大根の面取りとは?やり方やピーラーで簡単に出来るコツもご紹介

美味しい冬野菜の代表格といえば大根です。大根は、面取りをするだけでぐっと美味しくなります。面取りとは何かという基本的なこともおさらいしながら、ピーラーを使った簡単なやり方もご紹介します。ぜひ面取りをマスターして美味しい大根料理を作ってみてください。

目次

  1. みんな大好き大根料理!
  2. 大根料理に欠かせない面取り
  3. 面取りをするメリットとは
  4. 大根の面取りのやり方は?
  5. 面倒で面取りしない人も
  6. もっと簡単な面取りのやり方が知りたい!
  7. ピーラーを使えば面取りもあっという間
  8. 大量に面取りするときはザルが活躍
  9. 面取り後の切れ端を使ってもう一品
  10. 旬の大根は面取りしてもっと美味しく!

みんな大好き大根料理!

冬が旬の大根は、生で食べても煮て食べても美味しい万能食材です。スーパーに立派な大根がたくさん並んでいると、ついつい手に取ってしまいます。お肉や魚とも相性がいいうえに、大根自体が大きいため、一本あったら色々な料理に使いまわせるのが嬉しいですよね。

旬のものを旬の時期にいただくと、同じ食材でも栄養価が高いためおすすめです。大根料理を食卓に出すことで、お子さんにも大根の旬はいつなのかを伝えることができ、食育にもつながります。大根の葉の部分も余すことなく調理すれば、食材の大切さも教えることができますね。大根がたくさん出回っている冬のうちに、色々な大根料理を作っておきましょう。

Thumb大根の保存方法について!冷凍・常温・冷蔵の違いもご紹介! | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

大根料理に欠かせない面取り

そもそも面取りとは?

まずは面取りについて詳しく見ていきましょう。料理本やネットレシピなどでは見たことあるけど、意外とその意味ややり方まで詳しく載っていない面取り。そもそも大根の面を取るとは、一体何のことなのでしょうか。

面取りとは、料理だけでなく金属の加工などにも使われる用語で、「角に丸みをつけること」を意味しています。料理においては、大根などの根菜を角切りや輪切りにした時に、角となるとがった部分をごく薄くそぎ取ることを指します。そうすることで、全体的に丸みを帯びた形に仕上がります。

面取りをするメリットとは

大根の面取りとは、一体なぜ必要なのでしょうか。主に煮物料理の下ごしらえとして出てくる面取りですが、大根を切って皮をむけば、面取りせずそのまま煮ても料理は完成します。しかし、面取りがわざわざレシピの手順に入っているのにはもちろん理由があります。実は、大根を面取りするとたくさんのメリットがあるのです。どんなメリットがあるのかをご紹介しましょう。

大根が煮崩れしにくくなる

肉じゃがを作るとじゃがいもの形が崩れていたり、カボチャの煮物を作ったらカボチャが溶けてしまったりすることってありますよね。これが「煮崩れ」です。大根も面取りしないまま煮ると、出来上がった時に形が崩れてしまっていることがあります。

煮物につきものの煮崩れは、中心が柔らかくなる前に角だけ先に煮えてしまうことが原因で起こります。鍋の中で野菜同士がぶつかって、柔らかくなった角がくずれてしまい、見栄えの悪い煮物になってしまうのです。しかし、大根も面取りをすることによってとがった角がなくなり、均一に火が通ることで煮崩れを防いでくれます。お家でも、料亭のような見た目の良い大根の煮物を作ることができますよ。

大根の中まで味が染みやすくなる

煮物をする際、煮汁は野菜の表面から中心部に向かって染み込んでいきます。面取りをすることで丸みを帯びた大根は、煮汁に触れる表面積が増えるため、より味が染み込みやすくなるのです。しかも、ムラなく染み込むため、全体にじわっと味が染みた大根は格別です。おでんや煮物をするときには大根を面取りをした方が断然美味しく仕上がりますよ。

調理時間が短くなる

大根を中心まで柔らかくするのには、結構な時間がかかります。煮物は作りたくても、長時間煮ておくとなるとずっとキッチンにいなければならないし、ガス代や電気代もかかりますよね。でも大根の面取りをしておけば、表面積が増えるため火の通りも早くなり、調理時間がぐっと短くなります。大根を厚みのある状態で煮る場合ならなおさら、下ごしらえの段階で面取りしておくと良いでしょう。

Thumb大根のおでんレシピ&下ごしらえまとめ!下茹でや味が染み込む時間など | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

大根の面取りのやり方は?

それでは実際に面取りのやり方を見ていきましょう。難しいテクニックなどは必要ありません。包丁と大根さえあれば、簡単に面取りすることができますよ。

包丁を使った大根の面取りのやり方

大根の面取りは、輪切りをして皮をむいた後、包丁で薄くこそげ取るようにして角を取っていきます。こちらの動画では、面取りをした後十字に隠し包丁を入れることで、さらに味が染みやすくしています。

包丁で面取りするときのコツは?

面取りとは角を薄くそぎ取ることなので、料理をし慣れていない人には難しそうに思われがちです。しかし、コツを掴んでしまえばそれほど時間も手間もかかる作業ではありません。

輪切りの大根の場合、面取りする側の切り口を上にして包丁の根本を使って角を薄く切り取ります。上手に面取りをするコツは、包丁を持っていない方の手で大根を回転させながら進めていくということです。包丁を持つ手の親指で角を押さえながら包丁を入れていけば、綺麗に素早く大根の面取りをすることが出来ます。

面倒で面取りしない人も

面取りをすると味が染みて美味しくなったり時短になったりと色々なメリットがあります。面取りした方がいいとは分かっていても、実際には限られた時間内でばたばたと料理を作らなければならないため、面倒だと思いながら仕方なく面取りしていたり、もう面取りの作業自体を省いているという人も多いです。

もっと簡単な面取りのやり方が知りたい!

面倒で時間がかかると思われがちな大根の面取りですが、実は包丁を使ったやり方の他にも、さらに簡単ですぐに出来るやり方があります。たくさんの大根を一気に調理する時にも大変便利なので、大根料理をするときにぜひ試してみてください。

ピーラーを使えば面取りもあっという間

包丁の代わりにピーラーを使ったやり方なら、あっという間に面取りができてしまいます。ピーラーは大根の角をすっとなぞるだけなので、時間もかからず簡単・安全に面取りできますよ。これまで包丁でするのが面倒で面取りしていなかったという人には必見です!

こちらの動画では、ピーラーを使った面取りのやり方を分かりやすく紹介しています。動画のように輪切りではなく半月切りや乱切りなど、角が多いときには特に重宝しますね。包丁では端を切りすぎた経験のある方も、ピーラーなら簡単に薄く角をそぎ取ることができます。これなら見栄えの良さも、調理時間の速さも叶えられます。

大量に面取りするときはザルが活躍

いちょう切りや乱切りした大根を一つ一つ面取りするのは、たとえピーラーを使用したやり方でもなかなか骨の折れる作業です。そんな時におすすめなのが、金属製のザルを使って面取りをする方法です。金属製のザルに大根を入れて、同じ大きさのボウルでふたをします。ザルとボウルが離れないようにしっかりと手で持って15秒振ると面取り完了です。

ただしザルを使ったやり方の場合、ザルに大根おろしのようなかすがたくさん付くので、洗う手間がかかります。輪切りのような大きいものはピーラーを使用し、たくさんの大根を一気に面取りしたい時にはザルを使うなど、作る料理に応じて使い分けるといいでしょう。

面取り後の切れ端を使ってもう一品

面取りをした大根はそのまま煮物やおでんなどに使うとして、面取りで出た切れ端を捨ててしまってはもったいないですよね。お味噌汁に入れても美味しいですが、他にも醤油と砂糖とごま油できんぴら風に調理すれば、立派なおかずの一品になります。その日に使えなかったとしても、ラップで包んで冷蔵保存しておけば、翌朝さっと炒めてお弁当のおかずにもなりますよ。

旬の大根は面取りしてもっと美味しく!

大根の面取りとは、大根をムラなく美味しくしてくれる上に時短まで叶えてくれる調理法です。包丁を使ったやり方も慣れてしまえばあっという間に面取りできるようになりますが、面倒に感じる方はぜひピーラーを使った簡単な面取りのやり方を実践してみてください。きっといつもの大根料理が見違えるほど美味しくなりますよ!

Thumb大根のおでんレシピ&下ごしらえまとめ!下茹でや味が染み込む時間など | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

関連するまとめ

関連するキーワード

アクセスランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ