大根の保存方法について!冷凍・常温・冷蔵の違いもご紹介!

大根は簡単に手に入って、料理にも使いやすく栄養素も豊富に含まれています。しかし、料理で使わなかった大根の保存方法はご存知でしょうか?せっかく買ったのに傷めてしまうのは勿体ないですので今回は大根美味しく長く保存できる方法をご紹介します。

目次

  1. 大根は比較的保存しやすい野菜
  2. 大根の保存期間の目安は?
  3. 新聞紙を使って保存する方法がおすすめ
  4. 大根をそのまま野菜室に入れないで!
  5. 最も長く保存できる方法
  6. 大根の保存方法:干した大根の場合
  7. 大根の保存方法:切った大根の場合
  8. 大根が悪くなったかを見極める方法
  9. 大根の保存方法を知って美味しく長く保存しよう!

大根は比較的保存しやすい野菜

保存方法を知っておけば長持ちする

大根は傷みやすい他の野菜と比べて比較的に保存しやすい野菜です。スーパーやイオンなどで安く手に入りますし、元の大きさも大きいのでそのまま冷蔵庫や冷凍庫に入れるわけにもいきません。

長持ちしやすい大根だからこそ、更においしく、長く保存する方法や保存期間に目を向けたことはありませんか?スーパーやイオンなどで買った場合や畑の直売のモノだと何か保存方法に違いはあるのか?

また、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存のうちどれがいいのか、夏場や冬場では差があるのか、新聞紙に包むと長持ちするのか、干すと長持ちするのかなどいろいろな疑問があるかもしれません。今回は大根を常温、冷蔵、冷凍保存した場合どれが一番長く保存でき、おいしさを保てるなど大根を美味しく長く保存できる方法を細かく紹介します。

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大根の保存期間の目安は?

保存方法にもよるが目安はある

買ってきた大根や、料理に使わなかった残りの部分の大根を保存する場合、そのまま冷蔵庫や冷凍庫に入れるわけではありません。保存する前に下処理をしておくことが大事になってきます。

常温、冷蔵、冷凍保存をする前に必ずやっておく必要がある下処理は大根の葉を切ることです。保存しやすくるためにも大根本体ギリギリで切るのではなく、2㎝程度上で切ると保存がしやすくなります。

葉をつけたままにすると、葉から水分が抜けたり、大根の栄養をどんどん葉が吸収してしまい、大根自体がシワシワになっていきます。こうなってしまうと、大体の目安の保存期間よりも短くなってしまう場合があります。

下処理をしたうえで大体の保存期間の目安をご紹介します。冬場のように外の気温が寒い場合、常温で保存期間は大体1ヶ月程度です。逆に夏にように外の気温が高く、日本のように湿気があってジメジメしてしまう場合、保存期間はたったの1週間です。

また、冬場土に埋めると保存期間は数ヶ月も可能になります。自宅に畑などがある場合は土の中に入れておくのもいいかもしれません。あるいは、冷蔵庫で保存する場合は保存期間は約10日間可能です。

冷凍保存する場合は約1ヶ月の保存が可能になってきます。暫く大根を食べない場合は冷凍保存をするのが一番いいかもしれません。

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新聞紙を使って保存する方法がおすすめ

大根の保存方法:常温保存の場合

大根を常温保存する場合、おすすめの方法は新聞紙を使って保存する方法です。新聞紙に包んで、出来るだけ風通しのいい場所で畑で土の中に生えている状態と同じような形になるように保存します。

保存するにあたり、葉っぱは事前に切り落として置く必要があるのを忘れないで下さい。保存方法がわかれば後は何もしないでそのまま放置しておけば保存が可能です。しかし、大根は熱と湿気に弱いので夏場は5日が限度です。しかし、冷気と乾燥に強いので冬場なら1ヶ月は保存が可能です。

畑などで直売で買った来た大根には土がついている場合がありますが、土がついている場合は洗わずそのままにしておき、そのまま新聞紙で包んでしまったほうが温度変化や乾燥や湿度が高すぎる状態から美味しさを保ったまま保存できます。

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大根をそのまま野菜室に入れないで!

大根の保存方法:冷蔵保存の場合

冬場の場合でしたら、保存方法は冷蔵保存よりも外に置いておけばいいのですが夏場だと湿気や温度が高いので冷蔵保存がおすすめです。

冷蔵保存する場合は、葉っぱは切り落とすのは勿論のこと、土をしっかり落とした上で軽く湿らせた新聞紙で大根を包みビニール袋やポリ袋に入れ保存してください。

保存方法として、縦に入れるのは勿論のこと、可能ならば新聞紙は2日ぐらいで変えたほうが長持ちすします。また、冷蔵庫によっては縦に入らず、切ってしまう場合がありますが、葉っぱ以外の大根の根の部分を切ってしまうとそこから乾燥してしまい、保存期間が短くなってしまう可能性があります。

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最も長く保存できる方法

大根の保存方法:冷凍保存の場合

冷凍保存は常温、冷蔵と比べると長く保存できます。しかし、冷凍すると食感も味も落ちてしまう場合が多くあり、尚且つ調理法も限定されてしまうので、可能なのであれば冷凍保存は一番最後の選択肢としておき、なるべくしないようにしましょう。

保存方法も常温、冷と違って少し手間がかかります。まず、大根をよく洗って皮を厚めに剥いて、そのまま煮物にするぐらいの厚さに輪切りし、1つ1つ空気に触れないようにしっかりとラップに包んでからフリーザーパックに入れて冷凍保存します。

冷凍保存する場合は出来るだけ大きいほうがいいですが、使用す時に解凍してしまうとぐしゃぐしゃになってしまいますので、その時々の使う目的に合わせた大きさに切ったほうが、半解凍にして切るのが面倒という方にはいいかもしれません。

大根を冷凍してしまうと大根の中の大量の水分が凝固していく過程で、細胞壁をズタズタにしてしまうので解凍するのはほぼ不可能です。ですので、冷凍保存した場合、煮物に使うしかほぼ用途がないと思ってください。

大根おろしのようにしてしまえば常温解凍しても使えないこともないですが、大根おろしの本来の風味や辛み、旨味などの味わいはかなり損なわれてしまいます。逆に千切りにして冷凍し、解凍せずにそのまま炒めると切り干し大根のような感じになりますが、美味しいかと言われると何とも言えません。

冷凍することで細胞壁を破壊してしまい、水分を外に出やすくしてるので、煮物にしたときに味がしみこみやすいですが、大根だけの場合はメリットですが他の具といる場合、煮過ぎになりやすくなるので料理の際は注意が必要です。

常温、冷蔵、冷凍保存の3つの保存方法の場合、最も保存期間が長くなるのは常温保存が一番長持ちします。勿論、温度や環境によって変わってきますが最も美味しさを保てるのは常温保存です。

大根の保存方法:干した大根の場合

大根を長持ちさせる日本伝統の方法の1つとして切り干し大根にするという方法があります。切り干し大根にした保存方法の場合、保存期間は数ヶ月持ちます。

基本的に大根は熱と乾燥に弱いですが、切り干し大根は敢えて水分を飛ばして栄養価を上げ、保存も利くようになるという効果的な保存方法なんです。

作り方も簡単で大根をフライドポテトにするイメージで細切りにし、広げて1日天日干しするだけです。乾燥した大根を食べる場合は軽く洗って水に浸けて戻し、醬油や酢をかけてそのまま食べることが出来ます。他にも様々な料理に使えるので試してみてはいかがでしょうか?

大根の保存方法:切った大根の場合

保存期間はまばらだが注意点もある

切った大根と言っても大きさや厚さを人によってイメージは違ってきます。大体の目安として切った大根の保存期間を紹介します。半分や1/4に切った大根は大体4日が目安です。千切りにしたものは2日ほど、刺身のおつまみや大根おろしなどは1日が目安です。

大きくカットしたものなら基本的に軽く湿らせた新聞紙に包んで保存するか、全体をラップで包んだ状態で切り口を上にして立てて野菜室で保存すると暫くは持ちます。

注意としては切った部分だけ包んでも包めていないところから切ってしまうと水分が抜けやすくなるため全体を包むことが大事です。また千切りなどにして、密閉保存しても2日持つか持たないかです。それ以下の細さになると1日が限界で、劣化が激しいので早めに食べましょう。

大根が悪くなったかを見極める方法

いくら長く保存できる方法で保存していても限界はあります。それは大根に限らずどんな食材にも当てはまります。大根の場合、簡単に悪くなっているかを見極める方法があります。

まず、大根を手で取った場合、ふにゃふにゃしている場合や切った時に断面に空洞がある場合は悪くなっています。他の方法としては臭いが強くなったり、中身が白色ではなく透明になっていた場合はかなり危険であると判断してください。食べれないことはないですが味の保証はありません。

大根の保存方法を知って美味しく長く保存しよう!

大根は栄養価も高く、様々な料理に使えて味も美味しい万能食材です。そんな大根もキチンとした方法で保存しないとすぐに悪くなってしまって食べられなくなってしまいます。そうなってしまっては勿体ないですので保存方法を知って上手に保存しましょう。

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