は不向きですので、春まきを栽培するほうが無難です。
品種によっては、熱さや病気にも強い、6~7月に種まきができる青首大根もあります。初心者におすすめなのは、やはり春まきですので、初めて大根を栽培する場合は無理をせず、春に種まきして栽培を楽しみましょう。慣れてきたら、秋まきや夏まきの品種の種で栽培してみるのも良いでしょう。

大根の育て方によっては種もとれる
大根をうまく育てることができたら、来年もまた育ててみたいと誰もが思うはずです。購入した種は、年々発芽率が下がっていきますので、また新しい種を買うことになります。来年も、大根を栽培する!と決めた場合は、育った大根を1本だけ収穫せずに残しておきます。花が咲いて、種ができるまで育てておけば、来年用の種を採種できます。ただし、種取り用の大根は食べられません。
種をとるために大根を食べずに1本だけ残しておくか、それとも食べてしまって、来年もまた種を買うか、悩みどころですね。種をつないでいくことは大事な考えですが、食べたいときは食べてしまってもかまいません!無理せずに種とりを行いましょう。大根の花は白くてとてもかわいいですので、一度は大根の花も楽しんでくださいね。
大根の栽培や育て方の違いで収穫時期は変わる?
春まきの大根は、種まきをしてから一般的に50~60日で収穫期に入ります。春の大根は、すが入りやすいですので早めに収穫するようにしましょう。せっかく大事に栽培しても、すが入ると食味が悪くなりますので、注意しましょう。秋まきの大根は、種まきをしてから一般的に60~90日で収穫期に入ります。春の大根と同様に、収穫時期には注意して収穫するようにしましょう。
日照時間や日当たりの状態が、生育に影響してきますが、収穫時期は種まきの時期が同じのときは、変わりありませんので、収穫時期に入ってきたら、おいしいうちに順番に収穫していただきましょう。葉が真っ直ぐな状態から、大きく開いてきたときが、収穫のひとつの目安になります。

大根の育て方を覚えたら料理を楽しもう
日本の家庭料理に欠かせないのは、やはり大根!うまく栽培して収穫したら、料理を楽しみましょう!まずはやはり、大根の味を存分に味わいたいですよね。そんなときは、大根のステーキがおすすめです。大根を2センチくらいの厚さに切って、格子の切り目を入れて下ゆでします。その後、フライパンで焼いて、にんにく醤油で味をつけて完成です。
大根の葉は、みじん切りにしてゴマ油で炒めてふりかけにしてみましょう!醤油・砂糖・塩で甘辛く味付けをするのがおいしさのポイントです。水分がしっかり飛ぶまで、フライパンで焼き煮していきます。大根の葉は、栄養価が高いですし、スーパーで売られている大根には葉がついていませんので、とても貴重ですよね。

風邪に効果のある辛い大根の育て方
辛味大根とは、味が強い大根の総称です。一般的な大根よりも小ぶりの品種が多くて、水分も少なめです。代表的な品種は、親田辛味大根・ねずみ大根などがあります。辛み成分には、抗菌作用があるとされていますので、ぜひ一度は栽培してみたい品種です。小ぶりですので、プランター栽培にも向いているので、気軽に栽培をはじめられます。

おいしい大根を栽培しよう
菜園も借りられないし、ベランダ菜園もスペースがない、そんなときにおすすめなのが、省スペースでも栽培できるキット「自分大根」。自分専用の大根を1本大事に栽培してみるのも楽しいですよね。土も肥料もセットになっているので、簡単に大根栽培を始められます。
大根の栽培は、思ったほど難しくないんです。自家製の根菜を食卓に並べる、こんな贅沢はありませんよね。自分で栽培した大根は、多少不格好でも、小さくても、おいしさは格別。気軽に大根を栽培してみましょう!
