大根のおでんレシピ&下ごしらえまとめ!下茹でや味が染み込む時間など

寒い時期になってくるとおでんが食べたくなりませんか?おでんには沢山具材がありますが、中でも味が染み込んだ大根の味が格別です。自宅などでおでんを手作りするにあたり、大根の下ごしらえや下茹での時間を知っておけば時間短縮になりますよ。

目次

  1. おでんの大根は人気で美味しい
  2. おでんを作る際に大根を下茹でする理由
  3. ちょっとした工夫で時間短縮
  4. ものすごく便利でより短時間で下茹でができる
  5. 時間がない場合でも下ごしらえはできる
  6. 保存しておいた大根を再利用したい場合
  7. おでんを作る前の下ごしらえ
  8. 大根の味を引き立たせる出汁
  9. おでんの大根の味を引き立たせよう!

おでんの大根は人気で美味しい

寒い時期になってくると、温かくて体の芯まで温まるおでんはいつの時代でも人気の料理です。数多くの具材があり、好みの具材も人それぞれ違っていて、1つの具材に絞れないところもおでんの魅力であったりもします。

ですが、おでんの具材の中で圧倒的な人気を誇っているのが大根です。寒い時期に食べるおでんの大根は何とも言えない美味しさがありますよね?寒さで冷え切った体が芯まで温まるような感じになります。

おでんを作るにあたって、大根はどのくらい下ごしらえして、下茹でする必要があるかご存知ですか?また味の染み込みを確認する方法や時間などはどれくらい必要なのかとおでんを作る際に疑問を持つ方もいるかもしれません。

そこで今回はおでんを作るにあたり、大根の下ごしらえや下茹での時間、味の染み込み具合などの変化を細かく紹介していきます。寒い時期だけでなくいつでも美味しいおでんを是非自宅で作ってみてください。

Thumb大根の保存方法について!冷凍・常温・冷蔵の違いもご紹介! | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

おでんを作る際に大根を下茹でする理由

下ごしらえをすることでおでんを作る時楽になる

おでんを自宅で作る場合、大根を入れるにあたって下ごしらえや下茹でが必要なのはご存知ですか?もし知らなかったのであれば理由をご説明しますので是非、おでんを作る時に試してみてみてください。

おでんの出汁に直接大根を入れるのもいいのですが、より味の染み込みやすくさせるためには、下ごしらえが大事になってきます。まず、大根を下茹ですると大根は柔らかくなっていきます。柔らかくなれば短時間で味が染み込みやすくなります。

次に下茹ですることで大根の灰汁と苦みが取れ、より一層美味しくなります。ではどうして下茹ですることでこのような効果が得られるのでしょうか?熱によって大根の細胞の中の水分が膨張して、細胞膜が破れて、味が染み込みやすくなり、甘みが入りやすくなるからです。

Thumb大根と厚揚げのレシピまとめ!煮物や炒め物・あんかけも人気 | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

ちょっとした工夫で時間短縮

大根の下茹で時間を短縮する工夫

大根を下茹でするにあたり、ちょっと一工夫を加えるだけで味が染み込みやすくなるだけでなく、時間短縮にもなります。まず、最初に必要になってくるのが包丁です。

まず、十文字の隠し包丁で切れ目を入れると味の染み込みがよくなります。次に厚めに皮を剥いておきます。こうすることで火の通りがよくなって短時間で染み込みやすくなります。最後に大根の角をとり、面取りをしておくと、煮崩れを起こしにくくなったり、防止することができます。

おでんを作る時はお米のとぎ汁を使う

おでんに限らず、大根に味を染み込みやすくさせる方法としてお米のとぎ汁を使います。そうすればより味の含みも早くなると言われています。より短時間で、おでんの出汁が染み込みやすくなるだけでなく、大根の臭いや灰汁、えぐみなどもとれやすく、味も柔らかくなります。

どうしてお米のとぎ汁を使う必要があるのか?お米のとぎ汁のでんぷん質と、大根に含まれるジアスターゼが、相まって甘味成分(糖)になり、大根がそれを吸収し、より美味しさが増すからです。更にお米のとぎ汁を入れて下茹ですることで灰汁が取れる分、より白く仕上がり、より一層味が染み込みやすくなります。

もし、お米のとぎ汁がない場合は大さじ1.2杯のお米を、お茶パックなどに入れることで代用が可能です。

Thumb大根の部位について!煮物の時や甘いのは上・下どちらかもご紹介! | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

ものすごく便利でより短時間で下茹でができる

大根を圧力鍋にいれる

普通にお鍋で下茹でするのもいいですが、より短時間で下ごしらえや下茹でを済ましたい場合は圧力鍋を使うことで時間短縮を図れます。手順もとても簡単です。まず、お鍋に大根を入れ、水を1/3程いれ、お米のとぎ汁を入れ強火で煮ます。

ロックがかかり、蒸気が噴出してきたら弱火で3分程煮ます。最後に火を止めて7分程蒸らし、圧力を抜いて茹でた大根を洗って完成です。

圧力鍋は、真空調理ですので、吹きこぼれる心配もなく、味も染み込みやすく場合によっては半日以上煮込んだ屋台の味が楽しめる場合もあるので是非ともやってみてください。

Thumb大根の育て方まとめ!栽培方法や種まき・収穫の時期についてなど | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

時間がない場合でも下ごしらえはできる

おでんの大根の下ごしらえを電子レンジで

圧力鍋やお鍋を使う方法もいいのですが、少し時間に余裕がなくより一層時間短縮したい場合には電子レンジを使うのがおすすめです。

まず、耐熱皿に大根を並べて耐熱皿の1㎝の高さまでお水をいれます。次にお米ひとつまみをお皿にまんべんなくいれます。ラップをかけて600wで約10分間加熱します。加熱後、洗うことでお米のとぎ汁を落としたら完成です。

保存しておいた大根を再利用したい場合

おでんを作る時は冷凍保存した大根を使う

大根は水分を多く含んでいるので冷凍すると大根の細胞が壊れ、柔らかくなり、味が驚くほど染み込みやすくなります。

面取りや隠し包丁をした大根をフリーザーパックなどに入れて冷凍保存しておき、調理当日に凍ったままの大根をお鍋に入れるだけで味が簡単に染み込みやすくなります。余ってしまった大根の再利用には持ってこいです。

おでんを作る前の下ごしらえ

おでんの大根の下ごしらえレシピ

おでんの大根の下ごしらえや下茹での理由が分かったところで基本的な下ごしらえのレシピをご紹介します。手間もかからず、ちょっと一工夫加えるだけで簡単にできるのでやってみてください。

まず。おでんに入れる分だけの大根とお米のとぎ汁をを用意します。材料はこれだけです。次に、大根を3㎝~4㎝の厚さに切り、皮を厚めに剥きます。皮を剥いた後は面取りをしておきましょう。

次に、大根の片面に深さ1㎝ほどの切り込みを十字に入れます。そしてお米のとぎ汁をお鍋に入れて火にかけます。沸騰したら大根を入れて、大根が少し踊るくらいの火加減で茹でていきましょう。とぎ汁がない場合はお茶パックの代わりにお鍋にお水を入れておちょこ1杯分のお米を入れて茹でましょう。

茹でる時間の目安としては竹串がすっと通るまで茹でたら下ごしらえは完了です。最後にお鍋ごと流しに持って行き、水を入れ替えながら大根を冷ましたら下ごしらえは完了です。

大根の味を引き立たせる出汁

おでんの出汁の作り方レシピ

おでんの出汁がたっぷり染み込んだ大根はとても美味しいですよね?しかも、しっかりと下ごしらえを済まして味を染み込みやすくするとより一層美味しいです。しかし、大根の下ごしらえの方法がわかったとして、肝心のおでんの出汁の作り方を知らない方もいるのではないでしょうか?

おでんの出汁も大根の下ごしらえと同様に簡単に作ることが出来るんです。おでんの大根をより一層美味しくするためにも是非出汁の作り方も知ってはいかがでしょうか?

基本的に3つの手順で行う

おでんの出汁と聞くと昆布やかつお節を連想する方もいるのではないでしょうか?正にその通りです。基本的に昆布とかつお節、そして調味料で味を調えます。

ます、1.5ℓの水に昆布15g位を最初に入れます。そして、沸騰しないように中火で10分煮て昆布から出汁をとります。昆布を取り出し、次にかつお節を入れてじっくりと弱火で5分程度、煮込ませます。うまみが出てきたら火を止めて、アクを取ってザルでこします。

最後に塩、砂糖、醤油など味を整えていきます。みりんやお酒を入れると旨味が出て、より一層美味しくなります。分量は皆さんのお好みで調理して自分が好きな味にしてください。

おでんの出汁の簡単な作り方

昆布やかつお節を使って出汁をとるのもいいですが、あまり時間がなく、もっと簡単に済ませてしまいたい方もいるのではないでしょうか?

時間があまりなく、簡単に出汁をとる方法をいくつかご紹介します。ます、出汁からかつお節を茶こしでとる方法があります。こうすれば、昆布だけ用意すれば時間短縮です。あるいは、昆布だしだけを作り、かつお節はだしの素で代用する方法もあります。

もし、昆布もかつお節も使いたくない場合は、出汁パックを使って出汁をとる方法もあります。出汁パックなら使い終わった後、すぐに捨てることができるので時間がかかることなく調理ができます。

おでんの大根の味を引き立たせよう!

おでんの主役とはいかないまでもかなりの人気を誇る大根ですが、ちょっとした一工夫でより一層美味しさを引き出すことができます。味がたっぷり染み込んだおでんの大根は格別な美味しさがあります。

もし、自宅でおでんを作る機会があまりなかったのであれば、是非とも自宅でおでんを手作りして大根は勿論のこと、他の具材もいれて皆さんだけの絶品おでんを作ってみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

関連するキーワード

アクセスランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ